NORQ HOMES ノークホームズ編集部
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福井のリフォーム・リノベーション・増改築
外壁は家の外観の中でも大きな面積を占めているため、家全体の印象を左右する大きな要素のひとつとなっています。
外壁塗装を考える際は、機能的な面はもちろん、外観美という視点でも考えて行うのがベストです。
そこでこちらのコラムでは福井県福井市周辺で外壁塗装をご検討中の方へ向けて、外壁塗装をセンス良く仕上げるためのコツや最近のトレンドについて、外壁塗装が必要な理由や効果とあわせてお伝えします。
福井県でおしゃれな外壁塗装をお考えの方はぜひ、ご参考下さい。
目次
なぜ年月が経つと外壁塗装しなければならないのでしょうか。
その主な理由や効果として次の4つが考えられます。
では次項よりそれぞれについてもう少し詳しくご説明します。
外壁は家の外側で、雨・風・雪・黄砂・紫外線・地震の揺れなどといった過酷な環境から私たちを守ってくれています。
言い換えると建てられたその日、もしくは外壁塗装されたその日からこうした環境にさらされている状態なので、どうしても劣化することは避けられません。
定期的にメンテナンスをすることで劣化を最小限にとどめ、外壁をはじめ家自体を長持ちさせることにつながります。
外壁塗装に用いる塗料も日々開発されています。
たとえば
等々、高い機能が付加されたものもたくさん出てきています。
このような機能性に優れた塗料を使用することで、外壁の保護だけでなく、新築時や前回の塗装時よりも機能性に優れた外壁へとアップデートすることが可能になります。
外壁塗装を行うことで家の外観が一新し、まるで新築時に戻ったかのように綺麗になります。
こうすることで一定の外観美を維持することが可能です。
また、家のデザインや今のトレンドに合った外壁塗装を行うことで、新築時以上におしゃれになったり大幅なイメージチェンジを図れる場合もあります。
こうした外観美の維持やアップグレードは、外壁塗装の大きな効果であり大事な役割を果たしています。
定期的な外壁塗装を行うなど丁寧にメンテナンスされた家は、何もお手入れされていない家よりもずっと長持ちするうえに、見た目の差も歴然と出ます。
また、先述のように外観がより美しくなれば、見た目の印象も大きく変わります。
つまりこうすることで、家の資産価値の維持にもつながるのです。
このまま住み続ける場合でも、売却を考えた場合でも、資産価値が高い方があらゆる面で有利に働きます。
一方で、外壁塗装では「どこかしっくりこない」「思っていたのと違う」となるケースも意外とあります。
外壁塗装を行うことで家の保護や機能面のアップデートはできたとしても、家の印象という点で不本意だと気持ちも下がってしまいますよね。
センスの良い外壁塗装にするには、次のポイントをおさえておく必要があります。
では次項よりそれぞれについてもう少し詳しくご説明します。
毎年流行色があるように、外壁塗装にもトレンドカラーがあります。
ここ数年の人気カラーは、次のようになっています。
いわゆる「ニュートラルカラー」「オフニュートラルカラー」が人気を集めており、グレー・ブラック系のニーズが高くなりつつあるといえます。
特にグレーは外壁塗装の色として近年人気が高まりつつあり、グレーとベージュを混ぜ合わせたグレージュは、カフェや美容院といったおしゃれ感度の高いお店でもよく用いられているトレンドカラーです。
ベージュ、ホワイトは定番として安定的なニーズがあります。
ちなみに10年位前の外壁塗装ではベージュやホワイトに加え、薄いイエロー、暖色系ベージュ(赤味のあるレンガに似た色味)といったカラーも人気がありました。
※ニュートラルカラー:無彩色(白・黒・グレー)
※オフニュートラルカラー:無彩色に限りなく近いくすみ色(ベージュ・アイボリー・カーキなど)
外壁塗装をお洒落に仕上げるコツとして必ず挙げられるのがカラーコーディネート、つまり配色や色の選択です。
外壁塗装の色を選ぶ際は上記のトレンドカラーも意識しながら、次の2点を考慮しておくとよいでしょう。
ではそれぞれについてもう少し詳しくご説明します。
外壁塗装の際の色選びは、お住まいの家のデザインやテイストを考慮して色の選択をすると失敗が少ないです。
たとえば北欧風のデザインの家であれば、外壁塗装で濃いグリーンを用いてもとても似合います。
あるいはラップサイディングがおしゃれな西海岸風の家であれば、外壁塗装で水色に塗り変えてもマッチするでしょう。
ところが和風デザインの家に同様のカラーを用いるとどうでしょう。
おそらくチグハグな印象になってしまいます。
「次は〇〇風のイメージしたい」といった雰囲気だけで外壁塗装の色を決めてしまうと、デザインやテイストに合わない恐れがあります。
もちろん外壁塗装とあわせて部分的にリノベーションで手を加えることで、イメージをガラリと変えることは可能です。
外壁塗装のみを行う場合は、既存の家のデザインやテイストに合った色の選択をするのがおすすめです。
テイスト別に、マッチしやすい代表的な外壁塗装のカラーをいくつかご紹介しますので、ぜひご参考下さい。
モダン・シンプルモダン系 | ホワイト、ブラック、グレー、ネイビー |
ナチュラル系 | ホワイト、ベージュ |
インダストリアル | ブラック、グレー、ホワイト |
クラシック系 | アイボリー、ベージュ、ブラウン |
北欧系 | ホワイト、薄いブルー、ブルー、ネイビー、薄いグリーン、グリーン、ブラウン |
西海岸系 | ホワイト、グレー、薄いブルー、ブルー、ネイビー、薄いグリーン |
フレンチ | ホワイト、ベージュ、薄いイエロー |
和風 | ホワイト、ベージュ、ブラック、グレー、くすみ系イエロー、くすみ系グリーン |
外壁塗装にアクセントカラーを上手に活用することで、センスの良い仕上がりにすることも可能です。
アクセントカラーとは「強調色」という意味で、外壁塗装時に取り入れることで家全体を引き締めたり、変化や立体感を出すことができます。
一般的にアクセントカラーは全体の5%以下、色は全部で2~3色がバランスがよいと言われています。
アクセントカラーを用いやすい箇所は次の通りです。
また、家の上下を2色で塗り分ける方法もあります。
外壁塗装に使用する塗料や外壁塗装の方法によって、仕上がりの質感も変わってきます。
外壁の質感で主に注目するポイントは、次の2点です。
では次項よりそれぞれについてもう少し詳しく解説します。
使用する塗料によってツヤ感が異なります。
一般的にツヤ感が高い塗料の方が耐久性に優れているため、外壁塗装では多く用いられています。
一方で、あまりにツヤ感が強いと少しギラギラした感じや派手な印象になることもあり、好みがわかれるところではあります。
マットな仕上がりであれば上品さや落ち着き感が出ますが、耐久性ではやや劣ってしまいます。
元々の壁の種類やカラーでもツヤの出方が異なります。
たとえば同じ塗料でも、サイディング壁とモルタル壁とでは、サイディング壁の方が平らな部分が多いため、ツヤの出方が強くなります。
また、濃い色と薄い色とでは、濃い色の方がツヤ感が出ます。
ツヤの出方による仕上がりのイメージと耐久性等のバランスを考慮しつつ、ツヤの出具合を選びましょう。
【ツヤ感が出やすい】
壁の種類 | サイディング壁、鉄板などフラットな壁 |
カラー | 濃い色 |
【ツヤ感が出にくい】
壁の種類 | モルタル壁、塗り壁 |
カラー | ホワイト、ベージュ、薄い色 |
元の壁がモルタル壁の場合、既存の模様やパターンを生かして塗装するケースがほとんどですが、ただ塗り替えるだけではなく、場合によっては模様やパターンを変えることもできます。
模様やパターンを変える代表的な方法は次の通りです。
特殊なローラーによる塗装はひび割れ補修との併用など使用機会がある程度限られてはいますが、それぞれに立体感や複雑な模様を表現できるため意匠性の高い外壁に仕上げることができます。
また、あわせて使用する塗料や壁材によっても風合いや仕上がりを変えることができます。
吹き付け塗装では、手塗りでは出しにくい小さな凹凸によるムラのない立体感が出せます。
吹き付け塗装は和風・洋風のどちらの住宅にも合わせやすく、最近ではモダンなデザインの住宅によく用いられています。
塗装にかかる時間が比較的短いというメリットもあります。
吹き付け塗装にも次の4種類があり、それぞれに微妙な質感の差がありますが、よく用いられているのが「リシン吹き付け」です。
細部までこだわりたい場合は吹き付け塗装の種類にも注目してみるとよいでしょう。
リシン吹き付け | マットな質感と凹凸模様が特徴。 |
リシン掻き落とし | 混ぜる骨材の粒度によって質感を変えられる。 |
スタッコ仕上げ | リシンよりも立体的で重厚感が出る。 |
タイル吹き(ボンタイル) | スタッコよりもツヤ感があり、耐久性・メンテナンス性が高い。 |
職人さんの手作業によるコテ塗りでは、職人さんが付ける模様や塗り壁材によって質感が変わってきます。
コテ塗りの大きな特徴は、職人さんの技による様々な模様です。
次に代表的な模様をいくつか挙げます。
コテ波 | コテの塗り跡をあえて残す方法。最もスタンダードな模様。 |
扇 | 扇状に模様を残す方法。シックで洋風だけでなく和風にも合う。 |
ハケ引き | ハケを利用して細い横ラインを残す方法。和風だけでなく洋風にも合う。 |
スパニッシュ | エッジを効かせて四角い模様を付ける方法。欧風の家に合う。 |
また、塗り壁材の種類は大きく分けて次の3種類があります。
土塗り | 日本古来の壁材。ナチュラルな風合いの仕上がり。 |
漆喰 | 石灰を主成分とした壁材。欧風建築、和風建築ともに用いられる。 |
ジョリパッド | 砂などを塗料に混ぜた壁材。カラーや質感が豊富で多く用いられている。 |
それぞれに仕上げたい雰囲気にあわせて選ぶとよいでしょう。
なお、一般的に吹き付け塗装やコテ塗りはサイディング壁には用いませんが、最近ではサイディング壁を塗り壁に変える事の出来る技法や壁材も出て来ています。
周辺環境とのバランスも意外と大事な要素のひとつです。
これらふたつの視点でも考えてみましょう。
ご近所周りはどんな雰囲気か、お住まいの家の外壁はどのくらいの見えるのかも確認しておくと良いでしょう。
福井県、福井市周辺エリアは福井城址や東郷地区の古き良き街並み、そして西洋の様式を用いた近代建築物が多く残る地域です。
福井駅西口には現代的でクールな新しい駅舎をはじめ「福井駅前三角地帯」の再開発が進められており、駅周辺が洗練された雰囲気になりつつありますね。
そんな街並みにあったカラーを意識してみるのもひとつの方法ですね。
最後に考えなくてはならないのが、屋根の色です。
その際は次の2点に注目するとよいでしょう。
お住まいの家を外から見たときに屋根の色がどのくらい目立つのか、これから外壁塗装に用いるカラーと屋根の色味があっているかを必ず確認しましょう。
外壁塗装と一緒に屋根を塗装されるケースはとても多いです。
どちらも足場を組んで行う作業のため、一度に済ませられるというメリットもあります。
外壁塗装の際は、屋根の塗装を一緒に行うのもおすすめです。
今回は福井県内、福井市周辺で外壁塗装をご検討中の方へ向けて、外壁塗装をセンス良く仕上げるためのコツや最近のトレンドについてお伝えしました。
外壁は家を守る役割はもちろん、家の大部分を占めるためその印象も大きく左右します。
機能的でおしゃれな外壁塗装を施して、毎日のQOLを上げてみてはいかがでしょうか。
福井で外壁塗装をお考えなら、ぜひノークホームズにご相談ください。
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