2LDK・約20坪の平屋の間取り実例｜総額費用を抑えられるシンプルな設計プランのポイントも紹介

コンパクトな暮らしができる平屋のマイホームを検討中の方へ。

2LDK・20坪ほどの平屋であれば、シンプルな間取り・設計を目指すことで、子育て世代から老後まで幅広い世代の方にとって快適な家づくりが可能です♪

今回は数多くの平屋を建築してきた福井の工務店『ノークホームズ』が、コンパクトな平屋のマイホームづくりに欠かせない情報を、わかりやすく解説します。

 

このコラムのポイント
2LDK・約20坪の平屋の間取りは、バリエーションが豊富です♪実例を紹介します。 家づくりのための資金計画に役立つ、総額費用を抑えられるシンプルな設計プランのポイントも紹介します。

 

20坪ほどの面積の中に快適でスムーズな暮らしが実現するポイントを詰め込んだ、おしゃれな間取りを確認できます。

ぜひ最後までごらんください♪

 

2LDK・約20坪の平屋の間取り実例

はじめに「2LDK・約20坪（15坪〜25坪）」と条件を絞り、快適でおしゃれな平屋の間取り実例をピックアップしました。

子育て世代から老後まで、安心してスムーズに暮らせる間取りのポイントを交えながら紹介します！

 

延床面積 17.53坪

こちらは、【延床面積 17.53坪、2LDK＋SC】の平屋間取りです。
※「SC」とは、シューズクローゼットの略です。

20坪以下のコンパクトな平屋ですが、各部位の面積を十分に確保している点が特徴です。

• 約6帖ほどの個室×２部屋（収納つき）
• １坪タイプのお風呂
• 洗面所とユーティリティー（脱衣室）を分け、ユーティリティーに物干しを設置

LDKに空間のアクセントとなる＆くつろげるタタミコーナーも設けて、お家時間を満喫できる間取りとなりました♪

 

延床面積 21.28坪

こちらは、【延床面積 21.28坪、2LDK＋ウォークインクローゼット＋ユーティリティー（ランドリールーム）＋脇玄関（SC）】の平屋間取りです。

室内の移動距離が長いイメージのある縦長の平屋ですが、水回りを1箇所にまとめたことで、スムーズな家事動線・生活動線が実現しました。

特にユーティリティー（ランドリールーム）が便利で、「夜に洗濯をして干す」・「1年を通して部屋干しする」といったライフスタイルに対応できます。

またランドリールームから個室に直行できる動線設計をしているため、洗濯物がLDKに散らばることがありません♪

 

延床面積 24.27坪

こちらは、【延床面積 24.27坪、2LDK＋中庭＋洗面脱衣室＋脇玄関（SC）】の平屋間取りです。

西向きに広い中庭を設けて屋根をかけたことで、たくさんのメリットが生まれました！

• 中庭の大きな屋根が、夕方の日差しをほど良く遮ってくれる
• 中庭によって道路からLDKまでの距離をほど良く確保でき、植栽によって外からの視線を遮れる
• 中庭はお子さまの遊び場として活用できるほか、雨の日の屋外作業等にも使える
• 各部屋が中庭に面しているので、ご家族のコミュニケーションがスムーズ
• 個室の窓を「北→中庭→南」と1直線に配置し、通風がスムーズ

中庭のシンボルツリーがおしゃれで、間取り・住宅デザインともに、コンパクトでありながら個性を放つ平屋となりました。

 

中庭のある平屋間取りを、こちらの記事で紹介しています。
＞平屋・コの字型の間取り｜中庭のある約30坪・2〜4LDKの事例、後悔しないポイントを紹介

 

延床面積 24.29坪

こちらは、【延床面積 24.29坪、2LDK＋ユーティリティー（ランドリールーム）＋ウォークインクローゼット＋家事室＋SC】の平屋間取りです。

水回りからウォークインクローゼットを通って寝室へ移動できる動線をつくっている点が特徴で、来客時でも家事がスムーズに進みます。

またコンパクトな平屋は廊下をつくらない間取りが多く、「トイレの音が気になるのでは？」と不安を感じる方も多いのではないでしょうか。

こちらの住宅はトイレの前にのみ廊下を設けてLDKとの距離を確保し、トイレの音に対する不安を解消しました。

 

延床面積 24.92坪

こちらは、【延床面積 24.92坪、2LDK＋ファミリークローゼット＋ユーティリティー（ランドリールーム）＋LDK直結タタミスペース】の平屋間取りです。

「家の顔」と言われている玄関ホールに広い面積を確保し、20坪台前半のコンパクトな面積でも空間の広がりを感じる間取りとなりました。

またこちらの間取りには、以下のような特徴もあります。

• 【玄関⇔水回り⇔LDK】が、行き止まりのない回遊動線で移動がスムーズ
• ファミリークローゼットを設けたことで、片付けがスムーズ
• 冷蔵庫と背中合わせに収納スペースを設けるなど、デッドスペースをつくらずに空間を有効活用
• タタミスペースに造作したワーキングデスクを、テレワークやリビング内学習に活用できる

ご家族が自然とリビングに集まり、プライベートな時間も満喫できる平屋です！

 

ランドリールーム・ファミリークローゼットのある間取りを、こちらの記事で紹介しています。
＞ランドリールーム・ファミリークローゼットがある家事動線の良い間取り｜平屋の事例紹介

 

「2LDK・約20坪（15坪〜25坪）」と条件を絞り、幅広い世代のご家族が快適に暮らせるおしゃれな平屋間取りを紹介してきました。

設計の工夫とアイディアによって、20坪ほどの面積の中に多彩な間取りを実現できます！

紹介した間取りを、ご自宅の間取りプランに活用していただけると幸いです。

 

福井で「コンパクトでありながらゆったり暮らせる平屋のマイホーム」をご希望の方は、ノークホームズにご相談ください。

ノークホームズは平屋の施工実績が豊富な工務店で、デザイン性・プラン提案力・住宅性能ともに高い評価を得ております。

家づくりが大好きなスタッフに、ご要望をおきかせください！

 

総額費用を抑えられるシンプルな設計プラン5つのポイント

コンパクトな平屋を建てるにあたって、「シンプルな設計プランで総額費用を抑え、無理のない家づくりがしたい」とご希望の方が多いと思います。

そこでこの章では、総額費用を抑えるための5つのポイントを紹介します。

• 間取りのポイント
• 内装のポイント
• 外観のポイント
• 外構のポイント
• 住宅性能のポイント

各ポイントの内容を一緒に確認し、シンプルな設計プランを目指しましょう！

 

間取りのポイント

以下のような設計・アイディアで、総額費用を抑えながらシンプル＆快適な間取りを実現しましょう。

 

間取りのポイント
廊下を極力なくす デッドスペースをつくらない（壁が必要な場所に造作収納を設ける など） 収納スペースを十分に確保する（物が出しっぱなしになるのを防ぎ、スッキリとした居住空間を保てる） 収納スペースが足りない場合は、ロフト・収納つき小上がり和室などを検討 子供部屋のように将来使い方が変わる個室は、最低限必要な面積にする テラス・中庭・ウッドデッキなどで、室内と外をつなぐ空間を設ける 水回り設備をまとめて配置する トイレの音が聞こえづらいよう、トイレとリビングの間に収納や別の水回り設備を入れる 採光・通風を意識した設計にすることで、光熱費が抑えられる＆家の劣化を抑えられる

 

平屋は外から間取りを把握されやすいため、防犯面に不安を抱えている方もいらっしゃると思います。

こちらの記事で平屋の防犯対策を紹介しているので、ぜひごらんください。
＞シニアライフを楽しむ平屋づくり｜一人暮らしの女性にも安心の間取り事例・新築費用の目安など解説

 

内装のポイント

内装は、デザインや造作にこだわるほど費用が高額になるのが一般的です。

以下のような設計・アイディアで、メリハリのある資金配分を目指しましょう。

 

内装のポイント
デザイン・造作をこだわる箇所を絞る 壁紙を貼らない場所をつくる 耐久性が高い＆メンテナンス性が良い建材を選び、リフォームサイクルを長くする 床材はフローリングを中心にする（タタミより費用を抑えられます。また無垢材よりも合板フローリングのほうが費用を抑えられます） 建具を省ける場所を検討する（例：パントリーのように1日に何度も使う場所は、扉をつけずカーテンで目隠しする） 内装材・建具などの建材のグレードを検討する

 

外観のポイント

外観は、部位ごとに高額な費用がかかります。

そこで建材のグレードを下げて費用を調整する方法があるのですが、この方法はリフォームサイクルが早まるのが一般的で、比較的短期間でリフォーム費用が必要になる点に注意が必要です。

そのため、耐久性・メンテナンス性と費用のバランスを考慮しながら、外観プランを組み立てましょう。

 

外観のポイント
建物・屋根形状をシンプルにする 窓の数・大きさ・かたちを検討して費用を調整する

 

こちらの記事で、家づくりの流れや費用について確認できます。
＞注文住宅完成までの流れ（土地なし・土地あり）一覧｜期間、頭金あり・なしの違い、費用内訳も紹介

 

外構のポイント

外構とは、庭・駐車場・塀など住宅本体以外の部分のことです。

100万円以上の費用が必要となるケースが珍しくないため、住宅本体と一緒に設計をして資金配分をするのが大切です。

また、住宅本体が完成してからDIYで施工することで費用を大幅に抑えられる可能性がありますが、施工不良があると安心して暮らせない点に注意が必要です。

（例）

• 駐車場や庭の施工不良で、雨の後の水はけが悪くなる
• 塀の施工不良により耐震性が低くなり、地震のたびに損傷・倒壊が心配になる

外構はプロに設計・施工を依頼するのがおすすめですが、費用調整が必要な場合は、花壇など安全性に影響しない部分のDIYを検討しましょう。

 

住宅性能のポイント

住宅性能は、施工業者ごとに独自の基準があります。

そのため、「標準仕様で高性能」を提供している施工業者選びをすることが、総額費用を抑えることにつながるケースがあるという視点を念頭に置いていただけると幸いです。

ローコストな施工業者あっても、住宅性能を高めるために追加費用が必要な場合があるため、注意しましょう。

 

福井で住宅性能と費用のバランスが良い施工業者をお探しの方は、ノークホームズにお問い合わせください。

ノークホームズは、標準仕様で長期優良住宅を提供しております。

 

こちらの記事で、見積もりが予算オーバーになった際の対策例を紹介しています。
＞新築の注文住宅で費用を削れるところ一覧｜予算オーバー額500万円・1000万円の対策例も紹介

 

まとめ

コンパクトな平屋について、「2LDK・20坪ほどの間取り実例」・「総額費用を抑えるポイント」を紹介してきました。

「コンパクトな面積」と「シンプルな設計」を掛け合わせることで、総額費用を抑えながらライフスタイルに合う間取りづくり・家づくりが可能です。

紹介した情報を参考に、理想のマイホームプランを組み立てていただけると幸いです！