シューズクローゼット(2畳〜3畳)の間取り実例|ウォークスルー・ウォークインの失敗しない作り方
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マイホームを新築するにあたって、ご家族全員分の靴を悠々と収納できる「ジューズクローゼット」を希望される方が増えています。
シューズクローゼットを有効活用できる間取りを完成させて、「靴・傘・雪かき道具・ベビーカーなどの収納スペースに困らない暮らしをしたい!」と思いますよね。
でもシューズクローゼットは長時間過ごす場所ではないので、「広い面積をとるとLDKが狭くなる?」などの不安もあるのではないでしょうか。
そこで今回は、福井で数多くのシューズクローゼットがある住宅を建築してきた『ノークホームズ』が、スッキリと明るい玄関を実現するシューズクローゼットについて、詳しく解説します。
おしゃれなシューズクローゼットの実例画像をたくさん紹介するので、ぜひ最後までごらんください!
目次
シューズクローゼット(2畳〜3畳)の間取り実例
はじめに、シューズクローゼットの面積として住宅全体の間取りに取り入れやすい2〜3畳のシューズクローゼット実例を紹介します。
※シューズクローゼットには「2種類の間取りタイプ」と「4種類の収納方法」があります。
今回紹介する「2〜3畳」という面積の関係上、効率的に収納量を確保しやすい「I型」・「L型」の収納方法を選んだ実例をピックアップしました。
間取りタイプ | 収納方法 |
---|---|
ウォークスルータイプ (出入り口が2ヶ所あり、玄関⇔室内を通り抜けできる) |
・Ⅰ型(1つの壁面にのみ収納) ・Ⅱ型(向かい合う2つの壁面に収納) ・L型(隣接する2つの壁面にL字型に収納) ・U型(隣接する3つの壁面にU字型に収納) |
ウォークインタイプ (出入り口以外は壁で囲む) |
ウォークスルータイプ
はじめに、「出入り口が2ヶ所で人が通り抜けできる」という特徴を持つ、ウォークスルータイプのシューズクローゼットの間取り実例を紹介します。
こちらは玄関ホール・シューズクローゼットを合わせて2畳ほどの間取りです。
収納棚をI型に(玄関土間からホールまで一直線に)設置していて、上り框を(あがりがまち)を上がると、アウターをかけられるクローゼットがあります。
こちらは、シューズクローゼットに入って左・正面の壁いっぱいに(L型に)収納棚を設置したシューズクロゼットの間取り実例です。
収納棚を玄関ホールまで延長して設置しているため、靴以外のさまざまな物を整理できますね。
ウォークインタイプ
次に、「出入り口が1ヶ所で人が入室できる広さ」という特徴を持つ、ウォークインタイプのシューズクローゼットの間取り実例を紹介します。
こちらは玄関土間・シューズクローゼットを合わせて3畳ほどの間取りで、Ⅰ型に収納棚を設置しています。
新築時にはシューズクローゼットの出入り口にドアを設けず、必要に応じてロールスクリーンで仕切るつくりとしました。
玄関ホールの向かって左側に、アウターをかけられるクローゼットも設けています。
こちらも、玄関・シューズクローゼットを合わせて3畳ほどの間取りで、収納棚はL型に設置しています。
玄関土間を奥に長くのばして収納棚を設け、収納量を確保しました。
(シューズクローゼットの奥は、室内ではなく屋外です。)
普段使いの靴は、上り框に設けた靴箱に収納できます。
番外編
ウォークインタイプ・ウォークスルータイプの番外編として、あえて「シューズクローゼット」として空間を分けない方法なども紹介します。
こちらは、玄関ホールとシューズクローゼットを兼ねて収納棚を設置し、収納面積を大きく広げた実例です。
こちらは玄関土間をL型にして、土間にオープンな収納棚を設置しています。
こちらは、玄関から屋外へ通り抜けできるストックヤード(脇収納)を設けた実例です。
ストックヤードは、庭仕事の道具、雪かき道具などを収納できる半室内空間という点が便利です。
2畳〜3畳のシューズクローゼットの間取り実例を紹介してきました。
住宅形状や玄関の面積によって、さまざまな間取りが生まれることを、実感していただけたのではないでしょうか。
いつも気持ちの良い環境をキープできる玄関作りの、参考にしていただけると幸いです!
福井でご家族の暮らしにフィットする間取りのマイホームを実現したいとご希望の方は、ノークホームズにお問い合わせください。
世帯人数やライフスタイルに寄り添う、多彩な間取りプランを提案いたします♪
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シューズクローゼットはウォークスルー・ウォークインどちらが良いの?
冒頭でシューズクローゼットにはウォークスルータイプ・ウォークインタイプがあることを簡単に紹介しましたが、間取り実例を見て「我が家にはどちらが合うの?」と疑問をお持ちの方がいらっしゃるのではないしょうか。
そこでこの章では、ウォークスルータイプ・ウォークインタイプを選ぶ際に役立つ情報を紹介します。
ウォークスルー・ウォークインの特徴を比較
ウォークスルータイプ・ウォークインタイプでは使い勝手が全く違うため、主な特徴を比較してみましょう。
特徴 | ウォークスルータイプ | ウォークインタイプ |
---|---|---|
収納力 | 最大3面分の壁に収納棚を設置できる | 最大4面分の壁に収納棚を設置できる |
衛生 | 通風を確保しやすいので保ちやすい | 空気が滞りやすい点がネック |
使い勝手 | ・出入り口が2つあるので、人の渋滞が起きにくい ・メイン玄関、家族用玄関を分けられる |
・十分な収納量を確保できる ・出入り口が1ヶ所なので、シューズクローゼットの中を隠しやすい |
それぞれメリット・デメリットがあるため、ご家族の玄関の使い方に合わせて選択するのがおすすめです。
ウォークスルー・ウォークインの選び方
一覧表で紹介した特徴から、ウォークスルータイプ・ウォークインタイプそれぞれどのようなご家族が向いているのかを、紹介します。
ウォークスルータイプ | ウォークインタイプ |
---|---|
【シューズクローゼットに「整理整頓のしやすさ」を求めるご家族】 |
【シューズクローゼットに収納力を求めるご家族】 ・キャンプ道具など大きな物をたくさん収納したい ・シューズクローゼットの中が見えないよう、目隠ししやすい間取りがいい など |
ウォークスルータイプ・ウォークインタイプの間取りは後から簡単に変更できないため、新築時に物の量・人の動きなどを改めて考えて、最適な選択をしていただけると幸いです。
シューズクローゼットの失敗しない作り方
最後に、マイホームが完成してから「こうしておけばよかった」という後悔しないように、シューズクローゼットの失敗しない作り方についても、簡単に紹介します。
以下5つのポイントを、ぜひ間取り作りにいかしてください♪
- 換気計画が重要
- ドアは引き戸がおすすめ
- 収納棚は可動式がおすすめ
- (ウォークスルーの場合)動線の計画が重要
- 高齢の方がいらっしゃるご家庭ではベンチを設置してもOK
換気計画が重要
シューズクローゼットには靴を収納することから、衛生環境を保つために十分な換気量が必要ですよね。
シューズクローゼットに窓を設けると簡単に換気ができますが、ここで心配なのが防犯面ではないでしょうか。
玄関近くに開口部をたくさん作ることで、「室内の様子が外からわかりやすい」・「侵入経路を増やしてしまう」といったデメリットが生まれます。
そのため、「住宅に必ず設置する24時間換気システムを活用して、シューズクローゼットに排気口を設置する」など、ぜひ換気計画を重視して間取りを作成してください。
住宅の換気性能・断熱性能・気密性能・遮熱性能は、暮らしの快適性に直結します。
ぜひ住宅性能にこだわりを持ち、快適性を追求している施工業者に、マイホームの建築を依頼しましょう。
福井のノークホームズは、長期優良住宅を標準仕様で提供している工務店です。
夏涼しく・冬暖かい&光熱費を抑えられる住宅性能を実現いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
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ドアは引き戸がおすすめ
シューズクローゼットは面積の限られた玄関に併設するため、ドアを設置する場合は、引き戸を採用するのがおすすめです。
こちらの住宅のように格子状のドアを採用すれば、閉め切っていても換気が可能ですね。
ドアを設置しない場合でも、こちらの住宅のようにロールスクリーンを設置すると、必要に応じて目隠しが可能です。
収納棚は可動式がおすすめ
シューズクローゼットの収納棚は、収納するものに応じて高さを変えられる可動式を選択すると便利です。
またこちらの住宅のように足元を浮かせて棚を設置すると、土間の掃除がしやすいというメリットもありますよ♪
(ウォークスルーの場合)動線の計画が重要
シューズクローゼットをウォークスルータイプにして、「結局はメイン玄関から出入りしてしまい、通り抜けできるようにした意味がなかった」と後悔するケースがあります。
ぜひご家族が「シューズクローゼットを通り抜けするほうが便利」と感じるような動線を計画してみてください。
- シューズクローゼット近くに洗面台を設置する(来客時にプライベートスペースである水回りを見られない点も便利です)
- シューズクローゼット近くにトイレを設置する
- シューズクローゼットにアウターをかけられるようにする
- シューズクローゼット内に、姿見を設置する など
こちらの住宅のように、シューズクローゼット側に見たい景色を楽しめる窓を設置するのも、素敵なアイディアです♪
高齢の方がいらっしゃるご家庭ではベンチを設置してもOK
高齢の方がいらっしゃるご家庭では、シューズクローゼットにベンチを設置するという方法もあります。
「外出時に座って靴を履けるため、転倒防止に役立つ」、「帰宅時に一休みできる」など、ご家族構成やライフスタイルに合わせて、シューズクローゼットの空間をフル活用しましょう!
こちらの記事で、今も老後も快適な家づくりの方法を確認できます。
>シニア夫婦二人の平屋間取り|20坪台の老後に快適&おしゃれな平屋間取り図、60才からの家づくりのポイント
まとめ
マイホームの中で、長い時間滞在することはなくても大きな役割を果たしてくれる「シューズクローゼット」について、間取り実例・失敗しないプランニングの方法などを紹介してきました。
シューズクローゼットには基本の間取りタイプ・収納方法がありますが、実際の間取りは住宅形状やご家族の使い勝手に合わせてバリエーション豊かにプランニングが可能です。
今回紹介した情報を参考に、いつでも明るくスッキリとした玄関を保てるマイホーム作りを成功させていただけると幸いです!
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ノークホームズは地元密着型の工務店で、北陸の厳しい気候の中で快適&おしゃれに暮らせる家づくりをしております。
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