【平屋の間取り】25坪前後・3LDK・南玄関の家族に最適な事例、価格の目安、間取りのポイントを解説

福井でマイホームを検討中の方は、ノークホームズにお問い合わせください。

 

平屋は、子育て世代から老後まで快適に暮らせる間取りを作りやすい、ワンフロアの住宅です。

でも、実際にご自身で間取りを考えてみると、玄関の位置・LDKのレイアウト・個室の広さなどについて「本当にこれで大丈夫？」と不安になるものですよね。

そこで今回は、持ち家率全国トップクラスの福井で平屋を数多く建築してきたノークホームズが、平屋の間取りについて以下の項目を解説します。

 

このコラムのポイント
世代を問わず人気が高い25坪前後・3LDK・南玄関の間取りを紹介します。 住宅市場で住宅価格が上昇し続けているため、平屋価格の目安、価格を抑える方法を紹介します。 25坪前後のコンパクトな面積で、暮らしやすい間取りを作成するポイントを紹介します。

 

子育て時期から老後まで、ライフスタイルの変化に応じて快適に暮らせる間取りの作り方がわかります。

ぜひ最後までごらんください♪

 

【平屋の間取り】25坪前後・3LDK・南玄関の家族に最適な事例

はじめに、コンパクトでありながら十分な個室数・収納容量を確保した平屋の間取り事例を紹介します。

世代・世帯人数・ライフスタイルを問わず人気が高い「25坪前後・3LDK・南玄関」の間取り成功例なので、ぜひ参考にしてください！

 

【24.04坪、3LDK＋ランドリールーム、南玄関】

こちらの平屋は延べ床面積24.04坪で、3LDK＋ランドリールームの間取りです。

• 明るく暖かい南玄関：居室から後退させた位置に玄関を配置したため、道路から玄関内部が丸見えになりません。
• 廊下なし：LDKと各個室・水回りが直結していてご家族の様子がわかりやすいため、子育て時期から老後まで暮らしやすい間取りです。
• 水回り・LDKに回遊動線を採用：家事がしやすく、世帯人数が多くても人の渋滞が起きづらい点が魅力です。

こちらの記事で、ランドリールームのある平屋間取りを紹介しています。
＞平屋の間取り（2LDK〜3LDK、〜30坪）にランドリールームをプラスしたおしゃれな事例

 

【26.30坪、3LDK＋ランドリールーム、南玄関】

こちらの平屋は延べ床面積26.30坪で、3LDK＋ランドリールームの間取りです。

• 居室から突き出した位置に玄関を配置：玄関の面積を気にせずに間取りを作成できます
• LDK隣接の和室に可動式間仕切りを採用：可動式間仕切りの使い方によって、和室がLDKの一部にも個室にもなります。
• キッチンは壁付けのレイアウトを採用：LDKの面積を最大限に活用できるキッチンレイアウトです。
• LDKとプライベートな個室を廊下で仕切る：来客時に、プライベートスペースが丸見えになりません。

25坪前後の間取り事例を見ると、「個室数が多い3LDKの間取りでも、居室・水回りともにゆったり過ごせる面積を確保できる」とわかりますね。

土地形状・周辺環境などに合う間取りをバリエーション豊富に作成可能なので、ご家族の希望を詰め込んだ間取りを完成させていただけると幸いです！

 

ノークホームズには、今回紹介できなかった施工事例がまだたくさんあります。おしゃれな外観・内装もチェックできるので、ぜひごらんください。

＜施工事例＞

 

25坪の平屋価格の目安｜価格を抑える方法も紹介

間取りは住宅価格に直結するため、予算オーバーにならないように、慎重に検討する必要がありますよね。

ご自身が考えた間取りだと価格はいくらくらい？と疑問をお持ちの方も多いと思います。

そこで次に、住宅価格の目安・価格を抑える方法を紹介します。

 

住宅価格の目安

住宅価格の目安は、「施工業者ごとの坪単価×延べ床面積」で計算できます。

参考として、フラット35が毎年公表している利用者調査データを元に、注文住宅建築費の坪単価（全国平均）を計算しました。

【建設費 3715.2万円÷住宅面積 37.14坪（122.8㎡）＝注文住宅の坪単価 約100万円】

〈参考：住宅金融支援機構『フラット35利用者調査　2022年度調査結果』〉

 

上記の坪単価を参考にして25坪の注文住宅の価格（目安）を計算すると、以下のとおりです。

【注文住宅の坪単価全国平均 約100万円×25坪＝価格の目安 約2500万円】

この数値は住宅価格が高額な首都圏も含めたものなので、比較的高めの印象です。

住宅価格は地域・間取り・使用する建材・住宅設備のグレードなどによって違うため、詳しくはマイホーム建築を依頼する施工業者にお問い合わせください。

 

福井で平屋のマイホームを検討中の方は、ノークホームズにお問い合わせください。

ノークホームズは、北陸の厳しい気候の中で1年を通して快適に暮らせる、おしゃれな平屋建築が得意な工務店です。

資金計画・土地探しの段階から、お気軽にご相談ください。

 

平屋の価格を抑える方法

フラット35の利用者調査を見ると、2011年以降、住宅価格が上昇し続けていることがわかります。

※融資金のみのデータです。

〈参考：住宅金融支援機構『フラット35利用者調査　2022年度調査結果』〉

 

住宅価格が上昇してもマイホームの必要性は変わらないため、無駄を省きながら理想のマイホームを完成させたいですよね。

間取り作成の際に以下のような方法を取り入れることで、無駄なく理想を実現できる可能性があります！

• シンプルな住宅形状を前提として間取り作成をする
• 廊下を省く
• パッシブデザイン※を取り入れる　など

※パッシブデザインとは、自然のエネルギー（太陽光・風）を利用して省エネ＆快適な家づくりをする設計手法です。

高い省エネ性能を持つ住宅設備と組み合わせることで、建築費だけでなく毎月の光熱費削減にも役立ちます。

 

また、すでに見積もりを受け取って予算オーバーにお困りの方は、こちらの記事を参考にしてください。

＞新築の注文住宅で費用を削れるところ一覧｜予算オーバー額500万円・1000万円の対策例も紹介

 

「平屋建築＝広い土地が必要」というイメージですが、延べ床面積25坪ほどの平屋を建てる場合には、必要以上に広い土地は必要ありません。

「土地＋住宅建築」の価格を抑える方法も考えやすく、予算オーバーを防ぎながら家づくりが可能です。

ぜひマイホーム完成後まで含めた、無理のない資金計画を組み立ててください。

 

平屋25坪前後で暮らしやすい3LDKの間取り作成4つのポイント

最後に、事前に知っておくことで、スムーズに暮らしやすい25坪前後・3LDKの間取りを作成するポイントを4つ紹介します。

• 玄関の方角は間取りに影響する
• 住宅形状は快適性・防犯性に影響する
• 平屋のメリット・デメリットどちらも活かして間取りを作成
• 部屋数・収納容量が足りない場合のアイデア

 

玄関の方角は間取りに影響する｜南北東西それぞれの特徴

玄関は、家に出入りする際に必ず通る場所です。また、玄関の方角を変更すると、間取りが大きく変わります。

そのため、玄関の方角ごとの特徴を事前に把握して、土地の状況・ライフスタイルに合う方角を選びましょう！

 

方角	特徴
	メリット	デメリット
南	・日照時間が長いため家全体が明るい印象 ・廊下・水回りと玄関を近くすると、冬に暖かさを持続しやすい ・玄関前の植栽を楽しめる	・紫外線によって玄関ドアが劣化しやすい ・南向きの居室面積が狭くなる
北	・南向きの居室面積を確保しやすい ・直射日光が当たらないため、玄関ドアの劣化を抑えられる	・1年を通して湿気がたまりやすく、冬に寒い ・玄関前の植栽の種類が限られる
東	・玄関が午前中に明るく暖かく、夏は日中の暑さがやわらぐ ・南向きに居室、北向きに水回りといった、オーソドックスな間取りをつくりやすい	大きなデメリットなし
西	・玄関が夕方から明るく暖かい。冬は夜まで温度が下がりにくい ・南・東向きの居室面積を確保しやすい	・西日で玄関ドアが劣化しやすい ・通風に配慮しないと、夕方以降に湿気がたまる

 

こちらの記事で、玄関の方角別の外観・間取りを確認できます。
＞平屋の玄関位置｜外観（玄関ドア、ポーチなど）・間取り（土間、ホールの広さなど）の事例を紹介

 

住宅形状は快適性・防犯性に影響する｜I字・L字・コの字・ロの字

住宅形状は、快適性・防犯性などに影響します。

また土地形状・周辺環境に合わせて選択肢が限られるケースもあります。

居心地が良く、安心して暮らせる間取りづくりのために、主な住宅形状の特徴を把握しましょう！

 

形状	特徴
I字型	・間取りを作りやすい ・コストを抑えやすい ・隠れる場所がないため防犯性を期待できる
L字型	・中庭・テラスのある間取りを作りやすい ・「家族が集まる＆来客対応をする居室」「個室」のゾーニングがしやすい ・外からの視線を遮る間取りを作りやすいが、隠れる場所も生まれやすい
コの字型	・中庭・テラスのある間取りを作りやすい ・各部屋の採光・通風を確保しやすい ・外から見られずにガーデニングや子どもが外遊びをできる ・外からの視線を遮る間取りを作りやすいが、隠れる場所も生まれやすい
ロの字型	・中庭に向かって部屋づくりをすることで、各部屋で景観を楽しめる＆採光・通風を確保できる ・外からのアクセスが難しいため、プライバシーを確保しやすい＆防犯性が高い

 

中庭のあるおしゃれな平屋を、こちらの記事で紹介しています。
＞平屋・コの字型の間取り｜中庭のある約30坪・2〜4LDKの事例、後悔しないポイントを紹介

 

平屋のメリット・デメリットどちらも活かして間取りを作成

平屋は子育て時期から老後まで暮らしやすい家ですが、デメリットもあります。

デメリット対策をしながら間取り作成をすることで、平屋の特徴を最大限に活かしましょう！

 

項目	特徴
メリット	・ご家族が別々の部屋にいても様子がわかりやすい、コミュニケーションを取りやすい ・階段が無いため室内の移動が楽で、育児・介護・ペット飼育をしやすい ・家事動線の良い間取りを作りやすい ・外壁に接する居室が多いため、家全体の採光・通風を確保しやすい ・災害時に避難しやすい ・バリアフリーを取り入れやすい
デメリット	・居室面積を重視すると収納容量が小さくなるなど、空間活用のバランスが難しい ・部屋の配置によってはプライバシーを確保しづらい ・家の中心部に近づくほど採光・通風の確保に工夫が必要 ・外から間取りを把握されやすい、外からの視線が気になる ・外の音が室内に響きやすい

 

バリアフリーを取り入れるなど、「老後まで快適な家づくり」を重視している方は、こちらの記事も参考になります。
＞3LDK・25坪前後の老後まで快適な平屋間取り成功例｜「廊下なし」などの間取りアイディアも紹介

 

部屋数・収納容量が足りない場合のアイデア

平屋は、ワンフロアに居室・玄関・収納・水回りなどの住宅設備をすべて配置するため、間取りづくりをしていて「面積が足りない」と悩む場面があると思います。

部屋数・収納容量が足りない場合のアイデアを紹介するので、参考にしてください。

 

部屋数・収納容量が足りない場合のアイデア
ロフト・小屋根裏収納を設ける オープン棚・ニッチ・有孔板を活用した壁掛け収納を検討 廊下をなくす キッチンを壁付けにする 可動式間仕切りを活用して可変性のある間取りにする LDKと床位置が同じテラス・デッキを設けて、外にも空間を広げる 鏡を活用して、視覚的に広がりのある家にする 天井を高くする、天井を設けない（勾配天井など）などで、視覚的に開放感のある家にする

 

上記の中で、勾配天井に関しては賛否の口コミがあります。こちらの記事で、後悔しない家づくりの方法を確認できます。
＞平屋の勾配天井に後悔する理由（ダサい・落ち着かない・寒いなど）＆デメリット解消方法

 

平屋の間取りは、紹介してきたような多岐にわたる視点で作成する必要があります。

ぜひ平屋の建築実績が豊富な施工業者を選び、プロのアイデアも活用しながら理想のマイホームづくりをしてください！

 

福井で平屋を検討中の方は、ノークホームズにお問い合わせください。

家づくりが大好きなスタッフが、ご家族の要望を詰め込んだ間取りを提案いたします♪

 

まとめ

25坪前後・3LDK・南玄関の平屋を検討中の方へ、以下の項目を紹介してきました。

 

コラムのポイントまとめ
25坪前後・3LDK・南玄関の間取りは、バリエーションが豊富。十分に面積を確保しながら理想のマイホームづくりが可能。 注文住宅価格の全国平均坪単価は約100万円。ただし地域・間取りなどによって価格が違うため、詳しくは施工業者に確認が必要。 住宅価格をなるべく抑えたい場合には、住宅形状をシンプルにするなどの工夫をできる。 「南玄関の家は明るく暖かい」など、間取りによって住宅の快適性・防犯性などが変化する。

 

間取りづくり、資金計画は、マイホームづくりが成功するかどうかに関わる大切な段階です。

今回の情報を参考に、ご家族が長く快適に暮らせる間取り作成＆無理のない予算でのマイホームづくりを成功させていただけると幸いでです！