【高気密高断熱の家に住んでみて】実例・体験談でわかる失敗しない業者選びと注意点
高気密高断熱住宅は、快適な住環境と省エネ性能を両立する、これからの時代のスタンダードとなる住宅の仕様です。
しかし、高気密高断熱住宅が普及してきたとはいえ、実際の生活での注意点やデメリットについて、不安を感じていらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、福井・石川で多くの高気密高断熱住宅を手掛けてきた工務店『ノークホームズ』が、実例や体験談をもとに失敗しない業者選びと快適に暮らすためのポイントについて詳しく解説いたします。
コラムのポイント |
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▶ノークホームズの施工事例集
目次
体験談|高気密高断熱住宅に住んでみて実感したお客様の声
「高気密高断熱の家に住んでみて、具体的にどんなメリットを感じられるのだろう?」と疑問に思われる方も多いのではないでしょうか。
ノークホームズには、高気密高断熱住宅にお住まいの方から、多くの嬉しい口コミ情報が寄せられています。
ここでは、実際に住んでみた方の体験談をご紹介します。
体験談①断熱等級7・高気密でエアコンの効きが良いし、光熱費も月2万円安くなって文句なしの家です!!
- 「コストと性能のバランスで選びました。光熱費も月2万円安くなって文句なしの家です。」
- 「実際の光熱費は11月は1万3千くらい、1月は2万円くらいでした。アパートに住んでいたときはガス代だけで2万円を超えることもあったのですが、オール電化になってガス代分がまるっとなくなった感じで目に見えて実感できています。」
- 「住んでから嬉しい気づきがたくさんありました。住みやすい、快適です(笑)不満点とか今のところないです。家の中の温度差がほぼないのでストレスなく過ごせてます。エアコンの効きがよくて高気密・高断熱の良さを体感しています!」
体験談②性能もデザインもどっちも大事!「生活の三種の神器」など、やってよかったことだらけです!
- 「前の家はエアコンとファンヒーターをガンガンつけて、設定温度は30度くらいにしないと暖まらなくて、本当に冬の電気代は諦めてました(笑)とにかく湿度とカビ、結露との戦いがすごかった(笑)寒かったし。」
- 「今の家はエアコン1台でほとんど大丈夫でした。(地域的に)雪もかなり積もるので、薄いカーテンだと寒いかな?って心配だったけど全然気にならなかったです。」
- 光熱費自体は電気代だけで1万円くらい安くなったし、前より便利になったのに、トータルの光熱費は安くなりました!
こちらから、さらに多くの口コミ情報をご確認いただけます。
高気密高断熱住宅とは|住んでみてわかる快適な住環境を実現する仕組み
高気密高断熱住宅は、高い断熱性能を維持し、換気性能などを最適な状態にコントロールすることで快適な住環境を実現します。
ここでは、高気密高断熱住宅が外気の影響を抑え、室内環境を快適に保つ仕組みについて解説します。
高気密高断熱の仕組み|気密性と断熱性の役割
高気密高断熱住宅は、気密性と断熱性を高めることで、外気の侵入と室内の熱の流出を防ぎます。
隙間を最大限に減らす施工で高気密を実現し、適切な断熱材や断熱窓を使用することで断熱性を高めます。
これにより冬は暖かく、夏は涼しい住環境を保つことが可能です。
高気密高断熱住宅が注目される背景
近年、高気密高断熱住宅への関心が高まっている背景には、以下のような要因があります。
- ZEH水準住宅の義務化:2030年には新築住宅はZEH水準の省エネ性能・断熱性能などが義務化されます。
- 光熱費の高騰:光熱費が高騰する中、省エネ性能の高い住宅が選ばれています。
- 環境問題への意識の高まり:CO2排出削減を目指し、国も断熱基準を引き上げています。
- 健康と快適性の追求:ヒートショックやアレルギーリスクを抑えるために、多くのご家庭が検討しています。
これらの要因から、今後も高気密高断熱住宅はさらに普及していくと考えられます。
福井・石川で高気密高断熱住宅の建築をお考えの方は、「ノークホームズ」へご相談ください。
施工実績豊富なスタッフが最適なプランをご提案いたします。
高気密高断熱の家に住んでみて失敗しないために知っておきたい注意点と対策
高気密高断熱住宅は快適な住環境を実現する一方で、適切な対策をしなければデメリットを感じることもあります。
ここでは、住み始めてから後悔しないために知っておきたい注意点とその対策について具体的に解説します。
窓が小さくて暗い家になりがち
高気密高断熱住宅では、断熱性を確保するために窓を小さくする設計が採用されることがあります。
立地条件や間取りを踏まえて対策しないと室内が暗くなる場合があります。
【対策】
- 高性能な窓の採用:樹脂サッシやトリプルガラスを選ぶことで、窓を大きくしても断熱性能を損なわない設計にする。
- 採光計画の工夫:採光用の高窓や天窓を配置し、自然光を効率的に取り込む設計にする。
室内の空気が淀みやすい
高気密な住宅では室内の空気が外に逃げにくい性質があります。
そのため、適切な換気がされていないと室内の空気が淀みやすくなります。
これにより、ハウスダストによる健康被害の可能性もあります。
【対策】
- 適切な換気計画:給気口・排気口・換気扇を適切に配置し、空気の循環を効率化する。
- 第一種熱交換換気システムの活用:熱交換率が高いシステムを導入することで、24時間省エネ性能を維持しつつ換気を確保する。
冬場の乾燥が気になる
高気密住宅では外部からの湿度が供給されにくく、さらに空調機器の使用などの対策を講じないと乾燥が進む傾向があります。
このため、喉の乾燥や肌トラブルに悩まされることがあります。
【対策】
- 加湿器の設置:家庭用加湿器を活用し、湿度を40-60%に保つ。
- 室内干しの活用:冬場に洗濯物を室内で干すことで湿度を高める。
- 自然素材の利用:無垢材や漆喰・珪藻土などの吸放湿性により調湿する。
内部結露によるカビ・ダニのリスク
高断熱住宅では、適切に施工されていない場合、内部結露が発生しやすくなります。
結露が進むとカビやダニが繁殖し、ハウスダストが増加することで、アレルギーや喘息などの健康被害を引き起こす可能性があります。
【対策】
- 気密シートの使用:壁内部の湿気を防ぐため、気密シートを適切に施工する。
- 湿気に強い断熱材を選ぶ:グラスウールではなく、湿気に強いウレタンフォームやポリスチレンフォームなどを使用する。
初期コストが高額になりがち
高気密高断熱住宅は、一般的な住宅よりも建材にかかるコストが高いため、建築費用が高額になりがちです。
【対策】
- 性能・デザイン・価格のバランスの良いハウスメーカーを選ぶ:高気密高断熱住宅の場合、ハウスメーカーや工務店によって性能・デザイン・価格が大きく異なる。最適なバランスで提案してくれる業者を選ぶ。
- 補助金や減税制度の活用:地方自治体や国の補助金制度を活用し、費用負担を軽減する。
- 長期的視点での計画:高気密高断熱住宅は光熱費が抑えられるため、長期的なランニングコストを考慮する。
高気密高断熱住宅について、『気持ち悪い』という口コミを耳にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
こちらのコラムでは、高気密高断熱住宅のネガティブな口コミの理由やその対策について詳しく解説しています。
>>>高気密高断熱とは|「気持ち悪い」などの口コミがある理由、 新築時の対策、快適に暮らす方法を解説
福井・石川で高気密高断熱住宅を建てるなら、断熱等級7を標準仕様とする「ノークホームズ」にお任せください。
省エネ性能と快適性を兼ね備えた住まいで理想の暮らしを実現します。
高気密高断熱住宅に住んでみてわかるメリット
高気密高断熱住宅は、快適な暮らしを実現するための性能を備えています。
ここでは、住んでみてわかる高気密高断熱住宅のメリットをご紹介します。
年間を通して光熱費が節約できる
この記事の冒頭でご紹介した「月々の光熱費が2万円も削減できた」といった体験談もあるように、高気密高断熱住宅は冷暖房効率が高いため、エアコン・暖房器具で使用するエネルギー量が減り、電気代や灯油代などの光熱費を抑えられます。
特に冬場の暖房費を大幅に軽減でき、一般的な住宅と比べて、エアコンの設定温度を控えめにしても快適に過ごせます。
室内の温度差が少ないため健康に与える影響が少ない
高気密高断熱住宅は、暑い夏でも寒い冬でも快適な室内環境を実現できます。
また、部屋間の温度差が少ないためヒートショックや熱中症を予防できます。
適切な換気システムにより湿度調整も容易で、冬場の乾燥対策も行いやすい環境です。
さらに、梅雨でもジメジメしにくく、室内干しの洗濯物も乾きやすい点も魅力です。
遮音・防音効果による静かな生活
高気密高断熱住宅は、高品質の断熱材・高性能の窓やドア・気密シートなどの効果で外部からの騒音をしっかりと遮音します。
屋内の音も外に漏れにくく、また、車の走行音なども軽減できるため、静かな住環境が実現します。
このように防音性能が高いため、静かな住環境を実現し、集中したい時間やリラックスする空間作りにも最適です。
結露・カビ・シロアリが発生しにくいため耐久性が向上する
適切な換気がなされた高気密高断熱住宅は、結露を防ぎ、カビやダニ、シロアリの発生を抑えます。
これにより住宅の劣化を防ぎ、長期間住み続けられます。
高気密高断熱住宅で寒さを感じる原因や対策については、以下のコラムで詳しく解説しています。
>>>高気密・高断熱住宅なのに寒い原因とは|寒い住宅を新築しないために必要な対策も紹介
断熱等級7を標準仕様とする「ノークホームズ」なら、福井・石川の冬でも快適に過ごせる高気密高断熱住宅を実現可能です。
最高水準の断熱性能で、一年中快適で省エネな暮らしをお届けします。
高気密高断熱住宅に住んでみて後悔しないために知っておきたい4つのポイント
高気密高断熱住宅は快適な住環境を実現できますが、その性能を最大限に引き出すためにはいくつか注意が必要です。
ここでは、高気密高断熱住宅に住んでみて後悔しないために、おさえておきたい4つのポイントをご紹介します。
信頼できる施工業者を選ぶ
高気密高断熱住宅の性能は、施工精度によって大きく左右されます。
経験の浅い業者では、隙間が生じるケースや断熱材の不均一な配置などにより、気密性・断熱性が低下する可能性があります。
そのため、過去の施工事例や、気密測定を実施しているかを確認し、信頼性の高い業者を選ぶことが大切です。
高気密高断熱住宅の性能を最大限に引き出すには、信頼できる施工業者の選定が欠かせません。
こちらのコラムでは、UA値やC値といった指標の見方や、失敗しないハウスメーカー選びのポイントや後悔しない業者の選び方を確認できます。
>>>高気密高断熱住宅の選び方|性能の見方と失敗しないハウスメーカーの選定ポイント
>>>高気密高断熱の家に後悔した・必要ないという口コミが生まれる原因|デメリット対策、メリットを解説
適切な換気計画
気密性が高い家では、空気がこもりやすくなるため、第一種換気システムや吸気口・排気口・換気扇の適切な配置が重要です。
さらに、吹き抜けや高窓、小窓を取り入れた間取りで空気循環を促し、快適な空気環境と湿度調整を実現します。
素材による湿度調整
高気密高断熱住宅では、調湿性能のある無垢材や漆喰、珪藻土を使用することで、室内の湿度を自然にコントロールできます。
調湿建材は余分な湿気を吸収・放出する特性を持ち、エアコンや加湿器に頼りすぎず快適な湿度を維持できます。
モデルハウス見学会で確認する
モデルハウス見学会や完成見学会で、高気密高断熱住宅の実際の環境を体感することも重要です。
実際に確認することで、ご自身の求める住まいを具体的にイメージできます。
福井・石川で高気密高断熱住宅に興味がある方は、ノークホームズのモデルハウス見学会がおすすめです。
まとめ
高気密高断熱住宅は、性能・デザイン・価格の最適なバランスを追求した家づくりが求められます。施工技術はもとより適切な設備を導入することで、省エネで快適な住環境を実現します。
しかし、住んでみてから失敗したと後悔しないためには、信頼できる業者選びやデメリットとその対策が欠かせません。
ノークホームズでは、豊富な施工実績をもとに、確かな技術で理想の住まいづくりをお手伝いします。
福井・石川で高気密高断熱住宅をお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。