【30坪〜35坪】広く見える間取り実例|LDKが広く見える形、おしゃれで開放的な家づくりの工夫
30坪〜35坪の家を建てる際、限られた空間を効率的に使い、ゆとりのある暮らしを実現する間取りの工夫が必要です。
この記事では、ご家族が快適に暮らせるアイデアを取り入れた間取り提案が得意な福井の工務店『ノークホームズ』が、30坪〜35坪の間取り実例や、収納の充実・縦空間の活用など、狭く感じない家づくりのコツを紹介します。
このコラムのポイント |
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30坪〜35坪の面積をフル活用するアイデアを紹介するので、ぜひ住まいづくりにお役立てください。
目次
【30坪〜35坪】広く見える間取り実例|LDKが広く見える形
30坪〜35坪の広く見える間取り実例を紹介いたします。
- 30〜35坪の広く見える平屋間取り実例
- 30〜35坪の広く見える2階建て間取り実例
広々とした開放的な暮らしを実現するための工夫が詰まっています。
30〜35坪の広く見える平屋間取り実例
はじめに、延床面積30坪から35坪の平屋の間取り実例を3つ紹介します。
延床面積30.50坪、3LDK
こちらは、72.52坪の土地に建つ延床面積30.50坪、3LDKの平屋注文住宅の間取りです。
リビングの上部に吹き抜けを設けることで開放的なLDKを演出しました。
キッチン横に水回り空間を集約することで、広々とした23帖のLDKを実現しています。
延床面積31.78坪、3LDK
こちらは、68.17坪の土地に建つ延床面積31.78坪、3LDKの平屋注文住宅の間取りです。
リビングを一段掘り下げる「サンクンリビング」の採用により、天井が高く感じられる設計にしました。
床の高さが変わり、ダイニングやキッチンとの視線のポイントがズレることで、ご家族との程よい距離感を保てます。
延床面積34.19坪、3LDK
こちらは、70.54坪の土地に建つ延床面積34.19坪、3LDKの平屋注文住宅の間取りです。
リビングの天井をあらわし梁にすることで、天井を高くして開放感を演出しました。
加えて、廊下をなくすことで大きなLDKを確保した事例です。
こちらで、平屋の魅力や家づくりの流れをまとめているので、検討されている方はご確認ください。
30〜35坪の広く見える2階建て間取り実例
ここからは、30坪から35坪の2階建ての間取り実例を3つ紹介します。
延床面積30.00坪、2LDK
こちらは、60.00坪の土地に建つ延床面積30.00坪、2LDKの2階建て注文住宅の間取りです。
LDKの柱や梁を見せることで、開放的な空間になるよう設計しました。
2階のホールからは広々としたLDK全体を見渡せます。
延床面積31.38坪、3LDK
こちらは、63.98坪の土地に建つ延床面積31.38坪、3LDKの2階建て注文住宅の間取りです。
吹き抜けとリビング階段の採用により、異なる部屋で過ごしていてもご家族の雰囲気を感じられます。
雨の日でも、吹き抜けに設けた高い位置の窓からたっぷりと採光を取り込めます。
延床面積35.00坪、4LDK
こちらは、65.00坪の土地に建つ延床面面積35.00坪、4LDKの2階建て注文住宅の間取りです。
中庭に面して大きな掃き出し窓を設けており、外で過ごすのが気持ち良い季節はアウトドアリビングとしても活用できます。
リビング階段を壁に沿って設けることで、LDKの空間を大きく使えるように配慮しました。
福井で平屋の施工実績が豊富なノークホームズには、他にも多彩なアイディアを取り入れた事例がたくさんあります。ぜひ、ごらんください。
〈施工事例〉
福井で平屋をご検討の方は、平屋の施工実績が豊富なノークホームズにお気軽にお問い合わせください。
資金計画・土地探しの段階からご家族が快適に過ごせる平屋づくりをサポートします。
30〜35坪の間取りに開放的なLDKがあると広く見える|おしゃれな家づくりの工夫を紹介
30坪から35坪の間取りを開放的なLDKで広く見せる工夫は、主に6つあります。
- 収納を充実させる|物がないと広く見える
- 縦に空間を広げる
- LDK・水回りの面積を広くする
- LDKと中庭・テラスなどの屋外空間をつなげる
- 広く見える家具・内装を選ぶ
- 間仕切り壁を最小限にする|廊下のない間取りなど
順番に紹介します。
収納を充実させる|物がないと広く見える
限られた空間を広く見せるためには、収納をしっかり確保するのが重要です。
部屋に物があふれていると狭く感じますが、収納が充実していれば部屋がすっきりと片付き、広々とした印象になります。
(例)
- リビングの階段下や廊下などのデッドスペースを活用して収納を設ける
- 壁面収納やオープン棚に可動式の棚板などを取り入れる
- ウォークインクローゼットやパントリーなど、専用の収納部屋を設けるのも有効な方法
収納量は、延床面積に対して10〜15%程度確保するのが目安とされています。
(例)延床面積30坪の場合、【30坪×10〜15%=3〜4.5坪程度】
ただし、収納量はライフスタイルや家族構成によって変わるので、ご家庭に合った収納計画を立ててください。
縦に空間を広げる
30坪〜35坪の間取りに開放感を生み出すためには、「縦方向に空間を広げる」「視線が止まる場所をつくらない」といった工夫がおすすめです。
- 吹き抜けや勾配天井
- スキップフロア
- 高窓や地窓を取り入れる
- あらわし梁にする
- 間接照明を採用する
- ハイドアを採用する など
また、居室が狭いと感じる場合には「大きな鏡を置く」などのアイデアで、視覚的な空間を広げることもできます。
注文住宅に取り入れる階段について、下記の関連記事も参考にしてください。
>注文住宅の階段でよくある後悔例と対策|おしゃれに仕上げるポイントも
LDK・水回りの面積を広くする
LDK・水回りを広くとると、家事動線がコンパクトでスムーズになります。
空間が広く見えるのに加えて、家事をする方の負担を軽減できますよ。
- 対面式キッチンを採用するとリビングとの一体感が生まれ、広々とした印象になる
- 洗面室も広くとれば朝の身支度がスムーズに行える
- 広めのバスルームはくつろぎの空間になる
またLDKがゆったりした空間であれば、ご家族が自然と集まる場所になりますね。
LDKと中庭・テラスなどの屋外空間をつなげる
LDKと中庭・テラスなどの屋外空間をつなげると、室内だけでなく屋外にも空間を広げられます。
- 大きな窓や開口部を設けて、LDKと屋外空間の床をフラットにすると外がシームレスにつながり、開放感あふれる空間を演出できる
- リビングから直接出入りできるウッドデッキを設けるのもおすすめ
- LDKの天井に木目の素材を用いて軒天と同素材でつなげると、室内と屋外の一体感が増して、より開放的でおしゃれな空間になる
広く見える家具・内装を選ぶ
30坪〜35坪の住宅を個室数の多い間取りにすると、LDKが狭くなるケースがあります。
以下のような工夫で開放感を演出できるので、ぜひ参考にしてください。
- 収納家具を置かず、壁面に造作収納やニッチを設ける
- ローソファー・ローテーブルなどの背の低い家具を使用すると、視線が奥まで届き、空間が広く感じられる
- 内装に白・ベージュ・ライトグレーなどの明るい色を採用すると、空間が広く感じられる
- 空間に奥行きを生み出すデザインのアクセントクロスを採用すると、より広々とした印象になる
間仕切り壁を最小限にする|廊下のない間取りなど
限られた空間を広く見せるために、間仕切り壁を極力減らすことも効果的です。
間仕切り壁が少ないと一つの空間が大きくなるので、開放的な印象となります。
- リビング階段を採用することで空間に開放感が生まれ、一体感のある広がりを演出できる
- 廊下をなくすことで、無駄なスペースを削減でき、リビングの面積を最大限に活用可能
- 空間をフレキシブルに活用できる可動間仕切りを採用する
可動間仕切りは、ご家族のライフステージに応じて空間を区切ったり、つなげたりできます。
廊下のない間取りについては、下記の関連記事も参考にしてください。
>「廊下のない家・廊下が狭い家に後悔する理由|後悔しない方法、廊下なし平屋の間取り成功事例」
福井のノークホームズは、ご家族のライフスタイルやご要望からマイホームでの最適な暮らしを導き出し、必要な土地面積・条件などを明確にします。
福井で施工実績・提案力ともに高い評価を得ている工務店をお探しの方は、ノークホームズにお気軽にご相談ください。
30坪〜35坪の広く見える家づくりQ&A
ここからは、福井のノークホームズが30坪〜35坪の間取りをご希望の方からよく頂く質問・回答を紹介します。
広々とした住空間を実現するためのポイントも解説していきます。
Q.30坪〜35坪の家を建てるために必要な土地面積は?
建築基準法等の法令で建ぺい率が定められており、一般的な住宅地では40%から60%程度です。
※建ぺい率とは土地面積に対する建築面積のことで、平屋の場合は「建築面積=延床面積」となるのが一般的です。
建ぺい率が低いほど広い土地が必要となるため、平屋を建てるための土地探しをする際には、前もってご家族に必要な土地面積を試算しておきましょう。
(例)
- 建ぺい率が40%の場合、30坪の家を建てるには約75坪の土地が必要
- 建ぺい率が40%の場合、35坪の家を建てるには約88坪の土地が必要
建ぺい率の詳細については、下記の関連記事を参考にしてください。
>平屋の土地面積・延床面積|「30坪の平屋に必要な土地の広さ」「4人家族が暮らす平屋は何坪」など解説
Q.30坪〜35坪の家の費用相場を知りたい
ただし、この金額は標準的な仕様の場合で、仕様にこだわるとさらに費用は高くなります。
また、土地の購入費用や外構工事費用などは含まれていないので、別途考慮してください。
予算に合わせて、プランの優先順位を決めて家づくりを進めましょう。
建築費用の相場については、下記の関連記事を参考にしてください。
>平屋を夫婦二人のために建てる価格|小さな平屋の価格を抑える方法、2階建て・マンションとの比較など解説
Q.30坪〜35坪の家に最適な世帯人数は?
30坪〜35坪の家は、複数の個室を確保できる面積です。
ただし、3LDK〜4LDKの間取りでLDKや個室を広くする・水回りを広くするといった場合は、収納スペースが不足する可能性があるので、十分な収納を確保しましょう。
ご家族構成や暮らし方によって必要な広さは異なるので、ご家族の暮らしに合わせて間取りを調整してください。
Q.30坪〜35坪の家は平屋・2階建てどちらがいいの?
平屋は、ご家族間のコミュニケーションがとりやすく、お身体の不自由な方や小さなお子様のいるご家庭に適しています。
一方、2階建てはプライバシーを確保しやすく、限られた土地を有効活用できるのがメリットです。
また、2階を寝室や子ども部屋にすると、1階をLDK中心のオープンな空間にできます。
敷地の形状や周辺環境、家族構成やライフスタイルに合わせて選びましょう。
福井のノークホームズは、ご家族のライフスタイルやご要望からマイホームでの最適な暮らしを導き出し、必要な土地面積・条件などを明確にします。
福井で施工実績・提案力ともに高い評価を得ている工務店をお探しの方は、ノークホームズにお気軽にご相談ください。
まとめ
30坪〜35坪の家の間取り実例や、収納の充実・縦空間の活用など、狭く感じない家づくりのコツを紹介しました。
30坪〜35坪の家の間取りに工夫・アイデアを加えることで、広々とした住空間を実現できます。
収納を充実させることで、ものがあふれない空間を作り、縦方向に空間を広げることで開放感を演出できます。
この記事が、ご家庭の理想の住まいを検討する際の参考になれば幸いです。