「1階が広い・2階が狭い家」の外観・間取り実例|平屋でも総2階でもない家の特徴(費用、耐震性能など)
新築のマイホーム計画で、「1階が広く、2階が狭い家」を検討される方もいらっしゃることでしょう。
しかし、昨今では平屋や総2階の家が多く、参考になる事例が少ないとお悩みではないでしょうか。
そこで今回は、ライフスタイルにフィットする外観・間取りプランの提案が得意な福井の工務店「ノークホームズ」が、1階が広く2階が狭い家の特徴、平屋や総2階の家との違いを含めたメリット・デメリット、費用相場や耐震性能について解説します。
このコラムのポイント |
---|
・1階が広く2階が狭い家の外観・間取りの実例をご紹介します。子育て世代にも人気のモダンデザインの実例です。 |
「費用をできる限り抑えて、ご家族構成やライフスタイルに合わせた最適な広さの家で暮らしたい」という方に役立つ記事ですので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
「1階が広い・2階が狭い家」の外観・間取り実例
はじめに、1階が広く2階が狭い家の外観・間取りの実例を解説します。
子育て世代にも人気のモダンデザインで仕上げた施工事例の中から、シンプルで洗練された片流れ屋根や陸屋根の外観、コンパクトながら使いやすい間取りです。
「1階が広い・2階が狭い家」の外観実例
始めにご紹介するのは、フラットな陸屋根と片流れ屋根のコンビネーションが目を惹く、ナチュラルモダンな外観の実例です。
シンプルなアプローチと植栽が映える明るい白の外壁は、空や自然、街の景色にも溶けこみます。
次は、ダークカラーで縁どられたモダンデザインの外観実例です。
1階、2階ともに陸屋根を採用してシャープな印象に仕上げています。
家の前には広々としたポーチを配しているため、大型車両の駐車も可能です。
ほかにも、お子様の遊び場やアウトドアリビングとしての活用など、暮らしの夢が広がります。
こちらも陸屋根を採用した実例です。1階の外壁にガルバリウム鋼板と木材を取り入れて、異素材の組み合わせならではの「奥行きを感じられる外観」を実現しました。
また、2階部分の外壁は白で統一することで軽やかさを演出しています。ポーチと砂利で仕上げたシンプルなエクステリアは、クールでモダンな外観をより引き立てます。
「1階が広い・2階が狭い家」の間取り実例
ここからは、1階が広く2階が狭い家の間取り実例を解説します。
延床面積22坪、1階1LDK+2階1部屋
はじめにご紹介するのは、延床面積22坪、1階1LDK+2階1部屋の間取りの実例です。
玄関と脱衣室からアクセスできるウォークインクローゼットは、家事効率アップが期待できます。
また、2階には多彩な使い方ができる「多目的ホール」を取り入れました。
開放感のある大きな吹き抜けが1階と2階を緩やかに繋ぐため、ご家族のコミュニケーションが取りやすい間取りです。
延床面積25坪、1階2LDK+2階1部屋
次に、延床面積25坪、1階2LDK+2階1部屋の実例です。
廊下がないため、それぞれの居室の広さを確保することができました。
LDKを中心にそれぞれの個室へとアクセスできるため、ご家族の気配をほどよく感じられる一体感のある間取りです。
こちらの記事でも、廊下のない間取りをご覧いただけます。
>「廊下のない家・廊下が狭い家に後悔する理由|後悔しない方法、廊下なし平屋の間取り成功事例」
延床面積38坪、1階2LDK+2階2部屋
こちらも、ウォークインクローゼットを取り入れた延床面積38坪、1階2LDK+2階2部屋の実例です。
ウォークインクローゼットは、ご家族の衣類を1箇所に集めた「ファミリークローゼット」として使うことができます。
また洗面室には物干し場を設置した「ランドリールーム」を取り入れて、家事効率アップできる間取りに仕上げました。
こちらの記事でも、ランドリールームやファミリークローゼットのある間取りをご覧いただけます。
>「ランドリールーム・ファミリークローゼットがある家事動線の良い間取り|平屋の事例紹介」
ノークホームズでは、他にも施工事例を多く公開しています。ぜひごらんください。
「1階が広い・2階が狭い家」の外観と間取りをご紹介してきました。
延べ床面積や間取りが似ていても、ご家族構成やライフスタイルに合わせた、自由度の高い間取りや外観をご提案することが可能です。
ご紹介した実例を、マイホーム計画のヒントにしていただければ幸いです。
福井でご家族の暮らしにフィットする、おしゃれな外観・間取りをご希望の方は、ノークホームズにお問い合わせください。
「1階が広い・2階が狭い家」のメリット・デメリット|平屋・総2階との違いを確認
続いてここでは、1階が広く2階が狭い家のメリット・デメリットと共に、平屋や総2階との違いを確認していきましょう。
「1階が広い・2階が狭い家」ならではのメリット・デメリット
1階が広く2階が狭い家は、費用を抑えながら部屋数を増やすことができるため、予算に余裕がなくてもスペースにゆとりのある快適な暮らしを実現できます。
ただし、いくつかのデメリットもあるため、ご家族のご希望に照らし合わせてご検討ください。
「1階が広い・2階が狭い家」のメリットは主に下記の3点です。
・1階が広く部屋が集まっているため、上下の移動が少なく暮らしやすい
・1階に比べて2階が狭いため、片付けや掃除の手間が省ける
・家づくりの費用が抑えられる
※なぜ費用が抑えられるかについては、後ほど「「1階が広い・2階が狭い家」の費用相場」で触れます
「1階が広い・2階が狭い家」のデメリットは主に下記の3点です。
・2階が狭いため、床面積を確保できない
・個室の数が限られる
・将来的に、上下の移動による負担がある
平屋のメリット・デメリット
「1階が広い・2階が狭い家」と平屋の家の大きな違いは、階段の有無です。
また、平屋で部屋数を確保したい場合は、広い敷地面積が必要になります。
「平屋」のメリットは主に下記の3点です。
・階段がないため、小さなお子様や高齢者の方が安全に移動しやすい
・階段がないため、掃除などの家事がしやすい
・ワンフロアの中で移動が完結するため、暮らしやすい
「平屋」のデメリットは主に下記の3点です。
・2階建ての家のように十分な居住スペースを確保するためには、広い敷地が必要になる
・通行人の視線や車道からの騒音など、プライバシーの確保が課題になる
・地震や洪水などの自然災害に対して、影響を受けやすい
総2階のメリット・デメリット
「1階が広い・2階が狭い家」と総2階の家の大きな違いは、各階の広さの違いです。
また、「1階が広い・2階が狭い家」は暮らしの中心が1階となりますが、総2階の家の場合は、日当たりの良い2階を居住スペースの中心にする場合もあります。
「総2階」のメリットは主に下記の3点です。
・居住スペースを広く取ることができる
・風通しと採光を確保しやすい
・非常時に2階に避難できる
「総2階」のデメリットは主に下記の3点です。
・日常的に、階段を上り下りする負担が増える
・上下階あるため、掃除やメンテナンスをしやすくする工夫が必要になる
・建築、購入価格が上がりやすい
「1階が広い・2階が狭い家」ならではのメリット・デメリットを踏まえて、次の章では「1階が広い・2階が狭い家」のプランを組み立てるコツをご紹介します。
「1階が広い・2階が狭い家」の外観・間取りプランを組み立てるコツ
この章では、「1階が広い・2階が狭い家」の外観・間取りプランを組み立てるコツを解説します。
おしゃれな「1階が広い・2階が狭い家づくり」のコツ
ご家族の夢がつまったマイホームは、自分たちらしく、おしゃれな外観や間取りにしたいですね。
ここでは、限られた空間をおしゃれに彩るアイデアをご紹介します。
「おしゃれな1階が広い・2階が狭い家」づくりのコツ |
---|
・スキップフロアを取り入れて、奥行きのある空間に |
「1階が広い・2階が狭い家」と同様に、おしゃれな外観や間取りを実現しやすい「平屋風2階建て」の家の事例も参考にしてみてはいかがでしょうか。
「平屋に見える「平屋風二階建て」の間取り|30坪(25〜35坪前後)のおしゃれな事例紹介」
快適性・安全性の高い「1階が広い・2階が狭い家づくり」のコツ
快適性と安全性は、家づくりにおいて外せないポイントです。
どのような点に気を付ければよいのか迷ったら、下記をご参考にしてください。
快適性・安全性の高い「1階が広い・2階が狭い家」づくりのコツ |
---|
・耐震面の安全性に配慮する |
ノークホームズでは老後の暮らしに備えて、将来的には1階だけで快適に生活ができる間取りをご提案することも可能です。
詳しくは、こちらの記事もご参考にしてください。
「老後も快適」を考えた間取り|2階建て事例(20〜30坪台)、オススメの間取りポイントを紹介」
福井のノークホームズは、最高ランクの耐震等級と、高いデザイン性を備えた住宅建築を得意としています。また、住宅を魔法瓶のように包み込むことで熱を逃がさないようにする高い断熱性能も特徴のひとつです。
「長く安心して暮らすことができる、高性能な家を建てたい」「安全性が高く快適な、間取りや外観を提案してもらいたい」とご希望の方は、お気軽にご相談ください。
「1階が広い・2階が狭い家」の費用相場
家の建築費用は、「1階が広い・2階が狭い家」「平屋」「総2階」という構造だけではなく、延床面積・土地の状況・建材や設備のグレードなどによって変動します。
費用を抑えるためには、始めに施工業者に予算を明確に伝えたうえで、プランを組み立てることが重要なポイントになります。
下記は、一般的な情報を元に算出した「1階が広い・2階が狭い家」に多い30坪程度の平屋の建築金額の目安です。
例)30坪の平屋建築金額の目安 |
---|
・住宅面積:30坪程度 |
〈参考〉住宅金融支援機構ホームページ『フラット35利用者調査』2022年度調査結果19ページをもとに、ノークホームズが計算
福井のノークホームズは、資金計画・土地探しの段階から無料でご相談可能な工務店です。
「マイホーム計画で、何から始めればよいのかわからない」とお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
まとめ
「1階が広い・2階が狭い家」をご検討中の方へ、外観や間取りの実例や特徴、平屋・総2階との違いなどをご紹介してきました。
それぞれのメリット・デメリットを知ることで、どのタイプの家がご家族構成やライフスタイルに合っているかを判断しやすくなります。
この記事が、快適性と安全性の高い、おしゃれな「1階が広い・2階が狭い家」づくりの参考になりますように。