平屋にウォークスルークローゼットがある間取り図の実例|通路幅、棚・ドアの位置などレイアウトも解説

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平屋にウォークスルークローゼットがある間取り

平屋は、室内の移動がしやすい点が魅力のワンフロアの住宅ですよね。

ご家族が頻繁に通る場所に、出入り口が2ヶ所以上あって通り抜け可能なウォークスルークローゼットを設けることで、「移動のついでに片付けができて散らかりづらい家になる!」と期待をお持ちの方が多くいらっしゃると思います。

でも、「通路が必要なウォークスルークローゼットを、限られた面積の平屋間取りに取り入れるのは難しい...」といった不安もあるのではないでしょうか。

そこで今回は数多くの平屋を建築してきたノークホームズが、平屋のウォークスルークローゼットがある間取り実例を紹介します。

いつもスッキリした環境で暮らせるマイホームを完成させるために、ぜひ最後までごらんください!

 

平屋のウォークスルークローゼットがある間取り図の実例

はじめに、平屋の間取りにウォークスルークローゼットを取り入れて暮らしやすい家づくりに成功した実例を紹介します。

ウォークスルークローゼットの位置」や「ウォークスルークローゼットが暮らしやすさにどのように影響しているか」などを、一緒に確認しましょう!

 

約2帖のウォークスルークローゼット

まずは、比較的コンパクトな2帖ほどのウォークスルークローゼットを設けた平屋間取りを紹介します。

 

こちらは、延べ床面積24.92坪の平屋間取りです。

玄関直結の洗面所とランドリールームの間に、ウォークスルークローゼットを配置しました。

ウォークスルークローゼットが洗面所・玄関と隣接しているため、外出・帰宅時に身支度を整えやすい点が便利ですね。

平屋のウォークスルークローゼットがある間取り図

 

次に、延べ床面積30.74坪の平屋間取りです。

こちらも玄関とウォークスルークローゼットが隣接しているため、身支度がしやすい配置です。

玄関ホールからリビングへのアクセスが「ウォークスルークローゼット側から」「LDK側から」の2通りあるため、プライベートなスペースがお客様の目に触れない点も、こちらの間取りの魅力です

平屋のウォークスルークローゼットがある間取り図

 

次に、延べ床面積31.31坪の平屋間取りです。

LDKから水回り・ウォークスルークローゼットを通って寝室まで直行できる間取りなので、家事動線がスムーズです。

こちらの間取りは、ウォークスルークローゼットへのアクセスが3通り(水回り側から・キッチンから・寝室から)ある点も特徴です。

平屋のウォークスルークローゼットがある間取り図

 

上画像のような長方形の平屋間取りを、こちらの記事で確認できます。特集して紹介した記事もあります
>平屋で人気の3LKD・長方形・30〜35坪の間取り事例・外観事例|理想の間取りを実現する方法

 

約3帖のウォークスルークローゼット

次に、3帖ほどのウォークスルークローゼットを設けた平屋間取りを紹介します。

 

こちらは、延べ床面積24.29坪の平屋間取りです。

ウォークスルークローゼットを囲んでL字型にユーティリティー(ランドリールーム)・主寝室を配置することで、最短距離で家事ができる間取りとなりました。

平屋のウォークスルークローゼットがある間取り図

約4帖のウォークスルークローゼット

最後に、4帖ほどのウォークスルークローゼットを設けた平屋間取りを紹介します。

 

こちらは、延床面積29.64坪の平屋間取りです。

縦長の住宅形状をいかして個室間の適度な距離を確保し、30坪以下のコンパクトな面積でありながら、二世帯での暮らしにも対応できる間取りとなりました。

玄関に近い個室から、ウォークスルークローゼットを通って直接お風呂にアクセスできます。

平屋のウォークスルークローゼットがある間取り図

 

二世帯住宅の間取りは、こちらの記事で確認できます。
>40坪台の二世帯住宅(二階建て・平屋)間取りパターン|完全分離、一部分離の事例紹介

 

最後に、延べ床面積31.78坪の平屋間取りです。

こちらも縦長の住宅ですが、家の真ん中で家事作業が完結する間取りとしました。

キッチン・家事室・ウォークスルークローゼットを一箇所に集めて、スムーズな動線で家事作業が進むように工夫しています。

平屋のウォークスルークローゼットがある間取り図

 

ウォークスルークロゼットがある平屋の間取り実例を紹介してきました。

ほとんどの実例で、ウォークスルークローゼットによって家事動線がスムーズな暮らしをイメージできたのではないでしょうか。

ウォークスルークローゼットのように複数方向からアクセス可能な収納スペースがあると、生活・家事にストレスを感じにくい間取りが完成します!

ぜひ紹介した実例を、ご家族にとって暮らしやすい間取り作成の参考にしてください♪

 

福井で平屋のマイホームを検討中の方は、ノークホームズにご相談ください。

ノークホームズは、コンパクトな面積の平屋にウォークスルークローゼット・ランドリールームなど暮らしに役立つスペースを取り入れた間取りづくりを得意としている工務店です。

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失敗しないウォークスルークローゼットのつくり方

平屋にウォークスルークローゼットがある間取り

ウォークスルークローゼットを平屋の間取りに取り入れた実例を確認したので、次に失敗しないウォークスルークローゼットのつくり方も確認しましょう。

「スムーズに生活できる配置」「使い勝手の良い面積になるか」などを把握しましょう!

 

ウォークスルークローゼットの最適な位置配

ウォークスルークローゼットは主に衣類をしまう場所なので、衣類を出し入れするのに便利な場所に配置するのがおすすめです。

  • 寝室に隣接させる
  • 洗濯物を干すスペースに隣接させる
  • 洗面所に隣接させる

また、上記のようなスペースとご家族が集まるLDKの距離を短くすると、ご家族が協力し合ってウォークスルークローゼットを活用したり、衣類の片付けをしたりしやすくなります。

 

ウォークスルークローゼット内の通路幅

ウォークスルークローゼットは「歩いて通り抜けできるクローゼット」なので、2ヶ所以上にドアを設置して通路を設けるつくりとなります。

通路幅、洋服を収納する棚の幅は、以下を参考にしてください。

項目
通路幅 最低60cm〜
洋服を収納する棚の幅
50cm〜60cm

 

上記の数値を参考にすると、ウォークスルークローゼット全体の面積は2帖〜が目安です。

通路幅などを狭くしすぎると活用しづらいスペースとなる点に、ご注意ください。

 

収納力を高めるレイアウト(棚・ドアの位置など)

ウォークスルークローゼットの収納力は、棚・ドアの配置に左右されます

必要な収納容量に合わせて、以下3パターンからレイアウトを選んで下さい。

レイアウト 特徴

コの字型

 

・広い面積が必要
・収納容量が大きい
・ご家族全員分の衣類等を収納したいご家庭におすすめ

L字型

 

・比較的間取りに取り入れやすい
・全体の面積に収納容量が左右される

I字型

 

 

・「通路と1列の収納」「通路を挟んで2列に収納」の2パターンがある
・通路を挟んで2列に収納の場合は、広い面積が必要で収納容量が大きい
・通路と一列の収納の場合は、比較的間取りに取り入れやすいが収納容量が小さくなりがち

 

また、「ウォークスルークローゼットとLDKの距離を短くすると使いやすい」と前述しましたが、ドアの位置によっては来客時にウォークスルークローゼット内が丸見えになります。

そのため、ウォークスルークローゼットのドアは、開放時に来客の視線が気にならない位置に設置するのがおすすめです。

 

ウォークスルークローゼットは本当に必要か

平屋にウォークスルークローゼットがある間取り

最後に、平屋はワンフロアに個室や住宅設備をすべて配置する住宅のため、「ウォークスルークローゼットを設けることで個室が小さくなる」とお悩みの方もいらっしゃると思います。

ウォークスルークローゼットは本当に必要?と迷ったら、ぜひウォークスルークローゼットのメリット・デメリットを判断の参考にしてください。

 

メリット

ウォークスルークローゼットのメリットは、以下のとおりです。

メリット
  • たくさんのモノを一箇所にまとめて収納できる
  • 間取りの中の位置を工夫することで、片付けがしやすい動線づくりができる
  • ドアを開放することで、湿気や熱気がこもりにくい収納スペースとなる

 

上記のようなメリットから、ウォークスルークローゼットは特に以下のようなご家族に役立ちます。

  • 荷物が多いご家族
  • 育児中・介護中のご家族 など

マイホーム新築時にウォークスルークローゼットを設ける場合は、あらかじめ収納が必要なものの種類と量を決めて、効率的に活用できる棚のレイアウトなどをプランニングしましょう

 

デメリット

ウォークスルークローゼットのデメリットは、以下のとおりです。

デメリット
  • 通路・ドアの位置によって収納容量が小さくなるケースがある
  • 間取りの中に、まとまった面積を確保するのが難しいケースがある
  • 新築時に、モノが増えることまで想定して収納容量を考えるのが難しい

 

上記のようなデメリットから、ウォークスルークローゼットを設けるよりも「個室の収納スペース」や「デッドスペースを活用した収納スペース」を充実させる方が向いているご家庭もあります

明確な活用方法が思いつかない場合や居住スペースの確保に影響する場合などは、ウォークスルークローゼットの優先度を下げて間取りを検討するのがおすすめです。

 

福井で平屋のマイホームを検討中の方で、ご家族にとって最善の間取りプランを完成させたいとご希望の方は、ノークホームズにご相談ください。

豊富な経験と多彩なアイデアをいかした間取りを提案いたします!

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まとめ

ウォークスルークローゼットがある平屋間取りについて、実例・ウォークスルークローゼットのつくり方などを解説してきました。

ウォークスルークローゼットはスムーズな生活に役立つスペースですが、間取り全体の中で最適な配置や面積を検討してプランニングする必要があります。

ぜひ今回紹介した情報を参考にして、より便利でスッキリとした環境をキープしやすい間取りを完成させていただけると幸いです!

著者情報

NORQ HOMES ノークホームズ編集部

NORQ HOMES ノークホームズ編集部

福井の高性能注文住宅を建てる工務店ノークホームズが、
家づくりに役立つ情報を発信しています。

登録・免許
【設 計】 福井県知事 第ろ-1394号
【建 設】 福井県知事 (般-1)10791号
【不動産】 福井県知事 (1)第1704号

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