平屋を建てるなら大手ハウスメーカー・工務店どちらも確認|価格・間取り・性能などチェックポイント
「平屋を建てるならどのハウスメーカーがいいのか、おすすめのハウスメーカーを知りたい」とお考えの方が多いと思います。
結論から申し上げると、現在は全国区の大手ハウスメーカーから地元工務店まで、各ハウスメーカーが提供する住宅プラン・サービス内容が多様化しているため、ハウスメーカーの規模にこだわらずに複数社を比較し、信頼して平屋のマイホームを依頼できるハウスメーカーを選ぶことをおすすめします。
今回は平屋建築のデザイン性・住宅性能ともに高い評価を得ている福井・石川の工務店『ノークホームズ』が、「平屋を建てるハウスメーカーの選び方」「おすすめのおしゃれな平屋間取り」などをわかりやすく解説します。
適正価格でおしゃれ&長く快適に暮らせる平屋のマイホームを完成させるために、ぜひ最後までごらんください!
目次
平屋を建てるなら大手ハウスメーカーどちらも確認|価格・間取り・性能などチェックポイント
はじめに、信頼して平屋のマイホームを依頼できるハウスメーカーの選び方を紹介します。
冒頭でもお話ししたとおり、ハウスメーカーの規模にこだわらずに複数社を比較し、ご家族にとって最適なハウスメーカーを選びましょう。
ハウスメーカーを比較する際のチェックポイントは、以下のとおりです。
- 価格
- 間取り
- 性能
- デザイン
- 実績
- 対応
- 保証・アフターサービス
- 口コミ
具体的なチェックポイントを紹介します。
価格
ローコストから高価格帯まで、ハウスメーカーによって提示価格はさまざまなので、提示価格に含まれる内容を確認しましょう。
気になるハウスメーカーを4〜5社ピックアップし、以下の項目を確認・比較してください。
チェックポイント | 内容 |
---|---|
標準仕様の住宅性能 | ・断熱等級 ・耐震等級 ・その他(長期優良住宅、ZEHなど) |
価格に含まれる諸費用 | ・建築確認申請費用 ・地盤調査費用 ・消費税 など |
価格に含まれる本体建築工事以外の工事内容 | ・エアコン設置工事 ・カーテンレール設置工事 ・屋外給排水工事 など |
「標準仕様」とはハウスメーカーが追加費用なしで提供する工事内容・サービス内容ですが、複数社を比較すると、標準仕様の内容が違うことにお気づきになると思います。
各ハウスメーカーの価格を正しく比較するために、上記のようなチェックポイントを同条件で確認することをおすすめします。
(例)標準仕様で「A社:断熱等級5」「B社:断熱等級7」の場合、A社に断熱等級7にする追加費用を確認し、条件をそろえる。
間取り
間取りの依頼方法の種類は以下のとおりで、まずはご家族が希望する依頼方法を決める必要があります。
依頼方法 | おすすめ |
---|---|
自由設計 | 「こんな間取りで暮らしたい」という明確なイメージがあるご家族におすすめ |
規格プランの中から選択 | 費用を抑えることを優先したいたいご家族におすすめ |
規格プランを一定範囲でアレンジ | なるべく費用を抑えながら、必要な箇所だけアレンジしたいご家族におすすめ |
ハウスメーカーによっては以下のようなケースもあるため、「ご家族の間取りに対する希望が叶うか」「希望が価格に影響するか」を確認してください。
- 自由設計に対応していない
- 規格プランがない
- 自由設計・規格プランから選択どちらも可能だが、自由設計は割高になる など
性能
ご家族が平屋のマイホームで暮らすために必要な、主な住宅性能は以下のとおりです。
- 断熱性・気密性
- 耐震性
- 省エネ性
- 耐久性
- 防火性
- 防犯性
- バリアフリー性
- 換気性
- 防音性・遮音性
- メンテナンス性
ハウスメーカーごとに住宅性能に対する方針がまったく違うため、まずは標準仕様でどのような住宅性能を提供しているかを確認・比較してください。
「住宅性能が十分でない」と感じる場合には、希望の住宅性能を叶えるために、どの程度の追加費用が必要かを確認することも大切です。
デザイン
「ご家族のがイメージするデザイン」「ハウスメーカーが得意なデザイン」が合致する場合は、ご家族・ハウスメーカーがデザインイメージを共有しやすくなります。
デザインイメージの共有は、スイッチ・金具の色といった細部まで好みの住宅デザインを実現するために大切な要素なので、ハウスメーカーのホームページ・カタログ・モデルハウスなどで、得意とするデザインを確認してください。
実績
ハウスメーカーがホームページで紹介している施工実績で、平屋の施工実績が多数あるかを確認してください。
施工実績が豊富なハウスメーカーほど平屋特有のメリットを活かす&デメリットを解消するアイデアが豊富で、多岐に渡る視点でご家族構成・ライフスタイルに合うプランの提案が可能です。
平屋特有のデメリットを、のちほど「平屋のメリット・デメリット、2階建てとの違い」で紹介します。
対応
ハウスメーカーの対応をチェックするポイントは、以下のとおりです。
- 平屋のメリットだけでなく、デメリットを具体的に説明できるか
- 予算・世帯構成・ライフスタイルなど、ご家族のニーズに合う柔軟な提案をしてくれるか
- 住宅性能・施工方法などをわかりやすく説明できるか
- 法規制・補助金などの知識があり、わかりやすく説明できるか
- 打ち合わせの時間、質問の回答期限など、約束を守って誠実に対応してくれるか
ハウスメーカーとの関わりは平屋が完成した後も続くため、気持ちのよいやり取りができるハウスメーカーを選ぶことをおすすめします。
保証・アフターサービス
平屋新築時の保証として「住宅瑕疵担保責任保険」がありますが、適用範囲が限られています。
そのため、独自の保証・アフターサービス体制を整えているハウスメーカーを選ぶと安心です。
- 住宅瑕疵担保責任保険以外の独自保証、保証範囲
- 定期点検の頻度
- アフターサービス相談窓口の稼働時間
口コミ
ハウスメーカーの口コミをチェックする際には以下のような点をポイントにして良い口コミ・悪い口コミどちらも確認し、ハウスメーカーの評価を読み取りましょう。
- 第三者の口コミ
- 住み心地、対応、施工品質、アフターサービスなどの賛否
- 良い評価・悪い評価のバランス
- 口コミに対するハウスメーカーの返信
- 日付が新しい口コミ・古い口コミで評価が変化しているか・一定か
信頼して平屋のマイホームを依頼できるハウスメーカーを選ぶために、複数のハウスメーカーを比較する際のチェックポイントを紹介しました。
平屋は2階建てと比較して建築棟数が少ないため、ハウスメーカーによっては「価格が割高になる」「ご家族とイメージを共有しづらい」といったケースがあります。
ぜひ紹介したチェックポイントを参考にして、理想を実現できるハウスメーカーを選んでください。
福井・石川で平屋のマイホームをご希望の方は、ノークホームズへお問い合わせください。
ご家族のご希望を丁寧に伺い、理想の平屋を実現するプランを提案いたします。
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※当社はしつこい営業を一切行っておりません。ご安心下さい。
〈施工エリア〉
※建築予定地が施工エリア外の場合には、資料送付をお断りさせていただきます。あらかじめご了承ください。
平屋の間取り実例|平屋を建てるポイントも紹介
平屋は2階建てと比較して建築棟数が少ないため、「ハウスメーカーのカタログなどに参考になる間取りが少ない」とお悩みの方がいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで次に、暮らしやすさ・デザイン性を両立した平屋の間取り実例を紹介します。
コンパクトな平屋|2LDK
こちらは、2LDK・17.53坪の平屋間取りです。
20坪以下のコンパクトな間取りですが、シューズクローゼット・ユーティリティー(洗濯室)など、生活に役立つスペースを確保した暮らしやすい平屋が完成しました。
LDKに小上がりタタミスペースを設けて、空間デザインに変化を生み出している点もポイントです、
コンパクトな家づくりの方法を、こちらの記事で確認できます。
>小さいけど素敵な家の間取りづくりのポイント|延床面積別の間取り事例も紹介
中庭のある平屋|2LDK
こちらは、2LDK・24.27坪の平屋間取りです。
「平屋と道路の距離が近いため、外から室内に向けられる視線が気になる」といった場合には、中庭を設けて外からの視線を遠ざける方法があります。
中庭があることで、各部屋への自然光・風が届きやすくなる点も、ポイントです。
中庭のある平屋の間取りを、こちらの記事で確認できます。
>平屋・コの字型の間取り|中庭のある約30坪・2〜4LDKの事例、後悔しないポイントを紹介
老後まで暮らしやすい平屋|2LDK
こちらは、2LDK・24.29坪の平屋間取りです。
廊下がなく室内を移動しやすい間取りで、寝室・ウォークインクローゼット・水まわりが回遊動線になっている点がポイントです。
また「家事室を設ける」「LDK・トイレの間に壁を設ける」など、ご夫婦2人がご自宅で長い時間を過ごす年代になっても、プライベートな時間を楽しみながら暮らせる間取りが完成しました。
こちらの記事で、長期的な視点でご夫婦2人の暮らしにフィットする平屋をつくる方法を確認できます。
>シニア夫婦二人の平屋間取り|20坪台の老後に快適&おしゃれな平屋間取り図、60才からの家づくりのポイント
勾配天井の平屋|2LDK
こちらは、2LDK+タタミスペース・24.92坪の平屋間取りです。
家具のレイアウトによっては圧迫感を感じやすい横長のLDKに勾配天井を取り入れて、開放感のある空間でゆったり過ごせる間取りが完成しました。
平屋の天井高について、こちらの記事で平均の高さなどを解説しています。
>平屋の天井高の平均・最高の高さなど解説|勾配天井で後悔しない方法、勾配天井の外観も紹介
防犯性の高い平屋|2LDK
こちらは、2LDK・26.92坪の平屋間取りです。
テラスにセミオープンの壁を設けて外からの視線を遮り、室内の様子や間取りを把握できないよう配慮しています。
外からの視線を気にせずにLDKの窓を開放し、LDK・テラスが一体となった気持ちの良い空間でご家族の時間を楽しめます。
こちらの記事で、一軒家の防犯対策を確認できます。
>一軒家のセキュリティを最強にする方法|空き巣が嫌がる家づくりにおすすめの6つの防犯対策で不安を解消
二世帯住宅対応の平屋|3LDK
こちらは、3LDK・28.93坪の平屋間取りです。
トイレ・洗面所を2つ設けた「一部分離型」の二世帯住宅対応間取りで、各世帯のプライバシー・二世帯間のコミュニケーションを両立する住宅が完成しました。
平屋はワンフロアの住宅ですが、間取り配置で空間のゾーニングが可能です。
二世帯住宅の間取りタイプ別メリット・デメリットを、こちらの記事で確認できます。
>【二世帯住宅】母一人+子世帯の間取り実例(35坪前後)|完全同居など間取りタイプ別のメリット・デメリット
プライバシーを守れる平屋|3LDK
こちらは、3LDK+タタミコーナー・30.5坪の平屋間取りです。
玄関ホールや廊下を挟んでLDK・各個室を配置することで、ワンフロアでもご家族それぞれのプライバシーを守りやすい間取りとなりました。
すっきりとした室内環境を保ちやすいよう、室内各所に収納スペースを設けている点もポイントです。
テラスのある平屋|3LDK
こちらは、3LDK・31.78坪の平屋間取りです。
土地形状などの影響で住宅形状が縦長・L字型などになる場合は、住宅の中心部にテラスを設けることで、テラスがご家族のコミュニケーションの拠点となります。
また、テラスは住宅全体に採光・通風を届ける役割も果たしてくれますね。
L字型の平屋間取りを、こちらの記事で確認できます。
>平屋・L字型がおしゃれ|25坪〜35坪の2〜4LDK外観・間取り事例、デメリット解消方法を紹介
趣味専用スペースがある平屋|4LDK
こちらは、4LDK・31.82坪の平屋間取りです。
キッチン直結のDIY倉庫を設けて、天候を気にせずご家族とコミュニケーションを取りながら趣味のDIYを楽しめる平屋が完成しました。
ノークホームズには、今回紹介しきれなかった施工事例がまだたくさんあります。ぜひごらんください!
「平屋=コンパクト、ワンフロアでデザインに変化がない」という印象をお持ちの方もいらっしゃると思いますが、多彩なバリエーション・デザインの平屋間取りを作成可能です。
ぜひアイデアが豊富なハウスメーカーを選び、ご家族の理想のライフスタイルを実現できる平屋間取りを完成さてください。
福井・石川で平屋のマイホームをご希望の方は、ノークホームズへお問い合わせください。
多くの平屋を建築してきた経験・技術力をもとに、ご家族が長く快適に暮らせる平屋プランを提案いたします。
〈ノークホームズ 平屋の家〉
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※当社はしつこい営業を一切行っておりません。ご安心下さい。
〈施工エリア〉
※建築予定地が施工エリア外の場合には、資料送付をお断りさせていただきます。あらかじめご了承ください。
平屋のメリット・デメリット、2階建てとの違い
最後に、平屋・2階建てどちらが良いか迷っている方へ、「平屋のメリット・デメリット」「平屋・2階建ての違い」を紹介します。
平屋のメリット・デメリット
平屋のメリット・デメリットは以下のとおりです。
平屋のメリット |
---|
|
平屋のデメリット |
|
平屋にはメリット・デメリット両面がありますが、デメリットは設計の工夫によって解消可能です。
土地の状況・周辺環境などによって1軒ごとにデメリットが違うため、ご家族の要望を取り入れながらデメリットを解消する提案力を持つハウスメーカーを選ぶことが大切です。
平屋と2階建ての違い
「平屋・2階建てを同じ条件(延床面積、設備の数、内装グレードなど)で建築する」と仮定する場合に、設計の工夫などで解消できない主な違いは以下のとおりです。
- 土地面積:平屋のほうが広い土地が必要となるため、土地価格・外構費用が全体の費用に大きく影響する
- 暮らしやすさ:平屋は階段がないため、室内を移動しやすく暮らしやすさを実感しやすい
- 災害時:平屋は2階がないので水害時は室内での避難が難しく、火災・地震の際は各居室から屋外へ避難しやすい
上記のほかに、一般的に以下のような要素は「2階建てのほうがメリットが多い」とされがちですが、実際には設計内容が暮らしに影響するため、平屋・2階建てどちらかが特別すぐれている・劣っているとは言えません。
- 防犯面
- 眺望
- 音(室内の音が響きづらい、外の音が聞こえづらい)
- プライバシーの確保
また「平屋が希望だけど、土地面積などの関係で実現が難しい」という場合は「1.5階建て」という選択肢もあるため、次に間取り・外観を簡単に紹介します。
1.5階建てという選択肢もある
1.5階建ては、平屋に必要な分だけ2階を加えた住宅です。
吹き抜けのある開放的な空間で、ゆったりと暮らせますよ♪
【1.5階建ての間取り実例】
こちらの1.5階建て間取りは、LDKから全ての部屋とコミュニケーション可能です。
また、例えばお子さまの独立などで日常的に2階を使わない生活になる場合には1階だけで平屋のように暮らせますし、2階はコンパクトなので掃除などのメンテナンスをしやすい点も魅力です。
【1.5階建ての外観実例】
のびやかな片流れ屋根が印象的で、おしゃれな暮らしを連想できる外観ですね。
ほかにもデザインの好み・ご予算に合わせて、さまざまな外観デザインを実現可能です。
「当初は平屋を希望していたけれど、土地面積・予算などの関係でプラン変更が必要になる」というケースはよくあります。
柔軟な発想力を持つハウスメーカーであれば当初のイメージを上回るプランを提案可能ですので、今回紹介したハウスメーカーの選び方を参考にして、ご家族をサポートするハウスメーカーを選んでいただけると幸いです。
福井・石川で平屋のマイホームをご希望の方は、ノークホームズへお問い合わせください。
家づくりが大好きなスタッフが、多彩なアイデアでご家族の理想を実現するプランを提案いたします。
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〈施工エリア〉
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まとめ
平屋を建てるハウスメーカーを選ぶ際に必ずチェックするべきポイント、平屋間取り実例などを紹介してきました。
インターネット上で「おすすめハウスメーカーランキング」などを確認できますが、ランキング情報は大手ハウスメーカー以外の情報を把握できないのが一般的です。
ご家族にとって最適なハウスメーカーを選ぶために、ぜひ地元工務店などまで選択肢を広げて、さまざまなハウスメーカーの家づくり・サービス内容を比較してください。
今回紹介したチェックポイントを参考に、ご家族を長くサポートしてくれるハウスメーカーを厳選していただけると幸いです。