北玄関の間取り事例｜究極の家事動線を実現した30〜40坪前後・3〜4LDKの間取りを紹介

「北玄関の間取りは家事動線が悪くなりそう」というイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。

また北向きは日当たりが悪いので、「暗くジメジメした玄関になりそう」と心配している方もいらっしゃると思います。

そこで今回は福井で数多くの注文住宅を建築してきたノーク・ホームズが、以下の項目を紹介します。

このコラムのポイント
北玄関の間取り事例を紹介します。究極の家事動線を実現した、快適な事例です♪ 家事動線が悪い間取りを避けるために意識するべき4つのポイントを紹介します。 北玄関のメリット・デメリット、デメリット解消法を、わかりやすく紹介します。

 

北玄関にはメリット・デメリットがあり、デメリットはアイディアで解消可能です！

快適に暮らせる理想の間取りの作り方がわかるので、ぜひ最後までごらんください。

 

北玄関の間取り事例｜究極の家事動線を実現した30〜40坪前後・3〜4LDKの間取り

はじめに、北玄関の間取り事例を紹介します。

どの事例も家事動線がとても良く、人気の30〜40坪前後・3〜4LDKの間取りでなので、ぜひ参考にしてください♪

28.93坪・3LDK

こちらは、30坪以下で2世帯に対応できる間取りを実現した平屋の事例です。

LDKを境にして各世帯の個室を左右に分け、トイレも2箇所に設置しました。

玄関・キッチン・ランドリールームの動線が短いため、どちらの世帯の個室からでも、家事をスムーズに行える点が特徴です。

 

こちらの記事で、平屋にトイレを2つ設置した間取り事例を紹介しています。
＞30坪の平屋間取り｜3LDK〜4LDKでトイレ2つ、ランドリールームありなど事例紹介

31.38坪・4LDK

次に、玄関を北東に寄せて水回りをまとめた2階建ての間取り事例です。

【玄関⇔水回り⇔キッチン⇔LDK】が回遊動線になっていて、家事動線だけでなく外出時・帰宅時の動線もスムーズですね。

リビング内階段の下にあるデッドスペースを活用して、ペットがくつろげる土間スペースを設けた点も特徴です。

31.53坪・3LDK

次に、中庭のある平屋の間取り事例です。

水回りをコンパクトにまとめて、縦長の土地にありがちな「室内の移動動線が長くて不便」というデメリットを解消しました。

LDK内にご家族全員で使える広さのクローゼットがあり、各個室に移動しなくても洗濯物をしまう＆取り出せるのが便利です。

 

中庭のある平屋の間取りは、こちらの記事で確認できます。
＞平屋・コの字型の間取り｜中庭のある約30坪・2〜4LDKの事例、後悔しないポイントを紹介

31.78坪・3LDK

次に、居住空間と家事空間のゾーニングによって家事動線の良い間取りが完成した平屋の事例です。

玄関・水回りを北側に集中させ、【LDK⇔ランドリールーム⇔ファミリークローゼット】を回遊動線としました。

またLDK内にスタディルームを設けているため、ご家族がLDKに集まり、家事を協力してこなしながらスムーズにコミュニケーションを取れます♪

 

ランドリールーム・ファミリークローゼットがある間取りは、こちらの記事で確認できます。
＞ランドリールーム・ファミリークローゼットがある家事動線の良い間取り｜平屋の事例紹介

45.42坪・4LLDDKK（二世帯住宅）

最後に、玄関のみ共有の2階建て二世帯住宅の間取り事例です。

同じ建物の中で暮らす二世帯住宅ではありますが、玄関位置と1階世帯のドア位置をずらして、ちょうど良い距離感を保てる間取りとなりました。

1階世帯は、シューズクローゼットから直接パントリーにアクセス可能です。

また1階・2階ともに室内物干し場を設けているため、忙しいご家族にもピッタリの間取りですね♪

40坪以上の大きな平屋を検討中の方は、こちらの記事で間取りを確認できます。
＞おしゃれで大きな平屋（40坪前後〜50坪）の間取り・外観実例、固定資産税等も解説

こちらの記事では、二世帯住宅の間取りについてわかりやすく解説しています。
＞40坪台の二世帯住宅（二階建て・平屋）間取りパターン｜完全分離、一部分離の事例紹介

 

北玄関の間取り事例を紹介してきました。

どの事例も、ゆったりとくつろげる居住スペースを確保しながら、スムーズな家事動線の間取りをつくりあげていましたね♪

玄関がどの方角であっても快適な間取りを作成可能ですので、紹介した事例を参考にしていただけると幸いです。

 

福井でおしゃれな間取り・デザインのマイホームをご希望の方は、ノーク・ホームズにご相談ください。

ノーク・ホームズは、「多彩なプラン提案」・「北陸の厳しい気候の中で1年中快適に暮らせる高性能の家づくり」で高い評価を得ております。

設計〜施工〜アフターフォローまで安心してお任せいただける自社一貫施工の工務店ですので、家づくりに関するお悩みを何なりとお問い合わせください。

 

ノーク・ホームズには、今回紹介しきれなかった施工事例がまだたくさんあります。ぜひごらんください♪

〈施工事例〉

家事動線が悪い間取りを避けられる！究極の家事動線とは

次に、マイホームの間取りづくりに欠かせない「家事動線」について、もう少し詳しく解説します。

家事作業の効率は暮らしの満足度に直結するため、家事動線が悪い間取りは避けたいですよね。

究極の家事動線をつくるために、ぜひ4つの家事が楽になる間取りを作成してください。

4つの家事を楽にする間取りポイント
【1. 食事の準備・片付け】 キッチン・ダイニング・リビングを近くに配置。 【2. 食事づくり】 キッチン内を最短距離で動けるよう、冷蔵庫・調理台・シンク・食器棚の動線をトライアングルにする。 【3. 洗濯（洗う・干す・片付ける・アイロンをかける）】 「洗濯機の場所・室内物干し場」と「寝室・お風呂」を近くに配置する。 【4. 片付け】 整理整頓が必要な場所の近くに収納を配置。玄関近くや廊下にも収納があると、靴やアウターの片付けが楽。

 

上記4つの家事が楽になる動線は、ご家族のライフスタイル・家族構成などによって変わります。

マイホームづくりを依頼する施工業者に相談しながら、究極の家事動線をもつ理想の間取りを作成しましょう！

 

マイホームの間取りを作成する際には、周辺環境を考慮したうえで家事動線も含めて快適性を追求する必要があります。

ノーク・ホームズは外からの光・風を取り入れる設計（パッシブデザイン）・多彩な間取りプラン提案が得意な工務店ですので、福井でマイホームを検討中の方はお気軽にお問い合わせください。

 

北玄関のメリット・デメリット｜デメリット解消法も紹介

最後に、一般的にネガティブなイメージを持たれがちな「北玄関」について、メリット・デメリットを紹介します。

メリットをいかし、デメリットを解消して、快適な間取りを作りましょう♪

北玄関には、たくさんのメリットがあります。

北玄関のメリット
南側に居室を多くつくれることで、冬に南からの日差しを存分に受けられる家となる 南向きの部屋が多くつくれることで、冬でも室内が明るく暖かい時間が多い。→光熱費を抑えられる 夏に玄関内部の温度上昇を抑えられる（室温にも影響する） 玄関に直射日光が当たらないため、玄関ドアの劣化を抑えられる

 

北玄関のメリットをいかすと、日差しをたくさん取り込みたいLDK・ランドリールームなどを南や東に配置しやすくなります。

ウッドデッキやテラスを設置するのもいいですね。

 

次に、北玄関のデメリットも確認しましょう。

北玄関のデメリット
日が当たらないため温度が上がりにくく、冬は寒い 暗い時間が多い 玄関周辺の植栽は、日陰でも育つものに限られる

 

北玄関のデメリットは、採光・通風の確保を工夫することで解消できます。

南・東からの採光が玄関まで届くように、窓やドアの配置を決めましょう。

また玄関内の結露・カビを防ぐために、玄関内の空気を循環させることも大切です。

マイホームづくりを依頼する施工業者に相談し、「通風を確保できるように窓を配置する」・「24時間換気の排気口を設置する」などの対策を検討してください。

 

まとめ

北玄関の間取り事例を中心に、以下の項目を紹介してきました。

コラムのポイントまとめ
北玄関の間取りで、家事動線が良い&ゆったりとくつろげる居住スペースを確保できる。 究極に家事動線が良い間取りは、食事準備と片付け・食事のづくり・洗濯・片付けが楽になる動線を考えて作成するのがおすすめ。 北玄関のメリットをいかして南向きの居室を多くつくり、採光・通風の確保をポイントにしてデメリットを解消するのがおすすめ。

 

北玄関は暗い・寒いというイメージをお持ちの方も多いと思いますが、間取り作成時にアイディアを練ることによってデメリットを解消できます！

今回の情報を参考にして、気持ちよく暮らせる理想の間取りづくりを楽しんでいただけると幸いです。