マイホームのローンはみんな月々平均いくら払っているのか|借入総額・頭金・返済負担率などの平均も紹介
マイホームを新築する際には、約8割の方がローンを利用します。
平均返済額・借入額・年齢など、みんなはどのようにローンを利用しているのかを確認して、ローン利用の参考にしたいですよね。
そこで、今回は福井・石川の工務店「ノークホームズ」がマイホーム新築で利用する住宅ローンの平均値をわかりやすく紹介します。
「ボーナス返済の平均額」「頭金の平均」などもわかるので、ぜひ最後までごらんください!
※今回の記事は以下の統計データから、注文住宅のデータを紹介します。
>国土交通省トップページ>検索窓に「令和4年度 住宅市場動向調査報告書」と入力して検索
マイホームのローン額に関する平均
まずはマイホームのローン額について、各種の平均値を確認しましょう。
ローンの金額に加えて、世帯年収や返済負担率の平均についても紹介していきます。
月々平均いくら払っているのか|ボーナス返済の平均も紹介
マイホームを新築で建てる場合、住宅ローンの月々の返済額は14万5,000円が平均となっています。
ボーナス返済は一般的に総借入金額の20〜40%。
したがって、例えば総借入金額が3,000万円でボーナス払いをする場合は、ボーナス返済の総額は600万円〜1,200万円程度を想定できます。
住宅ローン総額・頭金の平均いくらなのか
マイホームの住宅ローンの総額の平均は3,772万円です。
頭金の比率は平均で30.6%で、金額でいうと約1,665万円となります。
世帯年収・返済負担率の平均はいくらなのか
マイホームを新築で建てる方の、世帯年収の平均は801万円です。
返済負担率は16.4%が平均です。
以上、マイホーム(注文住宅)のローン額に関する平均値を紹介しました。
「無理のない範囲の資金計画」の参考にしながら、ご家族の事情に合わせて住宅ローンの返済計画を検討していただけると幸いです。
福井・石川でマイホームを検討中の方はノークホームズにご相談ください。
資金計画の段階から、ご家族の理想のマイホームづくりをサポートいたします。
マイホームのローン借入条件に関する平均
次に、マイホームの住宅ローンについて、借入条件に関する平均を見てみましょう。
何歳で住宅ローンを利用しているか
マイホームを新築する場合、住宅ローンを利用する方の平均年齢は41.1歳です。
年代別では30代・40代の割合がもっとも多く、65.2%を占めています。
マイホーム購入の年代別の年収・貯金などの平均はこちらの記事で確認できます。
>マイホーム購入の年齢・年収・貯金などの平均|20代・30代・40代~購入するメリット・デメリット
何年・何歳まで住宅ローンを返済するのか
マイホーム新築時の住宅ローンの返済期間の平均は、以下のとおりです。
- 注文住宅建築:32.8年
- 土地購入+注文住宅建築:34.5年
住宅ローンの利用する人の平均年齢が41.1歳ですので、平均で75歳前後まで住宅ローンを返済することが一般的となっています。
マイホームのローン検討時6つの注意点
次に、マイホーム購入にあたってローンを検討する際の注意点を確認しましょう。
2種類の金利や金融機関の選び方、無理のない返済負担率などを紹介していきます。
固定金利・変動金利の特徴を把握しご家族の価値観に合わせて選ぶ
住宅ローンの金利を大きく分けると、固定金利・変動金利の2種類です。
固定金利の特徴は、以下のとおりです。
固定金利の特徴 |
---|
|
それに対して、変動金利の特徴は以下のようになっています。
変動金利の特徴 |
---|
|
金利タイプの選択についてはさまざまな意見があるため、最終的にはご家族の価値観・返済プラン・ライフプランに合う金利の種類を選ぶことが大切です。
不安な場合はファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談も可能ですよ。
またローンの返済途中で返済プランと金利の動向が合わなくなる場合には、「金利タイプ変更」「ローン借り換え」という選択肢もあります。
借入期間は退職後の資金繰りを検討して設定
住宅ローン借入時には、「退職前」「退職後」で収入が大きく変化する可能性を考慮に入れて借入期間を検討しましょう。
また借入期間を長くすると毎月の負担は軽減できますが、総返済額は増加します。
金融機関はローン利用範囲などを確認して選ぶ
金融機関によって住宅ローンの利用範囲が異なり、「住宅建築費用+諸費用のみ」から「住宅建築費用+引越し費用、自家用車購入費用など」まで、さまざまです。
住宅ローンで賄いたい支払い範囲を決めて、住宅ローンの概要をよく確認したうえで金融機関を選びましょう。
無理のない返済負担率は20~25%以下
一般的に無理なく住宅ローンを支払える返済負担率は、年収の20~25%以内といわれています。
「年収の35%までは大丈夫」という意見もありますが、ご家族の生活状況はさまざまです。
最終的にはご家族にとって無理なく返済できる返済負担率を現実的に考えるのが大切です。
借入限度額は年収の5〜7倍が目安|年収300~800万円のシミュレーション
住宅ローンの借入限度額は年収の5〜7倍が目安です。
したがって、年収300~800万円の借入限度額をシミュレーションすると以下のようになります。
年収 | 借入限度額の目安 |
---|---|
300万円 | 1,500万円〜2,100万円 |
400万円 | 2,000万円〜2,800万円 |
500万円 | 2,500万円〜3,500万円 |
600万円 | 3,000万円〜4,200万円 |
700万円 | 3,500万円〜4,900万円 |
800万円 | 4,000万円〜5,600万円 |
頭金は諸費用支払い・将来の支出を考慮して設定
フルローンでマイホームを新築する際にも現金支払いが必要な諸費用があるので、注意が必要です。
一般的に現金での支払いが必要な諸費用は、以下のものがあります。
現金での支払いが必要な諸費用 |
---|
|
フルローンでマイホームを新築するときに必要となる現金の目安はこちらの記事で確認できます。
>注文住宅をフルローンで建てるなら現金はいくら必要か|支払いスケジュール、ローンのタイミングなど解説
また、ライフステージで必ず訪れる以下のような支出のタイミングもあるため、長期的な視点で頭金と手持ち資金のバランスを検討することが大切です。
ライフステージで訪れる支出のタイミング |
---|
|
マイホーム建築後にかかる費用について、こちらの記事で確認できます。
>家を建てた後にかかるお金|一戸建てに毎月or定期的にかかるお金(ローン以外の税金等)を一覧表で紹介
福井・石川でマイホームを検討中の方はノークホームズにご相談ください。
これまでの数多くの施工経験にもとづき、資金計画の段階からご家族の理想のマイホームづくりをサポートいたします。
マイホームのローンQ&A
最後に、マイホームのローンについて、ノークホームズがよく頂く疑問にお答えします。
今後の住宅価格の変動や建築費用を抑える方法を見ていきましょう。
今後住宅価格が下がることはある?
2024年現在では、今後も市場の不動産価格・マイホーム建築費用は上昇し続ける見込みです。
マイホームの必要性はご家族それぞれなので、妥協せずに価格に見合うマイホームづくりを目指すのがおすすめです。
マイホーム建築費用を抑える方法はある?
マイホーム建築費用を抑える主な方法は以下のとおりです。
マイホーム建築費用を抑える方法 |
---|
|
マイホームの購入費用を抑える方法は、記事で確認できます。
>新築の注文住宅で費用を削れるところ一覧|予算オーバー額500万円・1000万円の対策例も紹介
補助金は国・自治体が実施していて実施状況が変動するため、マイホームを検討し始める段階から活用できる補助金を調べる必要があります。
また、減税制度に関しては、主に以下のような税種の優遇制度があるため、もれなく活用できるよう申請の有無などを確認しましょう。
優遇制度がある主な税種 |
---|
|
福井・石川のノークホームズは、各種補助金の活用が可能な工務店です。
資金計画の段階からご相談いただけますので、お気軽にお問い合わせください。
まとめ
マイホームのローンの借入総額・月々の返済金額の平均や、頭金・返済負担率などの平均を紹介しました。
無理のない資金計画を立てることによって、今の暮らしの充実も将来の安定も両立しながらマイホームづくりを進めることができます。
活用できる補助金も数多く存在するので、今回の内容を参考にご家庭の理想の住まいづくりを検討していただければ幸いです。