縦長リビングのテレビ・窓・ソファーの配置・距離(窓の前・斜めなど)|10帖前後のレイアウト実例

| Wednesday

縦長リビングのテレビ・窓・ソファーの配置・距離

縦長リビングテレビ・窓・ソファーの配置・距離を決めるのは、意外と難しいですよね。

縦長リビングは、方角・リビング全体の面積などに合わせて柔軟にレイアウトを決める必要があります。

今回は福井の工務店『ノークホームズ』が、さまざまな形状のリビングに最適なレイアウトプランを提案してきた経験をいかして、以下の項目を紹介します。

 

このコラムのポイント
  • ・縦長リビングは、「テレビ・窓の配置」「テレビ・ソファーの配置・距離」を分けて考えると、最適なレイアウトを決めやすくなります!
  • ・10帖前後のリビングレイアウト実例を見て、縦長リビング全体のレイアウトも確認しましょう。
  • ・縦長リビングを快適な空間にするポイントを紹介します。

 

縦長・横長など、どんなリビングの形状であっても、必ずゆったり快適に暮らせるレイアウトがあります。

リフォーム・リノベーションのプラン組み立てに役立つレイアウトのポイントがわかるので、ぜひ最後までごらんください。

 

縦長リビングのテレビ・窓・ソファーの配置・距離

縦長リビングのテレビ・窓・ソファーの配置・距離

縦長リビングのレイアウトをスムーズに決めるために、まずは「テレビ・窓の配置パターン」「テレビ・ソファーの最適な配置・距離」を確認しましょう。

縦長リビングのテレビ・窓の配置パターン(窓の前・斜めなど)

はじめに、縦長リビングの中のテレビ配置を決めると、ソファーやほかの家具をレイアウトしやすくなります。

また、「窓から入る日差しがテレビの画面に反射して見づらい」といった不便が生まれないよう、窓の位置に合わせてテレビの配置を決めるという視点も大切です。

テレビ・窓の配置パターンは、さまざまです。

 

テレビ・窓の配置 一般的なパターン
  • ・テレビを窓に対して直角に配置
  • ・テレビを窓に対して平行に配置
  • ・テレビを窓の前周辺に斜めに配置
  • ・テレビを部屋の真ん中などに配置(テレビと窓の位置を離す) など

 

「テレビをよく見る時間帯」「窓の方角」を合わせて考え、上記4パターンの中からテレビ・窓の配置を決めましょう。

【例】

  • ・「テレビをよく見る時間帯が朝・夜」「窓の方角が南」の場合:テレビの配置は上記4パターンのうちどれでもOK
  • ・「テレビを1日中つけている「窓の方角が南」」の場合:テレビの配置は「窓の前周辺に斜め」or「テレビと窓の位置を離す」がおすすめ

 

また上記のほか、窓がないリビング・窓が多いリビングなどもあるのではないでしょうか。

のちほど、縦長リビングのレイアウト実例も紹介するので、参考にしてください。

縦長リビングの「ソファー配置」「テレビ・ソファーの最適距離」

縦長リビングのテレビ・窓・ソファーの配置・距離

テレビの配置が決まると、ソファーの配置も考えやすくなります。

  • ・テレビと平行にソファーを配置
  • ・テレビと直角にソファーを配置
  • ・(コの字・L字型のソファーの場合)テレビを囲うようにソファーを配置

テレビ・ソファーの最適距離は一般的に以下のとおりなので、参考にしてください。

 

※テレビのサイズを40〜50インチ(10帖前後のリビングに置く平均的なサイズ)と想定して計算しています。

通常のテレビ:【テレビの高さ×3倍】
【例】

  • ・(テレビ台40cm+テレビの高さ約55cm)×3
    =テレビ・ソファーの距離2.85m
  • ・(テレビ台50cm+テレビの高さ約55cm)×3
    =テレビ・ソファーの距離3.15m
  • ・(テレビ台70cm+テレビの高さ約55cm)×3
    =テレビ・ソファーの距離3.75m

 

4Kテレビ:【テレビの高さ×1.5倍】
【例】

  • ・(テレビ台40cm+テレビの高さ約55cm)×1.5
    =テレビ・ソファーの距離1.42m
  • ・(テレビ台50cm+テレビの高さ約55cm)×1.5
    =テレビ・ソファーの距離1.57m
  • ・(テレビ台70cm+テレビの高さ約55cm)×1.5
    =テレビ・ソファーの距離1.87m

 

ちなみに、リフォーム・リノベーションの間取りを検討中の場合、ご希望のテレビサイズ・ソファーサイズから逆算して、リビングのサイズを決めるプランニング方法もあります。

【例】

「70インチテレビを、ゆったりと大きなソファーに座って鑑賞したい」場合、テレビ・ソファーの最適距離は以下のとおりです。

(テレビの高さ約83cm+テレビ代の高さ約55cm)×3=4.14m

この計算から、4.14mにソファーサイズを加えたリビングの幅or奥行きが必要と判断できる

 

ご自身で考えている縦長リビングのレイアウトに自信がない場合には、紹介してきたような計算方法を参考にして、最適なテレビ・窓・ソファーのは位置を確認していただけると幸いです。

 

リフォーム・リノベーションの際には、室内のレイアウトも含めてプランニングを依頼できる施工業者を選ぶのがおすすめです。

福井で上質なデザインのリフォーム・リノベーションをご希望の方は、ノークホームズにお問い合わせください。

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※当社はしつこい営業を一切行っておりません。ご安心下さい。

※建築予定地が施工エリア外の場合には、資料請求をお断りさせていただきます。あらかじめご了承ください。

〈施工エリア〉
福井市・あわら市・坂井市・鯖江市・越前市・大野市・勝山市・永平寺町・越前町

 

10帖前後の縦長リビング|テレビ・窓・ソファーのレイアウト実例

次に、縦長リビングの実例を見て、テレビ・窓・ソファー配置を確認しましょう。

※住宅の方角の関係で横長に見えるリビングもありますが、主に縦方向に使用するリビング実例を紹介します。

10.5帖の縦長リビング

こちら10.5帖のコンパクトな縦長リビングですが、テレビを壁掛けすることによって、個室・水回りへの通路をしっかり確保しました。

また、ソファーを置かず小上がりの畳コーナを造作してくつろぐスペースとしています。

小上がりの畳コーナーはベンチとして座ったり横になったりできるほか、空間に変化を生むアクセントとしても活躍してくれます!

縦長リビングのテレビ・窓・ソファーの配置・距離実例

小上がり和室のようなおしゃれなアイテムを取り入れたリフォーム・リノベーションを検討中の方は、こちらの記事でデザイン面のポイントを確認できます。

▶関連記事:【戸建てリノベーションをおしゃれに】6つのポイント4つの後悔│おしゃれな施工事例も紹介

13.5帖の縦長リビング

テレビをあまり使用しないご家庭では、こちらの縦長リビンのようにデッドスペースとなりがちな場所に、テレビを配置する方法もあります。

テレビを壁掛けすると、テレビ下のスペースも活用できますね♪

縦長リビングのテレビ・窓・ソファーの配置・距離実例

13.6帖の縦長リビング

こちらの縦長リビングは、壁を背にしてテレビ・ソファーを配置しています。

テレビ・ソファーの距離を十分に確保することで、お子さまが遊んだり、ペットがくつろいだりする、余裕のある空間づくりが実現しました。

縦長リビングのテレビ・窓・ソファーの配置・距離実例

15帖の縦長リビング

こちらの縦長リビングは、テレビ・ソファー・キッチンを平行に配置しています。

LDKのどこにいても、テレビを鑑賞できる配置ですね。

縦長リビングのテレビ・窓・ソファーの配置・距離実例

15.8帖の縦長リビング

こちらの縦長リビングは、キッチン・ダイニングの配置によって、テレビ・ソファーの配置が窓の前に限られる実例です。

また壁の位置を考慮すると、ソファー配置は向かって左側という選択になるのではないでしょうか。

リビング内の通路確保・玄関ホールへの出入りを考慮すると、こちらの縦長リビングのテレビ配置は以下3パターンです。

お子さまの成長などにともなって、テレビ配置を変化させるのもいいですね♪

縦長リビングのテレビ・窓・ソファーの配置・距離実例

 

縦長リビングの実例で、テレビ・窓・ソファー配置を確認してきました。

「縦長リビング」と一口に言っても、形状・面積・使い方はさまざまです。

テレビ・窓・ソファー配置を意識して間取りを決めることも、既存の間取りに合わせてテレビ・ソファー配置・サイズを決めることも可能ですので、状況に合わせて柔軟にレイアウトを検討していただけると幸いです。

 

「家電・家具のレイアウトも含めてリフォーム・リノベーションを施工業者に依頼したい」とご希望の方は、こちらの記事でセンスの良い施工業者の選び方を確認できます。

▶関連記事:【センスの良いリフォーム会社】9つの選び方│避けたいリフォーム業者の特徴も解説

快適な縦長リビングのレイアウトを実現する4つの重要ポイント

縦長リビングのテレビ・窓・ソファーの配置・距離

最後に、縦長リビング全体のレイアウトを検討する前に知っておくと役立つ、4つの重要ポイントも紹介します。

  • ・縦長リビングの面積に合うテレビの置き方・サイズを選ぶ
  • ・縦長リビングの奥まで明るく・風通しがいい窓の方角・大きさ・形を選ぶ
  • ・おしゃれで使いやすい縦長リビングに必須の通路幅・カラーコーディネート
  • ・縦長リビングのメリットをいかしデメリットをカバーする間取りにする

縦長リビングの面積に合うテレビの置き方を選ぶ

テレビの置き方は、以下の3種類です。縦長リビング全体の面積・幅・奥行きに合わせて、暮らしやすい選択をしていただけると幸いです。

  • ・テレビ台に置く
  • ・テレビスタンドを使う
  • ・壁掛け

またテレビ配置を変える可能性がある場合には、無線テレビを選ぶと便利です。

縦長リビングの奥まで明るく・風通しがいい窓の方角・大きさ・形などを選ぶ

縦長リビングのテレビ・窓・ソファーの配置・距離

窓は大きさ・形など種類が豊富なため、リフォーム・リノベーション時には、窓の方角を含めてよく検討するのがおすすめです。

窓の種類 
大きさ ・規格製品の最小は幅20cm×高さ20cmほど
・規格製品の最大は幅169cm×高さ1870ほど
・オーダーメイドで自由にサイズを依頼することも可能
縦長・横長・正方形・◯など
開閉方法 ・引違い窓:左右に動かして開閉
・スライド窓:上下に動かして開閉
・フルオープン窓:窓枠いっぱいまで開放できる など
設置位置 ・腰窓:腰から上の位置に設置
・掃き出し窓:床と同じ位置に設置
・高窓:目線から上の位置に設置
・天窓:屋根に設置
・地窓:足元の位置に設置 など

 

縦長リビングは、住宅の奥に行くほど採光・通風が行き渡りづらい点がネックです。

室内の隅々まで明るく・風通しの良い環境を保てるように、周辺環境も意識しながら窓を選びましょう。

おしゃれで使いやすい縦長リビングに必須の通路幅・カラーコーディネート

1人の人が通路を移動する際に必要な幅は、一般的に60cm〜です。

人がすれ違う際に必要な通路幅は、【60cm×2人=120cm】となります。

全体の幅が狭い縦長リビング・コンパクトな面積の縦長リビングの場合は、テレビ・ソファー・家具の大きさ・量・配置をよく検討しましょう。

また空間の面積は、カラーコーディネートによって実際よりも広くor狭く感じることがあります。

明るい色は広く感じるため、ゆったりと過ごしたいテレビ・ソファー周辺には、明るい色の壁紙・床材を選ぶのがおすすめです。

縦長リビングのメリットをいかしデメリットをカバーする間取りにする

縦長リビングのテレビ・窓・ソファーの配置・距離

縦長リビングには、メリット・デメリットの両面があります

【メリット】

  • ・窓の数・大きさと壁面のバランスを工夫することで、家具・インテリアを置きやすい
  • ・室内を見渡しやすい など

【デメリット】

  • ・空間のゾーニングと通路確保のバランスが難しい
  • ・窓から離れたリビングの奥まで採光・通風が行き渡りづらい

縦長リビングの奥行きをいかして、隣接する空間に水回りをまとめるなどの工夫をすることで、生活動線・家事動線がスムーズになりますね。

また「壁面収納を充実させる」「採光が行き渡らない場所に向けて鏡を設置する」などの工夫で、デメリットのカバーが可能です。

ぜひ施工業者とアイデアを出し合って、ご家族が快適に暮らせる縦長リビングを完成させてください!

 

福井で縦長リビングのある家のリフォーム・リノベーション、新築を検討中の方は、ノークホームズにお問い合わせください。

デザイン性・利便性にこだわりながら、ご家族の理想を実現するプランを提案いたします。

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※当社はしつこい営業を一切行っておりません。ご安心下さい。

※建築予定地が施工エリア外の場合には、資料請求をお断りさせていただきます。あらかじめご了承ください。

〈施工エリア〉
福井市・あわら市・坂井市・鯖江市・越前市・大野市・勝山市・永平寺町・越前町

 

まとめ

縦長リビングのテレビ・窓・ソファーの配置・距離をスムーズに決めるための情報・実例を紹介してきました。

ご家族の希望にプロのアイデアを加えると、レイアウトの幅が広がります♪

今回紹介した情報を参考に、長く快適に暮らせる縦長リビングのレイアウトを実現していただけると幸いです。

著者情報

NORQ HOMES ノークホームズ編集部

NORQ HOMES ノークホームズ編集部

福井の高性能注文住宅を建てる工務店ノーク・ホームズが、リノベーションに役立つ情報を発信しています。

登録・免許
【設 計】 福井県知事 第ろ-1394号
【建 設】 福井県知事 (般-1)10791号
【不動産】 福井県知事 (1)第1704号

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