50代からの家づくりは間取りにユニバーサルデザインを取り入れよう|事例、間取り作成のポイントなど解説
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50代からの家づくりでは、老後まで見据えて、長期的な視点で間取りを作成する必要がありますよね。
健康面の状況やライフスタイルが変化していくことがイメージできるため、「具体的にどんな間取りにすればいいの?」と疑問をお持ちではないでしょうか。
そこで今回は、持ち家率全国トップクラスの福井で、数多くのご家族と一緒に家づくりをしてきた工務店『ノークホームズ』が、50代からの家づくりについて、以下の項目を解説します。
このコラムのポイント |
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長く快適に暮らせる家づくりのために、ぜひ最後までごらんください!
目次
50代からの家づくりは間取りにユニバーサルデザインを取り入れよう
はじめに、50代からの家づくりにおすすめの「ユニバーサルデザイン」を解説します。
ユニバーサルデザインは、50代から老後まで快適に暮らせる間取りを作成するうえで、ベースとなる大切な考え方です。
ぜひ参考にしてください。
ユニバーサルデザインとは?
ユニバーサルデザインとは、「建物・製品などを、年齢・性別・健康状態・文化の違いなどに関わらず使いやすいものにする」という考え方です。
住宅・公共施設・ウェブサイト・アプリケーションなど、社会のさまざまな面で取り入れられています。
ユニバーサルデザインをマイホームに取り入れることで、50代のご自身だけではなく、お子さま・ご両親など、幅広い年代・健康状態・ライフスタイルのご家族が、快適に過ごせる環境づくりを目指しやすくなります♪
ユニバーサルデザインとバリアフリーの違い
ユニバーサルデザインとバリアフリーは概念が似ていますが、以下のような違いがあります。
項目 | 違い |
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ユニバーサルデザイン | 【すべての人が対象】 ・段差をなくすなど物理的な障害をなくす ・製品の操作を簡単にする ・誰でもアクセスできるようにする など |
バリアフリー | 【身体的な制約がある人が対象】 段差をなくすなど物理的な障害をなくして、身体的な制約がある人が動きやすくする |
50代の今、「バリアフリーにこだわるのは早すぎる気がする」と感じている方も多いのではないでしょうか。
バリアフリーよりも範囲を広げたユニバーサルデザインを意識して間取りを作成すると、今も老後も暮らしやすい家づくりをしやすくなります♪
50代からの家づくりに取り入れるユニバーサルデザインの間取りポイント
次に、50代からの家づくりにユニバーサルデザインを取り入れることで、どんな家づくりができるのか、家全体&家の部位ごとに間取りのポイントを紹介します。
家全体
家全体の間取りにユニバーサルデザインを取り入れる際のポイントは、以下のとおりです。
ユニバーサルデザインのポイント 【家全体】 |
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間取りのポイントではありませんが、上記のほかに住宅性能(気密・断熱・遮熱・換気)にこだわることも、長く快適に暮らせる家づくりのために大切なポイントです。
住宅性能については、2025年4月以降より省エネ住宅の基準が義務化される予定です。
省エネ住宅については、こちらの記事で詳細を確認できます。
>「2025年からの省エネ住宅義務化」とは|断熱等の義務化内容、影響をわかりやすく解説
玄関
玄関にユニバーサルデザインを取り入れる際のポイントは、以下のとおりです。
ユニバーサルデザインのポイント 【玄関】 |
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上記のことから、玄関には余裕のある面積を確保するのがおすすめです。
50代の今はアウトドアグッズ・趣味の道具などを保存するスペースを確保できて、将来は車椅子移動などにも対応できる玄関になります♪
キッチン・洗面台
キッチン・洗面台にユニバーサルデザインを取り入れる際のポイントは、以下のとおりです。
ユニバーサルデザインのポイント 【キッチン・洗面台】 |
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キッチンや洗面台は、複数人が同時に使うことがある空間です。
通路・設備の大きさ・水栓の数など、使い勝手をよく考えて十分な面積を確保しましょう。
新築時のキッチンの選び方は、こちらの記事で確認できます。
>マイホーム新築でこだわりたいキッチンの選び方(型の種類等)|色・収納などおしゃれな事例を紹介
トイレ
トイレにユニバーサルデザインを取り入れる際のポイントは、以下のとおりです。
ユニバーサルデザインのポイント 【トイレ】 |
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上記のポイントを実施すると、年齢・健康状態に関わらず使い勝手の良いトイレになります。
お風呂
お風呂にユニバーサルデザインを取り入れる際のポイントは、以下のとおりです。
ユニバーサルデザインのポイント 【お風呂】 |
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上記のことから、お風呂は、脱衣場も含めて長期にわたって使いやすい面積を確保するのがおすすめです。
ただし湯船を大きいタイプにすると毎日の水代・光熱費が高くなりやすいため、ランニングコストと使い勝手のバランスを考えて設備を選びましょう。
50代からの家づくりに取り入れる、ユニバーサルデザインの間取りポイントを、家の部位ごとに紹介してきました。
「新築時点で取り入れたほうがいいこと」、「10〜20年後に必要に応じてリフォームが必要なこと」があると気づいた方が多いのではないでしょうか。
現時点での使い勝手を優先しながら、紹介したようなユニバーサルデザインを取り入れることを、検討していただけると幸いです!
福井で50代からの家づくりを検討している方は、ノークホームズにお問い合わせください。
ノークホームズは、持ち家率全国トップクラス・同居率全国トップクラスの福井で、幅広い世代・ご家族構成に対応する住宅建築をしている工務店です。
長期的な視点で、ご家族に最適な間取りプランを提案いたします!
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50代から老後まで快適に暮らせる間取り事例
次に、長期的な視点で暮らしやすい家づくりに成功した間取り事例も確認しましょう。
平屋
はじめに、平屋の間取り事例を紹介します。
延べ床面積 17.53坪、間取り 2LDK
こちらは全ての個室・水回りがLDKと直結している間取りです。
LDK内に小上がりの畳コーナーを設けていて、家事の合間にほっと一息ついたり、来客時にベンチ代わりにしたりと、多用途に使える点が便利です。
またコンパクトな延べ床面積の平屋ではありますが、玄関・各個室にしっかりと収納容量を確保している点もポイントです。
延べ床面積 28.93坪、間取り 3LDK
こちらは、二世帯同居に対応可能な平屋の間取りです。
LDKを挟んで左右に個室を配置し、向かって右側の個室入り口に、専用トイレ・洗面台を設けています。
ユニバーサルデザインをフル活用して、玄関面積の確保・収納容量の確保などを意識した間取りが完成しました。
こちらの住宅は、サンルーム(ランドリールーム)を設けている点も特徴です。
ランドリールームがある間取りは、こちらの記事でご確認ください。
>平屋の間取り(2LDK〜3LDK、〜30坪)にランドリールームをプラスしたおしゃれな事例
2階建て
次に、2階建ての間取り事例を紹介します。
延べ床面積 22坪、間取り 1LDK+多目的ホール
こちらは、LDKと水回りを大きく回遊できる動線を取り入れた、家事動線が良い間取りです。
水回りに、玄関・LDK両方からアクセスできる点が便利ですね。
また2階の多目的ホールは、「来客時に宿泊する」、「将来部屋を増やす」など、可変性のあるスペースです。
延べ床面積 29坪、間取り 2LDK+多目的ホール
こちらは、1階・2階を大きな吹き抜けでつないだ間取りです。
子育て中は2階の個室や多目的ホールまで含めて使い、お子さまが独立した後は、1階のみで生活できます。
またデッドスペースをつくらずに収納をたくさん設けているので、おしゃれでスッキリとした空間をキープしやすい点も魅力です。
ノークホームズには、今回紹介しきれなかった施工事例がたくさんあります♪ぜひごらんください。
ユニバーサルデザインを取り入れ、暮らしやすい家づくりに成功した間取り事例を紹介してきました。
50代からの家づくりは、世帯人数やライフスタイルが変化しても対応できる、柔軟性の高い間取りを考えるのがおすすめです。
紹介した間取りからアイデアを取り出して、マイホームの間取りに活用していただけると幸いです!
50代からの家づくりQ&A
最後に、ノークホームズが50代からの家づくりを検討している方からよくいただく質問をまとめました。
Q.50代で家を建てるメリット・デメリットが知りたい
50代で家を建てる主なメリット・デメリットは、以下のとおりです。
メリット |
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デメリット |
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ご家庭によって家づくりをする際の状況はそれぞれですが、施工業者のサポートを受けながら、メリットをいかし、デメリットを解消するプランを組み立てましょう!
福井でご家族のライフプランに沿った間取りを提案してくれる施工業者をお探しの方は、ノークホームズにお問い合わせください。
世帯構成の変化やライフスタイルの変化を見据えて、アイデアをたっぷり詰め込んだプランを提案いたします!
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Q.新築(建て替え)orリフォームどちらがいいの?
新築(建て替え)orリフォームどちらを選ぶか迷っている方もいらっしゃると思います。
最終的な判断はご家族の考え方によりますが、新築とリフォームには大きな違いがあります。
新築 | リフォーム |
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【メリット】 【デメリット】 |
【メリット】 【デメリット】 |
費用に関しては、新築・リフォームどちらも補助金や減税制度の活用で、負担を軽減できます。
新築orリフォームをどうしても決められない場合は、施工業者からアドバイスを受けることもできるため、まずは依頼を検討している施工業者に相談してみるのがおすすめです。
Q.夫婦2人暮らしに適した延べ床面積が知りたい
延べ床面積を考える際には、国が提唱している「誘導面積水準」が参考になります。
※「誘導面積水準」とは、世帯人数に応じて多様なライフスタイルに対応できる面積の水準のことです。
世帯人数 | 延床面積 |
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1人 | 約12〜16坪(40〜50㎡) |
2人 | 約16〜22坪(55〜75㎡) |
3人 | 約19〜30坪(65〜100㎡) |
4人 | 約25〜37坪(85〜125㎡) |
〈参考〉世帯人数:国土交通省『住生活基本計画(全国計画)における誘導居住面積水準及び最低居住面積水準』
※延床面積の数値に幅があるのは、都市部・都市部以外で住宅事情が違うためです。
ご夫婦2人の場合は、最大で22坪が水準となっていますね。
お子さまご家族が宿泊する、将来二世帯同居をする可能性があるといった場合でも、20坪〜30坪ほどで十分な延べ床面積のマイホームを建築可能です。
まとめ
50代からの家づくりについて、間取り作成のポイント・事例などを解説してきました。
現在の生活を優先して間取りを考えながら、ユニバーサルデザインも取り入れて、柔軟性が高くて長く快適に暮らせるプランを組み立てるのが大切です。
今回紹介した情報を参考にして、終のすみかとなる理想の家づくりをしていただけると幸いです!