ノークホームズの住まいは
「長期優良住宅」が基準です。

長期優良住宅とは、国が定めた長期優良住宅認定制度の技術基準をクリアしている住宅で、住宅ローンの金利や税制面での優遇が受けられるなど、金銭的メリットもあります。

また、長期間安心して暮らせることを目的とした認定制度なので、将来、中古住宅として売却する時でも評価に差が出る場合があり、資産価値としての物差しにもなっています。

住宅性能表示制度(家の成績表)では、3つの最高等級を得ているほか、断熱等級は7等級中6と高い水準をクリアしています。

ZEH基準クリア

断熱等級6等級

 長期優良住宅
認定制度の技術基準

耐震性

ポイントとなるのは「耐震等級」と「構造計算」。
ノークホームズの耐震等級は最高ランクの3

また、1棟1棟必ず構造計算を行うことで高耐震性を実現しています。

じつは、構造計算は木造2階建ての建物には必須ではありません。
ですが、住宅はそれぞれ立地条件や間取りが異なるので、ノークホームズでは本当に丈夫な家を建てるために必ず実施しています。

耐震性の詳細はこちら

劣化対策

住宅の劣化対策等級(構造躯体などの劣化対策)とは、建物の劣化のしにくさを評価して、劣化対策の度合いを測る基準。国土交通省が指定する住宅性能評価の一つです。長期にわたり建物を使用できるように、材料の劣化を軽減する対策がどの程度講じられているかを示す指標となります。
ノークホームズの劣化対策等級は最高ランクの3。劣化対策等級3の家とは「約75年~90年持つ対策」が施されており、住宅が限界状態に至るまでの期間が3世代にわたるほどの耐久性を意味しています。

「劣化対策等級」
対象となるもの:構造躯体などに利用される材料
対象外のもの:短期間で取り替えが想定される内装や設備など

劣化対策等級について

▼ 劣化対策等級3のメリット

  1. 日常の維持管理(点検・清掃・補修など)が容易に行えます。建物(住宅)に使われている材料の劣化を軽減します。
  2. 新築で建てた家に、長く安全に住み続けることができます。建物(住宅)に使われている「躯体※」の劣化を遅らせます。
    ※躯体とは…建築物の構造を支える骨組みのことで、基礎や柱などを指します。躯体の構造は木造や鉄筋コンクリート造で異なりますが、木造では、柱と梁(はり)と壁が一体となって、外力に耐える構造になっています。

▼ 「劣化対策等級」取得に必要な条件

等級3
  1. 「外壁の軸組等」における一定の防腐・防蟻措置
  2. 「土台」における一定の防腐・防蟻措置
  3. 「浴室及び脱衣室」における一定の防水措置等
  4. 「地盤」における一定の防蟻措置
  5. 「基礎」における一定の基礎高さ確保
  6. 「床下」における一定の防湿・換気措置
  7. 「小屋裏」における一定の換気措置
  8. 「構造部材等」における基準法施行令規定への適合

通常想定される自然条件及び維持管理条件の下で3世代まで伸長するため必要な対策が講じられているかを示しています。

等級2
  1. 「外壁の軸組等」について、等級3に準じる一定の防腐・防蟻措置

・等級2~8に掲げる基準への適合
通常想定される自然条件及び維持管理条件の下で世代まで伸長するため必要な対策が講じられているかを示しています。
※1世代をを25年~30年としたとき

等級1
  1. 「外壁の軸組等」について、等級3に準じる一定の防腐・防蟻措置

・等級3~8に掲げる基準への適合
建築基準法の規定を満たしていることを意味しています。

維持管理性

維持管理対策等級とは、住宅性能表示制度によって給排水管およびガス管について、点検や清掃・補修を容易にするための対策について評価したものです。

配管は比較的耐用期間が短いため、メンテナンスの容易性は、建物を良好な状態に維持する上で大変重要です。

ノークホームズの維持管理対策等級は最高ランクの3。

掃除口および点検口が設けられているなど維持管理に配慮されている家と評価されています。

▼ 維持管理対策等級3のメリット

修理・点検が行いやすく、管理にかかる費用を抑えられる

維持管理対策等級

▼ 5つの評価方法基準

「維持管理対策等級」の対象となるもの
排水管/給水管/給湯管/ガス管

配管方法

構造躯体に影響を及ぼさずに配管の維持管理が行えるよう、基礎の立ち上り部分等の貫通部以外は、配管をコンクリート内に埋め込まないようにします。

地中埋設管

構造躯体に影響を及ぼさずに、地中埋設管(排水管・給水管・ガス管)の維持管理が行えるよう、地中埋設管の上にコンクリートを打設しないようにします。
※ただし、住宅の土間コンクリートや布基礎と一体となっていない防湿コンクリートなど、住宅の構造躯体に影響を及ぼさずに地中埋設管の維持管理ができる場合を除きます。

排水管

排水管(継手及びヘッダーを含む)の内面が清掃に影響を及ぼさないように、平滑であり、かつ、清掃に影響を及ぼすようなたわみ、抜け、その他の変形が生じないようにします。

排水管の清掃のための措置

構造躯体を仕上げに影響を及ぼさずに、排水管の点検及び清掃が行なえるよう、排水管に次のいずれかの措置を行います。
1. 清掃口を設ける。
2. 清掃が可能なトラップを設ける。
※ただし、1階トイレの排水管で、隣接する排水ますに接続するものを除きます。また、洋風トイレで容易に取り外しができる構造は、清掃口があるとみなします。

配管点検口の設置

構造躯体と仕上げに影響を及ぼさずに、配管の点検等が行えるよう次の部分が仕上げ材等により隠ぺいされている場合には、点きる開ロを仕上げ材等に設けるようにします。
1. 設備機器と排水管・給水管・給湯管の接合部
2. 排水管・給水管・給湯管・ガス管のバルブ及びヘッダー
3. 排水管の清掃口

住戸面積

良好な居住水準を確保するために必要な住戸の面積を定めています。

戸建てでは75㎡以上(少なくとも一つの階が40㎡以上※階段部分除く)で共同住宅の場合は55㎡以上となっています。

この基準は地域の実情によって所管行政庁が引き上げや引き下げを行うことがあります。

省エネ

建物の断熱・気密性を高めることで冷暖房費を軽減。
国が定める新しい省エネルギー基準をクリアする高い断熱性を確保しています。

一年中快適で、環境にも優しい住空間を実現します。

断熱・気密性の詳細はこちら

居住空間

建築しようとする住宅が、良好な景観の形成やその他の地域における居住環境の維持および向上に配慮されたものであることを指します。

維持保全管理

計画時から将来を見据え、定期的な点検・補修などに関する計画が策定されていて、少なくとも10年に1回は点検を行うこと。
そして、維持保全の期間は30年以上であることを指します。

 防蟻・防腐性能も
高レベル

建築基準法で「地面から高さが1㎡以内にある柱や土台に防腐防蟻措置をしなければいけない」と定められています。

この薬剤処理には、高圧で注入する乾式処理、液に漬ける湿式注入、現場で塗る現場塗布などの方法があり、従来の木造住宅では現場塗布が多く行われてきました。

ですが、現場塗布は水分が蒸発する際に薬剤の成分も少しずつ失われ、10年程度で効果がなくなってしまうと言われています。

ノークホームズでは、長期優良住宅のスペックにふさわしい高性能防蟻・防腐構造材が標準仕様

高圧で材の中芯部まで注入する乾式処理方式なので、半永久的に薬剤の効果が持続します。

「F☆☆☆☆」の安全性。

シックハウスの原因物質となるホルムアルデヒドの放散量が最も少ない最高レベルの「F☆☆☆☆」を取得しています。

防腐防蟻処理

薬剤注入処理
乾式処理 加圧注入処理
溶媒に水を使用しないため木材が膨潤せず、寸法変化を最小限にとどめます。
また木材の浸透性も高く低毒性の薬剤で処理が可能となり、
処理後すぐに塗装、接着作業ができるメリットがあります。
圧力容器の中に木材を入れ、減圧・加圧によって薬剤を木材中に注入する方法。
木材の内部まで浸透しムラが少なく
世界で最も採用されている処理法です。
 
薬剤が表面までにとどまり
効果があまりありません
薬剤が木材内部まで浸透し
最大限の効果を発揮します

 良質な住宅の証明
「設計住宅性能評価」

「住宅性能表示制度」
「設計住宅性能評価書」とは?

現在、各建築会社が研究や実践を積み重ね、「高性能」と謳う商品を提供しています。

しかし、高性能といってもレベルはさまざまで、建てる人にとってはその住宅がどの程度の性能なのかを判断したり、比較したりすることができませんでした。

そこで、客観的な数値で表示できる項目を中心に、第三者の登録住宅性能評価機関が法律に基づいて評価・表示する「住宅性能表示制度」がつくられました。

「設計住宅性能評価書」は、この住宅性能表示制度による評価の結果、交付される評価書のことです。

設計住宅性能評価書

性能評価10の分野とは?

新築住宅の場合は下表のように「10分野」に評価・表示のための基準が設けられています。

このうち必須分野は4つ。

それ以外の分野は評価を依頼する人が任意に選ぶことができます。

必須項目は「構造の安定」「劣化の軽減」「維持管理・更新への配慮」「温熱環境」です。

選択分野が増えれば、それぞれの分野の基準に合致させるための工事費用もアップしますので、必須分野以外については、たとえば、換気対策が気になるなら「空気環境」を、高齢者との同居予定があるなら「高齢者への配慮」といった、自分が安心したいと考える分野を選ぶといいでしょう。

新築住宅の性能評価分野(★は必須)
性能評価の分野 主な表示項目
構造の安定
(耐震性)★
地震や風、積雪に対しての建物の強さを評価。耐震性については倒壊や損傷にしにくさを1~3の等級で表示。等級1は建築基準法レベル。等級3は等級1の1.5倍の強さ。
火災時の安心 火災の早期発見のしやすさや、外壁や窓がどれくらいの時間、火熱に耐えられるかなどの7項目を評価。
劣化の軽減
(耐久性)★
住宅に使われる材料の劣化の進行を遅らせるための対策がどの程度されているかを等級1~3で表示。等級3は3世代(おおむね75~90年)まで構造躯体がもつことを想定。
維持管理・
更新への配慮★
点検口が配置されているかなど、給排水管、ガス管の点検、清掃、修繕のしやすさを等級1~3で表示。
温熱環境・
エネルギー消費量
(省エネ性)★
住宅の外皮(外壁、窓など)の断熱性能を等級1~7で表示。
また、エネルギー消費量性能を等級1~6で表示。
空気環境 室内への有害物質の発散量の少なさを等級1~3で表示。
化学物質の濃度を実測して表示することも可能
光・視環境 部屋の広さに対する窓の大きさの割合から、室内の明るさを表示
音環境 窓やドアなど開口部の遮音性能や、共同住宅の場合は上下または隣接住戸への音の伝わりにくさを評価
高齢者への配慮
(バリアフリー性)
手すりの設置や段差の解消など、高齢者などへの配慮のための対策が講じられているかを等級1~5で表示
防犯 住宅への不法侵入がないよう、開口部に対策がされているかを評価

設計住宅性能評価書を取得するメリットとは?

耐震等級3の証明をはじめ、設計住宅性能評価書を取得することでさまざまなメリットを得られます。

1. 住宅の性能がわかりやすく表示される

【新築】耐震性や耐久性、省エネ性など、目には見えない住宅の性能が、等級や数値などで表示される安心感があります。
【中古】現況検査で住宅の劣化具合や不具合が確認できるほか、オプションで耐震性や耐久性、省エネ性などを等級や数値で確認できます。

2. 第三者の専門家によるチェックが受けられる

【新築】新築の場合は、希望の性能が設計に反映されているか、設計通りに施工されているかを第三者機関の公正なチェックを受けることができます。特に現場検査は数回行われるため、完成後は床や壁等で見えなくなってしまう箇所も確認してもらえます。

以下のメリットは、評価を受ける項目や等級に基準が設けられているため、ご自分の住宅が該当するか、個別にご確認ください。
また、メリットを受けるためにそのほかの要件のクリアが必要な場合もあります。

3. 住宅ローンの金利引き下げの対象になる

【新築・中古】【フラット35】の場合、当初一定期間の金利が引き下げになる【フラット35】Sや【フラット35】S中古タイプを利用することができます。また、金融機関独自の住宅ローンでも金利引き下げの対象としている場合があります。

4. 地震保険料の割引がある

【新築・中古】耐震等級に応じて、地震保険料が10~50%割引になります。

5. 贈与税の非課税枠が拡大される

【新築】親や祖父母から住宅取得資金の贈与を受けた場合、省エネ性、耐震性などに優れた住宅の場合、贈与税の非課税枠が拡大されます。
【中古】売主が事業者(不動産会社など宅地建物取引業者)で消費税率10%で取得し、取得の日以前2年以内または取得の日以降に建設住宅性能評価書取得のための調査または評価がされた場合が対象。

設計住宅性能評価書を取得するデメリットとは?

1. 高い等級や評価を取得するため住宅の工事費はアップします。

しかし、それは住宅性能を上げた結果ですから、デメリットとは言えません。また、等級がすべて1などの場合は、建築基準法クリアのレベルなので、もともと必要な工事費となりますので明確なデメリットはないと考えていいでしょう。