ランドリールーム・洗面所が別or一緒の間取り事例｜各間取りの工夫アイデア、最適な広さなど解説

ランドリールームと洗面所が別の間取りを検討していらっしゃる方へ。

ランドリールームと洗面所を別々に設けると、居室として使える面積が少なくなる場合があります。

しかし設置方法や利用方法を工夫することで、暮らしやすさを確保しながらランドリールーム・洗面所が別の間取りを作成することが可能です。

そこで今回は、豊富なリノベーション実績を持つ福井の工務店「ノークホームズ」がランドリールーム・洗面所が別の間取りについて詳しく解説します。

 

このコラムのポイント
・ランドリールーム・洗面所を別にすることにはメリット・デメリットがあります。 ・メリットをいかし、デメリットを解消する工夫を知ることが重要です。 ・「最適な広さ」など、ランドリールーム・洗面所が別の間取りの6つの注意点を紹介します。

 

ランドリールームと洗面所を分けることで、住まいの快適性を向上させたい方に役立つ記事です。

一般的なランドリールームの種類も紹介しますので、ぜひ最後までごらんください。

 

ランドリールーム・洗面所が別の間取り例

まずはランドリールーム・洗面所が別の間取りを検討する際に、参考になる間取り例を見てみましょう。

ランドリールーム 約1畳

こちらは、約1畳のランドリールームがある間取り例です。

バスルーム・洗面所・キッチンなど水回りをまとめると、家事効率が上がるだけでなく配管などのメンテナンスをしやすくなります。

ランドリールーム 約2畳

続いては、約2畳のランドリールームがある間取り例です。

キッチンのすぐ隣にランドリールームを設けると、料理と並行して洗濯作業を行える利便性のよい間取りとなります。

ランドリールーム 約4畳

こちらは、約4畳のランドリールームがある間取り例です。

4畳の空間はかなり広めで、大物の洗濯物を部屋干しできます。また、併設の収納棚にすぐに衣服をしまえる点も魅力です。

ランドリールーム・洗面所が一緒の間取り例

次はランドリールーム・洗面所が一緒の間取り例を見てみましょう。

ランドリールーム・洗面所 約2畳

こちらは、約2畳のランドリールーム・洗面所が一緒の間取り例です。

入り口の上部に、選択用具をしまえる収納スペースも確保しています。

ランドリールーム・洗面所 3畳

こちらは、約3畳のランドリールーム・洗面所が一緒の間取り例です。

ランドリールーム・洗面所をバスルーム・トイレに隣接させ、水回り設備をコンパクトにまとめました。

ランドリールーム・洗面所 約4畳

こちらは、約4畳のランドリールーム・洗面所が一緒の間取り例で、物干しスペースをたっぷりと確保しました。

またL字型の形状が特徴で、ドアを開閉しても洗面所（脱衣スペース）が丸見えにならないため、来客時でもご家族が安心して入浴できます。

ノークホームズには、今回ご紹介しきれなかった事例があります。ぜひごらんください。

▶施工事例

 

福井でランドリールーム・洗面所を別にしたいと検討中の方はノークホームズにご相談ください。

ご家族の希望に沿う最適な間取りを提案いたします。

 

ランドリールーム・洗面所が別の間取りメリット・デメリット、工夫アイデア

続いてはランドリールーム・洗面所が別の間取りのメリット・デメリットを見ていきましょう。

メリットをいかし、デメリットを解消するアイデアも紹介するのでぜひ参考にしてください！

メリット・デメリット

ランドリールーム・洗面所が別の間取りのメリットは、以下のとおりです。

• ・洗濯と洗面を別々に使えるため、人の渋滞が起きにくい
• ・洗濯物がお客様の目に触れない
• ・用途に応じた収納場所を確保できる

 

デメリットは、以下のとおりです。

• ・より多くのスペースが必要
• ・建築コストが増加する可能性がある
• ・給排水ルートが複雑になりやすい

 

工夫アイデア

以下のアイデアを取り入れることで、ランドリールーム・洗面所が別の間取りであることのメリットをいかし、デメリットを解消することができます。

• ・ランドリールームに家事カウンターを設ける
• ・洗面所はドレッサーや化粧台としての機能を強化する
• ・ランドリールームを多機能スペースとしても活用する
• ・できるだけシンプルな設計にする
• ・ランドリールームと洗面所をなるべく近くに配置する

 

ランドリールーム・洗面所が一緒の間取りメリット・デメリット、工夫アイデア

次に、ランドリールーム・洗面所が一緒の間取りのメリット・デメリットを見ていきましょう。

メリットをいかし、デメリットを解消するアイデアも紹介していきます。

メリット・デメリット

ランドリールーム・洗面所が一緒の間取りのメリットは、以下のとおりです。

• ・スペースを節約できる
• ・建築コストを抑えられる
• ・シンプルな給排水ルートにしやすい

 

デメリットは、以下のとおりです。

• ・ランドリールーム・洗面所で人の渋滞が起きやすい
• ・洗濯物がお客様の目に触れる
• ・ランドリールーム・洗面所で使う物を収納するスペースを十分に確保する工夫が必要

 

工夫アイデア

以下のアイデアを取り入れることで、ランドリールーム・洗面所が一緒の間取りであることのメリットをいかし、デメリットを解消することができます。

• ・スペースを節約できた分、収納スペースを充実させるプランを検討
• ・洗面台を2つ設置など、人の渋滞を避けられるように設備を検討
• ・カーテンなどでランドリースペース・洗面スペースを区切る

 

福井でランドリールームのある間取りを検討中の方は、ノークホームズにご相談ください。

豊富なリノベーション・新築の施工実績から得た多彩なアイデアで、ご家族の理想のマイホームづくりをサポートいたします。

 

ランドリールーム・洗面所が別の間取り6つの注意点

最後に、ランドリールーム・洗面所を別の間取りにする際の注意点を確認しましょう。

以下の順番で6つのポイントを紹介していきます。

• ・最適な広さ
• ・家全体の家事動線・生活導線を考慮して間取りを検討
• ・洗濯物が乾燥しやすい設備・設計を検討
• ・カビ・結露が発生しない室内環境づくり
• ・用途を決めて造作・設備を検討｜収納、アイロン棚など
• ・クローズ・オープン・セミオープンを検討

最適な広さ

ランドリールームの一般的な広さは、2畳～4畳です。

洗濯物を干すスペースが足りなくならないよう、ご家庭の洗濯物の量に合わせて広さを決める必要があります。

• ・洗濯物が少ない、別の物干し場もある：2～3畳
• ・洗濯物が多い、別の物干し場がない：3～4畳

家全体の家事動線・生活導線を考慮して間取りを検討

洗濯は「洗う・干す・取り込む・片付ける」と作業工程が多い家事なので、家事動線がよくなる＆生活動線の中でついでに家事をしやすい動線になるように間取りを検討するのがおすすめです。

• ・ランドリールーム周辺を回遊動線にする
• ・ランドリールームの隣を、乾いた洗濯物をハンガーごと片付けられるクローゼットにする
• ・お子さまの様子を見守りやすいよう、ランドリールームからリビングを見渡せる間取りにする　など

 

長期的な視点で老後まで快適に過ごせる家づくりを意識したい場合には、こちらの記事でリフォームのポイントを確認できます。

▶50代・60代のリフォーム理由、間取り実例｜キッチンなど部位別のポイント、費用の抑え方など解説

洗濯物が乾燥しやすい設備・設計を検討

洗濯物が乾燥しやすいように、以下のような設備・設計を検討するのもおすすめです。

• ・乾燥機を設置
• ・エアコンを設置
• ・南向きのランドリールームにし、窓を設ける
• ・コンセントを設けてサーキュレーターなどを使えるようにする

 

洗濯物が乾燥しづらいと、ご自宅が傷む可能性があります。

こちらの記事でよく乾く部屋干しの方法を確認できます。

▶部屋干しで家が傷む＆体に悪い可能性あり｜カビ・ダニ発生などのデメリット、よく乾く部屋干し方法を解説

カビ・結露が発生しない室内環境づくり

ランドリールーム内は、洗濯物の湿気でカビ・結露が発生しやすい環境になります。

そのため、リフォーム・新築時には以下のような室内環境づくりを意識しましょう。

• ・高い断熱性・気密性を持つ空間にする
• ・24時間換気の排気口を設置する
• ・窓を2箇所に設けて、換気しやすくする
• ・窓を2箇所に設けるのが難しい場合、ドアを開放することで換気しやすい間取りにする　など

 

断熱性・気密性については、こちらの記事で家づくりの方法を確認できます。

▶気密性の高い家のデメリットを断熱性・換気性でカバー＆解消｜住んでみて「気持ち悪い」と後悔しない方法

用途を決めて造作・設備を検討｜収納、アイロン棚など

ランドリールームの用途はご家庭によってさまざまです。

使い勝手の良いランドリールームを完成させるために、用途に合う造作・設備をリフォーム・新築時に取り入れましょう。

• ・洗濯物が乾いたらランドリールーム内に収納する：収納が必要
• ・アイロンをかける：コンセントが必要
• ・汚れた衣服を予洗いする：流し台が必要　など

クローズ・オープン・セミオープンを検討

ランドリールームは大きく分けてクローズ・オープン・セミオープンの3種類があります。

それぞれの意味は以下のとおりです。

• ・クローズ：開閉できるドアを設置するランドリールーム
• ・オープン：ドアを設置せず、周辺の居室から見通しの良いランドリールーム
• ・セミクローズ：ドアを設置しないが、目隠しになる程度の壁・仕切りを設けるランドリールーム

 

例えば家事動線・生活動線の良さを考慮してドアを設置しないけれど、来客時にリビングからランドリールーム内が丸見えになるのを避けたいのであればセミクローズのランドリールームが最適です。

プライベートを確保できる多目的スペースとしても機能させたいのであればクローズのランドリールームが向いていますよ♪

 

以上、ランドリールーム・洗面所が別の間取りの6つの注意点を紹介しました。

 

福井でランドリールーム・洗面所を別にしたいと検討中の方はノークホームズにご相談ください。

豊富なリフォーム・リノベーションの施工実績から得た多彩なアイデアで、ご家族の理想のマイホームづくりをサポートいたします。

 

まとめ

今回は「ランドリールーム・洗面所を別にする場合」を想定して、間取り事例などを紹介しました。

それぞれランドリールーム・洗面所を別にする場合・一緒にする場合どちらにもメリット・デメリットがあり、最適な広さ・設備などもご家庭の状況やライフスタイルによりそれぞれです。

今回紹介した情報が、ご家族の理想の間取りの参考になれば幸いです。