中庭があるおしゃれな平屋の間取り|30坪前後、2〜3LDKの実例、後悔しないポイント紹介
中庭があるおしゃれな平屋を検討していて、間取りや外観の具体的なイメージがわかないとお悩みの方は多いと思います。
日本の家はほとんどが2階建てですし、中庭がある家も身近な場所で実例を探すのが難しいですよね。
また個性的なマイホームになりそうだからこそ、住み心地までこだわって後悔しない家づくりをしたいと感じているのではないでしょうか。
そこで今回は、北陸で平屋を数多く建築してきた『ノーク・ホームズ』が、中庭がある平屋実例や、家づくりの注意点を詳しく紹介します。
中庭がある平屋ならではのメリット・デメリットやとことんおしゃれな家づくりをする方法もわかるので、ぜひ最後までごらん下さい!
目次
中庭があるおしゃれな平屋の形状は3種類
中庭のある平屋の形状は、主に2種類です。
- コの字型
- ロの字型
どちらの形状も、正方形や長方形とはひと味違う変化のある外観・間取りの家づくりを楽しめます♪
上記のほかにも、土地の形状や周辺環境によってL型の平屋の庭が、中庭のような見た目になるケースもあります。
L字型のおしゃれな平屋については、こちらの記事でチェックして下さい!
>平屋・L字型がおしゃれ|25坪〜35坪の2〜4LDK外観・間取り事例、デメリット解消方法を紹介
では早速実例をチェックして、中庭のある平屋のイメージを膨らませましょう。
中庭があるおしゃれな平屋の間取り・内装|30坪前後、2〜3LDKの実例
ノーク・ホームズが建築した平屋の中から、中庭のあるおしゃれな間取り実例をピックアップして紹介します。
【24.27坪、2LDK】
まずはじめに、コンパクトな平屋に中庭をつくり、開放感たっぷりの室内空間を実現した間取りです。
居室には西向きの窓を設置せず、中庭から柔らかい自然光や通風を取り入れている点が特徴です。
上画像と同じ2LDKのコンパクトな平屋の間取りバリエーションを、こちらの記事でチェックできます!
>小さな平屋の間取り|2LDKのおしゃれな実例、平屋間取りのポイント・注意点を解説
【29.64坪、3LDK】
次に、東向き中庭・北玄関の平屋間取りです。
西側にすぐ隣家がある立地ですが、中庭をつくることで西からの通風がスムーズになります。
縦長の土地形状をいかし、居室をずらしながら配置して収納スペースを十分に確保した点も、こちらの間取りの特徴です。
【30.74坪、2LDK】
次に、南向き中庭・東向き玄関の平屋間取りです。
南東に居室・北西に水回りを集め、主な収納も1ヶ所に集中させています。
またこちらの住宅は、玄関ホール〜LDK〜水回りに行き止まりがない回遊動線も特徴です!
室内の移動や家事動線がスムーズで、ご家族1人1人の自由なプライベートタイムも確保できる間取りですね。
【34.19坪、3LDK】
最後に、南向き中庭・南向き玄関の平屋間取りです。
こちらは東に道路・南北に隣家がある土地に建築した住宅で、隣家が太陽光をある程度遮ってくれる点をいかして南向大きな開口部をつくっています。
間取り作成時には長期的な視点で周辺環境が変化するorしないを判断し、長く快適性をキープできるプランを考えるのがおすすめです♪
中庭があるおしゃれな平屋の外観実例
次に、中庭がある平屋のおしゃれな外観もチェックしましょう!
【ナチュラル】カフェみたいな可愛い外観
まずはじめに、白をベースとしたカフェのような雰囲気の平屋外観です。
外壁・玄関ドアに縦ライン、屋根に横ラインを採用したデザインが可愛く、室内空間の広がりも感じさせます。
玄関ポーチの壁と玄関ドアをツートーンにした点もおしゃれで、外構に植栽をプラスすると外観がより華やぐイメージが湧きますね♪
中庭は道路に面していますが、縦長なので外からの視線が室内まで届きずらい点が特徴です。
また中庭の軒天と玄関ポーチの木目デザインを統一することで、外観の個性が際立っています!
【シンプルモダン】ブラックがベースのクールな外観
次に、ブラック・白・茶の3色を外観デザインに採用した平屋外観です。
色のトーンを合わせて3色を組み合わせ、窓枠にも黒を採用しました。キリっと引き締まった印象を受けます。
中庭があることでLDKの景色が抜け、開放感が生まれています。
キッチンからも中庭が良く見えるので、遊んでいるお子さまを見守りながらキッチンでの作業ができます!
【スタイリッシュモダン】現代的で明るい外観
最後に、直線的なデザインが印象に残る平屋外観です。
玄関ポーチの天井にガラスを採用しています。
玄関ポーチに差し込む日差しが作り出す光と影も、外観デザインの一部となっています。
隣家に向かって中庭・リビングを配置していますが、間仕切りによって家の奥までは見えない設計です。
中庭のある平屋の間取り、外観をチェックしてきました。
中庭があることで室内空間に開放感が生まれ、外観は個性的でおしゃれなデザインになります。
また、中庭が採光や通風を調整する役割も果たしてくれることがわかりましたね。
中庭づくりは、「平屋のデザイン性・快適性をより良いものにする」という考えで検討するのがおすすめです!
中庭がある平屋づくり|後悔しない5つのポイント
実例から中庭がある平屋のデザイン・住み心地をイメージできましたが、設計内容によっては中庭が住み心地に悪い影響を与えることもあります。
そこで、中庭のある平屋づくりの際に注意して頂きたい5つのポイントを紹介します。
- メリット・デメリットを把握
- 中庭が必要かどうか、どれくらいの面積が必要か慎重に検討
- 室内の快適性を重視し、導線等を慎重に検討
- メンテナンスが必要な点を覚悟する
- 平屋の建築実績が豊富なハウスメーカーを選ぶ
メリット・デメリットを把握
まずは、中庭のある平屋のメリット・デメリットを確認しましょう。
メリット |
---|
|
中庭は、立地や周辺環境の影響で採光・通風が確保しづらい平屋におすすめです。
外構も一緒に設計することで外からの目隠しも可能なため、「もっとおしゃれで居心地の良い家づくりがしたい」という場合に検討して下さい。
デメリット |
---|
|
中庭をつくる際は、デザイン性・快適性・費用のバランスを考えるのが大切です。
これから紹介するポイントも踏まえて、ハウスメーカーに相談しながら中庭づくりのプランを練りましょう!
中庭が必要かどうか、どれくらいの面積が必要か慎重に検討
「中庭をつくることで家の中が丸見えになり防犯面が心配」、「中庭の面積によって居室や収納スペースが圧迫される」などデメリットが目立つようであれば、中庭が本当に必要かどうかを検討する必要があります。
室内の快適性を重視し、導線等を慎重に検討
室内が暮らしの中心であることを意識し、中庭によって快適性がアップするプランを検討しましょう。
中庭の方角、場所、面積によっては、暮らしづらい間取りの家づくりをしてしまう可能性がある点に、注意が必要です。
- 中庭に面した大きな窓を設置するのが一般的で、外気温の影響を受けやすい住宅となる。
- 中庭の場所、面積によって、室内の移動導線が長くなるケースがある。 など
メンテナンスが必要な点を覚悟する
中庭をきれいな状態で維持するためには、日頃のお掃除やメンテナンスが欠かせません。
- 排水経路をしっかり確保
- 植栽をする際には葉が落ちにくい、虫がつきにくいなども考慮
- 雪が降る地域では、雪の処理がしやすい設計が必要 など
平屋建築の実績が豊富なハウスメーカーを選ぶ
紹介してきた中庭づくりのポイントを全てクリアするためには、ハウスメーカー等のプロの力が不可欠です。
そのため、以下のような点をチェックしてハウスメーカーを選ぶのがおすすめです。
- 平屋の建築実績が豊富(ホームページ等で建築実績を確認できる)
- モデルハウスや完成見学会で、建築した住宅をチェックできる
- ご家族の希望を丁寧に聞き取り、知識や経験にもとづくアイディアを提案してくれる
- 予算とプランのバランスを大切にしながら家づくりに取り組んでくれる
- アフターフォローまで含めて信頼して依頼できる
- 標準仕様で高性能を提供している など
福井で平屋のマイホームを検討中の方は、ノーク・ホームズがご相談を承ります。
ノーク・ホームズには数多くの平屋建築実績があり、高気密・高断熱の長期優良住宅を標準仕様で提供しております。
〈施工事例〉
「これから土地を探す」、「予算が決まっていない」という段階から無料でご相談頂けますので、お気軽にお問い合わせ下さい♪
〈資料請求はコチラ〉
〈WEB相談はコチラ〉
〈来店相談はコチラ〉
※当社はしつこい営業を一切行っておりません。ご安心下さい。
※建築予定地が施工エリア外の場合には、資料請求をお断りさせて頂きます。あらかじめご了承下さい。
〈施工エリア〉
福井市・あわら市・坂井市・鯖江市・越前市・大野市・勝山市・永平寺町・越前町
おしゃれな平屋づくりのポイント
最後に、おしゃれな平屋づくりを目指す際に参考になるデザインのポイントも紹介します。
間取りのポイント
平屋はワンフロアなので、空間に変化が無いと感じる方もいらっしゃると思います。
そんなときは、以下のアイディアを参考にして下さい。
- スキップフロア・ダウンフロアをつくる
- ロフトをつくる
- 勾配天井にして梁を見せる
このようなアイディアで空間に変化が生まれると、内装デザインも工夫しやすくなります。
ちなみに勾配天井の高さを利用してコンパクトな2階をつくる1.5階建てという選択肢もあります。
「ワンフロアだけでは部屋が足りない」等のお悩みがある場合は、1.5階建てを検討するのもおすすめです!
1.5階建てについては、こちらの記事で間取り等を詳しく確認できます。
>平屋に見える「平屋風二階建て」の間取り|30坪(25〜35坪前後)のおしゃれな事例紹介
外観のポイント
「平屋=コンパクトで外観デザインの自由度が低い」というイメージがあると思いますが、実例で紹介したとおデザインのバリエーションが豊富です。
まずは外観デザインのベースとなるテイスト(ナチュラル・モダンなど)を決め、以下を組み合わせて世界に1つだけのおしゃれな外観を実現して下さい。
項目 | 備考 |
---|---|
屋根の形 | ・片流れ屋根 ・切妻屋根 ・陸屋根など |
外壁材 | ・サイディング(金属系、窯業系など) ・左官仕上げで塗装 など |
開口部 | ・窓の配置、大きさ、窓枠の素材など ・玄関ドアのデザイン |
全体の色 | 一番大きな面積に採用するベースカラーを決めたうえで、2〜3色を組み合わせ |
外構 | ・庭 ・駐車場 ・玄関アプローチ ・植栽 など |
まとめ
中庭のあるおしゃれな平屋の間取り・外観実例をチェックし、中庭づくりの際の注意点なども解説してきました。
中庭は平屋をよりおしゃれにしてくれますが、デザイン性をキープしながら室内の快適性もしっかり考慮してつくるのが大切です。
今回紹介した情報を参考にして、ハウスメーカーのサポートを受けながら理想の家づくりを実現して頂けると幸いです!