四角い家をおしゃれに仕上げるコツ|メリット・デメリットと対策もチェック
マイホーム事例を見ていると、デザイナーズハウスのような四角い家を見かけることも多いですよね。
最近はモダンテイストが人気なこともあり、スタイリッシュなイメージをつくりやすい四角いシルエットの家も増えています。
しかし、四角い家はデザインやメンテナンスなどハードルが高いイメージもありますよね。
そこで今回は、福井で多くの注文住宅を手掛ける『ノーク・ホームズ』が、四角い家のメリット・デメリット、おしゃれに仕上げるコツをわかりやすく解説します。
このコラムのポイント |
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四角い家のメリット
シルエットが四角い家は、デザイン性・コスト・性能などさまざまなメリットがあります。
デザイン性が高い
四角い家はデザイン性が高く、ほかの家と被りにくいオリジナリティも持ち合わせているのが大きなメリット。
ムダのないシルエットはスタイリッシュな印象を生み出し、シンプルでおしゃれなデザインに仕上げることができます。
また、四角い家はどちらかと言えば少数派なので、近所でデザイン被りする可能性が低いのもうれしいポイント。
流行に左右されず飽きにくい
トレンドのカラーやアクセントを使わない四角い家は、流行の影響を受けにくく、時間が経っても飽きにくいのも特徴です。
流行りのアクセントや派手なカラーを使うと、毎日見ているうちに飽きてしまうケースが多いです。
シンプルな四角い家は築年数が経っても古く見えず、いつまでも素敵な印象をキープしてくれます。
コストパフォーマンスが高い
凹凸の少ない外観や間取りは材料と工程の削減につながり、コストパフォーマンスが高い家づくりができるのもメリットです。
何かを削ってコストダウンするわけではないので、デザイン性や住宅性能をそこなわずに建築費用を抑えることができます。
デッドスペースが少ない
四角い家は土地を有効活用しやすく、間取りのデッドスペースが少ないのも魅力的なポイント。
凹凸が少ないので建物を配置しやすく、駐車場やお庭を確保して土地をひろびろと使うことができます。
シンプルなシルエットだと間取りの自由度も高くなるため、おしゃれで暮らしやすい家を建てやすいでしょう。
耐震性を高めやすい
シンプルな構造の四角い家は、耐震性を高めやすいのも意外なメリットの1つです。
建物の凹凸が少なくバランスの良い形をつくりやすいため、耐震性の高い家をつくれるケースが多いのです。
また、2階建ての場合は上下階の通し柱を配置しやすく、強度を確保できるのもメリット。
四角い家のデメリット&対策
魅力やメリットがたくさんある四角い家ですが、注意すべきデメリットもあります。
デメリットと対策をセットで覚えて、失敗や後悔をしっかり防ぎましょう。
外壁の汚れが目立ちやすい
真四角の家は軒の出がないため、外壁に雨がかかって汚れが目立ちやすいのがデメリット。
ファサード(正面)の外壁面が広くシンプルなため、さらに汚れも目立ちやすくなります。
【対策】外壁のカラーと素材に工夫
対策としては、汚れが目立ちにくいカラーや外壁材を選ぶのがおすすめです。
例えば、真っ白の外壁だと雨だれ汚れが目立ちやすいですが、グレーやベージュだと緩和されます。
また、雨で汚れが流れ落ちる親水機能のある外壁材を使えば、汚れが目立ちにくくなります。
陸屋根はコストと雨漏りリスクが高い
完全に真四角の家をつくるためには、フラットな陸屋根を選ぶ必要がありますが、コストや雨漏りリスクが高くなる傾向があるので要注意。
傾斜のない陸屋根はほかの屋根形状より雨が流れにくいため、雨漏りリスクが高くなります。
雨漏りを防ぐための防水加工など手間がかかるため、コストも増加する傾向にあります。
【対策】⇒片流れ屋根で四角いシルエットをつくる
片流れ屋根の勾配や向きに工夫すれば、陸屋根のリスクを回避しつつ四角い家をつくることができます。
勾配が緩い片流れ屋根は、屋根面が見えないのでファサード(正面)側の四角いシルエットをつくれるのです。
正面のシルエットを四角くすれば、ほかの面は真四角でなくても意外とおしゃれに仕上がりますよ♪
バルコニーの配置が難しい
バルコニーで凹凸ができると四角いシルエットが崩れてしまうため、配置が難しいのも注意すべきデメリット。
キューブ型のデザインを優先すると、バルコニーを日当たりの良い位置に配置できないケースが多いです。
【対策①】⇒インナーバルコニーにする
建物から飛び出さないインナーバルコニーなら、四角い家のシルエットを壊さずに配置しやすいのでおすすめ。
雨風の影響を受けにくく、アウトドアリビングとして活用しやすいのもメリットです。
【対策②】⇒ランドリールームをつくる
バルコニーをつくらず、ランドリールームで室内干しするのも1つの考え方です。
ランドリールームは天候を気にせずいつでも洗濯物を干せるので、家事効率アップにもつながります。
>ランドリールーム・ファミリークローゼットがある家事動線の良い間取り
四角い家のデメリットに対策するには、施工実績が豊富な工務店・ハウスメーカーを選ぶことが大切です。
福井で四角い家を建てるなら、自由設計のノーク・ホームズにご相談ください。
多くの住まいづくりで培ったノウハウを活かし、四角い家のデメリットにしっかり対策いたします。
四角い家をおしゃれに仕上げるコツ
四角い家の外観デザインを考えるときは、次のポイントに注目してみてください。
シンプルなカラーを選ぶ
四角い家は、奇をてらわずになるべくシンプルなカラーでコーディネートするのがおすすめです。
シンプル過ぎて心配になることもあるかもしれませんが、思い切った方がセンスの良い外観になることも多いです。
ホワイト・ブラック・グレーなどシンプルなカラーをベースにしつつ、木目やネイビーなどを組み合わせて落ち着きのあるイメージをつくるのが人気のパターン。
窓と玄関をアクセントとして活用
シンプルな四角い家をおしゃれに見せるには、窓や玄関などをアクセントとして有効活用することも大切です。
窓の形や数を調整すると、さりげないアクセントになり外観をおしゃれに彩ってくれます。
玄関ドアのカラーや配置も、主張しすぎずちょうど良いアクセントになります。
外構もトータルコーディネート
四角い家はのっぺりした印象になるケースもあるので、外構もトータルコーディネートして立体感を演出しましょう。
例えば、門扉から玄関まで上手に視線を誘導すれば、真四角の家でも全体の立体感が生まれます。
外観全体の統一感も生まれるので、外構と建物の魅力が引き立つのもうれしいポイントです。
四角い家のおしゃれな外観事例
実際に四角いシルエットを採用した、おしゃれな注文住宅事例をご紹介します。
カラー選びや窓の配置など、先ほどご紹介した工夫に注目してみてください。
グレーの四角い家
真四角のシンプルなシルエットを、窓の配置で現代的にコーディネートした外観事例です。
縦のラインをそろえることで、センスの良いモダンテイストに仕上がっていますね。
ホワイトの四角い家
総2階の四角い家を、ホワイト一色でデザイナーズ住宅のような雰囲気に仕上げた事例です。
スクエア窓、玄関・植栽をバランス良く配置することで、間延びせずセンスの良い外観にまとまっています。
ツートンカラーの四角い家
こちらも総2階で真四角のシルエットの家ですが、ブラック・ホワイトの2色でモノトーンコーディネート。
ブラック1色だと暗い印象になりがちですが、ホワイトと組み合わせることでお互いの魅力が引き立ちますね。
平屋の四角い家
平屋建てのファサードをコンパクトな四角形にして、シンプルながらワクワクするような外観に。
玄関アプローチの開口部から木目調のアクセントがのぞき、奥行き感とあたたかみを外観にプラスしています。
まとめ
スタイリッシュでオリジナリティも高い四角い家のデザインは、現代のマイホームづくりにピッタリ。
ちょっとした工夫でさらに素敵な四角い家づくりにつながりますので、今回ご紹介したコツや工夫を上手に採り入れてみてください。
四角い家の施工事例が多いおしゃれな工務店・ハウスメーカーに相談するのも大切です。
福井でおしゃれな四角い家を建てるなら、自由設計のノーク・ホームズにご相談ください。
設計事務所と工務店が1つになったチーム体制で、デザイン性が高く暮らしやすい注文住宅をご提案いたします。
デザインのこと、間取りのこと、資金計画のことなど、注文住宅のことならなんでもお気軽にご相談ください。