南玄関・35坪前後の間取り事例｜家事動線の良い間取り作りのアイディア、南玄関の特徴を紹介

福井でマイホームを検討中の方は、ノークホームズにお問い合わせください。

 

南玄関のマイホームを検討中で、「家事動線にの良い間取りにこだわりたい！どんな間取りにしたらいいの？」とお悩みではないでしょうか。

また日当たりの良い南に玄関を配置するメリット・デメリットについても、気になっていることと思います。

そこで今回は福井の工務店『ノークホームズ』が、以下の項目を紹介します。

 

このコラムのポイント
南玄関の間取り事例の中から、家事動線の良い間取りを厳選して紹介します。全国的に人気の高い、35坪前後の間取りです！ 家事作業は、大きく4つに分けられます。4つの家事動線をストレスフリーにする間取りのアイデアを紹介します。 南玄関・南玄関以外のメリット・デメリットを紹介します。

 

家事を休める日はないため、ストレス無く家事が進む動線づくりをしたいものですよね。

ご自身にとって最高の家事動線を実現する間取りの作り方を、一緒に確認しましょう！

 

南玄関・35坪前後の間取り事例｜家事動線の良い間取り

はじめに、ノークホームズが建築してきた住宅の中から、家事動線の良い間取りを厳選して紹介します。

全国的に人気の高い35坪前後※の間取り事例なので、ぜひ参考にしてください。

※フラット35が公表している利用者調査（2021年度）のデータ【土地付き注文住宅の面積 全国平均：約33坪（111.4㎡）】を参考にした数値です。

 

30坪：1.5階建て

はじめに、複数の回遊動線をつくって家事動線の良い間取りを実現した事例です。

キッチン・主寝室を中心に3つの回遊動線があり、目的に合わせて最短距離で室内を移動できます！

• キッチン・主寝室⇔水回り
• キッチン・主寝室⇔玄関⇔LDK
• 水回り⇔主寝室⇔玄関⇔LDK

 

1.5階建てとは、平屋と同じワンフロアの間取りに、必要な面積の分だけコンパクトな2階を加えた家のことです。

1.5階建ての間取りは、こちらの記事で確認できます。
＞平屋に見える「平屋風二階建て」の間取り｜30坪（25〜35坪前後）のおしゃれな事例紹介」

 

30.50坪：平屋

次に、家事に加えて、ご自身のテレワークやお子さまの勉強などもキッチン周辺で完結する間取り事例です。

• キッチンの隣のランドリールームで洗濯作業が完結
• キッチンとダイニングをつなげているので、料理・配膳・片付けがスムーズ
• キッチン背面にデスクを設けているので、テレワーク・お子さまの勉強の見守りをスムーズにこなせる
• アイランドキッチンなので、人の渋滞が起きずに複数人でキッチン作業ができる

 

34.19坪：平屋

次に、水回りをLDKとキッチンで囲んで回遊動線をつくることで、家事作業がスムーズに進むよう工夫した間取り事例です。

またLDK・キッチン両方向からお風呂が見える配置なので、育児・家事を同時に進められます♪（お風呂に入っているお子さまを見守りながら家事を進められる など）

 

35坪：2階建て

次に、水回りをまとめて配置して、家事動線の良い間取りを実現した事例です。

キッチンの背後にランドリールーム・ファミリークローゼットがあるので、料理・洗濯作業を同時に進められます。

また2階建ては物を広範囲にわたって片付ける必要があるため、2階のホールに、布団数組分を収納できる物入れを設けました。

35坪：1.5階建て

次に、縦長の住宅形状をいかして家事動線をコンパクトにまとめた間取り事例です。

キッチンを囲むようにランドリールーム・主寝室・ファミリークローゼットを配置しているので、とても短い距離の移動で家事作業を進められます！

 

38坪：1.5階建て

最後に、洗濯動線を追究した間取り事例です。

【1帖ほどの脱衣場で服を脱ぐ→壁に開けたシュートドアから服を物干し場へ→物干し場で洗濯作業→ファミリークローゼットに収納】

またパブリックスペースであるLDKとお風呂・物干し場の間に廊下があるので、来客時も遠慮なく家事作業を進められますね♪

 

家事動線の良い間取りを紹介してきました。

紹介した間取りの共通点は、家事に関わるスペースをコンパクトにまとめていることでしたね♪

ご家族のライフスタイルや住宅形状に合う家事動線を考える際の、参考にしていただけると幸いです。

 

福井で家事動線の良い間取りを検討中の方は、ノークホームズにお問い合わせください。

多彩なアイデアで、ご家族の暮らしにフィットする間取りプランを提案いたします！

 

4つの家事をストレスフリーにする間取りアイデア

間取り事例を確認したので、次に家事動線の良い間取りをつくる際に役立つアイデアを紹介します。

家事作業は、大きく分けて4つあります。

• 洗濯
• 料理
• 掃除・収納
• ゴミ出し・買い物・庭仕事など

まずはご自身が一番ストレスを感じる家事やこだわりたい家事を、思い浮かべましょう。

その家事がスムーズになるアイデアを優先して取り入れると、家事動線の良い間取りが自然に完成します！

 

洗濯動線

家事の中で洗濯にストレスを感じる方、洗濯にこだわりたい方は、キッチンやお風呂の近くにランドリールームを設けるのがおすすめです。

ランドリールームには、洗濯に関する家事に役立つ以下のようなメリットがあります♪

 

ランドリールームのメリット
洗濯が終わったら、同じ部屋に洗濯物を干せる。（洗濯物を移動させる必要がない） 24時間・365日、すきなタイミングで天気を気にせず洗濯物を干せる＆取り込める 決まった面積の中で洗濯物を干すので、換気計画などによって乾燥時間を短くできる 洗剤・洗濯バサミ・ハンガーなどをまとめて置いておける ランドリールーム内に洗濯物を仮置きするスペースを作ると、洗濯物が家の中に散乱しない

 

 

料理動線

料理に関する作業は、多岐に渡りますよね。

そこで料理動線をスムーズにするアイデアを、一覧表にまとめました。

項目	アイデア
キッチンレイアウト	シンク・調理台・冷蔵庫を三角形に配置すると、調理・洗う・保存の動きがスムーズになる
キッチン収納	パントリーを設けると、食材・調理器具・食器などを一箇所に保存できる
ダイニングテーブルとの距離	キッチンとダイニングテーブルの距離を短くすると、調理前の食材を仮置でき、調理した料理もすぐに置ける
調理器具の配置	頻繁に使うものは手元に起き、使う頻度が少ないものはパントリーに収納

 

掃除動線・収納動線

掃除・収納は、作業範囲が広い点がネックですよね。

作業をスムーズにするアイデアは、以下のとおりです。

アイデア	内容
掃除機の選び方、置き場所	・忙しいご家庭では、コンセントの位置を気にせず作業できるコードレス掃除機やロボット掃除機を選ぶのがおすすめ ・ロボット掃除機の場合は、収納扉の足元を開けて掃除機が出入りできるようにすると便利
ファミリークローゼット	・ご家族全員分の衣類、生活用品などを収納できる広さのクローゼットがあると、片付けが楽 ・ランドリールームの隣に配置すると洗濯作業が楽
吊押入れ	・床から浮かせて設置する押し入れのことで、圧迫感を出さずに収納スペースを増やせる ・吊押入れの下に窓を設けると、採光も確保できる
シューズクローゼット	・玄関土間を広くして設置するクローゼットで、靴だけでなくアウター・アウトドア用品・ベビーカーなども収納できると便利

 

 

ゴミ出し・買い物・庭仕事などの動線

ゴミ出し・買い物・庭仕事など、外で行う家事のために、ある程度身だしなみを整える必要があることに、ストレスを感じている方がいらっしゃると思います。

また、忘れ物をするたびに室内に戻るといった動作も面倒ですよね。

外で行う家事をスムーズにするアイデアは、以下のとおりです。

アイデア	無いユオ
・シューズクローゼット ・ストックヤード	・玄関に、外での作業に必要な道具を収納できるスペースがあると便利 ・ストックヤードは、ゴミを仮置きする場所としても活用できる
中庭	・屋根つきの中庭にすると、雨の日でも屋外作業ができる、子どもの遊び場にできるなど便利
玄関ホールに洗面所	・ご家族がメインで使う洗面所とは別に設けると、外出時の身支度、帰宅時の手洗い、来客時の手洗いなどに便利 ・おしゃれなデザインの洗面所にすれば、玄関デザインのアクセントになる
玄関や勝手口と駐車場を近くに配置	荷物をスムーズに運べる

 

 

「スムーズな家事動線」は、人によって違います。

そのため、ご家族にとってスムーズな動線を改めて考え、施工業者に伝えた上で間取りプランの提案を受けるのがおすすめです。

紹介したようなアイデアを取り入れながら、間取りプランをブラッシュアップしましょう！

南玄関、南玄関以外のメリット・デメリット

最後に、玄関の方角ごとのメリット・デメリットも紹介します。

玄関の方角は室内環境に影響するため、「本当に南玄関でいいの？」と迷っている方は、参考にしてください。

 

南玄関のメリット・デメリット

南玄関のメリットは、以下のとおりです。

南玄関のメリット
日照時間が長いため玄関が明るく、帰宅した家族・来客を暖かく歓迎するイメージの家づくりをしやすい 玄関も含めて南向きの開口部を多くすることで、風通しが良い間取りをつくりやすい

 

一方で、南玄関にはデメリットもあります。

南玄関のデメリット
日照時間が長いため、特に夏は玄関ドアや玄関内が熱くなりやすく、室内の冷暖房効率に影響する 南玄関が道路に面している場合は、プライバシーが気になる 間口が狭い土地の場合、玄関によって居室の採光が遮られる

 

ただしデメリットは、間取りや設計の工夫によって解消できます。

土地の状況や玄関以外の間取りとの兼ね合いを考慮しながら、「南玄関が最適か」を検討しましょう。

 

南玄関以外のメリット・デメリット

南玄関以外を選択する場合のメリット・デメリットも紹介します。

メリット	デメリット
北玄関
・夏に涼しくて快適 ・日当たりの良い南・東に居室を多く配置できる	・日が当たらないため玄関周辺が暗くなりがちで ・冬は日中でも玄関内部の温度が低いまま ・玄関周辺に植えられる植栽が限られる
東玄関
・午前中に明るいため、外出時に気持ちいい ・日当たりの良い南に居室を多く配置できる	・大きなデメリットはない
西玄関
・西日の熱を避けて南・東に居室を配置しやすい ・玄関・水回りをまとめて配置すると、お風呂・洗面所などが夜まで暖かい	・夕方からの日照時間が長く、夏は夜まで熱がこもりやすい ・玄関周辺に植えられる植栽が限られる

 

こちらの記事で、北玄関についても詳しく紹介しています。
＞北玄関の間取り事例｜究極の家事動線を実現した30〜40坪前後・3〜4LDKの間取りを紹介

 

方角ごとに特徴があるため、「どんな住宅にとってもベスト」と言える方角はありません。

玄関は防犯面でも大きな役割を果たすため、土地の状況・間取りに加えて、周辺環境も考慮しながら、最適な方角を検討していただけると幸いです！

 

まとめ

南玄関のマイホームを検討中の方へ、家事動線にスポットを当てて、間取り事例、間取りアイデアなど紹介してきました。

 

コラムのポイントまとめ
玄関の方角は同じでも、間取りは1軒ごとに違う。また家事動線が良い間取りもご家族によって違う。 家事動線の最適化をしている住宅には、回遊動線が取り入れられていることが多い。 家事動線の良い間取りを考える際には、家事の中で一番ストレスを感じている作業を優先して、スムーズに家事が進むアイデアを取り入れるのがおすすめ。 玄関の方角ごとにメリット・デメリットがあるため、土地の状況・間取り・周辺環境をバランスよく考慮しながら最適な方角を決めるのがおすすめ。

 

私達は、毎日たくさんの時間を家事に費やしていますよね。

今回紹介した情報を参考に、家事作業が楽になる＆家事の時間を短縮できる間取りを完成させていただけると幸いです！

 

福井で家事動線を極める家づくりをご希望の方は、ノークホームズにお問い合わせください。

ノークホームズは、豊富なアイデアで、デザイン性・住宅性能にこだわったプランを提案いたします。

家づくりが大好きなスタッフに、ご家族のご要望をお聞かせください！