新築注文住宅で床暖房を導入して後悔しないために|確認すべき項目を大公開

新築注文住宅で床暖房を導入して後悔しないために|確認すべき項目を大公開

新築注文住宅で、床暖房を導入して後悔しないか不安に感じていませんか?

床暖房は、冬の寒い日を快適に過ごせる、多くの家庭で導入されている暖房設備です。

足元からやさしく部屋全体を暖める床暖房は、小さなお子様やペットがいるご家庭にも安心です。

床暖房の導入を後悔しないためには、電気式や温水式といった種類やメリット・デメリット、代替案などをしっかり検討することが重要です。

 

今回は、世界基準の高性能な注文住宅を提供する福井・石川のハウスメーカー「ノークホームズ」が、以下の項目をご紹介します。

コラムのポイント
  • 新築床暖房の種類がわかり、それぞれの特徴を比較できます。
  • 新築に床暖房を導入するメリット・デメリット、代替案をご紹介します。
  • 外張断熱と充填断熱とのW断熱の家づくりなら、床暖房がなくても光熱費を抑えながら、あたたかな室内環境を実現できます。

 

ノークホームズの施工事例集

ノークホームズの施工事例集

 

※建築予定地が施工エリア内(福井・石川)の方のみ対応させていただきます。

新築注文住宅で床暖房を導入する際に知っておくべき種類

新築注文住宅で床暖房を導入する際に知っておくべき仕組みと種類

新築注文住宅で床暖房を導入する際、電気式か温水式のどちらを選ぶかによって大きく変わります。

床暖房の導入を後悔しないために、お住まいの環境やライフスタイルに合ったものを選ぶことが重要です。

 

    電気式

    電気式床暖房は、電熱線やカーボンシートを床下に敷設し、電気の力で発熱する仕組みです。

    施工が比較的簡単で、初期費用も温水式に比べて低めですが、ランニングコストが高くなる傾向があります。

    部分的な暖房が可能で、リフォーム時にも導入しやすい点が特徴です。

     

    温水式

    温水式床暖房は、ボイラーや給湯器で温めた水を床下のパイプ内に循環させる方式です。

    初期費用は高くなりますが、リビングなどの広い部屋でも長時間の運転でも光熱費を抑えやすく、温かさが持続しやすいのがメリットです。

    ガスやヒートポンプを熱源とするタイプがあり、住宅の設備や環境に応じて選択する必要があります。

     

    床暖房の種類別メリット・デメリット比較

    電気式 温水式
    初期費用 比較的安価
    (1畳あたり約5万〜7万円)
    高額
    (畳あたり約6万〜10万円)
    別途、熱源機設置費用
    (約25万〜100万円発生)
    ランニングコスト
    (1日10時間使用した場合)
    高め
    月額約1万3,000円
    低め
    月額約8,000円
    立ち上がり時間 早い 遅い
    メンテナンス ほぼ不要 定期的な点検が必要

     

    ただし、毎月の光熱費も住宅の断熱性能によって変動し、特に断熱性が低い住宅では高額になりがちです。

    というのも、断熱性が不十分だと熱が逃げやすく、暖房効果が十分に得られないため、設定温度を上げざるを得ず光熱費が増える要因になるからです。

     

    福井・石川で、冬でも暖かい新築注文住宅に関心がある方は、ノークホームズにご相談ください。

    ※建築予定地が施工エリア内(福井・石川)の方のみ対応させていただきます。

     

    床暖房を導入するメリットとは?

    床暖房を導入するメリットとは?

    新築注文住宅での床暖房は、ご家族が集まるリビングやダイニングを心地よい空間にしてくれる人気の設備です。

    足元から優しく室内を暖める床暖房は、小さなお子様やご年配の方にも安心な暖房設備として注目されています。

    床暖房のメリットをしっかりと理解することで、快適な住まいづくりのための判断材料が得られます。

     

    部屋が均一にあたたまる

    床暖房は足元から熱を発生させることで、部屋全体が均一に温まり、特に大きな空間や吹き抜けのある部屋でも効果的です。

    直接風が出ないため、体感温度が高く感じられます。

     

    空気の乾燥を防ぐ

    エアコンのように空気を強制的に循環させる暖房方式ではないため、乾燥による健康への影響を軽減できます。

     

    騒音が少ない

    床暖房は静かに作動し、騒音が少ないため、夜中でも快適な生活環境を提供します。

     

    暖房設備の置き場所や収納スペースが不要

    通常のヒーターやストーブと違って、床暖房は床に埋め込む方式ですので、リビングの一角に暖房器具を設置する必要がなく、お部屋が広々とします。

    また夏など使用しない期間の収納スペースも不要です。

     

    掃除がラク

    床暖房の場合、空気中にほこりやアレルゲンが舞い上がらず、部屋が清潔な状態を保ちやすいです。

     

    新築注文住宅で後悔する原因となりやすい床暖房のデメリットとは?

    新築注文住宅で後悔する原因となりやすい床暖房のデメリットとは?

    床暖房は快適な住環境を提供する一方で、導入後に「思っていたより使いにくい」「費用が高かった」と感じるケースが多いようです。

    特に、初期費用や光熱費、使い勝手などの点で後悔しやすいことがブログ等で散見されます。

    だからこそデメリットを事前に理解し、適切な対策を講じることで、満足度の高い住まいが実現できます。

     

    初期費用が高い

    床暖房は導入時は、エアコンや暖房器具に比べコストが高いです。

    特に温水式の場合、ボイラーの設置費用がかかるため、トータルコストを事前に把握することが重要です。

     

    温度調整のしやすさと暖房効率

    エアコンと違い、床暖房は即時に温度を調整しにくく、寒い朝や急な気温変化への対応が難しいことがあります。

    また、部分的な暖房がしにくいため、使い勝手に注意が必要です。

    さらに、床暖房は部屋を暖めるまでに時間がかかります。特に、寒い冬の日には、温まるまでに1~2時間がかかることもあります。

     

    体があたたまりすぎる場合もある

    床暖房は足元から温めるため、体感温度が上昇しやすいです。

    床が一定の温度に保たれることにより、部屋全体が快適に感じられるのですが、適温を超えると体がほてるように感じることがあります。

     

    床暖房の使用期間が冬限定である

    床暖房は寒い季節に限定された暖房設備です。高額な設備投資をしても、実際の使用期間は、福井の場合、約4~5ヶ月程度です。

    「せっかく高い費用をかけたのに、思っていたより使える期間が短い」という、床暖房を後悔する一因として言われがちです。

    つまり、エアコンなど他の空調設備と比べて、通年での活用が難しい点も考えておく必要があります。

     

    故障時の修理が大変

    床暖房のシステムが故障した場合、フローリング材を剥がす必要があるため、修理作業が大掛かりになります。

    そのため、故障にかかる費用も高くつくことがあります。

     

    対応する床材が限られる

    一般的な住宅で使用されるフローリング材で床暖房を導入すると、熱で変形や変色する可能性があります。

    そのため導入する際は、一般的なフローリングより高価な床暖房対応のフローリングに限定されます。

     

    床暖房がなくても快適に過ごせる?床暖房以外の選択肢

    床暖房がなくても快適に過ごせる?床暖房以外の選択肢

    床暖房がなくても、家を快適に暖める方法は複数の選択肢があります。

    主な選択肢として、エアコンやガスヒーターなどの家電暖房機器があり、それぞれの特徴を、「使用時の快適性」「温まりやすさ」「費用」の3点で比較してみましょう。

     

    エアコン

    エアコンは、温度調節が簡単で、部屋全体を均等に暖めやすいのが特徴です。

    しかし、暖房の効きが遅く、特に寒さが厳しい時期には時間がかかる場合があります。

    また、暖房時に電気代が高くなることがありますので、長時間使用する際はコストに注意しましょう

     

    ガスヒーター

    ガスヒーターは、比較的短時間で部屋を暖めることができ、暖かさもしっかりと感じられます。

    しかし、ガス代がかかるため、エアコンよりもランニングコストが高くなることがあります。

    また、定期的な換気が必要となるため、使用時は気をつけましょう。

     

    その他の家電暖房機器

    その他にもオイルヒーターや遠赤外線ヒーターなどがあります。

    暖かさがじわじわと伝わるため、エアコンやガスヒーターに比べて効率よく温まるのに時間がかかることが多いですが、乾燥しにくく、静かな環境で快適に過ごすことが可能です。

     

    新築注文住宅をW断熱工法で建てる

    家の暖かさを保つためには、暖房機器だけでなく、家自体の断熱性能も重要です。

    建物全体を囲う「外張断熱工法」と内壁に断熱材を敷き詰める「充填方法」のW断熱により、高い断熱効果を発揮します。

    冷気や熱が外に逃げにくくなり、室内の温度を安定させられます。

    そのため、床暖房をはじめ、エアコンやガスヒーターなどの暖房機器に頼らずとも、家自体が快適な温度を保ちやすくなるのです。

     

    ノークホームズは、世界基準の断熱等級7を実現するW断熱を標準仕様としています。

    断熱性能・工法は断熱・気密性」で詳しく説明しています。

    高気密・高断熱住宅の結露防止対策|新築時に施工業者に依頼するべきこと・暮らし方を解説

     

    福井・石川で、高断熱の新築注文住宅をご検討中の方は、ノークホームズにご相談ください。

    ※建築予定地が施工エリア内(福井・石川)の方のみ対応させていただきます。

     

    新築注文住宅で床暖房がなくてもW断熱なら効果はどのくらいあるの?

    新築注文住宅で床暖房がなくてもW断熱なら効果はどのくらいあるの?

    「床暖房なしでも冬を快適に過ごせるの?」

    と疑問に思う方も多いかもしれませんが、実際に住んでみた先輩たちの声を聞いてみると、W断熱の力を実感している方が多いです。

    お客様の声を一部抜粋してご紹介します。

    • 先輩の声①在宅時間が増えたにもかかわらず、光熱費が月2万円も削減
    • 先輩の声②電気代がかかっても2万円以下が実現!
    • 先輩の声③家の中の温度は一定だから外の寒さに驚きます!

     

    ご紹介したのは、ほんの一部です。ぜひ他の方の声もご覧ください。

    【高気密高断熱の家に住んでみて】実例・体験談でわかる失敗しない業者選びと注意点

    ノークホームズのお客様の声

    ノークホームズのGoogle口コミ

    モデルハウスや完成見学会で実際の暖かさを体感できます。事前予約のうえ、お気軽にご来場ください。

    ※建築予定地が施工エリア内(福井・石川)の方のみ対応させていただきます。

     

    モデルハウスや完成見学会でお越しいただいた際のチェックポイントをまとめていますので、ぜひ事前にこちらもご覧ください。
    【福井版】ハウスメーカー見学マニュアル|完成見学会・モデルハウス・住宅展示場のチェックポイントまとめ

     

    まとめ

    床暖房の種類やメリット・デメリット、さらには床暖房以外の暖房方法についてご紹介しました。

    床暖房には快適さを提供する一方で、費用や設置の手間といったデメリットもあります。

    しかし、W断熱工法で建てられた住まいなら、床暖房なしでも、十分に暖かく快適に暮らすことができます。

    新築注文住宅で「床暖房を導入しても後悔しないか」とお悩みの方に、ご紹介した情報がお役に立てれば幸いです。

    著者情報

    NORQ HOMES ノークホームズ編集部

    NORQ HOMES ノークホームズ編集部

    福井の高性能注文住宅を建てる工務店ノークホームズが、
    家づくりに役立つ情報を発信しています。

    登録・免許
    【設 計】 福井県知事 第ろ-1394号
    【建 設】 福井県知事 (般-1)10791号
    【不動産】 福井県知事 (1)第1704号

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