フルリノベーションに落とし穴はある|やめたほうがいい物件選び、居住後に後悔しないための注意点を解説

| Wednesday

フルリノベーションの落とし穴を解説|福井のリフォーム事例

フルリノベーションとは、住宅全体を全面改修するなど大掛かりなリノベーションのことを指し、新築や建て替えなどと比べるとリーズナブルな価格でほぼ新築に近い住宅になるので人気です。

しかし、フルリノベーションには落とし穴があり、実際に居住してから後悔することもありますので、フルリノベーションにおける落とし穴を事前に把握するようにしましょう。

そこで今回は、性能向上リノベーションの専門家である福井ノークホームズが、フルリノベーションの落とし穴について詳しく解説します。

 

このコラムのポイント
  • ・まずは、後悔した口コミを見てフルリノベーションの落とし穴を確認しましょう。
  • ・「物件選び」「プランニング」など後悔しないため注意点を紹介します。
  • ・実際のフルリノベーションの成功例を紹介しますのでぜひ参考にしてください。

 

フルリノベーションを実施して、「住み心地が悪い」「希望する間取りが実現できなかった」など後悔しないためのポイントがわかります。

ぜひ最後までごらんください!

 

フルリノベーションに落とし穴はある|後悔した口コミ

フルリノベーションに落とし穴はある|後悔した口コミ

実際にフルリノベーションをした方の口コミを見ると、「今振り返ると、情報不足だったことやしっかりと考えなかったことで後悔の落とし穴にはまってしまった」という声が多数あります。

口コミを整理すると主に以下のような項目に分かれているため、具体的な口コミを紹介します。

  • ・物件選びの落とし穴
  • ・プランニングの落とし穴
  • ・費用面の落とし穴
  • ・居住後に気付く落とし穴

物件選びの落とし穴

中古物件を購入してフルリノベーションをする際には、以下のように物件選びの落とし穴があるので注意しましょう。

フルリノベーションの落とし穴を解説|物件選びの落とし穴|耐震性・耐久性の問題で希望の間取りが実現できない

フルリノベーションの落とし穴を解説|物件選びの落とし穴|管理規約や建ぺい率による制限

フルリノベーションの落とし穴を解説|物件選びの落とし穴|日当たり

見た目や価格重視で物件を選ぶと、耐震性・耐久性などの構造上の問題、集合住宅の場合は管理規約、戸建ての場合は建ぺい率などの制限により、希望のリノベーションが実現できないケースがあります。

また、時間帯による日当たりの変化など立地で後悔することもありますので、物件選びの時点で専門家と相談しながら進めることをおすすめします。

 

下記の記事では、中古住宅購入時の注意点などを詳しく解説していますので、ぜひごらんください!

▶関連ページ:中古住宅購入時の「注意点」をわかりやすく解説!リノベーションしたい人も必見

プランニングの落とし穴

フルリノベーションのプランニングには、以下のような落とし穴があります。

フルリノベーションの落とし穴を解説|プランニングの落とし穴|トレンドを取り入れたが、飽きた

フルリノベーションの落とし穴を解説|プランニングの落とし穴|デザインばかり重視

デザイン性はリノベーションの大切な要素ですが、デザイン性と暮らしやすさのバランスを考慮しないと後悔につながることがあります。

  • ・収納計画を考えて間取りを検討する
  • ・家事動線など暮らしやすさを意識する
  • ・キッチンや洗面台の高さにもこだわる

費用面の落とし穴

フルリノベーションをする際には、以下のように費用面で後悔することもあります。

フルリノベーションの落とし穴を解説|費用面の落とし穴|予算オーバー

フルリノベーションの落とし穴を解説|費用面の落とし穴|予算を抑えすぎて希望通りにならない

あれもこれもリノベーションに費用をかけすぎると、「気づいたら大幅に予算オーバーしてしまった」と後悔することもあるので注意しましょう。

逆に、物件取得費用に予算をかけすぎてリノベーション費用を抑えすぎてしまうと、希望通りの住宅にならないこともあります。

優先順位と物件の取得費用、リノベーション費用のバランスを意識して検討することをおすすめします。

居住後に気付く落とし穴

フルリノベーションに成功したと思っても、以下のように実際に居住してから気づく落とし穴もあります。

フルリノベーションの落とし穴を解説|居住後に気付く落とし穴|意外と寒かった

フルリノベーションの落とし穴を解説|居住後に気付く落とし穴|配管が劣化

断熱材の状況、配管の劣化状況など見えない部分のチェックを怠ると、後悔することになるので注意が必要です。

 

フルリノベーションに関しては、紹介してきたような落とし穴を実感した口コミが多数あります。

ただ、「物件選び」「フルリノベーションのプランニング」に関する正しい知識を持っていれば後悔を避けられるため、次にフルリノベーションの落とし穴を避ける方法などを紹介します。

 

福井で住宅のフルリノベーションをご検討中の方は、ノークホームズにお問い合わせください。

ノークホームズは性能向上リノベーションの専門家で、住宅のフルリノベーションについてのご希望を丁寧に伺って最適なプランを提案いたします。

お問い合わせ
スタジオ来場のご予約

※当社はしつこい営業を一切行っておりません。ご安心下さい。

※建築予定地が施工エリア外の場合には、資料請求をお断りさせていただきます。あらかじめご了承ください。

〈施工エリア〉
福井県:福井市・坂井市・あわら市・鯖江市・越前市・勝山市・永平寺町・大野市(和泉中学校区以外可)・越前町(越前中学校区以外可)
石川県:小松市・加賀市

 

フルリノベーションの落とし穴を避ける方法|やめたほうがいい物件選び

フルリノベーションの落とし穴を避ける方法|やめたほうがいい物件選び

フルリノベーションの落とし穴を避けるためには、まずフルリノベーションによって理想のマイホームづくりが可能な物件を選ぶ必要があります

やめたほうがいい物件選び

フルリノベーションを前提として中古マンション・戸建てを選ぶ際に、避けるのがおすすめの物件は以下の通りです。

  • ・築年数が古すぎる
  • ・内見時に湿気が多いと感じる
  • ・立地状況が悪い
  • ・管理規約でリノベーションの制限が厳しい
  • ・共用部分の管理状況が悪い

 

フルリノベーションの落とし穴を避ける方法|やめたほうがいい物件選び

旧耐震の物件を取得するなら、耐震リノベーションの検討をしましょう。

 

こちらの記事では、耐震補強について詳しく紹介していますので、ぜひごらんください!

▶関連ページ:【耐震リフォーム】手順や内容・費用の目安や補助金までわかりやすく解説

 

また、中古物件の売買は「早い者勝ち」が原則のため、物件を見つけてから短期間で購入判断をする必要があります。

物件の内見をしただけでは判断しづらい「建物の構造体の状況」なども見極められるとベストなので、早い段階で施工業者を決めて物件探しのサポートを依頼することをおすすめします。

 

福井で中古物件のフルリノベーションを検討中の方は、ノークホームズにお問合わせください。

ノークホームズは物件探しの段階からサポートをご依頼いただける工務店です。

お問い合わせ
スタジオ来場のご予約

※当社はしつこい営業を一切行っておりません。ご安心下さい。

※建築予定地が施工エリア外の場合には、資料請求をお断りさせていただきます。あらかじめご了承ください。

〈施工エリア〉
福井県:福井市・坂井市・あわら市・鯖江市・越前市・勝山市・永平寺町・大野市(和泉中学校区以外可)・越前町(越前中学校区以外可)
石川県:小松市・加賀市

 

フルリノベーション後に後悔しない!プランニングの注意点

フルリノベーションの落とし穴を解説|フルリノベーション後に後悔しない方法

物件探しと並行して、フルリノベーションのプランも組み立てる必要があります。

居住後に「住み心地が悪い」「すぐに不具合が発生する」といった落とし穴がないよう、リノベーションプランの注意点を紹介します。

フルリノベーションのプランニングをする際の注意点

フルリノベーションのプランニングをする際の注意点は、以下の通りです。

  • ・希望の間取りが可能かどうかを事前に調査する
  • リノベーションの優先順位を決めておく
  • ・物件購入予算とリノベーション予算を確認する
  • ・ライフスタイルに合わせた間取りを検討する
  • ・信頼できる業者を選ぶ

特に、希望の間取りが可能かどうかを事前に調査することは重要です。

例えば、「壁を撤去して広々としたリビングをつくりたい」と考えても、構造の関係で壁を取り払えないケースがあります。

また、「マンションの場合は管理規約」「戸建ての場合は、建ぺい率・容積率」などの制限があり、規約や法律により増改築が制限されることもありますので注意しましょう。

 

フルリノベーションの落とし穴を解説|フルリノベーションのプランニングをする際の注意点

フルリノベーション成功事例|工期3ヶ月

こちらは、築15年の住宅を二世帯住宅にするため増改築した事例です。

3ヶ月の工期で、おしゃれで住みやすい住宅にフルリノベーションできました。

リビング

元々2部屋だった洋室の壁を取り除き、広々と開放的なリビングを実現しました。

 

下記の記事で「壁を壊して部屋をつなげるリノベーションの費用」などを詳しく解説していますので、ぜひごらんください!

▶関連ページ:「壁ぶち抜き(壁を壊して部屋をつなげる)リフォーム」の費用事例|間仕切り壁を壊すのみ、引き戸設置など

キッチン

キッチンにはセミオーダーキッチンを取り入れて、重厚感があるデザイン性の高い間取りになりました。

 

水回り

トイレや洗面台などの水回りも一新し、デザイン性と使い勝手を兼ね揃えた水回りを実現しました。

 

書斎→ファミリークローク

書斎だったスペースを、ファミリークロークにリノベーションしました。

ご家族の衣類をまとめて収納できるので便利です。

ノークホームズには、フルリノベーションの成功例が他にもたくさんあります。ぜひごらんください。

▶施工事例

フルリノベーションQ&A

フルリノベーションの落とし穴を解説|フルリノベーションQ&A

最後に、フルリノベーションについて、ノークホームズがよく頂く質問と回答をまとめましたので、参考にしてください。

フルリノベーションでできないことはある?

結論から言えば、フルリノベーションでできないことはあります

まず、マンションのような集合住宅では、下記のような制限がある場合があるので事前に確認しましょう。

  • ・共用部分はリノベーションできない(外壁に穴を開けるなど)
  • ・構造上、壁の撤去が難しいケースもある(壁式構造のマンションなど)
  • ・管理規約によって独自の制限を設けているケースがある

また、戸建ての場合でも以下のようにリノベーションに制限がかかることがあります。

  • ・地域によっては階数の増設ができない
  • ・建ぺい率・容積率・斜線制限などによる制限

 

フルリノベーションの落とし穴を解説|フルリノベーションでできないこと

リノベーションとリフォームは違うの?

リノベーションとリフォームの違いに、明確な定義はありませんが、一般的には以下のように分けられます。

  • リノベーション:間取りを変更して暮らしやすい住宅にするなど既存の住宅を改修し、価値を高めることを目的とします。
  • リフォーム老朽化した住宅を新築に近い状態に戻すことを目的とします。

比較的小規模な工事をリフォームと呼び、フルスケルトンなど大規模な改修をリノベーションと呼ぶことが多いです。

フルリノベーションとスケルトンリノベーションは違うの?

フルリノベーションの中の1つの方法がスケルトンリノベーションです。

  • フルリノベーション住宅全体をリノベーションする
  • スケルトンリノベーション住宅の内装を一旦壊してスケルトン状態にしてから内装を作り直す

フルリノベーションとスケルトンリノベーションは同じ意味として使われることも多いですが、スケルトンにしないで全部屋の内装工事などを行うこともフルリノベーションと呼ばれることがあります。

フルリノベーション済み物件購入は後悔する?

フルリノベーション済み物件を購入して後悔するケースは、以下のようなものがあります。

  • ・配管や配線など見えない部分を施工していなかったため、劣化してすぐに修繕が必要な状態だった
  • ・旧耐震基準で建てられていて安全上の問題があった
  • ・販売価格が割高だった
  • ・断熱性が低くて住んでみたら寒かった

一口にフルリノベーションと言っても、配管や断熱材など見えない部分についてリノベーションされていないこともあるので、事前に不動産会社などに「どこまでリノベーションしたのか」を確認するようにしましょう。

 

フルリノベーションの落とし穴を解説|フルリノベーション済み物件購入の後悔

フルリノベーションor新築どちらがいいの?

一概に「フルリノベーションor新築どちらがいい」とは言えないため、以下のような点をチェックして慎重に検討しましょう。

  • ・「新築取得費用」と「中古物件取得+フルリノベーション費用」のトータルを比較する
  • ・立地を重視するか、コストを重視するかなど優先順位を決める

フルリノベーションのメリットは、新築では予算的に厳しい好立地でも、「リーズナブルな価格+フルリノベーション」で新築同様の状態に生まれ変わる可能性があることです

しかし、一般的に耐震性・断熱性などの住宅性能は新築物件の方が優れているため、予算・既存物件の状態などのバランスをよく検討して判断するのが大切です。

 

福井で住宅のフルリノベーションをご検討中の方は、ノークホームズにお問い合わせください。

ノークホームズは性能向上リノベーションの専門家で、住宅のフルリノベーションについてのご希望を丁寧に伺って最適なプランを提案いたします。

お問い合わせ
スタジオ来場のご予約

※当社はしつこい営業を一切行っておりません。ご安心下さい。

※建築予定地が施工エリア外の場合には、資料請求をお断りさせていただきます。あらかじめご了承ください。

〈施工エリア〉
福井県:福井市・坂井市・あわら市・鯖江市・越前市・勝山市・永平寺町・大野市(和泉中学校区以外可)・越前町(越前中学校区以外可)
石川県:小松市・加賀市

 

まとめ

フルリノベーションには物件選び・プランニング・費用・居住後などの場面においていくつかの落とし穴があります。

しかし、それぞれの場面で注意点を把握しておけば、コストを抑えたうえでおしゃれで住み心地の良い住宅を実現できます。

そのためにも、物件選びの段階で信頼できる施工業者を選定し、相談しながら進めることを検討しましょう。

今回紹介した情報が、フルリノベーションを検討している方の参考になれば幸いです。

著者情報

NORQ HOMES ノークホームズ編集部

NORQ HOMES ノークホームズ編集部

福井の高性能注文住宅を建てる工務店ノーク・ホームズが、リノベーションに役立つ情報を発信しています。

登録・免許
【設 計】 福井県知事 第ろ-1394号
【建 設】 福井県知事 (般-1)10791号
【不動産】 福井県知事 (1)第1704号

詳しいプロフィールはこちら
FacebookInstagramTwitterTwitterTwitter