【二世帯住宅】ハウスメーカーの選び方&完全分離のおすすめ間取り|後悔しない二世帯住宅のつくり方を解説
「二世帯住宅を建てたいけど、ハウスメーカーが多すぎてどこに依頼すればいいかわからない」とお困りではないでしょうか。
大手ハウスメーカーから地域密着型の工務店まで、ハウスメーカーと呼ばれる施工業者は無数にありますが、実はご家族と相性が良いハウスメーカーは意外と少数です。
今回は多世帯同居率が全国トップクラスの福井・石川で、多くのご家族の家づくりをサポートしてきた工務店『ノークホームズ』が、二世帯住宅について以下の項目をわかりやすく解説します。
このコラムのポイント |
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2つの世帯が、無理のない予算で長く快適に暮らせる二世帯住宅のつくり方がわかります。
ぜひ最後までごらんください!
目次
【二世帯住宅】ハウスメーカーの選び方|6つのチェックポイント
はじめに、二世帯住宅づくりを信頼して任せられる&二世帯住宅完成後もメンテナンスを相談できるハウスメーカーの選び方を紹介します。
全国規模の大手ハウスメーカーから地域密着型の工務店まで、さまざまなハウスメーカーがあります。
ぜひ以下6つのチェックポイントを参考にして、ご家族にとって最高のハウスメーカーを厳選してください。
- 標準仕様の住宅性能・住宅設備と価格のバランス
- 営業担当の提案力・対応力
- 施工実績・施工事例
- 保証・アフターサービス
- 口コミ評価
- ハウスメーカー社内の連携
標準仕様の住宅性能・住宅設備と価格のバランス
ハウスメーカーごとに、「ローコストで最低限の住宅性能・設備を提供」「一定価格以上でグレードの高い住宅性能・設備を提供」など方針が全く違います。
【標準仕様でグレードの高い住宅性能・設備を提供しているハウスメーカーを選ぶメリット】
- 一年を通して家全体の室内環境(温度・湿度など)が安定していて、快適に暮らせる
- 冷暖房効率が良く、光熱費を抑えられる
- 外装・内装ともに劣化しづらく、リフォームサイクルが長い
- 災害時に大きなダメージを受けづらい など
例として、福井・石川の工務店『ノークホームズ』は、標準仕様で断熱等級7・長期優良住宅などを提供しています。
>ノークホームズ『断熱性・気密性』
営業担当の提案力・対応力
高い提案力・対応力を持つ営業担当者がいるハウスメーカーを選ぶと、以下のようなメリットがあります。
- 打ち合わせがスムーズに進み、二世帯住宅完成までの過程を楽しめる
- デザインイメージなどの不一致が起きづらい
- 「こんな要望を出していいのか」「こんなにたくさん要望を出していいのか」などの不安を感じづらく、理想の二世帯住宅実現に向けてプランを徹底的に話し合える
- ご家族の希望が予算の関係などで実現できない場合でも、アイデアでより良いプランを提案してくれる など
ぜひ営業担当が高い提案力・対応力を持つハウスメーカーを選んでください。
施工実績・施工事例
二世帯住宅づくりには「各世帯が快適に暮らせる間取りなどの配慮」「予算に応じた設計」など多岐に渡る視点が必要です。
そのため、二世帯住宅の施工実績が豊富なハウスメーカーを選ぶことをおすすめします。
また、長く愛着を持って暮らせる二世帯住宅を完成させるためには、好みのデザインを実現することも重要ですよね。
保証制度・アフターサービス体制
二世帯住宅で暮らし始めてから「不具合が発生する」「暮らしづらさに気づく」といったケースがあるため、ハウスメーカー独自の「保証制度」「アフターサービス体制」も必ずチェックしましょう。
ハウスメーカーは必ず「住宅瑕疵(かし)保険※」に加入していて、住宅に重大な問題がある場合には保険金で修繕などが可能です。
※「住宅瑕疵(かし)保険」とは設計ミス・施工ミスが原因の欠陥を10年間保証する保険です。
ただし、住宅瑕疵(かし)保険の保証対象となるのは、住宅の構造部などに限られています。
口コミ評価
口コミ評価は、良いもの・悪いものどちらも参考になります。
- 良い口コミ評価:ハウスメーカーへ問い合わせなどをする際の安心感を得られる
- 悪い口コミ評価:ハウスメーカーに注意して伝えるべきことを、打ち合わせ前に把握できる。口コミとは正反対の印象を受けることもある。
ただし年間施工棟数が少ないハウスメーカーは口コミ評価がないといった事情もあるため、口コミ評価だけでハウスメーカーの良し悪しを判断せず、実際に問い合わせをしてみることをおすすめします。
ハウスメーカー社内の連携
二世帯住宅が完成するまで、大きく分けて以下3つの部門の担当者と関わるのが一般的です。
- 営業担当
- 設計担当
- 施工担当
ハウスメーカーが実施している相談会・完成見学会などに足を運んで各担当者と話してみると、社内の連携体制を感じ取れます。
福井・石川で二世帯住宅を依頼するハウスメーカーをお探しの方は、ノークホームズへお問い合わせください。
ノークホームズは地域密着型の工務店で、土地探しの段階からご家族をサポートいたします。
二世帯住宅の間取りパターン|各間取りのメリット・デメリット
複数社の中からハウスメーカーを選ぶにあたって、二世帯住宅づくりのもとになる「間取り」の要望をハウスメーカーに伝える必要がありますよね。
二世帯住宅の間取りは大きく3パターンに分けられるため、次に二世帯住宅の間取りパターンを確認しましょう。
- 完全分離型
- 一部分離型
- 完全共有型
ご家族にとって最適な間取りパターンを判断できるよう、各パターンのメリット・デメリットも紹介します。
完全分離型のメリット・デメリット
「完全分離型」の二世帯住宅は、各世帯の生活スペースがすべて分かれています。
「玄関から全て分離」「玄関以外すべて分離」どちらも可能で、以下のメリット・デメリットがあります。
完全分離型のメリット |
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完全分離型のデメリット |
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一部分離型のメリット・デメリット
「一部分離型」の二世帯住宅は、「浴室だけ分離」「キッチンだけ分離」など、生活スペースの一部を分離します。
一部分離型のメリット・デメリットは、以下のとおりです。
一部分離型のメリット |
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一部分離型のデメリット |
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完全共有型のメリット・デメリット
「完全共有型」の二世帯住宅は、各世帯の個室以外の生活スペースをすべて共有します。
完全共有型のメリット・デメリットは、以下のとおりです。
完全共有型のメリット |
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完全共有型のデメリット |
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二世帯住宅の間取りパターンごとのメリット・デメリットを紹介しました。
ご家族構成・ライフスタイルによって「メリットと感じる部分」「デメリットと感じる部分」が違うと思います。
各世帯が長期にわたって暮らしやすい間取りパターンを選んでいただけると幸いです。
福井・石川で二世帯住宅を検討中の方は、ノークホームズへお問い合わせください。
ご家族の要望を伺い、最適な間取りプランを提案いたします。
完全分離型・一部分離型の二世帯住宅おすすめ間取り実例
次に、二世帯住宅の間取りパターンの中で要望が多い「完全分離型」「一部分離型」の二世帯住宅の間取り実例も確認しましょう。
完全分離型の二世帯住宅間取り|延床面積42.26坪
こちらは、玄関以外をすべて分離した完全分離型の二世帯住宅です。
各世帯に2LDKの間取りを確保したほか、1階に客間などに活用できる和室も設けました。
一部分離型の二世帯住宅間取り|延床面積28.93坪
こちらは、トイレ・洗面所を分離した一部分離型二世帯住宅の間取り実例です。
共有する浴室・LDK・キッチン・サンルーム(ランドリールーム)を中心として、各世帯の個室を左右に分けました。
各世帯の人数に合わせて二世帯住宅の間取りを作成する場合に参考になる実例を、こちらの記事で確認できます。
>【二世帯住宅】母一人+子世帯の間取り実例(35坪前後)|完全同居など間取りタイプ別のメリット・デメリット
ノークホームズには、今回紹介しきれなかった実例がまだたくさんあります。ぜひごらんください!
二世帯住宅の後悔しないつくり方|ハウスメーカーとの打ち合わせポイント
最後に、二世帯住宅完成後に後悔しないために、ハウスメーカーと打ち合わせをする際に意識するべきポイントも紹介します。
- ハウスメーカーへ予算を明確に伝えて予算オーバーを省く
- ハウスメーカーと打ち合わせをする主役を決めてスムーズな二世帯住宅づくり
- 「ご家族構成の変化に対応できる二世帯住宅」の提案をハウスメーカーに依頼
- 分離部分・共有部分を慎重に検討して生活費・生活音などのトラブルを予防
ハウスメーカーへ予算を明確に伝えて予算オーバーを防ぐ
予算オーバーは二世帯住宅完成後の生活に影響するため、以下費用の総予算額を決めて、ハウスメーカーに明確に伝えてください。
- 二世帯住宅の建築価格
- 土地代金
- 諸費用
諸費用は、総予算額の8〜15%となるのが一般的です。
現金支払いが必要な費用もあるため、無理のない資金計画で二世帯住宅プランを組み立てましょう。
こちらの記事で、予算オーバーの際に費用を削れるところを確認できます。
>新築の注文住宅で費用を削れるところ一覧|予算オーバー額500万円・1000万円の対策例も紹介
こちらの記事で、現金支払が必要な費用を確認できます。
>注文住宅をフルローンで建てるなら現金はいくら必要か|支払いスケジュール、ローンのタイミングなど解説
ハウスメーカーと打ち合わせをする主役を決めてスムーズな二世帯住宅づくり
ご家族それぞれがハウスメーカーへ要望を伝えると、間取り等のプランが定まりづらくなります。
そのためハウスメーカーとの打ち合わせ前にご家族で以下の点を話し合い、そのうえでハウスメーカーと打ち合わせをする主役を決めて、スムーズな二世帯住宅づくりを目指しましょう。
【ハウスメーカーとの打ち合わせ前にご家族で話し合うのがおすすめの項目】
- 各世帯の総予算額
- 各世帯に必要な部屋数
- 分離したい部分・共有したい部分
- 生活費の分け方
- 各世帯が希望するデザインテイスト など
「ご家族構成の変化に対応できる二世帯住宅」の提案をハウスメーカーに依頼
ご家族構成・ライフスタイルは変化していくため、長期的に各世帯の変化を想定して二世帯住宅のプランに取り入れることを、おすすめします。
例えば、以下のようなアイデアがあります。
- 完全分離型:お子さまの独立後に親世帯・子世帯の生活スペースを1つにすることを想定し、1つの世帯を賃貸転用しやすいように玄関も分離できる間取りにしておく
- 一部分離型:水回り設備の増設を想定して、床の補強や配管の引き込みをしておく
- 完全共有型:将来の介護を想定して、1階に個室を2室設けておく(介護を受ける方の個室・介護をする方の個室) など
分離部分・共有部分を慎重に検討して生活費の分担・生活音などのトラブルを予防
「生活費の分担」「生活音に対するストレス」は、二世帯住宅で暮らし始めてから発生することが多いトラブルです。
生活費の分担は、二世帯住宅を検討し始めた段階から話し合うほか、「電気・水道・ガスのメーターを分けて世帯ごとに契約する」などの対策が可能です。
こちらの記事で、二世帯住宅の電気代を分ける方法などを確認できます。
>二世帯住宅の電気代(分電盤)を分けるメリット・デメリット|分ける条件、二世帯住宅の電気代平均など解説
生活音に関しては、以下のような配慮で各世帯がストレスを感じづらい間取りを検討できます。
- 完全分離型の二世帯住宅で各世帯の生活スペースを1階・2階で分ける場合、「水回り位置を揃える」「親世帯の寝室と子ども部屋の位置をずらす」
- 各世帯の生活スペースを隔てる部分に防音性能の高いドア・壁を検討 など
「ご家族間での話し合い」「ハウスメーカーとの連携」を両立させることで、スムーズに二世帯住宅づくりが進みます。
紹介した打ち合わせのポイントを参考に、ご家族1人1人が快適に暮らせる二世帯住宅づくりをしていただけると幸いです。
福井・石川で二世帯住宅を検討中の方は、ノークホームズへご相談ください。
ご家族の不安・悩みを解消しながら、理想の二世帯住宅づくりをサポートいたします。
まとめ
「二世帯住宅を建てたいけど、ハウスメーカーが多すぎてどこに依頼すればいいかわからない」とお困りの方へ、ハウスメーカーの選び方、二世帯住宅づくりをするうえで参考になる情報を紹介してきました。
希望のエリアで二世帯住宅を依頼できるハウスメーカーは多数あることと思いますが、ご家族の希望をスムーズに実現してくれるハウスメーカーは、実は少数です。
今回紹介したポイントを参考にして、ご家族が長く信頼できるハウスメーカーを厳選していただけると幸いです。