「玄関すぐキッチン」の間取りメリット・デメリット｜間取り事例、デメリット解消のアイデアを解説

「玄関からすぐにキッチンにつながる間取りにするデメリットは？」

「玄関からすぐにキッチンにいける間取り事例や、デメリットの解決策が知りたい」

このようにお考えの方もおられるのではないでしょうか。

そこで、今回は持ち家率全国トップクラスの福井で数多くのご家族の家づくりに関するご相談を承ってきた工務店「ノークホームズ」が、「玄関すぐキッチンの間取り」について、以下の項目を紹介します。

このコラムのポイント
玄関すぐキッチンの間取りのメリット・デメリットをご紹介します。 玄関すぐキッチンの間取り事例をご紹介します。 玄関すぐキッチンの間取りのデメリット解消アイデアを解説します。

 

この記事を読めば、玄関とキッチンの距離を縮めて快適な動線を作る方法がわかります。

ぜひ最後までご覧ください。

 

「玄関すぐキッチン」の間取りメリット・デメリット

玄関からすぐキッチンにいける間取りにすると、日々の家事負担が減るのが最大のメリットですが、デメリットもあります。

家づくりで後悔しないために「玄関すぐキッチン」の間取りのメリット・デメリットを確認しておきましょう。

 

メリット

玄関からすぐキッチンにいける間取りのメリットは、主に3つです。

メリット
ミニマムな動線で家事の負担を軽減 買い出し後の荷物の収納が楽 キッチンの生ゴミをすぐに外に出せる

 

デメリット

玄関からすぐキッチンにいける間取りのデメリットは、以下のとおりです。

デメリット
来客時にキッチンが丸見えになり生活感が伝わる 玄関のホコリがキッチンまで広がりやすい 玄関のにおいがキッチンに広がる可能性がある

 

これらのデメリット解消のアイデアについて、後ほど「玄関すぐキッチン」のデメリットを解消する3つのアイデアでご紹介します。

 

キッチンの種類や決め方を確認したい方は以下の記事でご覧いただけます。

＞注文住宅キッチンの種類と決め方のポイント丨間取り実例も紹介

 

福井で「玄関すぐキッチン」の間取りをお考えの方は、ノークホームズにご相談ください。

ご家族構成やライフスタイルに合わせた、快適な家事動線で暮らしやすい家づくりをサポートいたします。

 

「玄関すぐキッチン」の間取り事例

こちらでは、「玄関すぐキッチン」の間取り事例を紹介します。

 

シューズクローゼット・キッチン直結の間取り

こちらは、玄関入って右手のシューズクローゼットからすぐキッチンへ抜けられる間取りです。

シューズクローゼットからすぐにキッチンへアクセスできることで、買い物から帰宅してすぐに荷物を片付けられます。

 

キッチンを空間デザインの中心とした間取り

こちらは、玄関やテラスからすぐの場所にキッチンを配置した、「キッチンが主役の間取り」です。

また、キッチン横にランドリールームを隣接させることで、家事動線が短くなるように工夫しました。

玄関で来客対応が完結する間取り

こちらは、玄関の左右にキッチン・客間を配置した間取りです。

玄関ホール・客間直結の設計とすることで、キッチン・LDKのプライベート空間を確保しました。

急な来客があっても、ご家族が安心して過ごせます。

 

キッチンをルーバーで目隠しした間取り

こちらは玄関ホールからLDKに入室してすぐにキッチンが見える間取りです。

キッチンカウンター横に目隠しルーバーを設けることで、来客の際にも手元を隠せるように設計しました。

ルーバーは空間をゆるやかに仕切れるため、水回りや書斎などの空間をセミオープンにしたい場合に重宝します。

 

玄関ホールのドアとキッチンの位置をずらした間取り

こちらは、玄関から室内の様子が見えないように、玄関ホールのドアの位置を工夫した間取りです。

玄関ホールからLDKに入室してすぐの位置にキッチンを配置していますが、プライベート空間が守られています。

また、玄関横にシューズクローゼットを設けることで、玄関をスッキリと使えるように配慮しました。

 

福井で高性能・高品質な住宅の施工実績が豊富なノークホームズには、他にもさまざまなアイデアを取り入れた施工事例があります。

ぜひご覧ください。

＜施工事例＞

 

坪数別におすすめの間取りを確認したい方は、こちらの記事で間取りを工夫して成功した事例をご覧いただけます。

＞注文住宅の間取り施工例！坪数別におすすめ間取りをチェック

 

「玄関すぐキッチン」のデメリットを解消する3つのアイデア

最後に、間取り事例で紹介した暮らしに役立つアイデアをまとめて、「玄関すぐキッチン」の間取りのデメリットを解消するアイデアを紹介します。

• 玄関から丸見えのキッチンを目隠しするアイデア
• 玄関からの冷気の吹き込みを防ぐアイデア
• キッチンから玄関へにおいが広がるのを防ぐアイデア

参考にして間取りを検討していただけると幸いです。

 

玄関から丸見えのキッチンを目隠しするアイデア

玄関からキッチンを目隠しするアイデアは、主に5つです。

• 玄関ホールのドアとキッチンの位置をずらして全体が見えないように配置する
• 腰壁でキッチンを囲う
• ルーバーを設置する
• 可動間仕切りで空間を仕切る
• キッチンを一段上げて手元が見えないようにする

 

キッチンを整然とした状態に保つのが難しい場面もあるため、作業台・流しなどが丸見えにならないよう工夫した造作を取り入れると安心ですね。

玄関とキッチンの距離、それぞれの位置などによって取り入れられるアイデアがさまざまあるため、参考にしてください。

 

玄関からの冷気の吹き込みを防ぐアイデア

玄関からの外気がキッチンに吹き込む間取りを選択する場合は、玄関とキッチンの間にドア・壁などの仕切りを設けるのがおすすめです。

仕切りを設けることで、キッチンの冷暖房効率も一定にキープできますね。

また、仕切りにスリガラスなど半透明のタイプ建具を取り入れれば、屋外からの視線を遮って採光を確保でき、空間に開放感も生まれます。

 

キッチンから玄関へにおいが広がるのを防ぐアイデア

玄関からすぐに位置にキッチンがある間取りでは、来客対応の際に料理のにおいが気になるのではないでしょうか。

以下のような換気計画を取り入れて、キッチンのにおいが玄関に広がるのを防ぎましょう。

• 常時換気モード機能付レンジフード（24時間換気機能を備えたレンジフード）を採用
• 24時間換気の給気口・排気口の位置を工夫
• 脱臭機能つきの空気清浄機を導入

 

福井のノークホームズは、「玄関すぐキッチン」などご家族の希望と暮らしの利便性を向上させるアイデアを取り入れた家づくりが得意な工務店です。

福井でマイホームを検討中の方は、お気軽にお問い合わせください。

 

まとめ

「玄関すぐキッチン」の間取りを検討中の方へ、メリット・デメリット、間取り事例、デメリットの解消アイデアをご紹介してきました。

玄関からすぐの位置にキッチンがある間取りは、家事動線・生活動線が良い一方で、屋外からの視線が気になるなどのデメリットもあります。

デメリットは設計の工夫やアイデアによって解消できるため、今回紹介した情報を、ご家族が安心して快適に暮らせるマイホームづくりの参考にしていただければ幸いです。