NORQ HOMES ノークホームズ編集部
福井の高性能注文住宅を建てる工務店ノーク・ホームズが、リノベーションに役立つ情報を発信しています。
登録・免許
【設 計】 福井県知事 第ろ-1394号
【建 設】 福井県知事 (般-1)10791号
【不動産】 福井県知事 (1)第1704号
福井のリフォーム・リノベーション・増改築
「対面キッチンをやめたい…」と思ったら、リフォームのタイミングと考えられます。
おしゃれで快適なイメージがある対面キッチンですが、実際に使ってみると意外と気になる点も多いものです。
そこで今回は、家づくりの専門家である福井の工務店「ノークホームズ」が、対面キッチンのリフォーム方法やレイアウトについて以下の項目をわかりやすく解説します。
このコラムのポイント |
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対面キッチンの具体的なリフォーム方法を知ることで快適な暮らしが実現するよう、ぜひ最後までごらんください!
目次
はじめに、対面キッチン特有のメリット・デメリットを紹介します。
一般的には対面キッチンの間取りが増えていますが、デメリットを挙げる声も多く聞かれるため、主な理由を確認しておきましょう。
実際に対面キッチンを使っている方の口コミも紹介します。
実際に対面キッチンを使っている方の口コミをSNSなどで確認したところ、上記のデメリットを感じている声が多く、お困りの方がたくさんいらっしゃいました。
最近はリビング・ダイニングとキッチンを一繫がりにする大空間の間取りが主流ですが、仕切りが無いことで騒音等を感じやすくなるのが難点です。
また独立式キッチンとは違って手元が丸見えになってしまうので、片付けをするのが面倒という声も多いです。
ただし対面キッチンもレイアウト・工夫によってメリットがあるので、リフォームの参考にして頂けるように、対面キッチンのメリット・デメリットを改めて確認しましょう。
対面キッチンは、リビング・ダイニングに向けてレイアウトすることで開放的な間取りになります。
これにより、ご家族・ゲストとコミュニケーションを取りやすくなる点が魅力です。
また空間がオープンになることで、インテリアをおしゃれにコーディネートしやすくなります。手元灯としてペンダントライトを吊るすなど、デザインの幅が広がります。
対面キッチンは、「キッチン内での作業音がリビングに響いてうるさい」というデメリットがありますが、こちらのようにキッチンとリビングを離してレイアウトすることで、デメリットを解消できます。
くつろぎのスペースであるリビングとの距離を離す間取りにすれば、調理中や片付けの音が届きにくくなりおすすめです。
間取りは工夫次第で豊富なパターンが考えられますが、プロに相談してみるとスムーズに計画できます。
福井でキッチンリフォームを検討中の方は、ノークホームズにお問い合わせください。
〈お問い合わせ〉
〈スタジオ来場のご予約〉
※当社はしつこい営業を一切行っておりません。ご安心下さい。
※建築予定地が施工エリア外の場合には、資料請求をお断りさせていただきます。あらかじめご了承ください。
〈施工エリア〉
福井市・あわら市・坂井市・鯖江市・越前市・大野市・勝山市・永平寺町・越前町
対面キッチンにはいくつかのデメリットがありますが、上手に計画することで問題を解消できます。
ここでは、リフォーム方法や費用相場、工期といったポイントをまとめてご紹介します。
対面キッチンのリフォーム方法としては、下表のようなタイプが考えられます。
具体的な費用や工期についても、合わせてチェックしてみましょう。
リフォーム方法 | 費用・工期 |
---|---|
対面キッチンから壁付キッチンにリフォーム |
100~200万円 |
2~3週間 | |
対面キッチンをⅡ型キッチンにリフォーム |
100~200万円 |
2~3週間 | |
対面キッチンを独立キッチンにリフォーム |
150~300万円 |
2~4週間 | |
対面キッチンの位置変更 |
100~200万円 |
2~3週間 | |
ガスコンロの前にガラスパーテーションを設置 |
10~20万円 |
1~2日 |
キッチンのレイアウト自体を変更する大掛かりなリフォームの場合、費用・期間がかさむ傾向があります。
一方でガラスパーテーションの設置といった簡易的なリフォームであれば、1日で完了する場合もあります。
ただし費用はリフォーム内容、キッチンのグレードなどによって変動します。詳しくは施工業者にお問い合わせください。
気になる費用を抑えるコツとしては、こちらの記事でポイントをチェックできます。
▶50代・60代のリフォーム理由、間取り実例|キッチンなど部位別のポイント、費用の抑え方など解説
対面キッチンには色々な種類があり、それぞれ特徴が異なります。
I型キッチンは直線的な配置で、一般的によく見られる形状です。簡潔で使い勝手がよく、狭いスペースに適しています。
一方でⅡ型キッチンは、通路の両側にカウンターや作業スペースがあるキッチンのことを指します。シンクやコンロの配置は自由なので、使い勝手に合わせて広い作業スペースが確保できます。
ペニンシュラキッチンは、カウンターの片側が壁に接しているタイプです。キッチンとリビングなどの空間を一体化させ、オープンな雰囲気を演出できます。
アイランドキッチンは、キッチンが中央に島のように配置されているタイプです。複数の人が同時に調理でき、デザイン的にもおしゃれなのが特徴です。
U型(コの字型)キッチンは、カウンターが3方向に広がった形状をしています。多くの収納や広い作業スペースがあり、効率的な動線が確保されています。
L型キッチンはカウンターが2方向に広がっているタイプで、コンパクトながら使い勝手がよく、隅々まで効率的に活用できます。
こういったレイアウトは、家のスペースや設計、使い勝手の好みに応じて選択します。
リフォーム後も対面キッチンを選択する場合には、ライフスタイルやLDKの面積・形状などに合わせてレイアウトを検討する必要があります。
福井でキッチンリフォームを検討中の方は、ノークホームズにお問い合わせください。
ノークホームズは、おしゃれなキッチンなど住宅性能向上リフォームの専門家です。
〈お問い合わせ〉
〈スタジオ来場のご予約〉
※当社はしつこい営業を一切行っておりません。ご安心下さい。
※建築予定地が施工エリア外の場合には、資料請求をお断りさせていただきます。あらかじめご了承ください。
〈施工エリア〉
福井市・あわら市・坂井市・鯖江市・越前市・大野市・勝山市・永平寺町・越前町
対面キッチンからリフォームする場合、「壁付キッチン」に変更するパターンが人気です。
ここでは、使いやすい壁付キッチンのレイアウト成功事例をご紹介します。
部屋の面積別にまとめているので、ご自宅の広さに応じてチェックしてみてください。
10.5帖のLDKの場合、比較的コンパクトなレイアウトになります。
壁付キッチンにすることで、スペースを有効活用できるのがメリットです。
動線を考慮してダイニングテーブルを設置する必要がありますが、お子さまが独立して夫婦2人暮らしになった場合にもぴったりのレイアウトです。
具体的なプランの作り方については、こちらの記事でチェックしてみてください。
▶将来は一階だけで暮らす家|夫婦二人からファミリーまで人気の間取り、一階で生活が完結するプランの作り方
17.3帖のLDKは、一般的な間取りに多い広さです。リビングとダイニングキッチンをゾーン分けできるため、動線が交差せず使い勝手が良くなります。
壁付キッチンにすることで調理中のにおいや音が広がりにくくなり、うるさいと感じることも少なくなります。
こちらは19.5帖のLDKで、ほぼ正方形の間取りとなっています。
壁面全体をキッチンカウンターとすることで、広い作業スペースを確保しています。
6人掛けのダイニングテーブルを置いても十分な広さがあるため、家族や友人と集まる機会が多い場合にもおすすめです。
こちらは22.5帖のLDKとなっており、横長の形状が特徴です。
玄関を入ってすぐの所にキッチンがあり、作業スペースとくつろぎスペースが明確に分けられています。
キッチンを壁付にして部屋が広くなる分、生活動線や家事動線を自由に計画しやすいというメリットがあります。
同じような縦長リビングの例として、こちらの記事で間取りの事例を確認できます。
▶縦長リビングのテレビ・窓・ソファーの配置・距離(窓の前・斜めなど)|10帖前後のレイアウト実例
壁付キッチンはシンプルで使いやすいタイプですが、いくつかのデメリットがあるので注意が必要です。
上記のようなデメリットがあるため、対面キッチンをやめたいと感じていても、リフォームプランを組み立てる際には壁付・対面どちらにするかよく検討する必要があります。
キッチンリフォームを成功させるには、下記の5つのポイントを意識していただけると幸いです。
十分な収納スペースがあれば、キッチン用具や調理器具、食材などを整理整頓しやすくなります。これにより使いたいアイテムがすぐに見つけられて、作業効率が向上します。
また収納スペースが十分に確保されていると、キッチンがすっきりと見えて気分良く過ごせるのもメリットです。オープンなスペースは、視覚的な快適さにも繋がります。
コンロ・冷蔵庫・作業スペースの配置と距離は「ワークトライアングル」と呼ばれます。
これはキッチンの主要な作業エリアを結ぶ三角形の配置を指し、効率的なキッチンデザインの基本原則とされています。
基本的には、3点を結ぶ長さが360~600cmになるのが理想的です。
各辺の合計が長すぎず短すぎず、作業効率を損なわないようなバランスを保った計画を立てましょう。
配膳と片付けの動線が効率的であれば、料理の準備から食事の提供までの流れがスムーズに行えます。これにより作業時間が短縮され、快適なキッチンになります。
配膳や片付けの際には、火元や濡れた床などに注意が必要です。動線や配置の工夫により、安全性の確保にも気を配りましょう。
キッチンは調理スペースのため、水の飛沫や調理中の蒸気にさらされることが多くなります。
そのため耐水性があり、湿気に強く、汚れやシミにも強い機能性壁紙を選ぶことが重要です。
ただし、機能性壁紙には価格差があります。デザインと機能性のバランスを考慮して、理想的な素材を見つけましょう。
コンロについては、IHにするかガスにするかを検討しましょう。
IHコンロは電磁調理技術を使用しており、火を使わないため安全性が保ちやすいのが特徴です。
一方でガスコンロは直火で熱する方式で、火力調整がしやすく直感的に調理できます。
どちらにもメリット・デメリットはありますが、ガスからIHにリフォームする事例は増えています。
IHコンロは高い効率でエネルギーを利用し、無駄なエネルギーの使用が少ないため環境に優しいエネルギーです。
IHのような最新電気設備は、長い目で見ると光熱費の節約に繋がることが多いです。同様な省エネルギー設備として注目のエコキュートについて、下記の記事でポイントを確認できます。
▶エコキュートの寿命は20年以内|長寿命を目指す使い方、交換が必要な症状、給湯器の選び方など解説
福井のノークホームズは、キッチンのリフォームを数多く手掛ける工務店です。
既存住宅の状態に合ったリフォームプランを提案いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
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対面キッチンのリフォームについて紹介してきました。
キッチンはリビング・ダイニングと近いため、使い勝手や過ごしやすさを総合的に考慮する必要があります。
今回紹介した情報を参考にして、快適で使いやすいキッチン計画のご参考にしていただけると幸いです。