トイレリフォームはどこに頼む？6つの業種を紹介｜まずしておくべきことも解説

▶施工事例：福井市K様邸

トイレは日常生活において欠かせない場所です。

トイレが壊れてしまったら日常生活に大きな支障をきたしますし、トイレがより快適で清潔であれば、生活の質も大きく向上します。

さまざまな理由でトイレリフォームをお考えの場合があると思いますが、そもそも「トイレリフォームはどこに頼むのか？」という疑問をお抱えの方は意外に多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、福井でリノベーションも手掛けているハウスメーカー「ノークホームズ」が、トイレリフォームはどこに頼むのかについて6つの業種をご紹介するとともに、まずしておくべきことをわかりやすく解説していきます。

これからトイレリフォームをご検討中の方はぜひご参考下さい。

 

まずはすべきことは希望条件の明確化

トイレリフォームを行う際、どこに頼むかを考える前にまずすべきことは「希望条件の明確化」です。

これはトイレリフォームに関わらず、お家の購入やその他のリフォーム・リノベーションについても同様に大切な事です。

トイレリフォームの希望条件を明確にするためのステップは、次の通りです。

①一番の目的は何か ②予算の設定 ③広さや配置の変更の有無 ④機能の要・不要 ⑤デザイン・カラー ⑥工期と工事スケジュール

 

ではそれぞれの詳細を解説したいと思います。

①一番の目的は何か

まず、なぜトイレリフォームを行うのか、その一番の目的を明確にしましょう。

例えば、

• ・壊れそうなので早急にリフォームをしたい
• ・老朽化したトイレの性能や快適性を向上させたい
• ・とにかく節水の効果を高めたい
• ・デザインを刷新しておしゃれなといれにしたい
• ・バリアフリーなど介護に適したトイレにしたい

など、一番の目的に合ったリフォームを検討します

②予算の設定

次に、リフォームの予算を設定します。

準備できる予算と、目的を達成するために必要な予算の目安を考慮して決定します。

予算に応じてどれだけ目的を達成できるか、そしてさらなる変更やアップグレードが可能かを考えてみましょう。

③広さや配置の変更の有無

続いてトイレの広さや配置に変更があるかどうかについて考えます。

• ・現在のトイレの広さに不満があるか
• ・現在のトイレの場所・配置に不満があるか
• ・バリアフリー化とするかどうか

といった点に注目し、不満がある場合はリフォームで改善できるかどうか検討しましょう。

例えばバリアフリー仕様で車いすでの使用も可能にしたい場合、トイレの広さ自体を広くしなければならないケースも考えられます。

また、トイレの場所をリビングや寝室の近くに変更したい場合などは、下水配管なども大きく関与してくるため、そうした工事が可能かどうか、予算がどのくらいかかるかなどを検討する必要があります。

④機能の要・不要

トイレリフォームの際、トイレにどのような機能を導入したいのかを明確にします。

トイレにはさまざまな機能が付属できるようになっているため、必ず取り入れたい機能やなくてもい機能などを整理しておくとスムーズです。

例として、次のような機能があります。

• ■暖房便座機能：トイレの便座を温めるための機能
• ■ウォシュレット機能：一般的なウォシュレットの機能
• ■ウォシュレット乾燥機能：線状意外に乾燥の機能も付いたウォシュレット
• ■自動蓋開閉：センサーによって便座の蓋を自動的に開閉する機能
• ■自動フラッシュ：トイレの使用後にセンサーによって洗浄水が自動的に行われる機能
• ■音楽再生：トイレを使用する際に音楽を鳴らすことのできる機能
• ■消臭機能：トイレ内の空気を浄化し、不快な臭いを取り除くフィルターシステムを搭載した機能
• ■節水機能：トイレの水の使用量を最大限に考慮した設計を採用した機能
• ■リモコン操作：リモコンを使用して操作できる機能
• ■手摺・肘おき：トイレに肘おきや手摺を付けて立ち上がる際の負担を軽減する機能
• ■バリアフリー対応機能：いずれの機能において、バリアフリー対応とするかどうか

こうした機能の中で、必須のものやそうでもない機能など優先順位を決めておきましょう。

⑤デザイン・カラー

続いてトイレのデザインとカラーについて考えます。

トイレのデザインの要素となるものは次の通りです。

• ■トイレ形状：タンク型トイレ、タンクレストイレ、ウォールハング型トイレなど
• ■便器のデザイン：ラウンドボウル型、エロンゲート型など
• ■トイレの蓋：無地、木目調など
• ■トイレタンクの操作パネル：操作パネルの有無
• ■洗面台：手洗い付きトイレか、別で洗面台を設けるか、など
• ■トイレ収納：トイレ収納の有無
• ■照明：ダウンライト、ペンダントライト、シーリングライトなど
• ■床と壁の素材：素材感と機能性を基に検討
• ■換気：換気扇の位置、窓の配置など

また、トイレ全体のカラーは、壁の色、床の色、便器の色などから構成されます。

家の雰囲気や自分たちの好みなど、こうしたいという全体的なイメージ（モダン、クラシック、ナチュラル、和風など）を固め、それに合うデザインやカラーを描くとよいでしょう。

⑥工期と工事のスケジュール

忘れてはいけないのが、いつまでにリフォームを終えてほしいのかという工期です。

トイレの個数や家族の人数、使用頻度によってもいつから始めていつまでに終えたいという希望は変わってきます。

もちろん業者のスケジュールとのすり合わせは必要ですが、まずはリフォーム工事の開始時期や工期について検討し、自分達のスケジュールに合った希望を考えておきましょう。

業者へ依頼する前に、まずはこうしたステップを踏んでトイレリフォームの希望条件を明確にすることで、理想に近いトイレ空間が実現しやすくなります。

また、詳細はどこに頼むかを選ぶ段階において、プロのアドバイスも参考にするとよいでしょう。

トイレリフォームを頼める【6つ】の業種とは

希望条件が明確になると、トイレリフォームをどこに頼むかという業種選びに移ります。

トイレリフォームを依頼できる業種は、大きく分けて次の6つです。

①建築業者（工務店・ハウスメーカー） ②リフォーム専門業者 ③水道工事・配管業者 ④建築デザイン事務所 ⑤ホームセンター・家電量販店 ⑥オンラインのリフォームサービス

 

ではそれぞれについて、もう少し具体的に解説していきます。

①一般的な建築業者（工務店・ハウスメーカー）

工務店やハウスメーカーなどの一般的な建築業者は、注文住宅だけでなく、リフォームを行っているところもあります。

こうした一般的な建築業者はリフォームも含む経験値が高いうえ、家そのものの知識も豊富であるのが強みです。

普段から取り扱っているため、トイレの改修やアップグレードなどに関しても詳しいです。

一般的な建築業者の場合、水回り一式工事や間取り変更など比較的大規模なリフォームも得意なので、トイレリフォーム以外にもまとめてリフォームを行いたい場合もおすすめです。

特に工務店は地元に根付いていることが多い点、ハウスメーカーでは知名度が高い点などから工事に関する信頼性も高いです。

②リフォーム専門業者

トイレリフォームは、住宅のリフォームだけにに特化したリフォーム専門業者に頼む方法もあります。

中でもトイレリフォームなどの水回りのリフォームに特化した専門業者などであれば、その分野に関する知識も豊富です。

選べる商品の数も比較的多いですが、業者によってはメーカーが限られている場合もあるのであらかじめ確認しておきましょう。

リフォーム専門業者の場合、便器交換だけでなく、トイレの壁や床など内装もリフォームも請け負ってくれる場合がほとんどです。

③水道工事・配管業者

配置や位置の変更など、トイレリフォームには配管の変更や修理が必要な場合があり、こうした水道工事や配管業者がトイレリフォームを行っているケースもあります。

水道工事や配管業者の場合、基本的に便器の交換のみを行っているところがほとんどで、全体的なデザイン提案などは難しいことが多いです。

床や壁紙もリフォームしたい場合は、一般的な建築業者やリフォーム専門店がおすすめです。

④デザイン事務所（建築、内装など）

トイレのデザイン性にこだわりたい場合、建築デザインや内装デザインを手掛けている事務所に依頼するという方法もあります。

例えば店舗デザインなどを手掛けているデザイン事務所などに依頼すれば、デザイン性の高いトイレリフォームが実現するでしょう。

一方で費用が比較的高い点、施工はほぼ外注となる点が注意点として挙げられます。

⑤ホームセンター・家電量販店

最近はホームセンターや家電量販店でもトイレリフォームを行っているケースが増えています。

ホームセンターではトイレリフォームに必要な設備や材料の販売もしており、DIYで行うためのアドバイスやサポートを提供しているところもあります。

家電量販店では施工までのセットでリフォームを販売しているところも多く、保証も充実しているので基本的に便器交換のみなど依頼したい場合におすすめです。

トイレ全体のリフォームをしたい場合は対応できないことも多いため、事前の確認が必要です。

⑥オンラインのリフォームサービス

最近ではインターネットのWeb上からトイレリフォームを依頼できる、オンラインのリフォームサービスも増えています。

これらはWebで希望の工事や設備を選び、各条件等を入力すると、任意の業者が施行に来るケースがほとんどです。

自宅で手軽にオーダーできる点で便利ですが、どの業者になるか選べない点、プラットフォームによっては打ち合わせ等が入念にできない点などにおいて注意が必要です。

また、壁や床を含むトイレリフォームやバリアフリー化などの比較的大規模なリフォームには対応していないケースも多いです。

以上、お伝えしたトイレリフォームをはじめ、リフォームを業者に依頼する場合の「業者選び」については下記の記事もご参考下さい。

▶関連記事：【センスの良いリフォーム会社】9つの選び方│避けたいリフォーム業者の特徴も解説

 

まとめ

トイレリフォームをどこに頼むのかを考えたとき、お伝えした通り6つの選択肢があります。

また、どこに頼むかを決める前にトイレリフォームの希望条件を明確にしておくと、6つの選択肢からどこが一番フィットするかが選びやすくなります。

そして、その中から押さえておくべきポイントを知って、一番希望が叶えられそうな業者に依頼するとよいでしょう。

トイレは毎日何度も使う場所だからこそ、トイレリフォームは信頼のできる業者に頼みたいものです。

これからトイレリフォームをお考えの方はぜひ、ご参考下さい。

 

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また、不動産取引で培った実績を元に、中古物件探しからリフォーム・リノベーションをサポートさせていただくことも可能です。

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