アイランドキッチンで後悔する人・しない人｜「やめとけ」という口コミの理由、現実的な使い勝手を確認

注文住宅を建てるなら、理想のキッチンを作り上げたいですよね。

開放感がありスタイリッシュなアイランドキッチンに憧れる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、作業スペースであるキッチンをイメージ先行で決めた結果、使い勝手が悪くて後悔している、という声もお聞きします。

この記事では、ご家族のご希望を叶えるキッチン作りに定評のある福井の工務店「ノークホームズ」が、アイランドキッチンのメリット・デメリットを含め、よりよいキッチン選びをご提案いたします。

 

このコラムのポイント
アイランドキッチンに関する「後悔」「満足」の口コミ アイランドキッチンのメリットとデメリット アイランドキッチンの特徴と現実的な使い勝手 オープンキッチンならペニンシュラキッチンもおすすめ さまざまなペニンシュラキッチンの実例

 

せっかく新築するマイホームです。こだわりのキッチンで後悔しないよう、ぜひ最後までごらんください。

 

アイランドキッチンで後悔する人・しない人｜「やめとけ」という口コミの理由

アイランドキッチンには、おしゃれでデザイン性が高く、リビング・ダイニングにいらっしゃるご家族やお客様とのコミュニケーションがとりやすいという魅力があります。

複数人で料理をする機会や、お客様が多いご家庭では特に人気のレイアウトです。

しかし、いざ使ってみると「こんなはずじゃなかった…」と思うこともあるようです。

後悔したのはどのような点なのか、早速ご紹介します。

※本記事では、四方に壁がなく回遊性のあるキッチンを「アイランドキッチン」としてお伝えします。キッチン本体の形状にはさまざまなものがあります。

 

アイランドキッチンで後悔する人｜「やめとけ」という口コミの理由

まずはアイランドキッチンを実際に使ってみて、後悔した方の口コミからご紹介します。

 

 

他にも以下のような口コミがあります。

• リビング・ダイニングが手狭になった
• キッチン本体の収納量が少ない
• ゲートの設置が難しくお子さまが走り回るなど危ない

 

アイランドキッチンで後悔し、「やめとけ」と感じる方の困りごとには、機能性およびインテリア性の理由があります。

後悔しないためにはキッチンの特性を理解したうえで、ご家族のライフスタイルとマッチするかをしっかり検討しましょう。

 

アイランドキッチンで後悔しない人

次に、実際にアイランドキッチンを使って満足している方の口コミを見てみましょう。

他にも以下のような口コミがあります。

• ものが少ないので収納に困らない
• 整頓が好きなので片付けが楽しい

 

続いては、アイランドキッチンで後悔しないための、現実的な使い方を確認します。

 

福井で注文住宅をご検討の方は、お気軽にノークホームズにご相談ください。

ご家族の暮らしに合わせ、高い機能性とデザイン性を兼ね備えたキッチンプランをご提案いたします。

 

アイランドキッチンの現実的な使い勝手

アイランドキッチンとは、どの面も壁に接しておらず「島」のように独立しているキッチンレイアウトです。

改めて、特徴や気になる現実的な使い勝手を見てみましょう。

 

アイランドキッチンに必要なスペース

キッチン本体の周囲4面に通路を兼ねたスペースが必要です。

本体と通路をあわせて6畳ほど、冷蔵庫や収納なども含めたキッチン部分としては8畳ほどの広さになります。

ダイニングテーブルやソファを配置してゆったりくつろぐには、LDKとして20畳ほどのスペースを確保するのが理想的です。

 

アイランドキッチンの収納

アイランドキッチンでは開放感を重視するケースが多く、視線を遮る「吊り戸棚」の設置はあまり見られません。

「アイランドキッチン周辺の壁に収納を設置」「パントリーを設ける」など、アイランドキッチンのデザイン性をキープしながら収納を確保する場合、収納の面積を含めて間取りを検討する必要があります。

 

アイランドキッチンの掃除

リビング・ダイニングとの一体感があるアイランドキッチンは、リビング側からキッチンが全て見渡せるということにもなります。

アイランドキッチンのスッキリとした見た目を維持するには、掃除や片付けをこまめにする必要があります。

 

アイランドキッチンの油はね

アイランドキッチンは油を遮る壁などが四方にないため、周辺の空間に油汚れが広がりやすい点に注意が必要です。

油が飛び散る範囲はコンロの周囲1mほどが目安で、天井・床・壁などをこまめに掃除する必要があります。

アイランドキッチンのメリット・デメリット

「アイランドキッチンを実際に選択した方の後悔の声」「実際の使い勝手」を確認してきましたが、まだご自身のマイホームにアイランドキッチンを採用するかどうか、迷っている方がいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで次に、アイランドキッチンのメリット・デメリットを紹介します。

「アイランドキッチン」というキッチンレイアウトとご家族のライフスタイルがマッチするかどうかを判断する際の、参考にしていただけると幸いです。

 

アイランドキッチンのメリット

まず、アイランドキッチンのメリットはこちらです。

• リビング・ダイニングにいらっしゃるご家族やお客様とコミュニケーションがとりやすい
• 洗練された空間演出が可能
• 料理を複数人で楽しめる
• 自由に動けて作業動線が良い

 

アイランドキッチンのデメリット｜デメリット解消方法

次に、気になるアイランドキッチンのデメリットです。

• 油はねで周囲が汚れる
• リビングまで匂いや煙が広がる
• キッチン本体だけでは収納が少ない
• リビング・ダイニングからキッチン内部が見えやすい

 

キッチンは、住宅全体の中での配置を考慮することも大切です。こちらの記事で、玄関からアクセスの良い位置にキッチンを配置した間取りを確認できます。

＞玄関からパントリー・キッチンへの動線が良い間取り事例｜玄関・キッチンを直結させるメリット・デメリット

 

アイランドキッチンのデメリットを解消する方法は、以下のとおりです。

アイランドキッチンのデメリット解消方法
油はね▶コンロ前にパネルを設置する 匂いや煙▶吸引力の強い換気扇を設置する 収納不足▶バックカウンター・棚・パントリーなどを設ける。見せる収納にする方法もある 丸見え▶立ち上げをつけて手元を隠す、こまめに片付ける

 

いずれも、新たな設備の設置が主な解消方法となります。

 

福井で注文住宅をご検討の方は、お気軽にノークホームズにご相談ください。

ご家族の暮らしに合わせ、高い機能性とデザイン性を兼ね備えたキッチンプランをご提案いたします。

 

オープンキッチンの種類｜アイランドキッチン以外の選択肢

リビング・ダイニングにいらっしゃるご家族やお客様とコミュニケーションが取りやすいことは、アイランドキッチンの魅力の一つです。

実は、アイランドキッチンの他にも、リビング・ダイニング部分とのつながりを感じられる開放的なキッチンがあり、総称してオープンキッチンと呼ばれています。

それでは、アイランドキッチン以外のオープンキッチンを見てみましょう。

 

壁付けキッチン

壁付けキッチンとは、壁に向かって設置するキッチンのことです。

 

壁付けキッチンには、「前面を壁に付けて設置するため省スペース」「壁に収納を設置できる」などのメリットがあります。

デメリットとしては、「リビング・ダイニングに背中を向けるのでご家族とコミュニケーションがとりにくい」「リビング側からキッチン内部が見えやすい」などが挙げられます。

 

ペニンシュラキッチン

ペニンシュラキッチンは、左右どちらかの側面が壁に接しているキッチンです。

「半島」に似ていることから、英語で半島を意味するペニンシュラ型と呼ばれています。

アイランドキッチンのようなデザイン性やコミュニケーションのしやすさを備えつつ、油はねや換気の問題をある程度解消できるのが、ペニンシュラキッチンの大きなメリットです。

デメリットとしては、「リビング側から手元が丸見え」「アイランドキッチンと比較して開放感が下がる」いった点が挙げられます。

 

キッチン選びは、間取りに合わせてレイアウトや形を検討することが大切です。こちらの記事で、様々なキッチンの種類と事例を確認できます。

＞「マイホーム新築でこだわりたいキッチンの選び方（型の種類等）｜色・収納などおしゃれな事例を紹介」

アイランドキッチンで後悔したくない方におすすめ！さまざまなペニンシュラキッチン

アイランドキッチン以外のオープンキッチンのレイアウトの中で、ペニンシュラキッチンを紹介しました。

ペニンシュラキッチンはアイランドキッチンのようなスタイリッシュなデザインでありながら、油はねなどを抑えられる点が魅力です。

そこで最後に、ペニンシュラキッチンの事例も確認しましょう。

 

フラットなペニンシュラキッチン｜カウンターあり・なし

まずは、ワークトップが広く、キッチン前面にカウンタースペースがあるフラットなペニンシュラキッチンの事例です。

カウンターは「物を置かず開放的なデザインを楽しむ」「お子さまのスタディスペースとして活用する」など、バリエーション豊かに使用できますよ♪

 

次に、フラットでカウンターのないペニンシュラキッチンです。

キッチンのスペースを抑えながら、開放的なデザイン性を楽しめる点が魅力です。

 

腰壁のあるペニンシュラキッチン

次に、キッチン前面に腰壁のあるペニンシュラキッチンです。

こちらの事例ではLDKの中心にキッチンを配置していますが、腰壁が「緩やかにキッチンとリビング・ダイニングを仕切る役割」「キッチン内部を隠す役割」を果たしています。

壁を活かしたニッチ（壁の構造部の合間にできる空間を活用して造作した棚）を造作したことも、キッチンデザインのおしゃれなアクセントになっていますね♪

 

ペニンシュラキッチン×室内土間

最後にご紹介するのは、ペニンシュラキッチンと室内土間を組み合わせた事例です。

土間の続きにキッチンを設置し、汚れやすいキッチンの掃除をしやすくしています。
リビングから一段下げた土間はテラスとフラットな作りなので、室内と屋外の隔たりを感じさせないのも魅力です。

 

ノークホームズには、今回紹介しきれなかった事例がまだたくさんあります。ぜひごらんください！

 

＜施工事例＞

 

福井で注文住宅をご検討の方は、お気軽にノークホームズにご相談ください。

ご家族の暮らしに合わせ、高い機能性とデザイン性を兼ね備えたキッチンプランをご提案いたします。

 

まとめ

これから新築するマイホームにアイランドキッチンを採用して「我が家には向いていなかった…」と後悔することのないよう、アイランドキッチンの具体的な使い勝手、アイランドキッチン以外の選択肢などを紹介してきました。

アイランドキッチンは、デザイン性・アクセスの良さなどが魅力ですが、マイホームに採用する際にはデメリット解消などを考慮して間取りプラン・設備選びをする必要があります。

今回紹介した情報を参考にして、ご家族にとって使い勝手の良いキッチン選びをしていただけると幸いです。