ナチュラルな家の外観事例に学ぶ!おしゃれな外観デザインのポイント
自然素材の温かみや素朴なデザイン性が魅力のナチュラルテイストの家は、注文住宅で人気の選択肢です。
しかし一口にナチュラルな家と言っても、絵本から飛び出したようなかわいらしい外観、シンプルナナチュラルモダンの外観など、バリエーションはさまざま。
初めての家づくりだと、おしゃれなナチュラルテイストの外観をどうやってつくればいいのか見当がつきませんよね。
そこで今回は、福井の『ノークホームズ』がお手伝いしたナチュラルな家の事例を見ながら、おしゃれな外観デザインづくりのポイントを詳しく解説します。
このコラムのポイント |
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目次
ナチュラルな家とはどんなデザイン?
実際にナチュラルな家について考える前に、どんなデザインなのか基礎知識を押さえておくとスムーズに進めやすいです。
そもそもナチュラル感って?
ナチュラルとは「人の手が入っていない自然な状態」という意味です。
住宅デザインやインテリアにおいては、自然素材をバランス良く採り入れた内装・外観をナチュラルテイストと呼ぶのが一般的です。
ログハウスや昔ながらの日本家屋も自然素材がメインに使われていますが、「ナチュラルな家」というイメージとはちょっと違いますよね。
すべて無垢材や石材などの自然素材でつくるのではなく、アルミやモルタルなど現代的な素材と上手に使い分けるのがナチュラルな家づくりのポイントになります。
ナチュラルな外観デザインの種類
自然素材を採り入れたナチュラルな外観デザインは、次のようにたくさんの種類があります。
- ナチュラルモダン
- 和モダン
- 南欧風
- 北欧風
- 西海岸風
- アーリーアメリカン
デザインのベースとなる国や地域、時代によって、さまざまなナチュラルデザインがあります。
例えば、同じアメリカでも、サーファーズハウスとして人気の高い西海岸風の外観と、赤毛のアンなどで知られるアーリーアメリカンの外観はかなり印象が違うでしょう。
最初はデザインを決め打ちせず、いろいろなナチュラルな家の外観をチェックして好みを見つけるのがおすすめです。
ナチュラルな家のおしゃれな外観事例
さっそく、さまざまなバリエーションのナチュラル外観事例をチェックしてみましょう。
シンプルナチュラルの外観
白一色の超シンプルなナチュラル外観ですが、全体のバランス感で素敵な雰囲気に仕上げた事例です。
規則正しく並ぶ窓と玄関ポーチの配置で、シンプルなシルエットに変化が生まれています。
さらに、シンボルツリーを効果的に使い、無機質すぎるイメージになるのを防ぎ程よいナチュラル感をプラス。
ナチュラルモダン
スタイリッシュなイメージの黒い金属サイディングをベースに、木目で温かみと高級感をプラスしたナチュラルモダンの外観です。
玄関ポーチの壁・軒に木目を使うことで、汚れや劣化を防ぎ、いつまでも素敵な外観デザインをキープしてくれます。
大きな窓から見えるナチュラルな内装とホワイトの階段も、外観デザインのアクセントになっています。
グレーのナチュラル外観
クールなイメージのあるグレーカラーも、暖色系をチョイスすればナチュラル外観になじんでくれます。
汚れやホコリが目立ちにくいグレーは、シンプルなナチュラルテイストをきれいな状態にキープしてくれるのも魅力。
玄関の奥まった壁面に木目アクセントを配置し、奥行き感や全体の変化も生まれています。
カフェ風の平屋外観
コンパクトな平屋の外観を、ベースのホワイトと2色の木目調アクセントでカフェ風に仕上げた事例です。
シンプルな片流れ屋根を緩めの勾配にすることで、やわらかい印象になりナチュラルテイストにマッチしています。
のっぺりした印象になりがちなホワイトの外観に、アクセントカラーで立体感を与えているのもおしゃれなポイント。
カフェ風のおしゃれな注文住宅事例はこちらのコラムもどうぞ。
>カフェ風の平屋がかわいい|外観・内装事例、おしゃれな平屋新築プランのポイントを紹介
アメリカンテイストのナチュラル外観
サーファーズハウスなどで知られるアメリカンテイストのラップサイディングを使い、さわやかな印象に仕上げた外観デザインです。
カバードポーチ風の深い玄関ポーチも、外観の世界観とクオリティを高める工夫の1つ。
木目調のアクセントになるウッドデッキも、外観のアクセントとして素敵な雰囲気をつくっていますね♪
ここでご紹介した施工事例は、福井の工務店ノークホームズがお手伝いしたものです。
ほかにもたくさんのナチュラルでおしゃれな家づくりをお手伝いした経験がございますので、ぜひお気軽にご相談ください。
ナチュラルな家の外観デザインづくりのポイント
実際にナチュラルテイストの外観デザインを考えるときは、次のポイントをしっかり押さえましょう。
どのナチュラルテイストにも共通の考え方なので、ぜひチェックポイントとしてご活用ください。
方向性を決めて統一感を意識しよう
前述したようにナチュラルな外観デザインはたくさんバリエーションがあるので、まずは目指すべき方向性を決めましょう。
最初は厳密にテイストを決めずに、「可愛くしたい」「ホワイトの外壁にしたい」など大まかなイメージをしてみましょう。
方向性が見えてきたら、求めるイメージに合わせてどのナチュラルテイストを目指すか決めてみてください。
方向性が決まっていると、統一感が出てクオリティの高い外観デザインに仕上がりますよ♪
ナチュラルな色味を選ぼう
外観デザインの印象を左右するカラー選びでは、なるべくナチュラルな色味を組み合わせましょう。
例えば、シンプルナチュラルの外観では、ホワイト・ベージュ・グレー・ブラウンなどのカラーが定番です。西海岸風の外観だと、さわやかなブルーの外壁カラーも人気ですね。
ベージュやブラウンなど暖色系のカラーは、ナチュラルな印象をつくりやすいです。
グレーやブルーなどを使うときも、明るく温かみを感じる色味を選んでみてください。
素材にこだわろう
外観に使う素材にこだわり、バランス良く無垢材や石材などを使うとおしゃれなナチュラルテイストに仕上げやすいのでおすすめ。
例えば天然木の外壁材をアクセントにすると、シンプルな外観もグッとナチュラルテイストに近づきます。
部分的に使えばコストも抑えられますし、全体のバランスもとりやすいです。
>外壁の木目調アクセントでおしゃれな家づくり♪実例に学ぶデザインテクニック
汚れや経年劣化のことも考えよう
ナチュラルテイストの外観で定番のホワイトやベージュカラーを選ぶときは、雨だれやホコリ、紫外線による日焼けのことまで考えましょう。
せっかくおしゃれな外観デザインに仕上げても、すぐ汚れてしまっては台無しです。
例えば、周りに畑やグラウンドがあり土埃が予想される場所なら、真っ白よりベージュやグレー寄りの外壁の方が汚れが目立ちにくいでしょう。
濃い目のブラウンやグレーを選ぶ場合、西日による色あせに注意が必要です。
お庭づくりにもこだわろう
ナチュラルな家を建てるなら、建物本体だけではなくお庭のレイアウトやデザインにもこだわってみましょう。
建物にマッチするナチュラルテイストのお庭は、外観全体をより素敵に見せてくれます。
ウッドデッキやテラス、花壇やガーデニングエリアなど、お庭にも自然を上手に採り入れてみてください。
ナチュラルな家づくりは内装・間取りとの連携も大切
今回はナチュラルテイストの外観づくりにスポットを当てて解説しましたが、内装・間取りを連携させるとより素敵なマイホームになります。
外観から玄関、お部屋まで1つのナチュラルテイストで統一されている家は、それぞれの魅力が引き立っておしゃれに見えるものです。
内装も無垢フローリングや漆喰などの天然素材をバランス良く取り入れることで、おしゃれなナチュラル感を演出できます。
内装や間取りから外観デザインをイメージしたり、逆で考えたり、全体の統一感を意識して家づくりに取り組んでみましょう。
まとめ
ナチュラルテイストはたくさんのバリエーションがありますので、理想のイメージを見つけてクオリティを高めていきましょう。今回ご紹介したように、ちょっとしたコツや工夫でよりおしゃれなナチュラル外観に仕上がりますよ♪
福井でナチュラルな家を建てるなら、自由設計の工務店ノークホームズにご相談ください。
自由度の高いデザイン・間取りプランで、お客様の理想のイメージをしっかり形にいたします。
デザイン・間取りのことはもちろん、資金計画や土地探しなど、どんなご相談もお気軽にどうぞ。