NORQ HOMES ノークホームズ編集部
福井の高性能注文住宅を建てる工務店ノーク・ホームズが、リノベーションに役立つ情報を発信しています。
登録・免許
【設 計】 福井県知事 第ろ-1394号
【建 設】 福井県知事 (般-1)10791号
【不動産】 福井県知事 (1)第1704号
福井のリフォーム・リノベーション・増改築
縦長リビングのテレビ・窓・ソファーの配置・距離を決めるのは、意外と難しいですよね。
縦長リビングは、方角・リビング全体の面積などに合わせて柔軟にレイアウトを決める必要があります。
今回は福井の工務店『ノークホームズ』が、さまざまな形状のリビングに最適なレイアウトプランを提案してきた経験をいかして、以下の項目を紹介します。
このコラムのポイント |
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縦長・横長など、どんなリビングの形状であっても、必ずゆったり快適に暮らせるレイアウトがあります。
リフォーム・リノベーションのプラン組み立てに役立つレイアウトのポイントがわかるので、ぜひ最後までごらんください。
縦長リビングのレイアウトをスムーズに決めるために、まずは「テレビ・窓の配置パターン」「テレビ・ソファーの最適な配置・距離」を確認しましょう。
はじめに、縦長リビングの中のテレビ配置を決めると、ソファーやほかの家具をレイアウトしやすくなります。
また、「窓から入る日差しがテレビの画面に反射して見づらい」といった不便が生まれないよう、窓の位置に合わせてテレビの配置を決めるという視点も大切です。
テレビ・窓の配置パターンは、さまざまです。
テレビ・窓の配置 一般的なパターン |
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「テレビをよく見る時間帯」「窓の方角」を合わせて考え、上記4パターンの中からテレビ・窓の配置を決めましょう。
【例】
また上記のほか、窓がないリビング・窓が多いリビングなどもあるのではないでしょうか。
のちほど、縦長リビングのレイアウト実例も紹介するので、参考にしてください。
テレビの配置が決まると、ソファーの配置も考えやすくなります。
テレビ・ソファーの最適距離は一般的に以下のとおりなので、参考にしてください。
※テレビのサイズを40〜50インチ(10帖前後のリビングに置く平均的なサイズ)と想定して計算しています。
通常のテレビ:【テレビの高さ×3倍】 |
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【例】
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4Kテレビ:【テレビの高さ×1.5倍】 |
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【例】
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ちなみに、リフォーム・リノベーションの間取りを検討中の場合、ご希望のテレビサイズ・ソファーサイズから逆算して、リビングのサイズを決めるプランニング方法もあります。
【例】
「70インチテレビを、ゆったりと大きなソファーに座って鑑賞したい」場合、テレビ・ソファーの最適距離は以下のとおりです。
(テレビの高さ約83cm+テレビ代の高さ約55cm)×3=4.14m
この計算から、4.14mにソファーサイズを加えたリビングの幅or奥行きが必要と判断できる。
ご自身で考えている縦長リビングのレイアウトに自信がない場合には、紹介してきたような計算方法を参考にして、最適なテレビ・窓・ソファーのは位置を確認していただけると幸いです。
リフォーム・リノベーションの際には、室内のレイアウトも含めてプランニングを依頼できる施工業者を選ぶのがおすすめです。
福井で上質なデザインのリフォーム・リノベーションをご希望の方は、ノークホームズにお問い合わせください。
〈お問い合わせ〉
〈スタジオ来場のご予約〉
※当社はしつこい営業を一切行っておりません。ご安心下さい。
※建築予定地が施工エリア外の場合には、資料請求をお断りさせていただきます。あらかじめご了承ください。
〈施工エリア〉
福井市・あわら市・坂井市・鯖江市・越前市・大野市・勝山市・永平寺町・越前町
次に、縦長リビングの実例を見て、テレビ・窓・ソファー配置を確認しましょう。
※住宅の方角の関係で横長に見えるリビングもありますが、主に縦方向に使用するリビング実例を紹介します。
こちら10.5帖のコンパクトな縦長リビングですが、テレビを壁掛けすることによって、個室・水回りへの通路をしっかり確保しました。
また、ソファーを置かず小上がりの畳コーナを造作してくつろぐスペースとしています。
小上がりの畳コーナーはベンチとして座ったり横になったりできるほか、空間に変化を生むアクセントとしても活躍してくれます!
小上がり和室のようなおしゃれなアイテムを取り入れたリフォーム・リノベーションを検討中の方は、こちらの記事でデザイン面のポイントを確認できます。
▶関連記事:【戸建てリノベーションをおしゃれに】6つのポイント4つの後悔│おしゃれな施工事例も紹介
テレビをあまり使用しないご家庭では、こちらの縦長リビンのようにデッドスペースとなりがちな場所に、テレビを配置する方法もあります。
テレビを壁掛けすると、テレビ下のスペースも活用できますね♪
こちらの縦長リビングは、壁を背にしてテレビ・ソファーを配置しています。
テレビ・ソファーの距離を十分に確保することで、お子さまが遊んだり、ペットがくつろいだりする、余裕のある空間づくりが実現しました。
こちらの縦長リビングは、テレビ・ソファー・キッチンを平行に配置しています。
LDKのどこにいても、テレビを鑑賞できる配置ですね。
こちらの縦長リビングは、キッチン・ダイニングの配置によって、テレビ・ソファーの配置が窓の前に限られる実例です。
また壁の位置を考慮すると、ソファー配置は向かって左側という選択になるのではないでしょうか。
リビング内の通路確保・玄関ホールへの出入りを考慮すると、こちらの縦長リビングのテレビ配置は以下3パターンです。
お子さまの成長などにともなって、テレビ配置を変化させるのもいいですね♪
縦長リビングの実例で、テレビ・窓・ソファー配置を確認してきました。
「縦長リビング」と一口に言っても、形状・面積・使い方はさまざまです。
テレビ・窓・ソファー配置を意識して間取りを決めることも、既存の間取りに合わせてテレビ・ソファー配置・サイズを決めることも可能ですので、状況に合わせて柔軟にレイアウトを検討していただけると幸いです。
「家電・家具のレイアウトも含めてリフォーム・リノベーションを施工業者に依頼したい」とご希望の方は、こちらの記事でセンスの良い施工業者の選び方を確認できます。
▶関連記事:【センスの良いリフォーム会社】9つの選び方│避けたいリフォーム業者の特徴も解説
最後に、縦長リビング全体のレイアウトを検討する前に知っておくと役立つ、4つの重要ポイントも紹介します。
テレビの置き方は、以下の3種類です。縦長リビング全体の面積・幅・奥行きに合わせて、暮らしやすい選択をしていただけると幸いです。
またテレビ配置を変える可能性がある場合には、無線テレビを選ぶと便利です。
窓は大きさ・形など種類が豊富なため、リフォーム・リノベーション時には、窓の方角を含めてよく検討するのがおすすめです。
窓の種類 | |
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大きさ | ・規格製品の最小は幅20cm×高さ20cmほど ・規格製品の最大は幅169cm×高さ1870ほど ・オーダーメイドで自由にサイズを依頼することも可能 |
形 | 縦長・横長・正方形・◯など |
開閉方法 | ・引違い窓:左右に動かして開閉 ・スライド窓:上下に動かして開閉 ・フルオープン窓:窓枠いっぱいまで開放できる など |
設置位置 | ・腰窓:腰から上の位置に設置 ・掃き出し窓:床と同じ位置に設置 ・高窓:目線から上の位置に設置 ・天窓:屋根に設置 ・地窓:足元の位置に設置 など |
縦長リビングは、住宅の奥に行くほど採光・通風が行き渡りづらい点がネックです。
室内の隅々まで明るく・風通しの良い環境を保てるように、周辺環境も意識しながら窓を選びましょう。
1人の人が通路を移動する際に必要な幅は、一般的に60cm〜です。
人がすれ違う際に必要な通路幅は、【60cm×2人=120cm】となります。
全体の幅が狭い縦長リビング・コンパクトな面積の縦長リビングの場合は、テレビ・ソファー・家具の大きさ・量・配置をよく検討しましょう。
また空間の面積は、カラーコーディネートによって実際よりも広くor狭く感じることがあります。
明るい色は広く感じるため、ゆったりと過ごしたいテレビ・ソファー周辺には、明るい色の壁紙・床材を選ぶのがおすすめです。
縦長リビングには、メリット・デメリットの両面があります。
【メリット】
【デメリット】
縦長リビングの奥行きをいかして、隣接する空間に水回りをまとめるなどの工夫をすることで、生活動線・家事動線がスムーズになりますね。
また「壁面収納を充実させる」「採光が行き渡らない場所に向けて鏡を設置する」などの工夫で、デメリットのカバーが可能です。
ぜひ施工業者とアイデアを出し合って、ご家族が快適に暮らせる縦長リビングを完成させてください!
福井で縦長リビングのある家のリフォーム・リノベーション、新築を検討中の方は、ノークホームズにお問い合わせください。
デザイン性・利便性にこだわりながら、ご家族の理想を実現するプランを提案いたします。
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縦長リビングのテレビ・窓・ソファーの配置・距離をスムーズに決めるための情報・実例を紹介してきました。
ご家族の希望にプロのアイデアを加えると、レイアウトの幅が広がります♪
今回紹介した情報を参考に、長く快適に暮らせる縦長リビングのレイアウトを実現していただけると幸いです。