NORQ HOMES ノークホームズ編集部
福井の高性能注文住宅を建てる工務店ノーク・ホームズが、リノベーションに役立つ情報を発信しています。
登録・免許
【設 計】 福井県知事 第ろ-1394号
【建 設】 福井県知事 (般-1)10791号
【不動産】 福井県知事 (1)第1704号
福井のリフォーム・リノベーション・増改築
気密性の高い家を簡単にいうと、すき間の少ない家のことです。
「すき間が少ない家は暖かそうだけど、湿気がこもる・ハウスダストが蓄積しやすいなどのデメリットもあるのでは?」と疑問を感じている方がいらっしゃるのではないでしょうか。
たしかに気密性の高い家には特有のデメリットがあり、「断熱性・換気性」を掛け合わせて住宅環境を整える必要があります。
そこで今回は、高性能の家づくりの専門家である福井の工務店「ノークホームズ」が、気密性の高い家のデメリットについて以下の項目をわかりやすく解説します。
このコラムのポイント |
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リフォーム・新築時に後悔しないプランを組み立てて快適なマイホームでの暮らしが実現するよう、ぜひ最後までごらんください!
目次
はじめに、気密性の高い家特有のデメリット・メリットを紹介します。
デメリットの発生には必ず原因があるため、デメリットと原因を一緒に確認しましょう。
実際に気密性の高い家に住んでいる方の口コミも紹介します。
以前は、「気密性の高い家=窓が小さくて息苦しい、開放感がない」というイメージがありましたが、開口部(窓・玄関)などの住宅建材の性能向上によって、そのようなデメリットをもつ住宅は少なくなりました。
ただし「気密性・断熱性・換気性・遮熱性」のバランスが整っていないことで、以下のようなデメリットが発生する可能性があります。
デメリット | 原因 |
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壁の内側、屋根裏などに結露が発生しやすい | 断熱性に問題がある |
湿気がこもる | 換気性に問題がある |
花粉・ホコリなどがこもり、アレルギー症状を感じやすいケースがある | |
においがこもる | |
冬の乾燥がひどい | |
(施工業者によって) ・建築費用が高い ・建築技術にムラがある可能性がある |
施工業者に問題がある |
石油・ガスファンヒーターを使用できない | - (やむをえない) |
実際に気密性の高い家に住んでいる方の口コミをSNSなどで確認したところ、上記のデメリットを感じている声が多く、原因がわからずお困りの方がたくさんいらっしゃいました。
気密性の高い住宅には確かにデメリットがありますが、「断熱性・換気性・遮熱性」を整えていないことによって発生したデメリットであることも、ご確認頂けたと思います。
そこで次に、リフォーム・新築のプラン組み立て時に気密性能向上と同時に意識するべき、「断熱性・換気性・遮熱性」の特徴も確認しましょう。
福井で住宅性能向上を目指してリフォームを検討中の方は、ノークホームズにお問い合わせください。
ノークホームズは、「気密性・断熱性」をはじめとする住宅性能向上リフォームの専門家です。
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※当社はしつこい営業を一切行っておりません。ご安心下さい。
※建築予定地が施工エリア外の場合には、資料請求をお断りさせていただきます。あらかじめご了承ください。
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福井市・あわら市・坂井市・鯖江市・越前市・大野市・勝山市・永平寺町・越前町
気密性の高い家は、「断熱性・換気性・遮熱性」とのバランスを整えることで、快適な住宅となります。
そこで、「断熱性・換気性・遮熱性」についても、どのような特徴を持つ性能なのかを一緒に確認しましょう。
具体的には家の外皮(窓・床・屋根・壁)を「グラスウール」などの断熱材で包み、「室内の熱が逃げる」「外気温が室内に影響する」どちらも防ぎます。
「断熱性が低い=外皮に近づくほど暖房で暖めた空気の温度を保ちづらい室内環境」となるため、室内が暖まりづらいだけでなく、「結露」「結露によるカビ」の発生確率も高まります。
こちらの記事で、断熱性能が低くて寒い住宅を暖かくする方法を確認できます。
▶関連記事:寒い家を暖かくする方法|断熱材のない外より寒い一軒家のお手軽な防寒方法・暖房に頼らない本格的な方法
気密性・断熱性の高い住宅に必須の24時間換気システム導入が建築基準法上で義務化されたのは2003年〜のため、以下のような悩みをお持ちの場合には、改めて換気システム・換気計画を見直すのがおすすめです。
24時間換気システムには3つの種類があるため、次の章「気密性の高い家のデメリット解消に必須の24時間換気システムとは」で紹介します。
日射熱を遮る主な方法は反射で、外皮に使用する塗料などで遮熱性を確保します。
基本的に断熱性は遮熱性も兼ねますが、日光の光を直接通す窓ガラスは、断熱性が高い製品であっても日射熱を遮れません。
そのため、例えば「日当たりがよくて長時間日差しが入る窓は遮熱性が高い製品にする」など、「断熱性能を補う性能」として遮熱性を住宅に取り入れるのがおすすめです。
気密性と合わせて意識するべき「断熱性・換気性・遮熱性」の特徴を紹介してきました。
「気密性・断熱性・換気性・遮熱性」のバランスを整えることは、以下の効果を高める可能性があります♪
「気密性・断熱性・換気性・遮熱性」のバランスを整える効果 |
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実際に「気密性・断熱性・換気性・遮熱性」のバランスが整った住宅に住んでいる方の口コミを確認したところ、以下のようなメリットを感じてる方がたくさんいらしゃいました。
上記で紹介してきた中で、特に「換気性」については気密性・断熱性とは全く違う設備で整える必要があるため、次に換気性を高める方法を紹介します。
福井で「お住まいの住宅の快適性を高めたい」とご希望の方は、ノークホームズにお問い合わせください。
北陸の厳しい気候の中で1年を通して快適に暮らせる、おしゃれなリフォームプランを提案いたします。
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24時間換気システムには以下3つの種類があり、第一種換気システムが最も気密性の高い家のデメリット解消に役立ち、効率よく換気可能です。
※24時間換気システムの給気口にはフィルターがあり、花粉・ホコリなどをキャッチしてくれます。
ただし第一種換気システムの効果を発揮させるためには、適切な換気計画が必須です。
給気口から取り入れた外気をフィルターで清浄し、きれいになった空気を住宅全体に巡らせたうえで適切な位置から排気できるよう、リフォーム・新築を依頼する施工業者に換気計画提案を依頼しましょう。
最後に、気密性の高い家のデメリットを解消する方法として、「気密性・断熱性・換気性・遮熱性」以外の重要ポイントも紹介します。
「気密性」のような住宅性能は、周辺環境や地域特有の気候の影響なども加味して整える必要があります。
特にリフォームの場合は既存住宅の現状を正しく把握する知識も必要なため、建築士のような専門家が在籍していて住宅診断を実施したうえでリフォームプランを提案してくれる施工業者を選ぶのがおすすめです。
福井のノークホームズは、建築士が在籍している工務店です。
既存住宅の気密性・断熱性、耐震性・老朽化などの診断を実施したうえでリフォームプランを提案いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
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※建築予定地が施工エリア外の場合には、資料請求をお断りさせていただきます。あらかじめご了承ください。
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国・自治体は、住宅が排出するCo2の削減などを目標とした省エネ関連の政策を実施しています。
補助金や減税制度の実施状況は国・自治体の政策・予算によって変動するため、リフォーム・新築のプラン組立時に、活用できる補助金があるかを確認しましょう。
例として、こちらの記事で福井で活用できる国・自治体の補助金を確認できます。
▶関連記事:福井市で【リフォーム】に使える補助金や助成金(国・県・市)まとめ
建材・住宅設備選びの際には初期費用に注目しがちですが、耐久性・メンテナンス性を加味して長期的な視点で支出を考えるのが大切です。
一般的に比較的手頃な価格の建材・住宅設備は耐久性が低く、メンテナンスサイクルが早い可能性があるため、注意してください。
こちらの記事で、住宅の代表的な設備である給湯器の選び方を確認できます。
▶関連記事:エコキュートの寿命は20年以内|長寿命を目指す使い方、交換が必要な症状、給湯器の選び方など解説
気密性の高い家のデメリットを解消する方法を紹介してきました。
住宅は、1つの性能のみ高性能にしても快適な住環境となりません。
今回紹介した情報を参考にして、住み始めてから湿気や原因不明の違和感に悩まされることのない、快適なマイホームを完成させていただけると幸いです。