平屋はなぜ人気?ブームの理由や平屋のメリット、後悔しないための注意点まで解説
近年、平屋の人気がますます高まっています。
国土交通省の統計によると、平屋の着工件数は10年前の約2倍に増加しており、もはやブームを超えてスタンダードな住まいのカタチになってきたといっても過言ではありません。
そのような中、「平屋が流行しているのはなぜ?」と疑問に思っている方や、「平屋にしようか悩んでいる」という方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、福井・石川で多数の平屋の施工実績がある工務店『ノークホームズ』が、平屋が人気を集める理由や、平屋を建てるメリットを解説しますので、ぜひ参考にしてください。
コラムのポイント |
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▶ノークホームズの施工事例集
※建築予定地が施工エリア内(福井・石川)の方のみ対応させていただきます。
目次
平屋の人気が上昇中|ブームの理由とは
近年、マイホームに平屋を選ぶ人が増えています。
国土交通省の建築着工統計によると、2024年における平屋の着工棟数は61,338棟で、2023年の57,848棟よりも上回る結果となりました。
じつに10年前の2014年の32,827棟から、およそ2倍に増加しています。
〈※出典:国土交通省 建築着工統計調査〉
実際に、弊社にお問い合わせいただく方も平屋を希望されるケースが多く、しかもファミリー世代からシニア世代まで幅広い年齢層・ライフスタイルの方に支持されているのです。
平屋が人気を集める背景となるのが、次の2点です。
少子高齢化と核家族化が進んでいる
日本では少子高齢化と核家族化が進んでいることから、単身者や少人数世帯が増えてきました。
動線がコンパクトで、段差がなくバリアフリーにしやすい点も、少子高齢化のニーズに応えているポイントです。
その結果、「ワンフロアのみの平屋のサイズ感がちょうどいい」と感じる人も増加し、平屋の人気につながっているのです。
ミニマルな生活が人気を集めている
近年、若者世代を中心にミニマルな生活が人気を集めています。
ファミリー世代でも家具や家電、洋服なども必要最低限に抑えたシンプルな暮らしを叶えたい方にとっては、平屋のようなデザイン性にも優れた無駄のない住まいが最適です。
シニア世代でも暮らしやすい間取りの平屋は、こちらの記事もごらんください。
>シニア夫婦二人の平屋間取り|20坪台の老後に快適&おしゃれな平屋間取り図、60才からの家づくりのポイント
平屋を建てるメリット
平屋を建てることによるメリットには、次の6点があげられます。
- 家事動線が効率的
- 家族とコミュニケーションを取りやすい
- バリアフリー設計にしやすい
- 無駄のない洗練されたデザイン
- 耐震・耐久性も高い
- メンテナンスコストを抑えられる
家事動線が効率的
平屋は全ての生活空間がワンフロアに集約されているため、家事動線を最大限に効率化できる点がメリットです。
洗濯物を移動させる際も階段の上り下りがないことから、洗濯物を干したり取り込んだりする際の手間を抑えられます。
また、キッチンとリビングが一つの空間に収まっているため、家族を見守りながら家事を進められる点も魅力です。
このような水回りをまとめた間取りにすることで、家事の同時進行も可能となります。
家事動線が良い平屋の間取りは、こちらの記事もごらんください。
>家事動線の良い間取りの作り方とアイディア10選|30坪台の2階建て・平屋の間取り事例も紹介
家族とコミュニケーションを取りやすい
平屋の場合、家族が過ごす場所がワンフロアに収まることから、コミュニケーションが取りやすくなる点もメリットです。
2階建て住宅の場合、リビングは1階に、子ども部屋は2階にある場合が多く、「玄関からすぐ子ども部屋に入ってしまう」「子ども部屋からあまり出てこない」とお悩みの方も少なくありません。
しかし、平屋にすれば住空間が1階に集約され、玄関からリビングを通り、そこから各部屋に向かう設計にできます。
そのため、家族と顔を合わせる機会が多く、コミュニケーションを自然に増やすことが可能です。
家事をしている最中も家族の様子を見守りやすいので、小さなお子様のいるご家庭にはとくにおすすめします。
バリアフリー設計にしやすい
平屋には階段がないため、高齢者や身体が不自由な方にとっても動きやすく、快適な生活空間となります。
トイレや浴室などもワンフロアに集約されているので、部屋間をスムーズに移動でき、転倒リスクの低減にも効果的です。
滑りにくい床材を使用する、手すりを設置するといった安全対策もあわせて行えば、より安心して暮らせる住まいとなります。
バリアフリー設計の平屋を検討されている方は、こちらの記事もごらんください。
>平屋はバリアフリーの間取りに最適|20〜30坪・一人暮らしもOKの間取り実例、適正価格で新築するコツ
無駄のない洗練されたデザイン
シンプルで無駄のないデザインを得意とする平屋は、おしゃれで洗練された印象を与えます。
一昔前の平屋は古い家というイメージもありましたが、現在はモダンなデザインのものが多く、平屋ならではのシャープなシルエットは流行に左右されません。
こちらの事例では、シンプルな片流れのシルエットとグレーの外壁がスタイリッシュな雰囲気を演出しています。
無駄がないからこそ機能性と美しさを両立でき、長年住んでも飽きのこない住まいが手に入ります。
おしゃれな平屋を建てたいとお考えの方は、外壁選びのコツや注意点についてこちらでご確認ください。
>おしゃれな平屋に仕上げる「外壁選び」のコツと注意点|施工事例と色・素材の組み合わせポイント
耐震・耐久性が高い
平屋は耐震性・耐久性ともに優れており、災害時のリスクを抑えられる点もメリットです。
平屋は、二階建て住宅に比べて構造がシンプルで、高さも低く重量も軽いことから、地震の際も揺れを小さく抑えられます。
揺れを軽減できることによって、家の倒壊や家具の転倒などのリスクも高くありません。
メンテナンスコストを抑えられる
平屋は低層構造のため、大がかりな足場を必要とせず、メンテナンスコストを抑えられます。
屋根や塗装の修理作業を行う際、足場の料金を決めるのは家の面積や高さです。
平屋は一階のみのため、多くの場合は足場を組む必要がありません。
足場代を削減できることによって、長期的なメンテナンスコストを低減できる点は大きなメリットです。

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平屋で後悔しないために注意したいポイント
平屋を建てる際は、次の5つのポイントを押さえておきましょう。
- 広い敷地が必要
- 間取りを工夫する
- プライバシーへ配慮する
- 採光や風通しに注意する
- 適切な防犯対策を行う
広い敷地が必要
平屋は、二階建てとは異なり平面に部屋を配置します。
そのため、二階建てと同じ床面積にしたい場合は、広い敷地を確保しなければなりません。
必要となる敷地を考える際には、土地の建ぺい率を考慮しましょう。
建ぺい率とは、土地面積に対する建築面積の割合、つまりはその土地において建てられる家の広さを定めたものです。
例えば50平米の平屋を建てたい場合、建ぺい率によって必要な土地の広さが以下の通り異なります。
建ぺい率 | 必要な土地の広さの目安 |
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50% | 100平米 |
60% | 83.33平米 |
80% | 62.5平米 |
土地選びの際には必ず建ぺい率を確認し、部屋の広さだけでなく家の外回りのデザインまで、自分たちの優先順位を決めておきましょう。
コンパクトながら暮らしやすい平屋を建てたい方は、こちらの記事もご確認ください。
>【22坪の間取り】平屋のおしゃれな2LDK〜3LDK事例|4人家族・子供部屋のある間取りも可能
間取りを工夫する
平屋の場合、ワンフロアに住空間が広がっているので、間取りを考える際には工夫が必要です。
- 水回りを一箇所に集約させて移動距離を短くする
- 廊下は最小限にし、各部屋への生活導線をわかりやすくする
- スライドドアやパーテーションを活用し、可変性のある間取りにする
- ダウンフロアリビングを採用して空間にメリハリをつける
- ウォークスルークローゼットを取り入れ収納力を確保する
上記のような工夫を凝らすことで、より暮らしやすい平屋としましょう。
プライバシーへ配慮する
平屋は家族とのコミュニケーションが取りやすい一方、プライバシーの確保が難しい場合があります。
家族構成や生活スタイルをふまえた上で、共有スペースとプライベートスペースのバランスを考慮しましょう。
家族が集まるリビングとそれぞれの部屋を明確に分け、プライベートな時間も快適に過ごせる間取りにしてください。
採光や風通しに注意する
平屋は平面に設計されるため、中央部分の日当たりは悪くなりがちです。
また、隣接する建物が高い場合、風通しに悪影響を及ぼす場合もあります。
採光や風通しの問題を解消するには、次のような工夫を取り入れましょう。
- 南側に大きな窓を設置し、季節問わず十分な日差しを取り込む
- 高窓や天窓を設置し、家の中心部まで光を届ける
- 中庭を設けて窓を設置することで、自然光を取り入れつつ風の入口と出口も作る
- 窓を対角線上に配置し、家全体に風が通るルートを作る
次の間取りのような中庭を設けることで、自然光を十分に取り込むことをおすすめします。
中庭のある平屋の間取りを確認したい方は、こちらの記事も参考になさってください。
>平屋・コの字型の間取り|中庭のある約30坪・2〜4LDKの事例、後悔しないポイントを紹介
適切な防犯対策を行う
二階建て以上の家に比べ、平屋は侵入経路が多くなってしまいます。
平屋への侵入者や盗難のリスクを抑えるためには、適切な防犯対策が欠かせません。
- スマートキーやオートロック機能を導入する
- 通りに面した位置へ窓を設置しない
- 防犯砂利を敷いて侵入に気付きやすくする
このような対策を取ることで、セキュリティ対策が万全な平屋としましょう。
平屋の防犯対策について詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてごらんください。
>平屋の防犯対策|知っておきたい最新事情と新築平屋の間取りのポイント
他にも多くの平屋の事例がありますので、こちらの施工事例を参考にしてください。

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まとめ
平屋は、子育てファミリー世帯からシニア世代の夫婦世帯まで幅広い層に人気の住まいです。機能性とデザイン性を備えた、動線の良い暮らしやすさが最大の魅力です。
二階建てより生活・家事動線がコンパクトで無駄がなく、家族のコミュニケーションも取りやすいので快適です。
また、耐震性・耐久性が高いため、世代を超えて長年安心して暮らせる住まいが手に入ります。
修繕などの長期的なメンテナンスコストも低減できるため、初期費用だけでなくランニングコストも抑えやすいのもメリットです。
福井・石川の注文住宅工務店「ノークホームズ」は平屋の住まいを数多く手掛けています。
平屋にするか二階建てにするかお悩みの方は、こちらのコラムも参考にしてください。この記事が平屋の家づくりの参考になれば幸いです。
>「平屋はやめたほうがいい」と言われるのはなぜ?二階建てと平屋どちらが向いている?
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