40坪台の二世帯住宅(二階建て・平屋)間取りパターン|完全分離、一部分離の事例紹介
二世帯住宅は、ある程度の広さを確保する必要がありますよね。
40坪台〜の広さで、「絶対に後悔しない二世帯住宅の間取りを考えたい!」とお考えの方が多いと思います。
ほかにも「ベストなのは完全分離だと思うけど、ほかにどんな選択肢がある?」、「間取りによって費用はどう変わる?」などの疑問や不安をお持ちではないでしょうか。
そこで今回は二世帯・三世帯同居率が日本トップクラスの福井のハウスメーカー『ノーク・ホームズ』が、以下の項目をわかりやすく解説します!
このコラムのポイント |
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マイホームが完成した後に「こうしておけばよかった」と後悔せず快適に暮らすための大切なポイントを、たくさん紹介します。
ぜひ最後までごらん下さい!
目次
40坪台の二世帯住宅(二階建て)間取り事例|玄関以外は完全分離
二世帯住宅の中で人気が高いのは、完全分離の間取りです。
※「完全分離」等の間取りパターンについては、のちほど「二世帯住宅の暮らし方3パターン|メリット・デメリット、デメリット解消法を紹介」でわかりやすく解説します。
ノーク・ホームズが実際に建築した事例から、二世帯住宅の間取りを紹介します!
玄関以外は完全分離の二世帯住宅間取り事例
事例画像をタップorクリックすると拡大できます。ぜひ気になる画像を細部までご確認下さい♪
こちらは玄関以外は完全分離型の二世帯住宅(3LDK+2LDK)で、間取りの特徴は以下のとおりです。
- 共有部分:玄関が共有のため、脇収納を設けて収納力をアップ。
- 分離方法:ホールを設け、1階世帯・2階世帯の生活が干渉しないよう配慮。
- 1階世帯:LDKの和室に可動式間仕切りを設けた。(間仕切りを開放するとLDKの一部としても使える)
- 2階世帯:大人の寝室のみ1階に設け、ウォークインクローゼット等で十分な収納力を確保。
- 音への配慮:1階世帯の寝室と子供部屋の位置をずらし、音に配慮。
土地面積 | 52.74坪 |
延べ床面積 | 42.26坪 |
間取り | 【1階】 3LDK(一部2階世帯の寝室)+玄関(脇収納あり)+2WIC 【2階】 2LDK+ユーティリティー |
※WICとは、ウォークインクローゼットの略です。
共有部分の画像もチェックしてみましょう。
階段下のスペースを活用し、造作棚をつけて収納力をアップさせました。
1階LDKは、和室の間仕切りを壁に収納することで広々とした空間となります。
階段を登るとすぐに明るい2階LDKの空間が広がります。
LDKと個室・水回りが直結していて、ご家族間のコミュニケーションがとりやすい点が魅力です。
次に紹介するのも玄関以外は完全分離型の二世帯住宅(2LDK×2)で、間取りの特徴は以下のとおりです。
- 共有部分:玄関が共有のため、2〜3帖の脇玄関で収納力をアップ。脇玄関からは1階世帯のキッチンに直接アクセス可能。
- 分離方法:ホールを設け、1階世帯・2階世帯の生活が干渉しないよう配慮。
- 1階世帯:玄関⇔パントリー・キッチン⇔LDKを回遊可能な動線。
- 2階世帯:LDK内に物干し場を設け、ご家族が協力して家事を分担できる間取り。
- 音への配慮:1階・2階の間取りをリンクさせ、「個室で別世帯のキッチン作業の音が聞こえる」等の違和感が生まれないよう配慮。
土地面積 | 78.64坪 |
延べ床面積 | 45.42坪 |
間取り | 【1階】 2LDK+玄関(脇収納あり)+パントリー+WIC+物干し場 【2階】 2LDK+WIC+物干し場 |
共有部分の画像もチェックしてみましょう。
広いホールで1階世帯・2階世帯を分離しています。
脇玄関はご家族全員が外靴で毎日行き来する場所ですが、収納に脚が無いため掃除がしやすいですね。
ベンチに座って一休みできる、ゆとりのある空間です。
1階LDKは、白を貴重としたナチュラルなデザインです。
2階はガラリと雰囲気が変わり、ダークブラウンを取り入れたクールなデザインです。
完全分離の二世帯住宅は、世帯ごとに好みのデザインを実現できる点が大きな魅力です!
2階建て・完全分離の二世帯住宅を紹介しました。
二世帯住宅は、世帯数分の居室・水回りを設置するスペースが必要ですが、玄関のみ共有する完全分離の間取りなら「40坪台で世帯同士が干渉しない間取りを実現できる」と実感して頂けたのではないでしょうか。
また完全分離の二世帯住宅は、屋外にも世帯数分の住宅設備置き場を確保する必要があります。
土地探しの際には、駐車場や庭だけでなく住宅設備の設置も含めて必要な面積を検討しましょう。
2階建て以上の住宅は縦の空間を活用できるため、二世帯住宅の間取りを考えやすいですね。
ノーク・ホームズには、おしゃれで快適な2階建て住宅の事例がたくさんあります。ぜひ参考にして下さい!
小さい二世帯住宅(平屋)の間取り事例|一部分離
マイホームを建築するエリアの住宅事情や予算などの関係で、小さな面積で二世帯住宅を実現したいとお考えの方も多いと思います。
こちらは左右に世帯を分けた一部分離型の二世帯住宅で、間取りの特徴は以下のとおりです。
- 共有箇所:玄関、LDK、お風呂
- 分離箇所:トイレ、洗面所
- 分離方法:キッチン・ダイニングを挟んで生活スペースを左右に分離
- 向かって右側の世帯:個室・LDKの間に廊下を設けており、サンルームとは一直線の動線でアクセスが良い
- 向かって左側の世帯:LDK側にもサンルームの出入り口を設けている
土地面積 | 60.00坪 |
延べ床面積 | 28.93坪 |
間取り | 3LDK+2洗面所+2トイレ |
左右両方の世帯が、家の中心であるキッチン・ダイニングにアクセスしやすい間取りです。
30坪以下でも、間取りの工夫によって各世帯のプライベートタイムを確保可能な二世帯住宅が実現します!
紹介した間取り事例を、ご家族が快適に暮らす二世帯住宅プランの参考にして頂けると幸いです♪
こちらの記事で、二世帯での暮らしにも対応可能な「大きな平屋」を紹介しています。
>おしゃれで大きな平屋(40坪前後〜50坪)の間取り・外観実例、固定資産税等も解説
ノーク・ホームズはおしゃれで意外性のあるプラン提案で高い評価を得ている福井のハウスメーカーです。
また1年中家のすみずみまで快適な住宅を建築するために、最高クラスの高断熱・高気密性能を追求して住宅づくりに取り組んでおります。
各世帯がのびのびと快適に暮らせる二世帯住宅をご希望の方は、お気軽にご相談下さい。
二世帯住宅の間取りのつくり方3パターン|メリット・デメリット、デメリット解消法を紹介
今回は完全分離(玄関のみ共有)、一部分離の二世帯住宅事例を紹介しましたが、二世帯住宅は、間取りのパターンによってメリット・デメリットがあります。
間取りパターンごとのメリット・デメリット、デメリット解消方法を紹介します。
- 完全分離
- 一部分離
- 完全共有
完全分離
本来は玄関・居室・水回りを全て分離するのですが、玄関は意外とスペースが必要なため、玄関のみ共有であとは全て分離という二世帯住宅も多くあります。
完全分離を選ぶ主なメリット・デメリットは、以下のとおりです。
完全分離のメリット |
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完全分離のデメリット |
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完全分離のデメリットは、綿密な資金計画と設計の工夫で解消できます。
資金面で無理のないプランを組み立てながら、各世帯のライフスタイルを具体的にイメージして間取りを作成しましょう。
一部分離
各世帯のライフスタイルが噛み合う部分・噛み合わない部分を明確にすると、共有部分・分離部分を決めやすくなりますよ♪
一部分離を選ぶ主なメリット・デメリットは、以下のとおりです。
一部分離のメリット |
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完全分離と比べて居室・住宅設備のためのスペース確保・予算確保をしやすい。 |
一部分離のデメリット |
各世帯のライフスタイルが全く違う等が原因で、生活音や共有部分の使い方にストレスを感じることがある。 |
一部分離のデメリットは、分離箇所・共有箇所の配置を工夫することで解消できます。
分離箇所・共有箇所の間に廊下を設ける、収納を挟むなど、慎重に間取りプランを組み立てましょう。
完全共有
完全共有を選ぶ主なメリット・デメリットは、以下のとおりです。
完全共有のメリット |
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完全分離・一部分離と比べて、予算内でのマイホーム建築を実現しやすい。 |
完全共有のデメリット |
各世帯のプライベートスペースは個室のみなので、暮らし方、モノの使い方・片付け方などに対してストレスを感じる可能性がある。 |
完全共有のデメリットは、各世帯の生活動線、ライフスタイルを明確にしたうえで設計をすることで軽減できます。
各世帯の生活動線を考え、「家の一部で人の渋滞が起きたり、各世帯の個室の中が丸見えになったりしないようにドアの位置や数を検討する」等、生活を具体的にイメージして間取りを考えましょう!
紹介してきた3パターンのうち、どの間取りパターンを選ぶかによって暮らし方が大きく変化します。
ご家族の希望を丁寧に聴き取り、理想の二世帯住宅を徹底追求してくれるハウスメーカーをお探しの方は、ノーク・ホームズにお問い合わせ下さい。
2つのライフスタイルが同居する快適な二世帯住宅を、資金計画・土地探しの段階からサポートいたします!
「二世帯住宅は予算配分が難しい」、「理想の土地になかなか出会えない」など、のお気軽にご相談下さい。
二世帯住宅を建てるなら長期的な視点での資金管理が重要!
二世帯住宅の価格は、「完全分離>一部分離>完全共有」となるのが一般的です。
ただし以下のような要素が加わることで価格が大きく変動するため、どの間取りパターンを選ぶ場合でも予算管理をしっかりと実行しましょう!
- 住宅設備の容量・グレード
- 内装のグレード
- 外壁・屋根の素材・グレード など
10年ほどで区切って各世帯の経済状況や家の使い方の変化をシミュレーションし、長期的な視点で無理のないプランを組み立てて下さい。
二世帯住宅の面積|各世帯の面積は世帯人数に合わせるのが理想
二世帯住宅を建築するにあたって、各世帯の人数は違うのが一般的です。
「それぞれの世帯にどれくらいの面積が必要?」と悩んだら、以下を参考にして下さい。
世帯人数 | 面積 |
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1人 | 約12坪〜16坪 |
2人 | 約16坪〜22坪 |
3人 | 約19坪〜30坪 |
4人 | 約25坪〜37坪 |
〈参考〉国土交通省 住宅『住生活基本計画(全国計画)(平成28年3月18日)』
一覧表の面積は、国が住生活基本法にもとづいて策定した「多様なライフスタイルに対応できる住宅面積」の水準です。
ぜひ二世帯住宅や大型住宅の施工実績が豊富で、デザイン性・快適性ともにこだわりを持って住宅建築に取り組んでいるハウスメーカーを選んで下さい!
福井で二階建て・平屋の二世帯住宅を検討中の方は、ノーク・ホームズがご相談を承ります。
ノーク・ホームズでは、標準仕様で長期優良住宅を建築して頂けます。
省エネ性能、耐震性能、面積などの基準をクリアした長く愛着をもって暮らせるマイホームが実現いたしますので、お気軽にお問い合わせ下さい♪
まとめ
40坪台の二世帯住宅、小さな平屋の二世帯住宅の間取り事例を紹介しながら、以下の項目を確認してきました。
コラムのポイントまとめ |
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二世帯住宅を建築する際に「各世帯の希望」・「ご家族1人1人の希望」を踏まえてプランを取りまとめるのは、難しい作業ですよね。
ご家族だけではうまくプランがまとまらない場面も、あるのではないでしょうか。
今回の情報を参考にしながら、安心して長期的におつき合いできるハウスメーカーを選び、サポートを受けながら理想のマイホームを完成して頂けると幸いです!
福井で二世帯住宅を依頼するハウスメーカーをお探しの方は、ノーク・ホームズにご相談下さい!
ノーク・ホームズは「福井の自然環境」と「高性能・省エネ設備」を掛け合わせた家づくりが得意なハウスメーカーです。
家づくりが大好きなスタッフが、ご家族との出会いを楽しみにしております♪
ノーク・ホームズが建築する住宅の快適性を、ぜひモデルハウスでご体感下さい!
<モデルハウス>