30坪の平屋間取り|3LDK〜4LDKでトイレ2つ、ランドリールームありなど事例紹介

30坪前後の平屋のマイホームを検討中で、「二世帯、多子世帯だから間取りが難しい」とお悩みの方が多いと思います。

  • 平屋でトイレ2つは不自然?
  • ランドリールームがあると便利だけど個室が狭くなる? など

そこで今回は、二世帯・三世帯同居率が全国トップクラスの福井で数多くの平屋を建築してきたハウスメーカー『ノーク・ホームズ』が、平屋の間取りについて詳しく解説します。

「トイレが2つ」、「ランドリールームや収納が充実」などの事例を見ながら、30坪の平屋づくりを成功させる方法を一緒に確認しましょう!

このコラムのポイント
  • 平屋or2階建てでお悩みの方へ、平屋のメリット・デメリットを紹介します。
  • 30坪・3LDK〜4LDKの平屋で、トイレ2つ、ランドリールームありなどの間取り事例を紹介します。
  • 平屋の快適な間取りづくりのために、知っておくべきポイントが6つあります。
  • 二世帯・多子世帯のご家族がトイレの数を決める際の基準を紹介します。
  • 平屋づくりに必要な土地面積の目安を紹介します。

 

長く愛着を持って快適に暮らせる平屋のつくりかたがわかるので、ぜひ最後までごらん下さい!

平屋or2階建てどちらがいいの?平屋のメリット・デメリットを確認

土地探しから評判の良い工務店に頼んだ家

本来は平屋を希望していても、「2階建ての方が安い?使いやすい?」と迷うものですよね。

実際にご家族のライフスタイル等によっては、平屋よりも2階建ての方が適しているケースがあります。

そこではじめに、平屋のメリット・デメリットを紹介します。

ご家族にとって平屋が最適かどうかを改めて検討する際の参考にして下さい。

平屋のメリット
  • バリアフリーの住宅をつくりやすい。
  • 階段が無いため室内の移動がスムーズ。
  • 効率の良い移動動線を考えることで家事がスムーズに進む。
  • ご家族それぞれが個室にいても様子がわかりやすい。
  • 平屋よりも2階建ての方が圧倒的に多いため、住宅街の中で個性を発揮しやすい。

 

平屋の住み心地は、室内の個室間のアクセスが良いだけでなく、各個室から庭・駐車場へのアクセスも良い点が魅力です。

平屋がおすすめのご家族

一方で、平屋にはデメリットもあります。

平屋のデメリット
  • 大きな平屋をつくる場合に大きな土地、大きな屋根や基礎が必要なので高額になるケースがある。
  • 外から家全体の間取りを把握されやすく、防犯面の心配がある。
  • 周囲に高い建物が経つと、採光・通風が確保しづらくなるケースがある。
  • ご家族間のライフスタイルが全く違う場合、間取りによっては生活音や話し声が気になりやすい。

 

デメリットは設計の工夫で解消できるものがほとんどですが、以下のような希望がある場合は平屋以外も選択肢に加えてハウスメーカーに相談しましょう。

  • 隣接する住宅や建物との距離が近い、繁華街に近い立地などで、防犯面を強化する必要を感じる。
  • ご家族それぞれのライフスタイルが違う。 など

ちなみに「見た目は平屋、室内は開放的な2階建て」という魅力を持つ1.5階建てという選択肢もありますよ♪

こちらの記事で事例や特徴をご確認下さい♪

>平屋に見える「平屋風二階建て」の間取り|30坪(25〜35坪前後)のおしゃれな事例紹介

30坪の平屋間取り事例|3LDK〜4LDKでトイレ2つ、ランドリールームありなど

平屋のメリット・デメリットが把握できたので、次に平屋の間取り事例を一緒に確認しましょう。

ノーク・ホームズが建築した平屋の中から、30坪・3LDK〜4LDKのおしゃれな事例をピックアップして紹介します!

【延べ床面積:28.93坪、3LDK】トイレ2つの平屋間取り

はじめに、2世帯にも対応可能なトイレ2つの平屋間取りです。

LDKを中心として左右の個室に十分な距離があるため、ご家族それぞれのプライベートな時間がしっかり確保できますね。

また各個室に大型収納を設置しているため、世帯人数が増えてもすっきりとした暮らしをキープできます。

【延べ床面積:28.93坪、3LDK】トイレ2つの平屋間取り

ご家族が集うリビング画像も確認してみましょう。

L字型・横長のLDKは、高い天井と天窓によって開放感たっぷりです。

白を貴重とした広い空間は単調なデザインになりがちですが、天井の梁によって、変化のあるデザインとなりました。

こちらの記事で、おしゃれなL字型の平屋を紹介しています。

>平屋・L字型がおしゃれ|25坪〜35坪の2〜4LDK外観・間取り事例、デメリット解消方法を紹介

【延べ床面積 34.19坪、3LDK】ランドリールームのある平屋間取り

次に、ランドリールームで洗濯作業を完結させることが可能な平屋間取りです。

玄関直結の和室、中庭などおしゃれなポイントが満載の間取りで、LDKと水回りが回遊できる動線になっている点も特徴です!

【延べ床面積 34.19坪、3LDK】ランドリールームのある平屋間取り

キッチン⇔ランドリールーム⇔お風呂が一直線につながっているため、コンパクトな動線で家事を進められます♪

【延べ床面積 31.82坪、4LDK】スキップフロアのある平屋間取り

次に、遊び心を詰め込んだ間取りが魅力の平屋です。

リビング内のスキップフロア、玄関から土間スペースを奥に伸ばした脇玄関、DIY車庫など、充実したお家時間を楽しむご家族の様子がイメージできますね♪

【延べ床面積 31.82坪、4LDK】スキップフロアのある平屋間取り

スキップフロアの上部のみ天井を設置せず、天窓からの光が差し込む空間としました。

スキップフロアの階段によって空間が狭く見えるケースがありますが、抜け感を演出することで開放的な空間づくりが可能です!

今回は3つの平屋間取りを紹介しましたが、ノーク・ホームズにはまだたくさんの施工事例があります。

おしゃれで快適な家づくりの参考になる事例ばかりなので、ぜひごらん下さい♪

施工事例

平屋の間取り作成6つのポイント

事例で紹介したとおり、平屋の間取りはバリエーションが豊富です。

マイホームの間取りを考える際に「何から考えればいいかわからない」、「自分が考えた間取りに自信がない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

7つのポイントを意識することで快適性・デザイン性のバランスが良い平屋の間取りをつくりやすくなるため、紹介します!

間取り作成6つのポイント
  1. 採光:家の中心まで日差しが届くよう、居室・窓・ドアを配置
  2. 通風:家のすみずみまで風が通るよう、窓を配置
  3. 家事動線:コンパクトでスムーズな動線で家事ができるよう、居室・水回りを配置
  4. パブリックスペース・プライベートスペースの距離・配置に配慮(距離が必要な場合は廊下をつくる)
  5. 収納:デッドスペースをつくらずできるだけ収納を確保
  6. 家族構成・ライフスタイルの変化を長期的な視点で想定

間取り作成のポイント

  • 個室を増やせるようにフリースペースをつくっておく
  • 1部屋を2部屋に分けられるようドアや収納を設置しておく
  • 縦の空間をいかして2階やロフトがつくれるよう、屋根の高さを活用した勾配天井にしておく
  • 2世帯になったときにトイレに変更できるスペースを確保し、配管も設置しておく など

ハウスメーカーと打ち合わせを重ねて、アイディアを出し合いながら最適な間取りを作成して頂けると幸いです。

平屋のトイレの数、トイレ配置の決め方

 

マイホームづくりにあたって、2階建てであればトイレを2つを検討するのが一般的かと思います。

「平屋だからといってトイレを1つにして後悔しない?」と悩みますよね。

トイレの数について法律で明確な基準はありませんが、以下のようなケースではトイレが多い方が快適な可能性があります。

  • 女性が多いご家庭(女性は男性に比べてトイレの使用時間が長いため※)
  • お子さまがいらっしゃるご家庭(トイレを我慢するのが難しい等の理由から)
  • ご高齢の方がいらっしゃるご家庭(使用回数、使用時間が長い傾向があるため)
  • 来客が多いご家庭
  • マイホーム建築前にお住まいの住宅で「トイレが1つだと不便」と感じているご家庭

※参考:内閣官房「暮らしの質」向上検討会 第1分科会 日本トイレ協会提出資料

ただしトイレを増やすことは掃除場所が増えることでもあるため、ご家族の暮らし方に合わせて検討しましょう。

平屋のために必要な土地面積を計算する方法

最後に、平屋のために必要な土地面積の決め方も確認しましょう。

土地面積は、3つのステップで計算すると目安を決めやすくなります。

【1.土地を探しているエリアの建ぺい率を調べる】

建ぺい率とは

建ぺい率は土地を探しているエリアの自治体ホームページで確認するか、自治体への問い合わせをするとわかります。

【2.建ぺい率と平屋の建築面積から、必要な土地面積の目安を計算する】

「建築面積÷建ぺい率(%)=土地面積」で、必要な土地面積の目安が計算できます。土地面積の計算

【3.外構(駐車場、庭など)を加えて最終的な土地面積を計算する】

最後に、駐車場や庭などの外構を加えて最終的に必要な土地面積の目安を計算しましょう。

例)3台分の自家用車を置くスペースが必要な場合...

自家用車1台のために必要な面積は4.5坪ほどなので、「4.5坪×3台=13.5坪」の面積が必要となります。

土地面積は土地の価格に直結するため、予算とのバランスを考えながら最終的に必要な土地面積の目安を検討して下さい。

世帯人数が多いご家庭が暮らしやすい大きな平屋について、こちらの記事で外観等を紹介しています。

>おしゃれで大きな平屋(40坪前後〜50坪)の間取り・外観実例、固定資産税等も解説

 

また土地選びと間取り作成を同時に進めると、マイホームづくりがスムーズに進みます。

ぜひ土地選びの段階からご家族に寄り添い、強力にサポートしてくれるハウスメーカーを選んで下さい!

福井でマイホームを検討中の方は、ノーク・ホームズにお問い合わせ下さい。

ノークホームズは地元密着型で住宅建築をしてきた経験をいかし、土地探し〜施工〜アフターフォローをワンストップで承ります。

「希望のマイホームに見合う土地を一緒に探してほしい」、「予算やローンについて相談したい」など、お気軽にご相談下さい♪

まとめ

30坪の平屋について「トイレ2つの間取り」、「ランドリールームがある間取り」などの事例を紹介してきました。

ご家族が快適に暮らすための間取り作成方法、土地面積の目安なども確認し、マイホームづくりについて具体的にイメージできるようになったのではないでしょうか。

平屋特有のメリット・デメリットがありますが、デメリットについては設計の工夫で大部分が解消できます。

また周辺環境等も加味して長期的な視点でのマイホームづくりが必要なため、ぜひ平屋建築の施工実績が豊富なハウスメーカーを選んで下さい。

今回の情報を、理想のマイホームを完成させるための参考にして頂けると幸いです♪

 

福井で平屋のマイホームを検討中の方は、ノーク・ホームズにご相談下さい!

著者情報

NORQ HOMES ノークホームズ編集部

NORQ HOMES ノークホームズ編集部

福井の高性能注文住宅を建てる工務店ノークホームズが、
家づくりに役立つ情報を発信しています。

登録・免許
【設 計】 福井県知事 第ろ-1394号
【建 設】 福井県知事 (般-1)10791号
【不動産】 福井県知事 (1)第1704号

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