「狭い・収納がないリビング」にリバウンドしない収納を作るアイデア｜リビングに収納を作った間取り実例

「狭い・収納がないリビングに収納を作るアイデアはある？」とお悩みの方は多いと思います。

リビングはご家族が長い時間を過ごし、お客様の目にも触れる場所なので、いつもすっきりとした環境をキープしたいですよね。

そこで今回は、福井でご自宅の間取りに問題を感じている多くのご家族のご相談を承ってきた工務店『ノークホームズ』が、ご自宅のリビングにリバウンドしない収納を作るアイデアを紹介します。

片付けやすくおしゃれなデザインのリビングを実現する方法がわかるので、ぜひ最後までごらんください！

 

「狭い・収納がないリビング」にリバウンドしない収納を作るアイデア｜リビングに収納を作った間取り実例

はじめに、「狭い・収納がないリビング」にリバウンドしない収納を作るアイデアを、間取り実例と共にご紹介します。

• ・壁面収納｜クローゼット・パントリー
• ・造作のテレビボード収納
• ・階段下収納
• ・廊下・生活導線を有効活用した収納
• ・隣室のクローゼットを分割して作った収納
• ・リビング・寝室兼用クローゼット
• ・ファミリークローゼット
• ・デッドスペースを有効活用した収納
• ・小上がりスペース下段の収納

収納力アップと同時に、おしゃれで快適なリビング空間を手に入れましょう！

壁面収納｜クローゼット・パントリー

こちらは、壁面を活用してクローゼット・パントリーなどの収納を設けた実例です。（収納部分を赤丸で囲っています）

リビングの各壁面に収納を設けると、物を出し入れしやすい位置に分散させて収納できます。

「収納を増やしても物が片付かない」というリバウンドを防げますね。

造作のテレビボード収納

造作収納とはオーダーメイドで作る収納のことで、ご家族の使い勝手を考慮してサイズやデザインを自由にカスタマイズできます。

こちらはリビング内にセミオープンの壁を造作し、LDKに向いている面はテレビボード・背面は収納とした実例です。

リビング内の家電・家具のレイアウトについて、こちらの記事で使い勝手がよくリビングが狭く感じないレイアウト方法を確認できます。

▶関連記事：縦長リビングのテレビ・窓・ソファーの配置・距離（窓の前・斜めなど）｜10帖前後のレイアウト実例

階段下収納

階段下はデッドスペースになりやすい場所なので、収納スペースを増やしたい場合に活用できます。

こちらの実例のようにリビング内階段の場合は、オープン収納とすることでリビングの空間を広げる効果も期待できます。

廊下・生活導線を有効活用した収納

こちらの住宅は廊下のない間取りですが、個室・水回りの配置によって生まれた通路に、リビング・トイレに必要な物を収納できるスペースを設けました。、

移動のついでに片付け・整理整頓ができるほか、「収納容量に合わせて物を持つ・買い足す」ことで、「物が増えて収納が足りなくなる」というリバウンドを防げます。

 

隣室のクローゼットを分割して作った収納

こちらの実例では、リビング隣室のクローゼットを再設計し、分割してリビング収納を増やしました。

既存の収納スペースを活用すると、大規模な工事を避けてリフォーム費用を抑えることも可能です。

リビング・寝室兼用クローゼット

リビング・寝室を隣接させて、クローゼットを共有することも可能です。

こちらの実例ではウォークスルークローゼットとすることで、リビング↔寝室の動線もスムーズにしました。

ファミリークローゼット

ファミリークローゼットとは、ご家族の物をまとめて収納できるクローゼットのことです。

こちらの実例ではリビング内にファミリークローゼットを設け、ご家族全員がアクセスしやすい＆物を片付けやすい収納が実現しました。

デッドスペースを有効活用した収納

階段下同様に「部屋のコーナー」「梁の下」「窓下」などもデッドスペースになりやすい場所です。

思い切って収納を作ることで物が増えても片付けができるため、「生活に便利なグッズを買ったけど収納場所がないため、リビングが散らかる」といった悩みを解消できます。

小上がりスペース下段の収納

リビングの面積が限られている場合は、「縦の空間を活用して小上がりスペースをつくり、下段を収納にする」というアイデアもあります。

小上がりスペースはリビングのデザインに変化を生み出すおしゃれなアクセントとなりますし、ソファーのような大型家具の代わりにもなります。

 

ノークホームズには、今回紹介しきれなかった施工事例があります。ぜひごらんください。

▶施工事例

 

「狭い・収納がないリビング」にリバウンドしない収納を作るアイデアを紹介しながら、リビングに収納を作った間取り実例を紹介してきました。

リビングの形状、リビング周辺の間取りに合わせて、バリエーション豊富に収納を作ることが可能です。

次に使い勝手の良い収納スペースをつくるポイントを紹介するので、参考にしてください。

 

福井で「ご自宅のリビングが片付かない」とお悩みの方は、ノークホームズにお問い合わせください。

ご家族のライフスタイルを丁寧に伺い、気持ちよく過ごせるリビングが実現するプランを提案いたします。

 

「狭い・収納がないリビング」に作る使い勝手の良い収納5つのポイント

「リビングに収納があるけど、上手に使えない」とお悩みの方も、いらっしゃるのではないでしょうか。

収納は、以下のような項目を考慮することで、ご家族にとって使い勝手の良いスペースとなります。

• ・生活導線で頻繁に通る場所にある収納
• ・適切なサイズで物を出し入れしやすい収納
• ・便利な機能を備えている収納
• ・ご家族の共有物・私有物を分けられる収納
• ・安全な収納

それぞれわかりやすく紹介するので、ぜひごらんください。

生活導線で頻繁に通る場所にある収納

• リビングからトイレへ移動する際に通る場所
• リビングから玄関へ移動する際に通る場所　など

適切なサイズで物を出し入れしやすい収納

リビングに収納を作る際には、物を出し入れしやすい「高さ・幅・奥行き」のサイズを考慮してプランニングしましょう。

• ・高さ：手が届く位置・目視で物を確認できる位置は物を出し入れしやすいため、収納容量が多いと便利
• ・奥行き：奥まで見通せるサイズだと物のストック量などを確認しやすいため、奥行きを深くしすぎないのがおすすめ

便利な機能を備えている収納

収納に以下のような機能を備えると、収納する物のバリエーションが広がります。

• ・照明：小さい物をたくさん収納する場合に、何がどこにあるのかわかりやすい
• ・コンセント：ロボット掃除機の充電ステーションにするなど、家電の充電ができる　など

ご家族の共有物・私有物を分けられる収納

例えばファミリークローゼットのようにご家族全員で共有する収納の場合でも、「棚に世帯人数分の仕切りを設ける」など、ご家族の共有物・私有物を分けて収納できる工夫をしましょう。

安全な収納

安全な収納とは、以下のような配慮をした収納のことです。

• ・目線より上の収納から物が落ちづらい：目線より上の収納に、地震の揺れを感知するとロックされる扉をつける
• ・足元につまづくような物がない：足元に置く物を決めて収納サイズを決め、物を収納棚の内側に置く
• ・鋭い角がない：棚の角を丸くする　など

特にお子さまやご高齢の方がいらっしゃる場合は、怪我・事故を防げるプランニングをしましょう。

 

福井で「使いづらい収納をご家族の使い勝手に合わせてリフォームしたい」とご希望の方は、ノークホームズにご相談ください。

既存収納の問題を解決するプランを提案いたします。

 

狭い・収納がないリビングにおしゃれな収納を作る方法

使い勝手に注目して収納をつくるポイントを紹介してきましたが、リビングに収納を作るなら、デザイン性にもこだわりたいですよね。

使い勝手・デザイン性両方を兼ね備えた収納の例は、以下のとおりです。

•  ・壁一面に本棚を設置し、ライブラリーにする
• ・シェルフ、壁に取り付けられる収納ボックス・フックなどを活用してオープン収納にする
• ・リビング全体のデザインテイストに合う造作収納　など

またリビング全体のおしゃれなデザインをキープするためには、生活感を隠すことが大切です。

特に以下のような物は生活感を感じさせるため、隠せる収納スペースを確保しましょう。

• ・おもちゃ・ぬいぐるみ
• ・リモコン
• ・文房具
• ・書類　など

リフォームで収納を作る以外に「収納付き家具を選ぶ」「デザイン性の高い収納ボックスを選んで飾りながら収納する」などの方法もあります。

ぜひさまざまな方法を組み合わせて、リビングのデザインをつくりあげてください。

「リビングを片付けてもリバウンドしてしまう」を解決！物を収納するコツ

最後に、ご自身なりの「リバウンドしない収納術」を発見するために、物を片付ける際のコツも一緒に確認しましょう。

• ・物の全体量を決める
• ・出し入れのしやすさを優先して物の定位置を決める
• ・後で片付ける物をまとめて仮置きできる場所を作る
• ・収納スペース内にゴミ箱を置く

物の全体量を決める

リビングの収納スペースには限りがあるため、まず収納する物の全体量を決めることが大切です。

出し入れのしやすさを優先して物の定位置を決める

物の定位置は、片付けの手間を感じづらくするために「出し入れのしやすさ」にこだわって決めましょう。

（例）文房具や爪切りなどの小物：目線より下の位置にある収納スペースを定位置にするのがおすすめ。

後で片付ける物をまとめて仮置きできる場所を作る

すべての物を使い終わった都度、すぐに片付けるのは難しいですよね。

• ・ソファー近く
• ・ダイニングテーブル
• ・キッチンカウンター　など

収納スペース内にゴミ箱を置く

• ・ティッシュケースが包まれているビニール袋
• ・購入品の包装紙やパッケージ　など

まとめ

この記事では、狭い・収納がないリビングでもリバウンドしない収納の作り方、収納スペースに取り入れると便利なアイデアなどを紹介してきました。

ご自宅を新築して、「住み始めてからライフスタイルと収納がマッチしていないことに気づいた」という声をよく耳にします。

今回紹介した情報を参考にしてリビングに便利な収納を取り入れ、のびのびと空間を使って快適に暮らせるリビングを完成させていただけると幸いです。