軒のある家のおしゃれでモダンな外観事例｜平屋・二階建ての外観、メリット・デメリットも解説

軒のある家・ない家、また軒の深さや軒天によって、家の外観デザインは大きく変化します。

マイホームは軒にもこだわって、おしゃれでモダンな外観を完成させたいですよね。

そこで今回は、デザイン性の高い注文住宅の建築で高い評価を得ている福井の工務店『ノーク・ホームズ』が、軒のデザインについてわかりやすく解説します。

 

このコラムのポイント
はじめに、軒の部位と役割を簡単に確認しましょう。 軒のある家のおしゃれでモダンな事例を紹介します。平屋・二階建ての軒デザインを確認してください。 軒のない家のおしゃれな事例も紹介します。 外観のプランニングに役立つ、軒のある家のメリット・デメリットも紹介します。

 

軒のある家のデザインは、バリエーションが豊富です。

紹介する事例からイメージを膨らませて、マイホームプランに役立ててください！

 

軒とは｜部位と役割をわかりやすく解説

はじめに、軒の部位と役割を簡単に解説します。

軒とは、屋根のうち、外壁から突き出している部分のことです。

 

軒と見た目が似ている「庇」もありますが、庇はドア・窓など開口部の上部に設置する日除け・雨除けなので、軒とは違います。

 

軒には、さまざまな役割があります。

軒の役割
日差し・雨をよけられる（外壁・窓など家の外側＆フローリングなど室内側の両方を守り、劣化を防ぐ） 屋根から落ちる雨だれ・ホコリなどで外観が汚れるのを防ぐ 外壁通気口から雨が侵入するの防ぐ 軒下を自転車置場・物干し場などとして活用できる　など

 

ただし、以下の点には注意が必要です。

• 外壁から1m以上の突き出している部分は、建築面積に算入される（建ぺい率や固定資産税に影響）
• 軒が深すぎると、風の影響を受けやすい
• 軒が深すぎると、室内に日差しが届きにくい　など

 

マイホーム建築は、軒以外の部分でもデザイン性・機能性のバランスを確認しながら、予算に合わせてプランを組み立てる必要があります。

福井でマイホーム検討中の方は、デザイン性・機能性ともに標準仕様で高品質を提供しているノーク・ホームズにご相談ください！

設計士がいる自社一貫施工の工務店なので、設計からアフターフォローまで、ご家族に寄り添ってマイホームを徹底サポートいたします。

 

軒のある家のおしゃれでモダンな外観事例｜平屋・二階建ての外観

次に、軒のある家のおしゃれでモダンな外観事例を紹介します。

平屋・二階建てにどのような軒のバリエーションがあるのかを、一緒に確認しましょう♪

軒のある家｜平屋

はじめに、深い軒・軒天のダイナミックなデザインが目に飛び込んでくる平屋の外観事例です。

軒天の木材はウェスタンレッドシダーで、色が均一ではない点が特徴です。

モザイクのような雰囲気がおしゃれですね。

軒下はテラスになっていて、日差しを避けながらのバーベキュー・雨の日の屋外作業など、多用途に活用できます♪

 

次に、住宅形状に沿う三角の軒がかわいい平屋の外観事例です。

軒がある・玄関の位置を下げるなどの、デザインの変化がおしゃれですね。

白をベースとした外観にシンボルツリーを加え、ナチュラルモダンな家となりました。

 

次に、とても浅い軒のある平屋事例です。

土地幅いっぱいに建築しているため軒を大きく出せないのですが、中庭によって、屋根に守られている屋外スペースを確保しました。

また玄関ポーチに大きな庇・袖壁を設置したことで、日差しや雨をよけられる点もポイントです。

「中庭があるコの字型の平屋」に魅力を感じている方は、こちらの記事もごらんください。
＞平屋・コの字型の間取り｜中庭のある約30坪・2〜4LDKの事例、後悔しないポイントを紹介

 

軒のある平屋の外観事例を紹介しました。

「平屋＝コンパクト」というイメージがありますが、軒・屋根のデザインで外観の印象が大きく変わることを、実感していただけたのではないでしょうか。

次に、軒のある二階建ての家の外観事例も確認しましょう。

軒のある家｜二階建て

はじめに、人気の高い陸屋根＋深い軒のある二階建て事例です。

ベランダまで囲う大きな軒は、雪が降る地域でも「家が軒に守られている」という安心感がありますね。

また軒天に木目を採用したことで、黒をベースとした外観が、モダンでありながら柔らかな印象となりました。

 

次に、左右非対称の切妻屋根が個性的な二階建て事例です。

シンプルなブラウン一色の外観に大きな庇（一階）や生け垣を加え、和モダンの外観が完成しました。

 

最後に、軒を浅く出した差しかけ屋根の二階建て事例です。

隣家との距離が近いため、屋根から落ちる雨や雪が隣家まで届かないように配慮しながら、外観デザインをスッキリと整えました。

最後に紹介した二階建て事例は、「平屋を希望しているけど部屋数や収納が足りないかも...。」とお悩みの方におすすめの、平屋風二階建てです♪

平屋風二階建てについては、別の記事で間取りを紹介しています。
＞平屋に見える「平屋風二階建て」の間取り｜30坪（25〜35坪前後）のおしゃれな事例紹介

 

軒のある二階建て事例を紹介してきました。

縦に長い二階建て住宅にとって、軒は家全体のデザインバランスを整えてくれる部位でもあります。

ぜひ、こだわりを持って理想の外観を完成させてください！

 

福井でおしゃれな外観のマイホームをご希望の方は、ノーク・ホームズにご相談ください。

多彩なプラン提案で、ご家族の理想を1つずつかたちにするサポートをいたします！

 

軒のない家のおしゃれな外観事例｜10年後にどうなるのかも解説

次に、軒のない家の事例も確認してみましょう。

こちらのように、「土地幅いっぱいに建築している＆隣家が近いという事情で、軒を出す余裕がない」といったケースも多いのではないでしょうか。

 

軒のない家は、軒のある家に比べて外装の「劣化が早い」・「雨だれ・黒ずみ・苔といった汚れがつきやすい」と言われています。

また窓・ドアといった劣化を抑えたい＆室内環境に関係する部位に関しては、屋根の内側に入れる設計も可能です。

おしゃれなデザインと快適性を兼ね備えた家にするために、ぜひ施工業者と相談しながら最適なプランを組み立ててください。

 

軒が家の外観デザインに与えるメリット・デメリットとは

最後に、軒のある家のメリット・デメリットを紹介します。

メリットをいかし、デメリットを解消する方法を考えながらマイホームづくりをすると、デザインが洗練されていきます！

 

軒のある家のメリット
平屋でも重厚感・高級感のあるデザインとなる 軒天のデザインにもこだわることで、印象を自由に操作できる　 二階建ての場合は、縦に間延びしたデザインを引き締められる　など

 

軒のある家のデメリットは、「軒が深い場合に重く・暗い印象になるケースがある」ことで、ほかに大きなデメリットはありません。

まとめ

軒のある家のおしゃれでモダンな外観事例を中心に、以下の項目を紹介してきました。

 

このコラムのポイント
軒とは、屋根のうち外壁から突き出ている部分のこと。家の外壁等を守るなど、多くの役割がある。 軒の深さ・軒天のデザインなどによって、家の外観デザインが大きく変化する。 立地や家の設計によって軒のない家となる場合、劣化を抑えられる建材選びをするなどの工夫をするのがおすすめ。

 

外観デザインに対する満足度は、愛着を持ってマイホームを使い・メンテナンスをするモチベーションにつながります。

紹介した情報を参考に、外観デザインのアクセントとなる軒も含めて、理想の家づくりをしていただけると幸いです！