4LDK・35坪前後の間取りプランで平屋を建築した実例｜価格・土地面積の目安、業者の選び方など解説

「4LDK・35坪前後の平屋の間取り」をご希望の方へ。

延床面積35坪前後で4LDKの平屋を建てることはもちろん可能ですが、二階建てとは間取り作成のポイントが大きく異なってきます。

初めての間取り作成となると「具体的にどこに何を配置したらいいの？」とイメージがわきにくい方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、福井で4LDKの平屋を数多く手掛けてきた工務店ノークホームズが、35坪前後の実例を交えながら価格・土地面積の目安や業者の選び方や間取りプラン作成のポイントを解説します。

4LDK・35坪前後の間取りプランで平屋を建築した実例

はじめに、4LDK・35坪前後の平屋の間取り実例を紹介します。

ノークホームズの施工事例の中から、幅広い世代・家族構成のご夫婦・ご家族に人気の、35坪前後の間取りをピックアップしました。

 

延床面積30.50坪

はじめに、30.50坪で4LDKの平屋の実例です。

廊下のない間取りにすることで使える面積を増やし、3つの洋室は5.5帖〜6.8帖というゆとりのある広さを実現しています。

どの部屋からもリビングまでの距離が近く、ご家族が集まりやすい間取りですね。

 

延床面積31.82坪

こちらは、先ほどご紹介した間取りと比較するとやや縦長で31.82坪の平屋の実例です。

2つの洋室や寝室の間には廊下やクローゼットが配置されているので密接しておらず、ご家族同士でもプライベートが守られやすい間取りとなっています。

DIY倉庫も設けられているので、週末にクラフトワークや修繕を楽しむのにもピッタリな住宅ですね。

縦長の平屋間取りを、こちらの記事で確認できます。

＞平屋の間取り｜30坪前後、南北・東西に長い土地に建つ横長・縦長の平屋（2〜4LDK）の成功事例

 

福井で平屋の施工実績が豊富なノークホームズには、他にもさまざまなアイデアを取り入れた数多くの実例があります。

ぜひ、ごらんください。

＜施工事例＞

 

4LDK・35坪前後の平屋の間取り実例を紹介してきました。

たとえ部屋数や延床面積が同じでも、ご家族が望むライフスタイルによって最適な間取りはまったく変わってきます。

福井で平屋をご検討の方は、平屋の施工実績が豊富なノークホームズにお気軽にお問い合わせください。

これまでの施工経験から多彩なアイデアをご用意し、将来のご家族構成の変化も見据えて柔軟に対応できる間取りプランをご提案いたします。

 

4LDK・35坪前後の間取りプランで平屋を建築する価格・土地面積の目安

4LDK・35坪前後の平屋の実例を確認したので、次に価格・土地面積の目安を確認しましょう。

以下の順番で解説していきます。

• 建築価格の目安
• 建築価格を抑える方法
• 必要な土地面積の目安

 

4LDK・35坪前後の間取りプランで平屋を建築する価格の目安

まずは4LDK・35坪前後の間取りプランで、平屋を建築する価格の目安を確認しましょう。

フラット35が毎年公表している利用者調査によると、2022年にフラット35を利用して建てられた住宅の坪単価は、以下のとおりでした。

【注文住宅の建築価格 3194.60万円÷平均住宅面積の全国平均坪 33.72...坪＝坪単価の全国平均 94.72万円】

※坪単価とは、1坪あたりの住宅建築費用のことです。

〈引用・参考〉住宅金融支援機構ホームページ　利用者調査『2022年調査結果」　19ページよりノークホームズが計算

上記の坪単価を参考にすると、35坪の平屋の建築費用の目安は、【35坪×坪単価 94.72万円＝3315.20万円】となります。

やや延床面積を小さくして30坪にすると、【30坪×坪単価 94.72万円＝2841.60万円】となりますよ。

ただし実際の建築費用は土地の状況・使用建材や住宅設備のグレードなどによって変化しますので、あくまでも目安としてお考えください。

 

平屋の建築価格を抑える方法

次に、平屋の建築価格を抑える方法をご紹介します。

なるべくコストを抑えるのには以下の方法がありますよ。

平屋の建築価格を抑える方法
家の形状やデザインをシンプルにする 間取りを工夫して建築面積を減らす 資材・素材のコストダウンを意識する 標準仕様での自由度が高い施工業者を選ぶ

 

ただし、価格の安さだけで建築業者を決めると自由度がない・素材の質が悪いなどの理由で後悔することがあります。

施工業者を選ぶときは価格・住宅性能などのバランスが良い住宅を建築しているところを探すのが大切です。

施工業者の選び方は、後ほど平屋を建築を依頼する施工業者の選び方｜「コスト」「断熱・気密などの性能」のバランスが重要で紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。

また、実際に建築計画を進めていくとどうしても当初の予算を越えてしまう場合があります。

見積もり書の価格が予算を大きくオーバーする場合の対処法はこちらの記事で確認できますので、ぜひご参照ください。

＞新築の注文住宅で費用を削れるところ一覧｜予算オーバー額500万円・1000万円の対策例も紹介

 

4LDK・35坪前後の間取りプランで平屋を建築するために必要な土地面積の目安

最後に、土地面積の目安も紹介します。

何坪の平屋を建てられるかは購入する土地の建ぺい率によって変わります。

建蔽率はエリアごとに定められているため、土地探しをするエリアの建蔽率を、前もって調べて把握しておきましょう。

例として建蔽率をいくつか想定し、35坪の平屋を建てるために必要な土地面積の目安を計算しました。参考にして頂けると幸いです。

建ぺい率	土地面積の目安
30%	35坪÷30％＝約117坪
50%	35坪÷50％＝70坪
80%	35坪÷80％＝約44坪

 

このように建ぺい率が高いほど必要な土地面積が小さくて済みますが、実際には庭・駐車場などの面積も含めて必要な土地面積を考える必要があります。

 

福井で平屋をご検討の方は、平屋の施工実績が豊富なノークホームズにお気軽にお問い合わせください。

資金計画や土地探しの段階から、ご家族のマイホームづくりをサポートいたします。

 

平屋を建築を依頼する施工業者の選び方｜「コスト」「断熱・気密などの性能」のバランスが重要

建築価格や土地面積の目安を確認しましたので、次に施工業者の選び方を紹介します。

ぜひ以下の点を意識してみてください。

平屋を建築を依頼する施工業者の選び方
平屋の施工実績が豊富か 間取りやデザインのアイデアが多彩か 断熱性能や気密性などに配慮があるか 生活動線など、実際の暮らしを一緒にイメージしてくれるか 土地探しの段階から相談に乗ってくれるか 平屋のモデルハウスがあるか 見積書の内容が具体的か

 

特に断熱性や気密性などの住宅性能は、実際に暮らし始めてからの快適性や光熱費に大きく影響します。

住み始めてから後悔しないためにも、コストと住宅性能のバランスを大事にしてくれる施工業者を選びましょう。

ちなみに、工務店とハウスメーカーの境界線はかなり曖昧です。

「評判の良さ」「実際に問い合わせ・相談してみたときの実感」などで判断してください。

 

こちらの記事でも、マイホームづくりを依頼する施工業者の選び方を確認できます。

＞地元工務店のメリット・デメリット｜基本的な探し方と後悔しない選び方も解説

 

4LDK・35坪前後の平屋間取りプラン作成5つのポイント

 

ここからは、4LDK・35坪前後の平屋の間取りプランを作成するときのポイントを見ていきましょう。

5つのポイントを順番に解説していきます。

 

平屋のメリットをいかした間取り

平屋には以下のようなメリットがあり、メリットを活かすことで家事動線・生活動線がスムーズな間取りを作成しやすくなります。

平屋のメリット
二階建てより間取りの自由度が高い 動線の効率が良いので動きやすい ワンフロアなので光熱費が抑えられる 階段がないので足腰への負担が少ない バリアフリーに対応しやすい

 

二階建てより間取りの自由度が高く、老後も暮らしやすいのが平屋の大きな利点です。

掃除・洗濯などの実際の暮らしを思い浮かべて動きやすい配置を心がけつつ、日当たりを意識した間取りにするのがポイントです。

 

平屋のデメリットを解消する間取り

平屋のデメリットとしては以下のような点がありますが、工夫することで二階建てでは難しい「ご家族間のコミュニケーションを取りやすい間取り」などが実現可能です。

平屋のデメリット
広い土地が必要 固定資産税が高くなりやすい 防犯・プライバシーの不安 水害時に浸水しやすい

 

二階建てに比べると、どうしても平屋は土地の広さが求められ、また道路に面しているため外からの視線や水害の心配があります。

従って、外部からの目が気になりにくい間取りにするのがポイントです。

例えば道路側には大きな窓の必要のないトイレや浴室を配置し、ご家族が集まるリビングは道路から遠い側に設けるとくつろぎやすいですよ。

 

収納が充実している間取り

間取りを工夫して十分な収納を確保すると、ご家族がストレスフリーな暮らしを送ることができます。

なぜなら収納が充実していると、部屋全体・家全体が広々とした空間を確保できるからです。

空間的にゆとりのある家の中での暮らしは心のゆとりにも直結してきますよ。どうしても物が増えていきがちなお子様の部屋は特に収納が重要になってきます。

 

可変性のある間取り

可変性のある間取りにすると、その家でご家族が末長く腰を据えて暮らせるようになります。

なぜなら、可変性のある間取りならばお子様の誕生や成長などの家族構成の変化に柔軟に対応できるからです。

フレキシブルな間取りにすることでライフスタイル変化に合わせて最適な住まいに作り変えていけますよ。

長期的な視点で間取り作成をするポイントはこちらの記事で確認できます。ぜひ参考にしてください。

＞「老後も快適」を考えた間取り｜2階建て事例(20〜30坪台)、オススメの間取りポイントを紹介

 

プライバシー確保・防犯を意識した間取り

プライバシー確保・防犯をしっかり意識した間取りにすることで、ご家族が安心して団欒できる暮らしに繋がります。

二階建てと比べると、平屋だとどうしても道路に面する部分が増え、通行人から家の中が見えてしまう可能性が高いからです。

リビング・ダイニングや子供部屋など、特にプライベートな部分は外から見えづらい間取りにするのがポイントです。

一軒家の防犯対策についてはこちらの記事で確認できるので、ぜひご覧ください。

＞一軒家のセキュリティを最強にする方法｜空き巣が嫌がる家づくりにおすすめの6つの防犯対策で不安を解消

 

以上、4LDK・35坪前後の平屋の間取りプランを作成する5つのポイントを紹介しました。

間取りプラン作成のポイントが分かっても、やはりご自身だけで具体的な間取りを作るのはハードルが高いものです。

福井で平屋をご検討の方は、平屋の施工実績が豊富なノークホームズにお気軽にお問い合わせください。

間取り作成のご相談から、ご家族のマイホームづくりをサポートいたします。

 

まとめ

「4LDK・35坪前後の平屋」をご希望の方へ、間取り実例や間取り作成のポイントを紹介してきました。

4LDK・35坪前後の平屋の間取りでは、収納の充実さ・可変性やプライバシー確保・防犯が大切です。

メリットもデメリットもありますが、平屋には二階建てにはない独特の魅力があります。

ご家族のライフスタイルやそれぞれの土地の状況に適した新しい平屋がどんどん誕生しているので、今回の情報を参考に理想の家づくりを検討していただければ幸いです。