一軒家(オール電化)の電気代が3〜4万円を超えることはあるか|人数別に夏・冬の平均電気代 など解説
「オール電化の一軒家で電気代が3〜4万円を超えてしまう…」とお悩みの方へ。
昨今の電気代の高騰に悩んでいらっしゃる方も多いのではないかと思います。
そこで今回は、エネルギー効率の高い家づくりが得意な福井・石川の工務店「ノークホームズ」が、オール電化の一軒家における「電気代の節約方法」「実際の電気代目安」を詳しく解説します。
このコラムのポイント |
---|
|
この記事を読むことで、オール電化の一軒家で効率的に電気代を抑える方法がわかります。ぜひ最後までごらんください!
目次
一軒家(オール電化)の電気代が3〜4万円を超えることはある|電気代が高い3つの理由
オール電化の一軒家で電気代が3〜4万円を超えることは珍しくありません。
ここではオール電化の一軒家で、電気代が高い3つの主な理由を解説します。
電気代値上げ
現在、電気代が値上げされています。
電気代が値上げされている主な理由は、「ウクライナ情勢の影響による燃料価格の高騰」や「政府による補助政策の終了」です。
また、天然ガスの価格高騰は2025年頃まで続く見通しで、今後も電気代は高い水準が続くと予想されます。
ただし、「政府の補助政策再開(期間限定)」により、一部で若干の値下げも予定されています。
電気の使い方
オール電化の一軒家では、以下のような要因で電気代が高くなることがあります。
- 電力を多く消費する家電を使い始めた。
- ペットのために常時エアコンを使用するようになった。
- 電気代が高い時間帯(ピークタイム)に多く使用するようになった。
- 夜間の電気代が安い時間帯を活用していない。
- 家の断熱・気密性能が低い。
電気料金プラン・電力会社選び
オール電化・ライフスタイルに合わない電気料金プラン・アンペア数を選択していると、電気代が3〜4万円を超えることがあります。
現在ご利用の電力会社にオール電化または、ご自身のライフスタイルに適した電気料金プランがない場合は、他社への乗り換えも選択肢の1つです。
ご自身のライフスタイルを分析し、最適な電力会社を選ぶことが大切です。
福井の一軒家(オール電化)で快適な暮らしと節約を両立させたい方は、ノークホームズにお問い合わせください。
お客様のライフスタイルに合わせた最適なプランをご提案いたします。
一軒家の世帯人数別に夏・冬の平均電気代を紹介
オール電化の一軒家における世帯人数別の夏・冬の平均電気代は以下のとおりです。
世帯人数 | 夏の平均電気代 | 冬の平均電気代 |
---|---|---|
1人 | 8.2千円程度 | 1.3万円程度 |
2人 | 1.2万円程度 | 2.1万円程度 |
3人 | 1.4万円程度 | 2.6万円程度 |
4人以上 | 1.6万円程度 | 3.0万円程度 |
<参考>以下データをもとにノークホームズが試算
・政府統計の総合窓口:家計調査 家計収支編 総世帯 詳細結果表 四半期 2023年1~3月期
・政府統計の総合窓口:家計調査 家計収支編 総世帯 詳細結果表 四半期 2023年7~9月期
・全国各地の電力会社提供のシミュレーションで、世帯人数別の電気代を試算
上記の表から、世帯人数が増えるにつれて電気代も増加し、どの世帯人数でも冬の電気代が夏よりも高くなる傾向が見られます。
夏よりも冬の電気代が上がる理由は、暖房器具の使用増加や日照時間の短縮などが影響していると考えられます。
ただし、実際の電気代はご家族構成やライフスタイル、住宅の断熱性能などによって変動するため、数値はあくまで目安として参考にして頂けると幸いです。
福井で省エネ効果の高い家づくりをお考えの方は、ノークホームズにご相談ください。
電気代を節約しながら快適に過ごせる家づくりをサポートいたします。
一軒家の電気代を節約する方法
家計の中でも大きな割合を占める電気代を節約するためには、日々の使い方に加え、家づくりの段階から工夫を凝らすことが重要です。
ここでは、適切な設計と日々の工夫で、快適な暮らしと省エネを両立させる方法を紹介します。
電気代を節約できる家づくりをする
これからマイホームを新築する場合、「電気代を節約できる家」という視点をプランに取り入れることが大切です。
以下に、季節別・電気代節約のための具体的な対策をまとめました。
夏 | 冬 |
---|---|
|
|
上記の対策を組み合わせることで、年間を通じて電気代を効果的に節約できる家づくりが可能になります。
また、省エネ基準に適合した家づくりも重要です。
2025年の省エネ基準適合の義務化を見据えた家づくりをすることで、光熱費の負担をさらに軽減できます。
>「2025年からの省エネ住宅義務化」とは|断熱等の義務化内容、影響をわかりやすく解説
最適な電気料金プラン、アンペア数を選ぶ
電気代の節約には、適切な料金プランとアンペア数の選択が重要です。
まず、現在の使用状況を確認し、ライフスタイルに合った電気料金プランを選びます。
使用量が多いご家庭は従量料金の単価が安いプラン、昼や夜など特定の時間帯の使用が多い場合は「時間帯別プラン」がおすすめです。
アンペア数は必要最小限に抑え、定期的にプランを見直すことで、電気代の節約につながります。
電気代を節約できる日常生活の工夫
以下のような、日常生活での工夫も電気代の節約には重要です。
- 使用していない家電のプラグを抜き、待機電力を削減する。
- 冬の暖房はエアコンではなく電気毛布やこたつを使う。
- カーテンやブラインドで日差しをコントロールする。
- 古い電化製品を省エネ家電に買い換える。
- 家の照明をLEDに切り替える。
上記の工夫を日常生活に取り入れることで、電気の無駄遣いを減らせます。
「オール電化」「電気+ガス」どちらがいいのか
一軒家を建てる際に、「オール電化」と「電気+ガス」のどちらを選ぶべきかはライフスタイルやご家族構成によって異なります。
ここでは、「オール電化」と「電気+ガス」のメリット・デメリットを紹介します。
オール電化のメリット・デメリット
オール電化住宅には以下のようなメリットとデメリットがあります。
【メリット】
- 光熱費の負担軽減:電気・ガスの一本化で基本使用料の削減と、深夜電力活用で節約につながる。
- 安全性:火を使わないため安全。
- 利便性:IHクッキングヒーターでお手入れがしやすい。
【デメリット】
- 高額な初期費用:設備導入費用が高い。
- 停電の影響:全設備が電気依存のため、停電時に不便。
- 昼間の電気代:昼間の電気代が高くなる可能性がある。
オール電化住宅は、安全性・利便性の向上といったメリットがある一方で、初期費用や停電時の対策も重要です。
ライフスタイルやご予算を考慮し、慎重に検討することをおすすめします。
電気+ガスのメリット・デメリット
「電気+ガス」には、以下のようなメリットとデメリットがあります。
【メリット】
- コスト削減:電気とガスを別々に契約すると、光熱費が安くなる場合がある。
- 自由度が高い:各サービスの最適なプランを選べる。
【デメリット】
- 管理の煩雑さ:支払いが別々になるため面倒に感じることがある。
- 割引が受けられない:セット契約の割引が適用されず、トータルコストが高くなる可能性がある。
「電気+ガス」の組み合わせは、自由度の高さが魅力ですが、管理の手間や割引の適用がない点を考慮することが重要です。
福井市で新築住宅を検討している方は、市の補助金を活用することで、経済的な負担を軽減できる場合があります。
詳しくは以下の記事で確認できます。
>福井市の新築住宅に対する補助金一覧(一戸30万円など)|申請条件、県・国の補助金も紹介
福井・石川の一軒家(オール電化)の電気代にお悩みの方は、ノークホームズにぜひお問い合わせください。
環境にも家計にも優しいプランをご提案いたします。
まとめ
オール電化の一軒家で電気代が3〜4万円を超える理由と対策を理解することで、効率的に電気代を節約できるようになります。
電気代の見直しや日々の工夫で、快適な暮らしを維持しながら、経済的な負担を軽減することが大切です。
ノークホームズでは、あなたの暮らしに合わせた最適な家づくりをサポートします。ぜひお気軽にご相談ください。