3LDK・25坪前後の老後まで快適な平屋間取り成功例｜「廊下なし」などの間取りアイディアも紹介

10年後、20年後、老後も見据えて、暮らしやすい平屋を希望する方が多いと思います。

「廊下なし」・「ランドリールームを設ける」などのおしゃれなアイディアを取り入れることも忘れず、快適＆機能的な間取りを完成させたいですよね。

そこで今回は、福井で数多くの平屋を建築してきたノーク・ホームズが、以下の項目を紹介します。

 

このコラムのポイント
今も老後も快適な間取りの成功例を紹介します。幅広い世代から人気の3LDK・25坪前後の実例を確認しましょう。 使い勝手がよく・家事がしやすく・おしゃれな間取りづくりに役立つアイディアを紹介します。 老後まで快適な家の広さ（延床面積）、土地面積、費用の目安を紹介します。

 

「ライフスタイルやご家族構成が変化しても、ずっと暮らしやすい間取り」がわかるので、ぜひ最後までごらんください！

 

3LDK・25坪前後の老後まで快適な平屋間取り成功例

はじめに、生活動線・家事動線が良く、ご家族のコミュニケーションも取りやすい、老後まで快適な平屋の間取り成功例を紹介します。

幅広い世代から人気の3LDK・25坪前後に絞った実例なので、ぜひ参考にしてください。

 

【延床面積 24.04坪】3LDK＋ランドリールーム

こちらは、「廊下なし」・「ランドリールーム」が特徴の平屋間取りです。

廊下を設けない間取りにはたくさんの魅力があり、老後まで見据えた家づくりをする方におすすすめです！

• 室内の移動距離が短く、移動の際にドアを開閉する手間が省ける
• ご家族間のコミュニケーションがとりやすい
• 家全体の温度を一定に保ちやすい（廊下と居室の温度差にストレスを感じない）

ランドリールームは、面倒な洗濯作業を1ヶ所で完結させられるスペースなので、世代を問わず検討したいですね♪

 

【延床面積 24.92坪】3LDK＋ランドリールーム＋ファミリークローゼット

次に、「玄関⇔ファミリークローゼット⇔ランドリールーム⇔LDK」を回遊できる動線（回遊動線）の平屋間取りです。

回遊動線には以下のような特徴があり、子育て世帯からシニア世帯まで、家事動線・生活動線にこだわるご家族に人気です。

• 行き止まりがないため、家事作業がスムーズに進む＆人の渋滞が起きにくい
• 1つの場所に2方向からアクセスできるため、目的に合わせて短距離で室内を移動可能
• ご家族とお客さまが顔を合わせない動線をつくることも可能

ランドリールーム・ファミリークローゼット両方をご希望の方は、こちらの記事で間取りを確認できます。
＞ランドリールーム・ファミリークローゼットがある家事動線の良い間取り｜平屋の事例紹介

 

【延床面積 26.30坪】3LDK＋ランドリールーム

次に、以下のような特徴から、来客が多いご家族におすすめの平屋間取りです。

• リビングに接する部屋に可動式間仕切りを採用。個室としても、リビングの一部としても使える
• 完全なプライベート空間にしたいお風呂・洗面脱衣室と、トイレを別にしている
• 洗面脱衣室がウォークスルーで、寝室側・キッチン側の両方向からアクセス可能

家全体をつなげることも・仕切ることも可能な2wayの間取りは、「夫婦2人の時間」・「独立したお子さま家族と過ごす時間」どちらにも対応可能ですね♪

 

【延床面積 28.93坪】3LDK＋トイレ2つ＋洗面所2つ

次に、トイレ2つ・洗面所2つが特徴の、2世帯にも対応できる平屋間取りです。

「2世帯住宅＝大型住宅」のイメージがあると思いますが、3LDK、30坪以下の平屋でも、2世帯住宅が実現します！

• LDKを挟んで、プライベートスペースである個室を左右に配置
• 各世帯専用のトイレ・洗面所があるため、ライフスタイルが違っても気をつかわずに過ごせる
• 2つの世帯が集まるキッチン・ダイニングを家の中心に配置
• 2つの世帯が共有するランドリールーム（サンルーム）のドアは、各世帯がアクセスしやすいよう2ヶ所に設置

「平屋だけどトイレは2つあったほうがいい？」とお悩みの方は、こちらの記事でトイレの数の決め方を確認できます。
＞30坪の平屋間取り｜3LDK〜4LDKでトイレ2つ、ランドリールームありなど事例紹介

 

【延床面積 29.64坪】3LDK＋ランドールーム＋ストックヤード

最後に、室内にストックヤードを設けた平屋間取りです。

ストックヤードとは物置のことで、雪国では、雪かき道具や冬場の自転車保管ができるスペースとして便利です。

またこちらの住宅は、一般的に生活動線が悪いと言われがちな縦長の平屋ですが、間取りの工夫で老後まで快適な家づくりに成功しました！

• 「キッチン⇔寝室⇔水回り」がコンパクトな回遊動線なので、家事・室内移動がスムーズ
• 家の中心にある小上がり和室は、家事スペース・お子さまの遊び場・来客対応スペースなど多用途に使える
• 家中を見渡せる配置のキッチンは、子育て時期、老後どちらも使い勝手が良い

 

 

はじめに、3LDK・25坪前後と条件を絞って、老後まで快適な平屋間取りを紹介しました。

子育て時期の利便性と老後の利便性には、共通点がたくさんあります。

紹介した間取りを、20年、30年と長く快適に暮らせる家づくりの参考にしていただけると幸いです！

 

福井で平屋のマイホームを検討中の方は、ノーク・ホームズにお問い合わせください。

「快適で暮らしやすく、おしゃれな家づくりがしたい」というご希望を叶えるプランを提案いたします！

 

ノーク・ホームズには、今回紹介しきれなかった実例がまだたくさんあります。

ぜひごらんください。

〈施工事例〉

 

コンパクトな平屋は今も老後も快適！廊下なしなどの間取りアイディアを紹介

次に、どんな間取りプランにも取り入れられる、今も老後も快適な間取りアイディアを紹介します。

平屋は「ワンフロアの暮らしやすさ」がメリットですが、「採光・通風や防犯面が心配」というデメリットをあわせ持っています。

以下のようなアイディアを取り入れて、安心して・快適性に暮らせる、おしゃれな家づくりを目指しましょう！

アイディア	ポイント
廊下なし	室内移動が楽
ランドリールーム	洗濯作業が一ヶ所で完結して楽
コの字＋中庭	特に縦長の平屋の場合は、奥の部屋まで採光・通風を確保しやすくなる
ロフト	・収納や生活スペースが足りない場合に便利 ・専用階段を設置するとアクセスが楽
縁側、玄関直結の和室	来客対応に便利
広い玄関土間＋シューズクローゼット	・ベンチを設置するor上がりがまちを広くすると便利 ・アウター・自転車・ベビーかーなども収納できる広さにすると便利
廊下やドアの幅を90cm以上にする	・大きなモノの出入りに便利 ・車椅子・杖・介助つきの移動に便利
窓の大きさ・配置を検討	採光・通風が必要。防犯や外からの視線が気になる場合は、以下を工夫する。 ・窓を高い位置・低い位置に設置 ・小さい窓にする ・引違い式ではなく、小さく開く押し出し式などを選ぶ

 

また、以下の住宅性能をバランスよく整えることも、長く快適に暮らせる家づくりのために重要です。

• 断熱性能：室内の空気が、外皮（外壁・床など）を伝わって逃げないようにする性能
• 気密性能：室内の空気が、すき間から逃げないようにする性能
• 遮熱性能：日射熱を遮る才能
• 換気性能：外気を取り込み、室内を循環させて排気する性能

ぜひ快適性・デザイン性ともに満足できるプランを組み立てて、理想のマイホームを実現してください！

 

福井で快適性・デザイン性ともに高品質の家づくりをご希望の方は、ノーク・ホームズにご相談ください。

ノーク・ホームズはおしゃれな平屋建築で高い評価を得ている工務店で、高い省エネ性能を持つ長期優良住宅を、標準仕様で建築しております。

 

老後まで快適な平屋の広さは3LDK・25坪〜30坪がおすすめ。土地面積・費用の目安も紹介

最後に、老後まで快適な平屋の広さ（延床面積）・土地面積・費用についても、簡単に解説します。

 

3LDK・25坪〜30坪をおすすめする理由

家の広さに関しては、国が目安となる水準を提唱しています。

世帯人数	広さ
1人	約12〜16坪（40〜50㎡）
2人	約16〜22坪（55〜75㎡）
3人	約19〜30坪（65〜100㎡）
4人	約25〜37坪（85〜125㎡）

〈参考〉世帯人数：国土交通省『住生活基本計画（全国計画）における誘導居住面積水準及び最低居住面積水準』

 

上記の一覧表から、2人世帯〜4人世帯までは、25坪前後の広さを目安にできることがわかります。

また間取りはご家族のライフスタイルに合わせて自由に決めてOKですが、3LDKは以下のように柔軟な使い方が可能なため、おすすめです♪

• 子育て時期には、お子さまの個室を確保
• 夫婦2人暮らしの時期には、ご夫婦それぞれのプライベートルームを確保
• 来客時に1部屋を客間として提供　など

 

「3LDKでは足りない」、「リビングを広くしたいので個室が3つ作れない」などのお悩みは、平屋に必要な分だけコンパクトな2階をプラスする、「1.5階建て」で解決できます！

1.5階建ての間取りを、こちらの記事でご確認ください。
＞平屋に見える「平屋風二階建て」の間取り｜30坪（25〜35坪前後）のおしゃれな事例紹介

 

土地面積・費用の目安

フラット35の利用者調査によると、注文住宅を建てる土地面積・住宅面積・費用の全国平均値は、以下のとおりでした。

• 土地面積：198.5㎡（60.04坪）
• 住宅面積：111.4㎡（33.69坪）
• 費用：住宅建築 3010.6万円＋土地取得費用 1444.9万円＝4455.5万円

〈参考〉フラット35利用者調査　2021年度　土地付き注文住宅融資利用者の主要指標

単純に住宅建築の費用・住宅面積から坪単価を計算すると、以下のとおりです。

※坪単価とは、1坪あたりの住宅建築費用のことです。住宅建築の費用に含まれている項目が不明のため、あくまでも目安としてごらんください。

【住宅建築の費用 3010.6万円÷住宅面積 33.69坪＝坪単価 約89万円】

1坪89万円で25坪〜30坪の住宅を建築する費用は、以下が目安となります。

【1坪89万円✕25坪〜30坪＝2225万円〜2670万円】

※住宅費用は設計・設備などによって、1軒ごとに違います。あくまでも目安の数値としてごらんください。

 

近年、国内外の社会情勢の影響で、住宅建築費が上昇し続けています。

大きな費用が必要な家づくりだからこそ、快適性・デザイン性ともにこだわりを持ち、高い住宅性能を提供してくれる施工業者に依頼していただけると幸いです。

 

福井でご家族に最適な家づくりをご希望の方は、ノーク・ホームズにご相談ください。

ノーク・ホームズは、資金計画・土地探しの段階からご家族に寄り添い、家づくりをサポートいたします。

デザイン性・住宅性能ともに高品質のマイホームを一緒に追求しましょう！

 

まとめ

3LDK・25坪前後の老後まで快適な平屋間取り成功例を中心に、ご家族に最適な家づくりをするための情報を紹介してきました。

 

コラムのポイントまとめ
25坪前後の間取りバリエーションは豊富。今も老後も快適な間取りが作成できる。 間取りはアイディアを組み合わせて作成するのがおすすめ。平屋のメリットをいかし、デメリットをカバーするのがポイント。 老後まで快適・最適な家づくりを希望するなら、柔軟性の高い3LDK・25坪〜30坪がおすすめ。 家づくりには大きな費用が必要なので、こだわりを持って理想のマイホームを追求するのが大切。

 

家づくりは、間取り・住宅性能ともにこだわりを持ってプランを組み立てるのが大切です。

長く愛着を持って暮らせる快適なマイホームを完成させるために、今回の情報を参考にしていただけると幸いです。