フローリングの張替えは住みながらできるのか｜広さ別の費用・日数、メリット・デメリットを紹介

床のリフォームを検討して、「フローリングの張替えは住みながらできる？」と疑問を持つ方は多くいらっしゃいます。

フローリングの張替えが住みながらできない場合、仮住まいや引越しなどの準備が必要になるため、事前に住みながらリフォームができるか把握しておくことが大切です。

そこで今回は、豊富なリフォーム実績を持つ福井の工務店「ノークホームズ」が、フローリングの張替えは住みながらできるのかを解説します。

 

このコラムのポイント
・フローリングの張替えは、住みながらできるのかを解説します。 ・フローリングの張替えの費用相場と工事日数の目安を、広さ別にご紹介します。 ・フローリングの張替えを住みながらする場合の注意点をお伝えします。

 

この記事を読むと、ご自身の住宅のフローリングの張替えが住みながらできるか判断でき、リフォームをスムーズに進めるためのヒントを得られるので、ぜひ最後までごらんください。

フローリングの張替えは住みながらできるのか

フローリングの張替えは住みながらできるのかは、張替えの工法や施工面積などの条件によって異なります。

ここでは、フローリングの張替えについて「住みながらできる場合」と「住みながらできない場合」に分けて紹介するので、ご自身のリフォーム計画と照らし合わせながらチェックしてください。

フローリングの張替えが住みながらできる場合

フローリングの張替えが住みながらできる場合は、以下のとおりです。

• ・既存のフローリングの上に新しい床材を重ねて張る「重ね張り（上貼り）工法」を選択する場合
• ・住宅の一部のフローリングを張替えるなど、施工面積が限られている場合
• ・フローリングを張替える部屋の形状が長方形などシンプルな場合

ただし、既存の床の種類や劣化状況によっては、重ね張り（上貼り）工法を選択きないケースもあります。

フローリングの張替えが住みながらできない場合

フローリングの張替えが住みながらできない場合は、以下のとおりです。

• ・既存のフローリングをはがして新しい床材を貼り直す「張替え工法」を選択する場合
• ・住宅のフローリングの全面張替えをするなど、施工面積が広い場合
• ・フローリングを張替える部屋の形状が複雑な場合

張替え工法は既存の床をはがす必要があり、騒音やホコリがご家族のストレスとなる可能性が高いため、住みながらフローリングの張替えするのが難しくなります。

上記のようなケースでは、住みながらフローリングを張替えるのは困難ですが、住宅の状況によっては可能な場合もあるので、施工業者に相談してから判断しましょう。

 

和室を洋室にするリフォームは住みながらできるのかについては、こちらの記事で解説しています。

▶関連ページ：「和室を洋室にリフォーム」は住みながらできるのか｜リフォーム工事の内容別費用・日数、実例画像を紹介

 

福井で住みながらフローリングの張替えリフォームをしたいとお考えの方は、ノークホームズへお問い合わせください。

お客さまのライフスタイルや住宅の状況を踏まえて、最適なプランをご提案いたします。

 

フローリングの張替えの費用相場と工事日数の目安｜6畳・12畳・20畳の広さ別

フローリングの張替えの費用相場を、6畳・12畳・20畳の広さ別にご紹介します。

まず、複合フローリングの張替え費用相場は、以下のとおりです。

※複合フローリングとは、集成材や合板の上に木目がプリントされたシートを貼り合わせた床材を指します。

広さ	張替え工法	重ね張り（上貼り）工法
6畳	11万〜17万円	7万~13万円
12畳	20万〜29万円	19万〜27万円
20畳	33万〜48万円	21万〜45万円

※リフォーム・リノベーションプランによって価格は異なります。詳細な価格につきましては、お問い合わせください。

 

続いて、無垢フローリングの張替え費用相場は、以下のとおりです。

※無垢フローリングとは、丸太から切り出した1枚の板を加工した床材を意味します。

広さ	張替え工法	重ね張り（上貼り）工法
6畳	15万〜22万円	10万〜18万円
12畳	28万〜35万円	26万〜33万円
20畳	43万〜58万円	33万〜56万円

※リフォーム・リノベーションプランによって価格は異なります。詳細な価格につきましては、お問い合わせください。

 

上記のように、フローリングのリフォームは、張替え工法よりも重ね張り（上貼り）工法のほうが費用は安く済む傾向にあります。

また、フローリングを張替える面積はもちろん、床材のグレードなどによっても費用は変化するため注意しましょう。

フローリングを張替えるリフォームの工事日数は、施工面積や工法によって異なりますが、6畳程度で1～3日が一般的です。

フローリングの張替えの費用を抑える方法

フローリングの張替えの費用を抑える方法は、以下のとおりです。

• ・張替え工法ではなく、重ね張り（上貼り）工法を選択する
• ・リフォームで張替える床材のグレードを見直す
• ・複数の施工業者から見積もりを取得して、費用を比較する
• ・補助金・助成金を活用する

上記に加えて、フローリングの張替えリフォームで追加工事を防ぐためにも、詳細な見積もり作成を依頼して、どのような工事が実施されるか事前に把握しましょう。

フローリングの張替えリフォームでは、バリアフリー化や断熱化などの補助金・助成金を活用できるケースがあるので、お住まいの自治体の補助金・助成金を早めにチェックすることも重要です。

 

福井市でリフォームに使える補助金については、こちらの記事でご紹介しています。

▶関連ページ： 福井市で【リフォーム】に使える補助金や助成金（国・県・市）まとめ

 

福井で補助金を活用したリフォームを検討している方は、ノークホームズにお問い合わせください。

ノークホームズは、各種補助金の申請が可能な工務店です。

 

フローリングの張替えを住みながらするメリット・デメリット

フローリングの張替えを住みながらするメリット・デメリットを紹介します。

リフォームで後悔しないためにも、メリットだけではなく、デメリットも踏まえて検討しましょう。

フローリングの張替えを住みながらするメリット

フローリングの張替えを住みながらするメリットは、以下のとおりです。

• ・仮住まいの費用が発生しないので、トータル費用を抑えられる
• ・工事の進捗状況をご自身の目で確かめられる
• ・工事について疑問があれば、職人さんに直接質問できる

フローリングの張替えを住みながらできる場合は、仮住まい費用が発生しないうえに、ご自宅から仮住まい・仮住まいからご自宅までの2回の引越しをする費用・手間がかかりません。

リフォームの工事中に職人さんに質問などはできますが、工事がスタートすると、工事内容を大幅に変更することは難しいため、注意してください。

フローリングの張替えを住みながらするデメリット

フローリングの張替えを住みながらするデメリットは、以下のとおりです。

• ・張替え工法で工事する場合は、ホコリや騒音がストレスになる場合がある
• ・フローリングを張替える広さによっては、生活スペースが狭くなる
• ・工期が伸びると、狭い空間で生活する期間も長くなる

張替え工法よりも重ね張り（上貼り）工法のほうが音は抑えられるものの、重ね張り工法でも工事音は発生するので、音に敏感なご家族がいる場合には、事前に施工業者に相談しましょう。

フローリングの張替えを住みながらする場合の注意点

フローリングの張替えを住みながらする場合の注意点は、以下のとおりです。

• ・お子さまや高齢者がご家族にいる場合は、ホコリや音が大きなストレスになる場合がある
• ・マンションや集合住宅地では近隣のお宅に、工事の音が響く可能性がある
• ・工事関係者が住宅に出入りするため、プライバシーの確保が難しいケースがある
• ・フローリングの張替え箇所によっては、住宅設備が一時的に利用できない

フローリングの張替えリフォームの工期が伸びると、上記の影響が長く続くので、リフォーム前には施工業者に工期延長の可能性があるかを確認しましょう。

 

福井でフローリングの張替えを検討している方は、ノークホームズにお問い合わせください。

お客さまのライフスタイルや住宅の状況を踏まえて、最適なプランをご提案いたします。

 

フローリングの張替えを住みながらするリフォームのQ&A

最後に、フローリングの張替えを住みながらするリフォ―ムを検討中の方から、ノーク―ホームズがよく頂く質問・回答を紹介します。

フローリング張替え時の冷蔵庫や大きな家具の移動は誰がやる？

フローリング張替え時の冷蔵庫や大きな家具の移動は、施工業者によって対応が異なります。

施工業者が対応してくれるケースもあるので、リフォームの問い合わせをする際に、家具の移動についても確認しましょう。

ただし、家具のサイズや量によっては、家具移動費が発生するケースもあります。

フローリングの張替えを自分でやりたい。DIYできる？

DIYでフローリングを張替えることは可能ですが、施工業者に依頼するのがおすすめです。

フローリングの張替えをDIYすると、仕上がりが悪くなる可能性があり、フローリングの厚さでドアの開閉に支障が出るケースもあります。

また、無垢フローリングは湿気や乾燥で伸縮する可能性があるため、リフォームのプロである施工業者に任せましょう。

 

施工業者の選び方については、こちらの記事で解説しています。

▶関連ページ：【センスの良いリフォーム会社】9つの選び方│避けたいリフォーム業者の特徴も解説

フローリングはいつ張替えるべき？

フローリングの状態によっても異なりますが、フローリングの張替え時期は、15年～20年が目安です。

ただし、フローリングの使用年数が15年～20年未満でも、フローリングに色あせ・へこみ・床鳴りがする場合には、張替えたほうがいい場合もあります。

まとめ

フローリングの張替えが住みながらできるのは、重ね張り（上貼り）工法を選択するケースや住宅の一部のフローリングを張替えするケースです。

フローリングの張替え時は、工事によるホコリや音が大きなストレスになる可能性があるので、ご家族の状況に合わせて住みながらリフォームするか検討しましょう。

今回紹介した内容を、フローリングの張替えリフォームをする際の参考としていただけると幸いです。