平屋・コの字型の間取り|中庭のある約30坪・2〜4LDKの事例、後悔しないポイントを紹介
平屋の形状をコの字型にすると、「土地面積が限られていても庭がつくれる」、「おしゃれなデザインになる」などのメリットがあります。
ただしコの字型は「室内の導線が長くなりがち」等のデメリットもあるため、最適な間取りを考えて理想のマイホームを完成させたいですよね。
そこで今回は、平屋・コの字型住宅を数多く手掛けてきた『ノーク・ホームズ』が、平屋・コの字型住宅について詳しく解説します!
このコラムのポイント |
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この記事を最後まで読むと、平屋・コの字型のマイホームプランをつくる際に注意するべきことがわかります。
早速、間取り事例から一緒に確認しましょう!
目次
平屋・コの字型の間取り|中庭のある20〜30坪・2〜4LDKの事例
ノーク・ホームズは、北陸の厳しい自然環境の中で数多くの快適でおしゃれな平屋住宅を建築してきました。
今回は平屋・コの字型のおしゃれな事例を厳選し、間取りのポイントとともに紹介します!
24.27坪、2LDK(土地面積 67.22坪 )
はじめに、西向きの中庭をつくったコの字型平屋の間取りです。
LDKからすべての個室・水回りにアクセスできる間取りで、室内のどの角度からでも中庭を眺められる点が特徴です。
生活空間をスッキリとした状態にキープできるよう、コンパクトな面積でありながら各所に収納スペースをしっかり確保しました。
こちらの住宅はすべての居室が西向きなので、「夏に日が沈んだ後も室内温度が下がりにくく、冷暖房効率が悪いのでは?」という心配がありますよね。
そこで中庭によってLDKの位置を大きく下げ、「明るさを確保しながら直射日光を入りづらくする」という工夫をしています。
また外から見たときにLDKまでの距離が長いため、「外からの視線が室内まで届きにくい」という点が防犯上も役立っています。
上画像の平屋のようなコンパクトでおしゃれなマイホームをご希望の方は、こちらの記事で25坪前後の間取り等をチェックできます。
>小さな平屋の間取り|2LDKのおしゃれな実例、平屋間取りのポイント・注意点を解説
30.74坪、2LDK(土地面積 156.08坪)
次に、南向きの中庭をつくったコの字型の平屋間取りです。
東向きに玄関・個室を配置し、ホールを設けることでプライベートスペースである個室とパブリックスペースであるLDKをしっかりと区切りました。
「玄関ホールからLDKに直接入室」・「玄関ホールから水回りを通ってLDKに入室」という2アクセスが可能な、おしゃれな回遊動線です。
29.64坪、3LDK(土地面積 68.17坪)
次に、東向きの中庭を作ったコの字型の平屋間取りです。
土地形状が縦長なのですが、中庭を設けたことで家の中心部への採光・通風がスムーズになりました♪
土地の東側に住宅が隣接している立地なのですが、中庭によって明るく開放的なLDKが実現しています!
中庭からの採光を取り入れた和室が、空間デザインのアクセントとなっていますね。
31.82坪、4LDK(土地面積 67.61坪)
次に、南向きのコンパクトな中庭をつくったコの字型の平屋間取りです。
廊下もコの字型に設計していて、スキップフロア・DIYガレージなど遊び心たっぷりの、変化のある間取りが楽しいですね♪
こちらの住宅は、外からの見た目と室内の雰囲気が全く違う点も特徴です。
中庭に柵を設置して外との心理的な距離をしっかりとキープしながら、室内は開放感あふれる明るい空間です!
34.19坪、3LDK(土地面積 70.54坪)
最後に、南向きの中庭をつくったコの字型の平屋間取りです。
玄関からも中庭が見えるオープンな間取りで、室内のすみずみまで日差しが行き届きます。
また30帖以上のLDK・大型収納・ユーティリティなど、30坪以上の面積を確保できる場合は、余裕を持って間取りを作成できることがわかります。
40坪前後の二世帯にも対応可能な大型平屋を検討中の方は、こちらの記事で参考になる間取りを確認できます!
>おしゃれで大きな平屋(40坪前後〜50坪)の間取り・外観実例、固定資産税等も解説
広く明るい玄関と和室が直結している、おしゃれな間取りです。
京町家のような間仕切りも素敵ですね♪
間仕切り等の建材まで好みの商品を選び抜くのは大変な作業ですが、デザインにこだわりを持つことで、住宅デザインがランクアップします!
リビング・ダイニングを壁で仕切り、違う色使いで雰囲気をガラリと変化させています。
仕切りの無い大空間も素敵ですが、居室の向きによっては、冷暖房効率を下げないことを目的に仕切りの設置を検討するのがおすすめです。
ノーク・ホームズには、今回紹介しきれなかった施工事例がまだたくさんあります。ぜひごらん下さい♪
〈施工事例〉
平屋・コの字型のメリット・デメリット
間取り事例から、平屋・コの字型住宅のおしゃれなデザインや形状に魅力を感じて頂けたのではないでしょうか。
でも実は、よく検討した結果「平屋・コの字型が合わない環境だった」、「ご家族のライフスタイルにコの字型が合わない」などに気づくケースがあることも事実です。
愛着を持って長く快適に暮らせるマイホームづくりのために、平屋・コの字型のメリット・デメリットを確認しましょう!
メリット
平屋・コの字型のメリットは、以下のとおりです。
メリット |
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デメリット
平屋・コの字型のデメリットは、以下のとおりです。
デメリット |
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価格面、動線、中庭の管理などさまざまなデメリットが想定できますが、解消できるデメリットもあるため、次に紹介します。
平屋・コの字型のデメリットを解消して後悔しないポイント
平屋・コの字型のデメリットは、以下の点に注意することで解消できます。
ハウスメーカーと協力しあって、後悔しない家づくりをして下さい!
平屋・コの字型のデメリット解消方法 |
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【お金に関するデメリット】 ハウスメーカーに早い段階で総予算を伝え、予算を意識してプランを完成させる。 【間取りに関するデメリット】
【快適性に関するデメリット】 日当たりによって季節ごとに過度に暑い・寒い環境にならないかも、必ずチェックする。 【中庭に関するデメリット】
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ちなみに「平屋・コの字型が希望だけど、中庭をつくると居室や収納が狭くなる...」という悩みが解消できない場合は、1.5階建てを検討するという方法もあります。
1.5階建てとは、外観は平屋・室内は開放感のある2階建てという個性的な住宅なので、ぜひこちらの記事で間取り等をご確認下さい。
>平屋に見える「平屋風二階建て」の間取り|30坪(25〜35坪前後)のおしゃれな事例紹介
まとめ
平屋・コの字型の間取り事例を中心に、メリット・デメリット、デメリット解消法などを紹介してきました。
コの字型の形状は、おしゃれで魅力的です。
今回の情報を参考に、理想のマイホームづくりを成功させて頂けると幸いです。
※コの字型以外の形状でも、おしゃれな平屋づくりは実現します!
こちらの記事で平屋・L字型の事例を紹介しているので、ぜひごらん下さい。
>平屋・L字型がおしゃれ|25坪〜35坪の2〜4LDK外観・間取り事例、デメリット解消方法を紹介
福井で平屋のマイホームを検討中の方は、ノーク・ホームズがご相談を承ります。
ノーク・ホームズは平屋・1.5階建てを得意とするハウスメーカーで、北陸の厳しい自然環境の中で快適に暮らせる性能を持つ、おしゃれな住宅を建築しております。
地域に密着して家づくりをしてきた経験・知識をいかし、土地探しの段階からご家族と一緒に家づくりに取り組んでおりますので、お気軽にご相談下さい♪