40坪の平屋におすすめの間取りアイデア|間取りづくりのポイントも解説
平均的な延床面積より少し余裕がある40坪の平屋は、開放的なオープンLDKや中庭など、素敵な間取りを採り入れやすいです。
しかし、延床面積が広い平屋は、家事動線や採光・通風など、間取りづくりのポイントをしっかり押さえないと失敗してしまうケースも。
そこで今回は、福井で多くの平屋づくりをお手伝いしてきた『ノーク・ホームズ』が、おしゃれで暮らしやすいアイデアと間取りのポイントを解説します。
このコラムのポイント |
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目次
40坪の平屋ってどれくらいの広さ?
40坪は畳80枚分の面積ですが、数字だけだとどれくらいの広さなのかイメージしにくいですよね。
令和4年度の新築注文住宅の平均延床面積は123.5㎡(約37坪)でした。40坪の平屋は平均より3坪(畳6枚分)広いということになります。
さらに、平屋は階段スペースがないので、2階建てより活用できる延床面積は広くなります。
40坪ならいろいろな間取りアイデアを採用できる可能性があるので、この後紹介する実例を参考にしてみてください。
40坪の平屋におすすめの間取り
40坪前後の平屋で人気が高い、おしゃれで暮らしやすい間取りアイデアをご紹介します。
ライフスタイルによって相性の良い間取りアイデアは変わりますので、写真を見ながら普段の生活をイメージしてみてください。
オープンLDK
40坪の平屋には、対面キッチン・ダイニング・リビングが一体化したオープンLDKの間取りがおすすめです。
平屋は勾配天井や天窓をつくりやすく、延床面積の広いオープンLDKの魅力をさらに高めることができます。
また、広めのLDKならデスクや小上がりなどプライベートスペースも確保しやすく、自然と家族が集まる空間になるのもメリット♪
リビング中心の間取りづくりについてはこちらのコラムも参考にどうぞ。
セカンドリビング
延床面積にゆとりがある40坪の平屋なら、セカンドリビングを検討してみるのもおすすめ。
セカンドリビングがあると、趣味やお仕事、運動など、メインリビングとは違う過ごし方が広がります。
書斎
仕事・趣味どちらにも使える書斎スペースも、広めの平屋におすすめの間取りアイデア。
上の事例のように広めのクローゼットを書斎として兼用するなど、省スペースで設置できるアイデアもあります。
室内土間
お庭との距離感が近い平屋建ては、リビングに室内土間を設けるのも素敵です。
土間は傷や汚れに強いため、フローリングとは違う過ごし方ができるのが魅力♪
お子様やペットの遊び場、ガーデニングや趣味の道具置き場など、いろいろな活用方法が広がります。
ロフト
小屋裏空間を活かせるロフトも、平屋を建てるなら積極的に検討したい間取りアイデアの1つ。
ロフトはデッドスペースを活用するので、40坪の平屋をさらにひろびろと使うことができます。
ロフトのある平屋間取りの考え方はこちらのコラムで解説しています。
>平屋ロフトのデメリット対策!おしゃれで暮らしやすい間取りの考え方
ランドリールーム
ベランダのない平屋は、ランドリールームで洗濯物を干す場所を確保するのがおすすめです。
ランドリールームなら天候や盗難を気にせず洗濯物を干せるので、家事効率アップにもつながります。
平屋にランドリールームを採用した間取り実例はこちらのコラムで紹介しています。
>ランドリールーム・ファミリークローゼットがある家事動線の良い間取り|平屋の事例紹介
シューズクローク
玄関の収納力と利便性を大きくアップしてくれるシューズクロークは、40坪の平屋で優先的に採り入れたい間取りアイデアです。
玄関に靴が散らからないのでいつでもスッキリ状態をキープでき、アウトドア・スポーツ用品なども収納できます。
シューズクロークの間取り実例やつくり方のポイントはこちらのコラムで解説しています。
ファミリークローゼット
最近の注文住宅で人気が高まっているファミリークローゼットも、40坪の平屋におすすめ。
家族の衣類を一か所でまとめて管理できるので、洗濯動線・家事動線をコンパクトにまとめるのに役立ちます。
ウォークスルークローゼットにして、平屋全体で回遊動線をつくるのも良いですね♪
中庭
プライバシー性が高い中庭の間取りも、広めの平屋と相性が良いアイデアです。
中庭を平屋の中心に配置すると、採光や通風を確保して明るく開放感のある間取りをつくれます。
ロの字・コの字などバリエーションもいろいろあるので、土地や予算に合わせて選ぶこともできます。
>平屋・コの字型の間取り|中庭のある約30坪・2〜4LDKの事例
勾配天井
屋根形状を活かした勾配天井は、40坪の平屋をさらに開放的&おしゃれに見せてくれる間取りアイデアです。
2階のない平屋は勾配天井をつくりやすく、延床面積も犠牲にならないので特に相性が良いです。
勾配天井は寒い・落ち着かないといった意見もありますが、デメリットをしっかり把握すれば対策できます。
>平屋の勾配天井に後悔する理由(ダサい・落ち着かない・寒いなど)&デメリット解消方法
ここでご紹介した事例は、福井の工務店ノーク・ホームズが手掛けたものです。
暮らしやすくおしゃれな平屋づくりを得意としておりますので、どんなご要望もお気軽にご相談ください。
40坪の平屋間取りづくりのポイント
実際に40坪の平屋間取りを考えるときは、次のポイントにこだわると暮らしやすくおしゃれに仕上げやすくなります。
開放感のあるリビングを主役に
せっかく平屋を建てるなら、まずは開放感がある素敵なリビングを主役にして、間取り全体を考えてみましょう。
勾配天井・中庭・天窓など、平屋はリビングの開放感を高めるアイデアを採り入れやすいのが特徴です。
40坪の延床面積と平屋の構造を活かして開放感のあるリビングをつくれば、住まい全体の満足度が大きくアップしますよ♪
採光・通風にこだわる
平均より広い40坪の平屋を建てる際は、採光・通風にこだわることも大切です。
平屋はワンフロアの面積が広くなるため、窓から遠い場所が生まれて暗く風通しが悪くなってしまうことがあります。
特に間取りの中心や北側は暗くなりやすいので、中庭や天窓などを上手に組み合わせて採光・通風性を高めましょう。
効率の良い家事動線をつくる
ワンフロアが広くなる平屋は、家事動線が長くならないように注意が必要です。
例えば、玄関とキッチンが家の両端にあったら、買い物から帰ってきて荷物を運ぶ距離が伸びてしまいますよね。
水回りを一か所にまとめたり、物干し場と洗濯機を隣にしたり、効率の良い家事動線を心がけましょう。
収納を充実させる
比較的延床面積にゆとりがある40坪の平屋ですが、居住スペースとバランスと取りつつ収納を充実させるのも重要なポイント。
特に子育て世代の方は、お子様の成長とともに荷物が増えやすいのでしっかり収納をつくりましょう。
小屋裏収納やロフトなど、平屋ならではのデッドスペースを上手く活用すると収納力を確保しやすいです。
先ほど紹介したファミリークローゼットやシューズクロークなど、大容量収納もバランス良く採り入れましょう。
プライベートスペースを確保
平屋は家族同士の距離が近いのが魅力ですが、プライベートスペースもしっかり確保しましょう。
例えばリビング内に畳小上がりやオープンデスクなどのプライベートスペースがあると、自然と家族が集まる空間に。
逆に、プライベートスペースが無いと、自室にこもる時間が長くなりコミュニケーションが減ってしまう可能性があります。
程よい距離感を保てるプライベートスペースを上手に配置してみてください。
断熱性の高い住宅会社で建てる
40坪の平屋を建てるなら、なるべく断熱性の高い工務店・ハウスメーカーを選ぶのも大切なポイント。
広いリビングや間仕切りが少ない間取りを採用する場合、冷暖房効率が悪化してエアコンやストーブが効きにくくなることが多いです。
住まい全体の断熱性能が高い住宅会社で建てれば、ムダな光熱費の発生を防いで快適に過ごすことができます。
まとめ
40坪の平屋は間取りの選択肢が多く、幅広いライフスタイルにマッチさせることができます。
ちょっとした工夫でおしゃれ&暮らしやすい平屋になりますので、今回ご紹介したポイントにしっかりこだわってみましょう。
福井で平屋注文住宅を建てるなら、地元工務店のノーク・ホームズにご相談ください。
多くの平屋づくりをお手伝いした経験をもとに、お客様にピッタリな間取りアイデアをご提案いたします。
土地探しや資金計画のお手伝いもできますので、どんなこともお気軽にご相談ください。