外壁の木目調アクセントでおしゃれな家づくり♪実例に学ぶデザインテクニック
おしゃれなマイホームの事例をチェックすると、外壁に木目調のアクセントを上手に採り入れたデザインを見かけることが多いですよね。
木目調の外壁アクセントは幅広いテイストにマッチし、住まいに温かみや高級感を与えてくれる人気のデザインです。
今回は、福井でデザイナーズ住宅づくりを手掛ける「ノーク・ホームズ」が、外壁の木目調アクセントの基礎知識からおしゃれなテクニックまで詳しく解説します。
このコラムのポイント |
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目次
外壁の木目調アクセントの種類
一口に木目調アクセントと言っても、使用する外壁材によって雰囲気やクオリティは大きく変わります。
まずは、一般的な家づくりで使われることが多い木目調アクセントの種類をチェックしておきましょう。
窯業系サイディング
繊維質とセメント質を混ぜてつくる窯業系サイディングは、木目調の色柄が豊富でコストパフォーマンスにも優れています。
種類が多いので好みに合わせて木目やカラーを選びやすく、費用を抑えつつ理想のデザインに仕上げやすいでしょう。木目はプリントで再現していますが、最近は技術が進歩してリアルな凹凸や質感の窯業系サイディングも登場しています。
ただし、10年前後で塗装が必要になり、一般的な塗料で塗りつぶすと木目が無くなってしまうのがデメリット。木目をそのまま維持するなら、クリア塗装が必須となります。
金属系サイディング
金属の板をパネル状にした金属系サイディングも、木目調の製品がラインナップされています。「ガルバリウム鋼板」を使ったサイディングが増えていて、高い耐久性の物が多いのが特徴です。
木目の再現性も技術とともに進歩していますが、ほかの外壁と比べると少し見劣りするケースも。10年前後で塗装が必要になる点は、窯業系サイディングと同じです。
木質系サイディング
天然木や無垢材を加工した木質系サイディングは、本物の木目による高いクオリティが魅力的な外壁材です。一枚ごとに異なる木目や高い質感は、住まいの外観を素敵に彩ってくれます。
一方、無垢の木であるため他の外壁材より耐久性は低めで、短いサイクルで塗装が必要になる点がデメリット。初期費用・ランニングコストともに高めなので、使う範囲を調整するなどの工夫が必要です。直射日光や雨風がかかりにくい部分に使うなど、耐久性を高める工夫も求められます。
木目調タイル
粘土などを焼き固めてつくるタイルも、木目調を再現した製品がラインナップされています。
陶器・磁器であるタイルは耐久性が非常に高く、基本的に塗装が不要で木目調アクセントをキレイにキープできるのがメリット。
ただし、材料費・工事費ともに高めで、木目調タイルのラインナップも少なめなのがデメリット。また、扱っている工務店・ハウスメーカーが少ないため、会社選びの選択肢も少なくなります。
木目モルタル
砂とセメントを混ぜたモルタルを外壁に塗り、表面の凹凸で木目を再現する方法もあります。木目を強調した「うづくり」の木を押し当てたり、木目調ローラーで凹凸を付けたり、リアルな木の表面を再現することも可能です。
塗装で本物の無垢材のように仕上げたり、モルタル色のままモダンな木目調アクセントにしたり、バリエーションも豊富。
デメリットとしては、対応できる職人の数が少ない点が挙げられます。
【結論】木目調アクセントはどの外壁材がおすすめ?
一般的な注文住宅の費用相場でおしゃれな木目調アクセントを採り入れるなら、窯業系サイディング・金属系サイディングを選ぶのが良いでしょう。デザインが豊富ですし、追加費用も掛かりにくいので、予算内でおしゃれな木目調アクセントを選べる可能性が高いです。
ただし、サイディングは10年前後で塗装が必要になるので、将来のことまで考えておきましょう。木目調アクセントを維持するならクリア塗装が必須ですから、費用や注意点も把握しておくのが望ましいです。
一方、予算に余裕があり、クオリティを重視したい方は、木質系サイディング・タイル・モルタルなどで木目調アクセントを入れるのもおすすめです。予算とクオリティのバランスを考えながら、ご自身に合う外壁材を上手に選びましょう。
おしゃれな外壁木目調アクセント実例
さっそく、ノーク・ホームズがお手伝いした注文住宅の中から、おしゃれな木目調アクセントを採り入れた実例をご紹介します。
実例①
ブラックのかっこいい金属サイディングに、玄関部分の木目調外壁を組み合わせた実例です。シンプルかつ無機質な外壁に、温かみのある木目調の外壁が素敵なアクセントとして機能していますね。
実例②
こちらはホワイトの外壁に、木目調の外壁を組み合わせた可愛らしいイメージの平屋建てです。外壁と玄関ドアで3色をバランス良く配置し、センスの良い外観に。
実例③
玄関ポーチ部分の軒天と外壁を木目調にすることで、立体感のある素敵なアクセントに仕上がっています。玄関ドアも木目調で連携し、統一感もアップしています。
実例④
こちらは、外壁より奥まった玄関部分のみ木目調にした実例です。シンプルなシルエットに奥行き感が生まれ、玄関をくぐるのが楽しみな外観になっていますね♪
ここでご紹介したおしゃれな事例は、福井のノーク・ホームズがお手伝いしたものです。
ほかにもたくさんの施工事例がありますので、ぜひお気軽にご相談ください。
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福井市・あわら市・坂井市・鯖江市・越前市・大野市・勝山市・永平寺町・越前町
外壁木目調アクセントをおしゃれに仕上げるポイント
実際に外壁の木目調アクセントを採り入れるときは、次のような考え方・工夫を実践してみてください。
木目とテイストの相性を考える
木目と言っても、木の種類や幅などバリエーションはさまざまですから、外観テイストとの相性をしっかり考えましょう。
例えば、深くてくっきりした印象の「浮造り」調の木目は、和風・和モダンなどのテイストと相性が良いでしょう。逆に、ウォールナットやオークなど、海外で使われることが多い木目調の外壁は、モダン・ナチュラルなどのテイストにマッチします。
国・時代背景に合う木目調の外壁を上手に見極めて、よりクオリティの高い外観をつくりましょう。
全体で3色以内にまとめる
木目調のアクセントを外壁に入れる際は、外観全体を3色以内にまとめるのもポイントです。
外観の色が多すぎるとバランスを取るのが難しくなり、雑多な印象になってしまうケースが多いです。
多くても3色以内にまとめることでバランスを取りやすくなり、スッキリしておしゃれな印象に仕上がります。
広範囲に使いすぎない
木目はとても魅力的なアクセントになりますが、広範囲に使いすぎるとかえって逆効果になることも。
例えば外壁の大部分に木目調サイディングを使うと、ログハウスや山小屋のような雰囲気になることが多いです。そのような雰囲気を狙うならアリですが、住宅地だと少し浮いてしまう可能性もあります。
あくまで「アクセント」であることを忘れずに、効果的な範囲・場所に木目を配置することを意識してみましょう。
ほかの木目アイテムと連携する
外壁以外の部分にも木目調のアイテムを使って、外観全体の統一感をアップするのも効果的です。
玄関ドアやバルコニーの手すりなど、アルミ製品にも木目調の柄が用意されています。門扉・カーポートなど外構部分など、建物と離れた場所に同じ木目を配置するのもおしゃれです。
前述したように全体のバランスに気を付けつつ、木目アイテムの連携でデザイン性アップを狙ってみましょう。
まとめ
木目調の外壁アクセントは、住まいのデザイン性を高めてくれる素敵なアイデアです。全体のバランスを考えることで、さらにワンランク上の外観に仕上がりますので、ぜひ今回のポイントを実践してみてください。
福井でおしゃれな注文住宅を建てるなら、デザイン住宅づくりを得意とするノーク・ホームズにご相談ください。
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