家づくりでこだわりたいポイント!ランキング形式で解説|おすすめのアイデアも事例写真付きで紹介
注文住宅を建てるなら、できるだけ多くの希望を盛り込んだ理想の家づくりをしたいもの。
しかし、あれもこれもとこだわりすぎてしまうと、予算オーバーになってしまうことも少なくありません。
こだわりたいところに優先順位をつけておくことで、コストを抑えながらも理想の住まいを叶えられます。
そこで今回は、福井の注文住宅工務店『ノークホームズ』が、家づくりでこだわりたいポイントをランキング形式で解説します。
コラムのポイント |
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▶ノークホームズの施工事例集
※建築予定地が施工エリア内(福井・石川)の方のみ対応させていただきます。
目次
【ランキングTOP5】家づくりでこだわりたいポイント
注文住宅を建てる際に「ここにこだわりたい!」という方が多い点を、ランキング形式で紹介します。
家づくりでこだわりたいポイント1位:間取り
家づくりでこだわりたいポイントの第1位は「間取り」です。
リビングや寝室、子供部屋、水回りなどの配置を工夫して家事動線を良くするだけでなく、家族が自然と集まるコミュニケーションの取りやすい間取りにするなど、ライフスタイルやニーズに合わせて設計しましょう。
間取りは内装への影響だけでなく、家の形や広さなど外観にも影響します。
間取りだけを優先すると家全体のデザインバランスが崩れる場合もあるため注意が必要です。
どのような間取りにするかアイデアを知りたい方は、こちらの記事で成功例を参考にしてください。
>新築注文住宅の間取り成功例|35坪のおしゃれ&家事動線が良い神間取り・外観の二階建て・平屋
家づくりでこだわりたいポイント2位:住宅性能
こだわりポイントの第2位は「住宅性能」です。
地震などの自然災害に強く、暮らしやすいマイホームにするためには、住宅性能へのこだわりは必須です。
特に、福井のように気候の変化が激しいエリアの場合、快適な室内環境を維持するために優れた断熱性能が求められます。
福井県は、国の基準を超える「断熱等級6が新築の最低基準」とする独自基準が定められています。
福井で家を建てるなら最高ランクの断熱等級7の性能を基準にするのがおすすめです。
断熱等級とは、断熱性能の高さを1から7までに区分したもので、等級ごとの違いは以下の通りです。
断熱等級 | 内容 |
等級7 | 熱損失等のより著しい削減のための対策が講じられている |
等級6 | 熱損失等の著しい削減のための対策が講じられている |
等級5 | 熱損失等のより大きな削減のための対策が講じられている |
等級4 | 熱損失等の大きな削減のための対策(建築物エネルギー消費性能基準等を定める省令に定める建築物エネルギー消費性能基準に相当する程度)が講じられている |
等級3 | 熱損失等の一定程度の削減のための対策が講じられている |
等級2 | 熱損失の小さな削減のための対策が講じられている |
等級1 | その他 |
<出典>国土交通省 住宅性能表示制度における省エネ性能に係る上位等級の創設
数字が大きいほど断熱性能が高く、季節を問わず快適に過ごすことができます。
また、断熱性能が高い家ほど冷暖房効率が高いため、光熱費を削減できます。数十年間にわたるランニングコストの削減に効果的なのもうれしいポイントです。
ノークホームズでは、断熱等級7の住宅が標準仕様です。世界基準の断熱性へのこだわりについては、こちらからご確認ください。
また、震災クラスの大規模地震にも備えて、耐震性能の高い家を建てることも重要です。
「品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律)」によって設定された耐震等級において、最高水準の耐震等級3の家であれば安全・安心な住まいづくりが実現します。
各等級の違いは次の通りです。
耐震等級 | 耐震性能の基準 | 特徴 |
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等級3 | 等級1の1.5倍の耐震性能 |
最高レベルの耐震性能で、 |
等級2 | 等級1の1.25倍の耐震性能 |
学校や病院などの公共施設レベル |
等級1 | 震度6強~7の地震でも倒壊・崩壊しない |
大地震に耐えられるが損傷の可能性あり |
2016年の熊本地震では、耐震等級3の住宅で「大きな損傷が見られず、大部分が無被害(※)」だったという報告もされています。
震度6強〜7クラスの大地震でも倒壊・崩壊するリスクを抑えたい場合、耐震等級にも注目しましょう。
※出典:「熊本地震における建築物被害の原因分析を行う委員会」報告書のポイント|国土交通省
家づくりでこだわりたいポイント3位:キッチン
家の中心ともいえる大切な場所「キッチン」が、こだわりポイント第3位です。
回遊性が高いキッチンにする、作業しやすいようにカウンターの高さを調整する、収納スペースを十分に用意するなど、家事がスムーズになるよう工夫を施しましょう。
調理の場としてだけでなく、家族とのコミュニケーションの場にもなるため、リビングを見渡せるような作りとする事もおすすめです。
こちらの記事では、キッチンの選び方やおすすめの種類について紹介しています。
>後悔しない注文住宅のキッチン対策|メーカー選びのコツとおすすめのキッチンタイプを解説
家づくりでこだわりたいポイント4位:収納
第4位のこだわりポイントは「収納」です。
快適な住まいとするためには、収納スペースを十分に設けることが重要です。
収納スペースを適切に設けないと、せっかくの家にも物があふれてしまい、日々のストレスにつながりかねません。
一方、収納スペースが十分に用意されていれば、空間が整理されよりゆとりのある家に感じられます。
家族構成やライフスタイルによって必要な収納スペースは異なるため、収納の数や場所、種類について話し合っておきましょう。
家づくりでこだわりたいポイント5位:外壁・外観
次いで第5位は家の第一印象を大きく左右する重要なポイント「外壁・外観」です。
和モダン、ナチュラル、北欧風など、どのようなコンセプトにしたいか決めた上で素材やカラーを選び、統一感を出しましょう。
また、屋根の形状も以下の通りさまざまです。
屋根形状 | 特徴 |
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切妻屋根 | 三角屋根(左右対称)で、比較的コストが低い形状 |
招き造り | 三角屋根(左右非対称)で、耐久性・耐風性が高い形状 |
片流れ屋根 | 1枚の屋根が一方向に傾斜している形状 |
方形屋根(ほうぎょうやね) | 4面の三角形をつなぎ合わせた、耐久性・耐風性が高い形状 |
寄棟屋根(よせむねやね) | 4面の台形をつなぎ合わせた形状 |
入母屋屋根(いりもややね) | 切妻屋根と寄棟屋根を組合わせた、高級感と耐久性のある形状 |
陸屋根 | 傾斜のない平面な形状 |
差しかけ屋根 | 1階に2階より小さな屋根がかかっている形状 |
腰折れ屋根 | 折れ曲がっている形状 |
屋根は激しい気候の変化や紫外線の影響を直接受けますので、耐候性や防水性に優れた耐久性の高い素材であること重要です。
福井のような雪国ならではの屋根選びについては、こちらの記事で解説しています。
>雪国の家ならではの屋根|雪対策ができる屋根・屋根形状(勾配あり、平ら)の種類、平屋などの屋根事例
参考にしたい家づくりのこだわりアイデア
ここからは、ノークホームズが実際に手がけた注文住宅の中から、参考にしたい家づくりのこだわりアイデアをご紹介します。
間取りのアイデア例
間取りにこだわる際、重要となるのが家事動線の良さです。
次のような工夫を施し、家事のしやすい快適な家としましょう。
- 家事がしやすいようにキッチン・風呂場・トイレ・などの水回りを集約する
- ゴミ捨てのしやすさを考慮して玄関や勝手口を設置する
- 必要な物を取り出しやすいように、キッチンの近くにパントリーを設置する
こちらの間取りでは、浴室からユーティリティ、ファミリークローゼット、サニタリー、トイレまでを一直線に設置し、スムーズな家事動線を叶えています。
キッチンの横にはパントリーを設置することで、料理中の物の出し入れも気軽に行えるのがポイントです。
キッチンのアイデア例
家づくりでは、どのようなキッチンを採用するかも重要なポイントです。
- アイランドキッチンなど、LDK全体を一周できる動線にする
- 対面型キッチンで家族とのコミュニケーションが取りやすい作りにする
- 広めのスペースを確保し、複数人でも作業しやすくする
上記のような工夫を凝らし、家事動線に優れているだけでなく、ご家族と過ごしやすいキッチンとしましょう。
こちらの事例では、キッチンからリビングダイニングを広々と見渡すことができ、ご家族の様子を見守りながら作業できます。
こちらのキッチンでは通路幅を十分に設け、複数人で作業する場合もスムーズに動けるよう工夫しました。
キッチン横にはパントリーを設置することで、収納スペースも確保しています。
外観のアイデア例
外観は、家の顔と言っても過言ではないほど重要なポイントです。
次のポイントを中心にこだわり、家の第一印象をより良いものとしましょう。
- 窓の形状や配置にこだわり、デザイン性だけでなく採光や通風も向上させる
- 外観デザインやコンセプトに合った形状の屋根を選ぶ
- 色や質感にこだわるのに加え、耐久性が高く汚れにくい素材を採用する
- アクセントカラーや異素材を取り入れて洗練された印象にする
こちらの平屋の事例では、モダンな片流れ屋根を採用し、高級感のある仕上がりとしました。
植栽や玄関アプローチまでこだわり抜き、洗練された住まいとなっています。
平屋の外観や間取り、内装についても詳しくご覧になりたい方には、こちらの記事もおすすめです。
>平屋の新築おしゃれな実例(外観・間取り・内装)|平屋を建てるコスト、平屋づくり成功のポイントも解説

▶ノークホームズの施工事例集
まとめ
家づくりでこだわりたいポイントを整理しておけば、優先的にコストを割く部分を明確にでき、予算オーバーとなるのを防止できます。
家づくりを進める前に、何を重視したいか、理想の住まいのイメージは何か明確にしておくことで、施工業者との打ち合わせもスムーズに進みます。
理想を家を建てるには、こだわりたい性能・間取り・設備・価格を最適なバランスで提案してくれるハウスメーカー・工務店を選ぶのがポイントです。
ノークホームズは、福井の暮らしに最適な耐震等級3・断熱等級7の超高性能なデザイン注文住宅で、理想の家づくりをお手伝いします。
この記事が理想の家づくりの参考になれば幸いです。
※建築予定地が施工エリア内(福井・石川)の方のみ対応させていただきます。