スキップフロアはやめたほうがいいと後悔した失敗例、メリットをいかした平屋の間取り成功例

スキップフロアには「おしゃれ」「居住空間を効率的に広げられる」というイメージがありますが、SNSなどで「スキップフロアはやめたほうがいい」という口コミを見かけることがあります。

家づくりにスキップフロアを取り入れることを検討している方は、「スキップフロアをマイホームに取り入れたら後悔するの？」と不安になりますよね。

そこで今回は、おしゃれな間取りの住宅プラン提案が得意な福井の工務店『ノークホームズ』が、以下の項目をわかりやすく解説します。

 

このコラムのポイント
「スキップフロアはやめたほうがいい」と感じている方の口コミから、スキップフロアに後悔した理由を紹介します。 おしゃれで有効活用できるスキップフロアを完成させるために、スキップフロアのメリットをいかし、デメリットを解消する方法を紹介します。 スキップフロアを家づくりに取り入れた成功例を紹介します。

 

スキップフロアは、取り入れ方によって賛否が分かれます。

ぜひこの記事で使い勝手が良いスキップフロアの取り入れ方を確認して、おしゃれな家づくりにご活用ください！

 

スキップフロアはやめたほうがいいと後悔した失敗例

はじめに、実際に「スキップフロアはやめたほうがいい」と後悔した失敗例を紹介します。

スキップフロアに後悔した口コミを確認したところ、理由は以下の5つでした。

• 費用面の後悔
• 使い勝手の後悔
• 住宅性能面の後悔
• デザイン面の後悔
• 安全面の後悔

それぞれ、家づくりの際に実際にスキップフロアを取り入れた方の声を、一緒に確認しましょう。

 

費用面の後悔

「スキップフロアを取り入れることで、施工業者が提供している通常のプランと別の設計が必要になり、建築費用が高額になった」という声が多数ありました。

 

使い勝手の後悔

「スキップフロアのデザインに憧れて取り入れたけど、意外と使い勝手が悪い」という声も多数あります。

 

快適性に関する後悔

「スキップフロアを取り入れたことによって、部屋全体の快適性が低下した」という声もありました。

 

デザイン面の後悔

「おしゃれな家づくりのために取り入れたスキップフロアだけど、思い通りのデザインを実現できなかった」という口コミも多数ありました。

 

安全面の後悔

「現在のご家族構成にはスキップフロアが合わなかった」「将来の暮らしを想像したら安全性に不安を感じる」という声もありました。

 

スキップフロアを実際に家づくりに取り入れて、「やめたほうがいい」と後悔した口コミを紹介してきました。

後悔の口コミの中には、「プランの組み立て段階で回避できたのでは？」と感じるものもあったのではないでしょうか。

実はスキップフロアにはメリット・デメリットがあり、プランをよく検討することでデメリットを解消できるため、次に紹介します！

 

福井でおしゃれで使い勝手の良い家づくりをご希望の方は、ノークホームズにお問い合わせください。

ご家族構成・ライフスタイルに沿う、デザイン性の高いプランを提案いたします。

 

スキップフロアのメリットをいかす方法＆デメリットを解消する方法

スキップフロアにはメリット・デメリットがあり、ご家族と施工業者が協力することで、後悔しないプランを組み立て可能です。

スキップフロアの「メリットをいかす方法」「デメリットを解消する方法」を、それぞれ一緒に確認しましょう！

 

スキップフロアのメリット

スキップフロアのメリットは、以下のとおりです。

スキップフロアのメリット
空間に変化が生まれるため、デザイン性の高い居室づくりが可能 縦の空間を活用して、居住空間を広げられる 間仕切りを設置しなくても空間をゾーニングできるため、広くて開放的な居室をつくって、用途に合わせて使い分けられる 高低差のある土地で家づくりをする場合、土地全面を平らに整地する費用をかけずに、間取りを作成できる場合がある スキップフロアの階段部分を収納スペースにすることも可能　など

広い居室の中で「お子さまの遊び場」「書斎」「来客スペース」などの空間をゾーニングする際にも役立つので、「こんな空間があったらいいな」というご希望を、ご家族と検討してみてください。

 

スキップフロアのデメリットを解消する方法

次に、「スキップフロアはやめたほうがいい」という口コミで紹介した5つの後悔の理由ごとに、デメリット解消法を紹介します。

デメリット	解消方法
費用面	予算総額を施工業者に伝えたうえで、プランニングする
使い勝手	・用途を明確に決める →必要な面積・段数・コンセントの数や位置などをプランニングしやすい ・頻繁に使う動線を避けてスキップフロアを設ける →ダイニング・キッチンの間など。安全性にもつながる
住宅性能	・床暖房、床下にエアコンの風を通す設計などを取り入れる ・断熱性能・気密性能の高い家づくりをする
デザイン面の後悔	フロアごとに家具のサイズ・配置まで決めてプランニングする
安全面の後悔	・手すりや柵を設置する →使い勝手も向上する ・階段の幅を広げる、階段を緩やかにする

 

上記は一例で、住宅に適した設計内容は1軒ごとに違います。

ぜひスキップフロアのような変化に富んだ住宅を数多く建築している施工業者を選び、家づくりを依頼してください。

次に、スキップフロアのメリットをいかした成功例を紹介するので、参考にしていただけると幸いです。

 

福井でスキップフロアを取り入れた家づくりをご希望の方は、ノークホームズにお問い合わせください。

ノークホームズは、空間を自在に活用したプラン提案が得意な工務店です。

 

スキップフロアのメリットをいかした平屋の間取り成功例

こちらは、2段の階段があるスキップフロアをLDK内に設けた平屋の間取り事例です。

2間続きのスキップフロアは個室のため、LDKとのつながりを感じながらプライベートな時間を楽しめます。

 

こちらはキッチンをダウンフロアとした平屋の間取り事例です。

リビングとダウンフロアのデザインも変えて。カフェギャラリーのようなキッチンダイニングか完成しました。

 

こちらはLDK内にスキップフロアで小上がり和室を設けた平屋の間取り事例です。

対面キッチンから見通しの良い場所にあるスキップフロアなので、「お子さまの遊び場」「家事のスペース」など、多用途に活用できますね♪

   

 

ノークホームズには、今回紹介しきれなかった施工事例がまだたくさんあります。

おしゃれな外観・内装も確認できるので、ぜひごらんください。

＜施工事例＞

   

どの事例も、生活動線・家事動線を邪魔しない位置にスキップフロアを配置し、デザイン性も加味して間取りに取り入れています。

「スキップフロアを取り入れてよかった」と感じられる家づくりの、参考にしていただけると幸いです！

スキップフロアQ&A

最後に、スキップフロアに関してノークホームズがよくいただく質問と回答をまとめました。

 

Q.スキップフロアをつくると固定資産税が高くなる？

ただしスキップフロアの空間がロフトに該当する場合には、固定資産税の算定対象とならず、固定資産税額に影響しないのが一般的です。

※ロフトは建築基準法上で小屋根裏物置という扱いで、居室ではありません。天井高1.4m以下など、造作に制限があります。

 

Q.スキップフロア・ダウンフロア・半地下・ロフトなど似ている言葉の違いは何？

スキップフロアにはダウンフロア・半地下・ロフトなど似ている言葉がいくつかあります。

• ダウンフロア：フロアから下がった場所につくる空間
• 半地下：1階より半分下がって見える階層のことで、建築基準法上は「地下」
• ロフト：建築基準法上は「小屋根裏物置」で、居室として取り扱われない

 

こちらの記事で、スキップフロアと中二階の違いも確認できます。
＞平屋に中二階を加えた間取り｜中二階とスキップフロアの違い、メリット・デメリット、価格、外観など解説

 

設置する位置・設計内容によって言葉を使い分ける必要がありますが、施工業者との打ち合わせ時にはイメージの相違が生まれないよう、どのような空間を希望しているかを詳しく伝えるのがおすすめです。

まとめ

「スキップフロアはやめたほうがいい」という後悔の口コミがある理由、スキップフロアを家づくりに取り入れる場合に後悔しない方法などを紹介してきました。

スキップフロアにはたくさんのメリットがありますが、予算や用途を明確にしないままプランに加えると、後悔する可能性があります。

スキップフロアのような個性的な間取りの施工実績が豊富な施工業者に相談しながら、ご家族にとって長く有意義に使えるスキップフロアを、家づくりに取り入れていただけると幸いです！