狭いキッチンの「料理・移動がしづらい」をリフォームで解消するアイディア｜おすすめのレイアウト実例も紹介

「狭いキッチンをリフォームして、使いやすくしたい」と考える方は多くいらっしゃいます。

狭いキッチンのリフォームをスムーズに進めるためには、「どのようなレイアウトにするか」などリフォームの方向性を決めておくことが重要です。

そこで今回は、キッチンをはじめとして住宅リフォームの実績が豊富な福井の工務店「ノークホームズ」が、狭いキッチンの「料理・移動がしづらい」をリフォームで解消するアイディアをご紹介します。

 

このコラムのポイント
・狭いキッチンの「料理・移動がしづらい」をリフォームで解消するアイディアをご紹介します。 ・狭いキッチンのリフォームにおすすめのレイアウト実例をお伝えします。 ・狭いキッチンをリフォームする際のポイントや費用相場を解説します。

 

この記事を読むと、ご家族が使いやすいキッチンにリフォームするためのヒントを得られるので、ぜひ最後までごらんください。

狭いキッチンの「料理・移動がしづらい」をリフォームで解消するアイディア

狭いキッチンの「料理・移動がしづらい」をリフォームで解消するアイディアを、「通路が狭い場合」と「作業スペースが狭い場合」に分けてご紹介します。

ご自宅のキッチンの状況に合わせて、アイディアを実践してみてください。

通路が狭いキッチンの場合

通路が狭いキッチンのリフォームアイディアは、以下のとおりです。

• ・対面キッチンの場合は、省スペースで設置できる壁付けのキッチンに変更する
• ・キッチンや背面収納を奥行きの短いタイプに変更する
• ・キッチンの収納に余裕がある場合は、背面収納を撤去する

なお、キッチンの適切な通路幅は作業する人数によって異なり、例えば1人で調理する場合の通路幅は90cm前後、2人で利用する場合の通路幅は100〜120㎝が目安となります。

作業スペースが狭いキッチンの場合

作業スペースが狭いキッチンのリフォームアイディアは、以下のとおりです。

• ・古いキッチンを利用している場合は、最新のシステムキッチンに交換する
• ・ガスコンロをIHに変更して、IHを利用しないときに作業スペースとして活用する
• ・背面にカウンターがある「対面キッチン」に変更して、作業スペースを広げる

最新のシステムキッチンは収納が充実しており、キッチンの作業台をすっきりさせやすいため、広い作業スペースを確保できます。

奥行きのある対面キッチンを選択すると、作業スペースを広くできますが、キッチン本体を設置するのにある程度のスペースが必要となるため注意が必要です。

 

対面キッチンを後悔する理由については、こちらの記事でご紹介しています。

▶関連ページ：対面キッチンをやめたいと後悔する理由は「うるさい」など｜壁付キッチンにリフォームする費用、レイアウトなど解説

 

福井で狭いキッチンをリフォームしたいとお考えの方は、ノークホームズにご相談ください。

住宅の間取りやお客さまのご要望に合わせて、最適なプランをご提案いたします。

 

狭いキッチンのリフォームにおすすめのレイアウト実例

狭いキッチンのリフォームにおすすめのレイアウト実例を、「通路が狭いキッチン」と「作業スペースが狭いキッチン」に分けてご紹介します。

通路が狭いキッチンにおすすめのレイアウト実例｜壁付けのI型・L型

通路が狭いキッチンにおすすめのレイアウトは、壁付けのI型・L型のキッチンです。

※コンロ・調理台・シンクが一列に並ぶキッチンを「I型」、アルファベットのL字の形状をしているキッチンを「L型」と呼びます。

壁付けのI型・L型は、対面キッチンのように壁とキッチンの間を通路としないため、通路幅を気にせずに移動できます。

 

今回ご紹介するのは、壁付けのI型のレイアウト実例です。

こちらの住宅は、壁付けのI型キッチンによって通路幅にストレスがないのはもちろん、リビング・ダイニングも広く使えます。

作業スペースが狭いキッチンにおすすめのレイアウト実例｜Ⅱ型・コの字型など

作業スペースが狭いキッチンにおすすめのレイアウトは、2つ以上のカウンターがあるⅡ型・コの字型（U型）などのキッチンです。

※シンク・コンロを並列に設置するキッチンを「Ⅱ型」、カタカナのコの字のような形状のキッチンを「コの字（U型）型」と呼びます。

また、キッチンとダイニングの間に作業台を設けるカウンターキッチンの場合も、カウンターに食器などを置けるため、キッチンの作業スペースを広くとれます。

 

今回ご紹介するのは、カウンターキッチンの実例です。

こちらの住宅は、キッチンのカウンターに加えて背面カウンターも備えているので、作業スペースに余裕を持ちながら調理できるのが魅力です。

 

福井でおしゃれにリノベーションした事例は、こちらの記事でご紹介しています。

▶関連ページ：福井でおしゃれにリノベーション｜福井市の中古住宅相場とリノベ事情

狭いキッチンをリフォームする際のポイント

狭いキッチンをリフォームする際のポイントは、以下のとおりです。

• ・ゴミ箱や冷蔵庫を置くスペースを考慮して、キッチンサイズを決める
• ・リビング側からキッチンが丸見えになる場合は、目隠しを設置する
• ・家事動線や料理をする人数を考慮して、通路幅・設備の位置を決める
• ・適切な収納量を確保して、キッチンを整理しやすい環境を整える

上記の点に加えて、狭いキッチンは空間が暗くなりやすいので、キッチンのカラーコーディネートにもこだわりましょう。

また、キッチンの吊り戸棚は圧迫感が出やすいため、吊戸棚以外の収納スペースでアイテムが収納できるようであれば、吊り戸棚なしのキッチンを選択するのもおすすめです。

キッチンのサイズやカラーコーディネートに迷う際には、施工業者にアドバイスをもらいましょう。

 

福井で狭いキッチンをリフォームしたいとお考えの方は、ノークホームズにお問い合わせください。

家事動線などを踏まえて、ご家族が快適に利用できるキッチンをご提案いたします。

 

狭いキッチンのリフォーム費用相場と工期

狭いキッチンのリフォーム費用相場は、以下のとおりです。

リフォーム内容	費用相場
キッチンのレイアウト変更	60万〜300万円
既存のキッチンの移動	30万〜70万円
ガスコンロからIHコンロへ変更	10万〜30万円
背面収納・カウンターの設置	20万〜50万円

※リフォーム・リノベーションプランによって価格は異なります。詳細な価格につきましては、お問い合わせください。

 

上記が狭いキッチンをリフォームする際の費用相場となりますが、導入するキッチンのグレードによっても費用が大きく変わる点に注意する必要があります。

また、リフォームでキッチンの位置を変更する場合には、必ずしも希望の場所にキッチンを設置できるとは限らないので、設置場所は施工業者と相談してから決めましょう。

キッチンリフォームの工期は2〜6日が目安ですが、キッチンの位置を変えるなど工事の規模が大きい場合は目安以上の日数が必要になります。

狭いキッチンのリフォーム費用を抑える方法

狭いキッチンのリフォーム費用を抑える方法は、以下のとおりです。

• ・導入するキッチンのグレードを見直す
• ・キッチンの位置を変更しない
• ・オプションは必要度の高いものに限定する
• ・複数の施工業者から見積もりを取得して、費用を比較する
• ・補助金・助成金を活用する

リフォーム前にキッチンに求める条件や優先順位を明確にしておくと、キッチンのグレードやオプションをスムーズに選べます。

また、背面収納の有無でも費用が変わるため、ご家族にとって必要な収納量をあらかじめ検討しておくことも大切です。

キッチンのリフォームが省エネ化につながるなど、場合によっては補助金・助成金を利用できるので、お住まいの自治体で活用できる補助金がないか早めにチェックしましょう。

 

福井でリフォームに利用できる補助金については、こちらの記事でご紹介しています。

▶関連ページ：福井市で【リフォーム】に使える補助金や助成金（国・県・市）まとめ

 

福井で補助金を活用したキッチンのリフォームを検討中の方は、ノークホームズにお問い合わせください。

ノークホームズは、各種補助金を申請可能な工務店です。

 

狭いキッチンのリフォームQ&A

最後に、狭いキッチンのリフォームをお考えの方から、ノーク―ホームズがよく頂く質問・回答を紹介します。

疑問を解消してから、リフォームの計画を進めましょう。

キッチンの1800mmは狭い？

キッチンの一般的な横幅は2100〜2700mmなので、横幅が1800mmのキッチンは小さめです。

ただし、横幅が1800mmのキッチンを狭いと感じるかはライフスタイルなどによって異なるため、ショールームなどで実物を確認してから決めることをおすすめします。

マンション・アパートの狭いキッチンの配置はどうすればいい？

マンション・アパートの狭いキッチンの配置は、戸建て同様に、通路が狭い場合には壁付けのI型・L型、作業スペースが狭い場合はⅡ型などが向いています。

ただし、賃貸マンション・アパートは、勝手にリフォームできない点に注意が必要です。

購入したマンション・アパートの場合でも、キッチンのような水回りの位置を変更することが難しいケースがあるため、まずは施工業者に相談することをおすすめします。

狭小住宅にアイランドキッチンを設置すると狭くなる？

一般的にアイランドキッチンは広いスペースを必要とするため、狭小住宅に設置すると狭くなる可能性があります。

コンパクトなアイランドキッチンにする、もしくはアイランドキッチンのカウンターをダイニングテーブルにするなど工夫すれば、設置することも可能です。

まとめ

狭いキッチンの「料理・移動がしづらい」をリフォームで解消するアイディアとして、「壁付けのキッチンに変更する」などをご紹介しました。

予算内にキッチンのリフォームを実施するためにも、導入するキッチンのグレードやオプションの追加には注意しましょう。

今回紹介した内容を、狭いキッチンをリフォームする際の参考としていただけると幸いです。