キッチンをリフォームで移動させる・向きを変える費用、事例｜キッチン移動の注意点も解説

リフォームでキッチンの移動を検討されている方へ。

現在のキッチンの使い勝手の悪さや、家事動線にお悩みの方は多くいらっしゃいます。

そこで今回は、お客様のライフスタイルに合わせたプラン提案が得意な福井の工務店「ノークホームズ」が、キッチンを移動するリフォームにかかる費用相場や実際の事例、注意点を詳しく解説します。

 

このコラムのポイント
・キッチンの移動やレイアウト変更に必要な具体的な費用相場を紹介します。 ・実際の事例をもとに、キッチンを移動させるリフォームのポイントを紹介します。 ・キッチンを移動できない場合でも、収納や作業スペースの工夫で使い勝手を改善できます。

 

このコラムを読むことで、快適で効率的なキッチン空間を実現する方法がわかります。

ぜひ最後までごらんください！

 

キッチンをリフォームで移動させる・向きを変える費用相場

ここでは、キッチンの移動・レイアウト変更をする際の、主なパターンごとの費用相場について解説します。

※費用は工事内容や範囲、既存設備の状態によって異なるため、詳しい費用はリフォームを依頼する施工業者へお問い合わせください。

同じフロアでキッチンを移動させる費用相場

キッチンを同じフロア内で移動させる場合、費用は20〜70万円程度が相場です。

排水管やガスなどの工事が最小限で済むため、比較的費用を抑えられます。

現在のキッチンの機能に不満がなければ、同じフロア内で移動させるだけで使い勝手が良くなることがあります。

ただし、使用年数が10年以上の場合、移動と合わせて新しいキッチンへの交換を検討するのがおすすめです。

キッチンを大きく移動せず向きを変える・レイアウトを変える費用相場

キッチンの向きやレイアウトを変更する場合の費用は50〜200万円程度のが相場で、工事内容によって費用が大きく変動します。

【例】

• 既存のキッチンを90度回転＋床の補修：約50万円程度が相場
• 既存のキッチンを90度回転＋床全体を張り替え：約150万円程度が相場
• 壁付キッチンを対面式キッチンに変更：100〜200万円程度が相場

 

別のフロアにキッチンを移動させる費用相場

キッチンを別のフロアに移動させる場合、費用は90〜250万円以上になることがあります。

1階から2階への移動は、新たな配管や換気設備の設置が必要となるため、高額になると考えておきましょう。

また、移動距離・移動先のフロアの状況などによっても、費用が変動します。

工事費用を抑えるためには、できるだけ移動距離を短くするプランをリフォーム業者との事前の相談が重要です。

 

キッチンの移動を検討する際、対面キッチンから壁付キッチンへの変更も選択肢の1つです。

対面キッチンの課題や壁付キッチンへのリフォーム費用については、こちらのコラムで確認できます。

▶対面キッチンをやめたいと後悔する理由は「うるさい」など｜壁付キッチンにリフォームする費用、レイアウトなど解説

 

福井・石川でキッチンの移動リフォームを検討中の方は、ノークホームズにご相談ください。

ご予算やライフスタイルに合わせて、最適なキッチンレイアウトとプランをご提案いたします。

 

キッチンをリフォームで移動＆向きを変えた事例

キッチンを移動または向きを変えたことで、どのように快適になったのかを、実際の事例を通して紹介します。

アイランドキッチンへの変更

こちらの事例では、壁付キッチンをアイランドキッチンに変更したことにより、家事動線が改善されました。

ご家族と会話をしながら、楽しく料理ができますね。

また、和室をリビングに統合するリフォームもあわせて実施し、リフォーム費用の総額は約700万円でした。

壁付から対面キッチンへの変更

こちらは、独立キッチンをリビングに移動し、対面キッチンにリフォームした事例です。

対面キッチンにすることで、ご家族の様子を見守りながらキッチン作業ができる間取りとなりました。

「独立キッチンだった場所を家事室に改修」「リビング直結の和室を解体してリビングと一体化」などもあわせて実施し、家事動線の良い住宅へと生まれ変わりました。

 

狭いキッチンにお悩みの方は、こちらのコラムで「料理・移動がしづらい」などの課題を解消するリフォームアイディアや、おすすめの間取り実例について確認できます。

▶狭いキッチンの「料理・移動がしづらい」をリフォームで解消するアイディア｜おすすめのレイアウト実例も紹介

 

福井・石川でキッチンリフォームをお考えの方は、ノークホームズにお問い合わせください。

キッチンの移動や向きの変更など、お客様のニーズに合わせたご提案をいたします。

 

キッチンをリフォームで移動させるメリット・デメリット、注意点

キッチンの移動リフォームには、メリットとデメリット、そして注意点があるため、事前の検討が大切です。

メリット

キッチンをリフォームで移動させるメリットは以下のとおりです。

• ・ご家族の様子を確認しやすくなる
• ・家事動線が改善される
• ・部屋の雰囲気を一新できる

キッチンは家の中心となる場所なので、配置から見直すことで、ご家族全員の暮らしがスムーズになります。

デメリット

キッチンをリフォームで移動させるデメリットは以下のとおりです。

• ・料理の音が気になる可能性がある
• ・キッチンが丸見えになるケースがある
• ・ほかの部屋が狭く感じることがある

上記のようなデメリットは、設計の工夫で解消できます。

例えば来客時にキッチン内部が丸見えになることが気になる場合には、「キッチンに腰壁を設ける」「キッチン側面や前面にル―バーを設置する」など、セミオープンの造作で開放感を保ちながら目隠しできる方法を検討しましょう。

 

デメリットを解消してキッチンリフォームを成功させるためには、高い提案力・技術力を持つ施工業者が重要です。

センスの良いリフォーム会社の選び方や、避けるべき業者の特徴について、こちらのコラムで確認できます。

▶【センスの良いリフォーム会社】9つの選び方│避けたいリフォーム業者の特徴も解説

注意点

キッチンの移動リフォームには、設計や費用に関するいくつかの注意点があります。

キッチンは交換がおすすめ

古いキッチンをそのまま移動すると、破損やサイズが合わないといったリスクがあります。

新しいキッチンに交換すれば、移動先に合わせた最適なレイアウトに変更でき、利便性や見た目も良くなります。

別のフロアにキッチンを移動させる場合は費用が高額になる

キッチンを別のフロアに移動する際は、配管や電気配線の延長、壁の撤去作業が必要になり、追加費用につながります。

移動距離は住宅ごとに違う

キッチンの移動にかかる費用や工事の難易度は、住宅の構造や間取りによって異なります。

移動距離が長いほど費用がかさむことが一般的なので、予算を明確に決めたうえで、無理のないプランを施工業者に相談してください。

家事効率・動線が良くなるプランを検討

キッチンの位置を見直すことで、家事動線が短縮され、調理や片付けを効率化できます。

（特にマンション）キッチンを移動できないケースもある

キッチンの移動では、排水管に適切な勾配をつける必要があり、床下に十分なスペースがないと配管の移設が困難です。

特にマンションでは床下スペースが限られるケースがあるため、キッチンを移動できない場合があります。

（マンション）管理規約の確認が必要

マンションの管理規約によって、キッチンの移動範囲が制限されているケースがあります。

リフォームを計画する際は、必ず管理規約を確認したうえで、必要な手続き通りに管理組合の許可を得ることが求められます。

 

リフォームでキッチンの移動やレイアウト変更をお考えの方は、ノークホームズにお任せください。

福井エリアで豊富な実績を持つ私たちが、理想のキッチンを実現いたします。

 

キッチンを移動できない場合のリフォームアイデア

キッチンを移動せずに家事効率・動線を改善するリフォームアイデアを紹介します。

• ・収納の見直し：引き出し式収納やオープンシェルフを使って、使いやすい位置に調理器具を収納します。
• ・作業スペースの確保：アイランドカウンターや折りたたみ式の作業台を設置し、調理スペースを広げます。
• ・家電の配置見直し：家電を使いやすい位置に移動し、動線を短縮します。

上記のアイデアを組み合わせることで、効率的なキッチンを実現できます。

まとめ

キッチンの移動や向きを変えるリフォームは、家事効率の向上やご家族とのコミュニケーション改善など、多くのメリットがあります。

しかし、費用面や構造上の制約、管理規約などの注意点もあります。

リフォームを検討する際は、専門家に相談し、ご家族のライフスタイルやご予算に合った最適なプランを立てることが重要です。

ノークホームズでは、豊富な経験とノウハウを活かして、ご家族にとって最適なキッチンプランをご提案いたします。

福井・石川でキッチンリフォームを検討中の方は、お気軽にお問い合わせください。