おしゃれで大きな平屋（40坪前後〜50坪）の間取り・外観実例、固定資産税等も解説

おしゃれで大きな平屋のマイホームを検討中で、「50坪前後の実例を見て間取りや外観を参考にしたいけど、なかなか見つからない」とお悩みの方が多いと思います。

そこで今回は数多くの平屋を建築してきた『ノーク・ホームズ』が、参考になる間取り・外観実例紹介を中心にしながら、大きな平屋づくりの際にぜひ知っておいて頂きたいポイントを解説します！

このコラムのポイント
50坪とはどのくらいの広さなのかを確認しましょう。 40坪前後〜50坪のおしゃれな住宅の間取り・外観実例をごらん下さい。 大きな住宅を検討する際に知っておいて頂きたい維持費用について、わかりやすく解説します。 大きな平屋特有のメリット・デメリットを確認し、家づくりに役立てましょう！

 

この記事を最後まで読むと、マイホームの面積を決める際に役立つ基準や検討するべきことが明確にわかります。

大きな住宅だからこそ得られるおしゃれなデザイン・空間の余裕はもちろん、大きな住宅づくり特有の注意点も確認できるので、ぜひ最後までごらん下さい！

 

50坪の平屋とは｜広さの目安、必要な土地面積などわかりやすく解説

まずは50坪の平屋の広さを、坪数以外の視点から表現する一覧表を作成しました。

ご自身がわかりやすい視点を使って50坪の平屋の広さを思い浮かべてみて下さい。

㎡	165.28㎡
畳に換算	約100帖
広さイメージ	バレーボールコートくらい
世帯人数	大人5人〜7人

〈参考〉世帯人数：国土交通省『住生活基本計画（全国計画）における誘導居住面積水準及び最低居住面積水準』よりノーク・ホームズが算出

かなり大きな平屋になることがわかりますね。。

さらに50坪の平屋を建築する際に必要な土地面積の計算方法も、把握しておくのがおすすめです。

土地面積の計算方法
【建築面積50坪÷建ぺい率（%）＝土地面積】

※「建ぺい率」とは土地面積に対する建築面積のことで、地域によって違います。

建ぺい率を知りたい場合は、平屋を建築する土地がある自治体のホームページで確認するか、自治体へ問い合わせをしましょう。

土地面積は土地価格に直結するため、土地価格まで含めて無理のないマイホームプランを組み立るのがおすすめです。

おしゃれで大きな住宅の間取り実例｜40坪前後〜50坪、4LDK

50坪の広さがわかったので、早速間取り実例を確認しましょう。

ノーク・ホームズの施工事例から、大きな住宅（40坪前後〜50坪、4LDK）のおしゃれな間取りを厳選して紹介します！

※「50坪の平屋」と限定すると参考実例が限られるため、ノーク・ホームズで施工数が多く平屋に近い1.5階建ての実例を紹介します。

1.5階建ては、「外観は平屋・室内は2階建て」のおしゃれで使い勝手がいい住宅です。詳しくはこちらの記事でご確認下さい。

＞平屋に見える「平屋風二階建て」の間取り｜30坪（25〜35坪前後）のおしゃれな事例紹介

 

【延べ床面積 35坪、土地面積 65坪】

まずはじめに、「間口が狭い」という特徴を持つ土地に建築した縦長の住宅を紹介します。

「間口が狭い＝平屋を建てづらい」というイメージがありますが、1.5階建てにすることで間取りの自由度とデザイン性が高まります。

また家の中心にライトコートを設置し、縦長住宅ならではの「採光・通風計画が難しい」というデメリットを払拭しました！

1階・2階が吹き抜けでつながっているため開放感たっぷりで、ご家族のコミュニケーションもスムーズな間取りです。

【延べ床面積 38坪、土地面積 213坪】

次に、20帖以上の大きなLDKや吹き抜けがおしゃれな間取りに全館空調をかけ合わせ、快適性もしっかり確保した住宅です。

エアコンの風が床の通気口から吹き出すので、寒い地方の住宅でも冬に足元が冷えることはありません。

大きな住宅に似合うダイナミックな梁が印象的で、ご家族全員がのびのびと暮らす様子がイメージできますね。

【延べ床面積 38坪、土地面積 非公開】

次に、洗濯動線にこだわり、水回りと主寝室を直結させた間取りです。

またこちらの住宅は、収納をまとめて配置している点も特徴です。

片付けがスムーズになり、いつもすっきりとしたおしゃれな生活空間をキープできます♪

 

【延べ床面積 38坪、土地面積 105坪】

次に、大きな面積をたっぷり使って3つの大型クローゼットを設置した間取りです。

LDKと主寝室・お風呂の間に廊下を設けて空間を区切っているため、来客時にプライベートスペースが見られることはありません。

LDKは、吹き抜けのある大空間です。

無垢材をふんだんに取り入れて暖炉も設置し、ぬくもりのあるデザインとなりました。

【延べ床面積 46.7坪、土地面積 421.02坪】

次に、回遊動線の間取りがおしゃれな住宅です。

1階が大きな回遊動線（玄関ホール〜水回り〜LDKをぐるりと回遊できる導線）なので、ご家族それぞれが目的に合わせて効率よく室内を移動できますね。

【1.5階建てと2階建てを比較しよう！】

最後に、2階建ての大きな家の間取りも見てみましょう。

【延べ床面積 34.25 坪、土地面積 62.32坪】の住宅です。

1階はLDK中心、2階は個室中心の間取りです。

1階に個室を配置しないことで「玄関ホールを大きくとる」、「洗面室に家事スペースを設け、ファミリークローゼットと直結させる」など、各階の空間使いに余裕を感じます。

「平屋」、「1.5階建て」は、小さなお子さまやペットがいるご家庭から特に人気があります。

一方で「2階建て」は、「ご家族それぞれのプライベートタイムを大切にしたい」、「LDKをなるべく広くしたい」などの要望に最適ですね。

どの構造を選ぶかは、ご家族構成、ライフスタイル、土地面積などに合わせて慎重に検討するのがおすすめです。

大きな住宅は余裕をもって居室や収納を配置できるため、ご家族の要望を詰め込んだ理想の間取りを作成して頂けると幸いです。

おしゃれで大きな住宅の外観実例｜モダンでかっこいいデザインを紹介

次に、大きな住宅のおしゃれな外観実例も一緒にチェックしましょう。

まずはじめに、ブラックをメインカラーとした【延べ床面積 38坪】の住宅外観です。

「陸屋根・片流れ屋根の直線的なデザイン×ブラック」の組み合わせがモダンで、クールな印象です。

次に、ログハウス風のデザインがかっこいい【延べ床面積 38坪】の住宅外観です。

木の風合いを感じさせる建材を柱やウッドデッキに採用したことで、スタイリッシュな外壁にナチュラルなテイストが加わりました♪

最後に、ギャラリーのような佇まいの【延べ床面積 34.19坪】の住宅外観です。

デザインを最大限スリム化した、モダンなデザインが印象的です。

また敷地の外から見たときに開口部が一切見えない設計によって、ご家族のプライベートタイムが守られています。

住宅の外観デザインは、色・形状などによって印象がガラリと変わります。

「大きな住宅をダイナミックに見せたい」、「大きな住宅でも凛々しさを感じるデザインがいい」などの要望をハウスメーカーに伝えて、耐久性やメンテナンスのしやすさなども踏まえて外観をプランニングしましょう。

ノーク・ホームズには、今回紹介しきれなった施工実例がまだたくさんあります！

住宅街の中でひときわデザイン性が高く、快適性にもこだわった住宅をマイホームプランの参考にしたい方は、ぜひ施工実例をごらん下さい。

〈施工事例〉

大きな平屋の維持費｜固定資産税等を解説

大きな住宅の間取り・外観実例を確認したので、次に「暮らし」にもスポットを当てて一緒に家づくりを考えたいと思います。

まずはじめに、長期的な視点で把握する必要がある維持費についてわかりやすく解説します。

 

50坪平屋の固定資産税

固定資産税とは、毎年1月1日時点の土地・建物所有者が納税者（税金を支払う人）となる税金（地方税）のことです。

固定資産税には、マイホームを新築して3年間は税額が安くなる特例があります。（不動産取得者の負担を減らすことが目的の特例）

ただし大きな面積の住宅を建築する場合には、一部に特例が適用されないことを覚えておきましょう。

固定資産税の特例
床面積 約36.3坪（120㎡）までの部分は、通常の税額の1/2 床面積 約36.3坪を超える部分は、通常の税額

※新築〜3年間、住宅に適用される特例です。

家全体のランニングコストが高い点に注意

大きな住宅は、家全体のランニングコストが高くなりがちな点も、考えておく必要があります。

理由
一般的に大きな容量の設備・家電を使用するため、毎月の光熱費が高くなりがち。 面積に余裕があることをいかしてお風呂も大きくすると、毎日使うお湯の量も多いため水道代も高くなりがち。

 

リフォーム、設備・家電交換時の費用も含めた資金計画がおすすめ

維持費は、毎月・毎年など一定期間ごとにかかる費用だけではなく、リフォーム・修繕なども含めて考えておくのがおすすめです。

リフォーム、修繕例
屋根や外壁の素材によっては10年ほどを目安にメンテナンスが必要。 水回り設備も10年ほどを目安にメンテナンス・交換の検討が必要。 家電も状態に合わせて交換が必要。 広い空間に見合う大型家具を使うのが一般的なので、家具交換時にもある程度の予算が必要。　など

 

「大きい面積であるほど快適」というイメージでマイホームプランを考えた結果、長期的に維持するのが難しくなるケースがあります。

ぜひ長期的な視点での維持費も念頭に入れながら、ご家族にとって最適な面積を検討して下さい。

大きな平屋のメリット・デメリット｜間取り作成時のポイントも確認

大きな平屋での実際の暮らしをイメージしたときに、「本当に平屋でいいの？2階建ての方が生活しやすいのでは？」という迷いを感じる方もいらっしゃると思います。

大きな平屋には特有のメリット・デメリットがあるので、確認しておきましょう。

大きな平屋のメリット

大きな平屋のメリットは、以下のとおりです。

大きな平屋のメリット
新築時からバリアフリーの住宅にしやすい。 ご家族が別々の部屋で過ごしていても、様子がわかりやすい。 外壁や屋根を自分でメンテナンスできる範囲が広い。 階段が無いので、室内の移動が楽。ペットも暮らしやすい。

 

大きな平屋のデメリット

大きな平屋のデメリットは、ほとんど費用面に関することです。

大きな平屋のデメリット
広い土地が必要なので土地代が高額。 土地が広いと外構費用も高額になりがち。 設備・家電の容量や数が多い場合、ランニングコスト・交換コストが高額になりがち。 大きな基礎・屋根が必要なので、建築費用が高額になりがち。 必然的に開口部が多くなるのが一般的で、敷地の外から家の中が把握されやすい。（防犯面の不安）

 

設計の工夫によって解消できるデメリットもありますが、必要に応じて1.5階建て、2階建てにプランを変更する可能性も想定しておくと、柔軟に対応できますね。

特に1.5階建ては「外観は平屋、室内は平屋風の開放的な2階建て」という設計が可能なので、平屋を検討しているご家族におすすめです♪

間取り作成時のポイント

メリット・デメリットを踏まえて、間取り作成の時点で予算オーバーが予測できる場合には、以下のポイントを意識してみて下さい。

大きな平屋｜間取り作成時のポイント
ハウスメーカーに、早い段階で総予算を伝える。 家全体の形状、屋根の形状をシンプルなものにする。 水回りや収納をなるべく集めて配置する。 設備・建材のグレードを再検討する。 不要な設備、スペースが無いか再検討する。 高額になりがちな外構費用を抑える方法を検討する。

 

家づくりは、ハウスメーカーと一緒にアイディアを出し合うことで理想を実現できます。

ぜひ平屋建築について知識・経験・アイディアが豊富なハウスメーカーを選び、サポートを受けながら家づくりを成功させて頂けると幸いです！

 

福井で大きな平屋を検討中の方は、ノーク・ホームズがご相談を承ります。

ノークホームズは標準仕様で高性能（長期優良住宅）を提供しているハウスメーカーで、外構も含めたデザイン性でも高い評価を得ています。

また地元に密着して家づくりに取り組んできた経験をいかし、土地探しからアフターフォローまでワンストップでご依頼頂けます。

ご家族の家づくりと暮らしに長く寄り添うハウスメーカーとして万全のサポート体制を整えておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

まとめ

おしゃれで大きな平屋について、間取り・外観実例を見ながら詳しく解説してきました。

40坪前後〜50坪ほどの大きな住宅は間取りの自由度が高い一方で、長期的な維持費も考慮して暮らしやすさを追求した家づくりをする必要があります。

デザイン性、間取り、維持費などを多面的に考えた家づくりのために今回の情報を参考にして頂き、ぜひご家族の理想のマイホームを実現させて下さい！