西玄関の間取りで家事動線を良くする方法|2階建て・平屋の間取り事例、間取り作成のポイント
福井でマイホームを検討中の方は、ノークホームズにお問い合わせください。
家事動線が良いマイホームをご希望の場合は、玄関を「始点・終点」と考えることで、スムーズに間取りを作成できます。
では、西玄関の間取りで家事動線を良くするためには、具体的にどのような間取りにすればいいのでしょうか。
今回は家事動線の良いおしゃれな間取りプランに定評のある福井の工務店『ノークホームズ』が、以下の項目を紹介します。
このコラムのポイント |
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家事ストレスを感じない&日常生活がスムーズなマイホームを完成させるために、ぜひ最後までごらんください♪
目次
西玄関の間取り|家事動線が良い2階建て・平屋の間取り事例
「家事動線を良くしたい」という希望があっても、具体的なプランを考えるのは意外と難しいものですよね。
そこではじめに、西玄関で家事動線を追求した間取り事例を紹介します!
2階建て
まずは、2階建ての間取り事例を確認しましょう。
延べ床面積 29.00坪
こちらは、キッチンを起点とした家事動線が特徴の間取り事例です。
- キッチンを家事動線の中心とし、料理⇔洗濯、料理⇔片付けなどを同時作業しやすい配置
- 居住スペースを、日当たり・風通しが良い南東に集中させている
- 1階・2階が吹き抜けでつながっていて、LDK⇔2階のコミュニケーションがスムーズ
上画像の住宅は、L字型の形状も特徴です。L字型の家の間取りを、こちらの記事で確認できます。
>平屋・L字型がおしゃれ|25坪〜35坪の2〜4LDK外観・間取り事例、デメリット解消方法を紹介
延べ床面積 34.25坪
こちらは、スムーズな片付けを徹底追究した間取り事例です。
- ランドリールーム兼ファミリークローゼットの役割を持つユーティリティーを、玄関・LDKからアクセスの良い位置に配置
- 各部屋に大容量の収納スペースを設けている
- 階段下などをデッドスペースにせず、収納としている
- 将来は1階のみで生活することを想定した間取り
延べ床面積 38.00坪
こちらは、コンパクトな洗濯動線と収納容量確保にこだわった間取り事例です。
- キッチン・寝室の2方向から物干し場にアクセス可能
- 玄関にウォークスルーのシューズクローゼットを設けている
- 1階の壁に沿って収納を設けているため収納容量が大きく、1階に家族の荷物をほとんど収納できる
延べ床面積 42.46坪
こちらは二世帯住宅で、二つの世帯それぞれの家事動線にこだわった間取り事例です。
ライフスタイルや世帯人数が違う二世帯が、スムーズ&快適に暮らせる間取りが完成しました!
- 一階世帯はコンパクトな空間でも各部屋にしっかりと収納を確保しているため、片付けがスムーズ
- 二階世帯はキッチン・ユーティリティーが隣接しているため、洗濯動線がスムーズ
- 二階世帯は、個室・水回りを一箇所にまとめて、LDKの居住空間を最大限に確保
- 一階の階段前の和室は、二階世帯が使用する個室。プライバシーに配慮し、一階世帯に通り抜けできないよう設計
こちらの記事で、二世帯住宅の間取りを確認できます。
>40坪台の二世帯住宅(二階建て・平屋)間取りパターン|完全分離、一部分離の事例紹介
平屋
次に、平屋の間取り事例を確認しましょう。
延べ床面積 24.92坪
こちらは外出時・帰宅時の動線がスムーズな間取り事例です。
- キッチンから玄関・ユーティリティーが近く、外出時・帰宅時の動線、洗濯動線がスムーズ
- 玄関⇔水回り⇔LDKを大きく回遊できる動線
- 玄関からファミリークローゼット・ユーティリティー(ランドリールーム)を通って、直接浴室にアクセス可能
- 玄関に洗面所・トイレがあるため、来客時にプライベートなスペースを見られることがなくて安心
西玄関で家事動線を徹底追求した間取り事例を紹介してきました。
「作業負担を軽減したい家事の優先順位を決めると、間取りの配置も決めやすくなる」という点に、気づいた方も多いと思います。
ベストな家事動線はご家族構成・ライフスタイルなどによって違うため、紹介した事例を参考に、ご家族にとって最適な間取りを完成させていただけると幸いです!
福井のノークホームズは、これまで数多くのご家族に最適な間取りプランを提案してきました。
福井の厳しい自然環境の中で、快適に暮らせるプラン提案が得意な工務店です。お気軽にお問い合わせください♪
西玄関の家を家事動線の良い間取りにする3つのポイント
最後に、西玄関の家を家事動線の良い間取りにするポイントを紹介します。
- 作業負担を軽減したい家事の優先順位を決める
- 収納の位置&収納容量の確保が重要
- 西玄関ならではの室内環境に配慮
「西玄関」と一口に言っても、道路の位置・土地形状(縦長・横長など)・必要な住宅面積などによって、間取り作成時のポイントが変わります。
どんな状況であっても意識するべきポイントを紹介するので、ぜひご確認ください♪
作業負担を軽減したい家事の優先順位を決める
家事は、大きく4つの作業に分けられます。
- 洗濯
- 料理
- 外出
- 片付け
上記の中で、一番ストレスを感じる作業が楽になる動線考えることで、個室・水回りの配置をスムーズに決められます。
間取りが完成したら、ほかの家事についても動線をチェックしましょう。
実際の暮らしをイメージして、動きのシミュレーションをしてみるのがおすすめです。
収納の位置&収納容量の確保が重要
収納の位置を決めること・収納容量を確保することには、以下のようなメリットがあります。
- スムーズに物を出し入れできる位置に十分な容量の収納があると、家が散らかりづらい
- 新築時の収納設置により後から収納家具を置く必要がなくなるため、結果的に居住スペースを最大限確保することにつながる
- 生活感のあるアイテムを隠せるため、おしゃれな空間づくりをしやすい など
階段下・壁や柱の位置などによって生まれるデッドスペースを見逃さず、収納容量をしっかり確保しましょう。
西玄関ならではの室内環境に配慮
西玄関の家特有の室内環境があり、メリット・デメリットが表裏一体となっています。
メリット | デメリット |
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夕方から夜にかけて日が当たるため、冬は夜まで暖かい | ・窓に結露がある場合、カビが発生しやすい ・夏は夜まで温度が下がりにくく冷暖房効率が落ちる |
冬に北西の風がよく吹くので通風を確保しやすい | 北寄りの玄関の場合は、冬に冷たい風が吹き込んで冷暖房効率が落ちる |
上記のメリット・デメリットをいかして間取りを作成する流れの例は、以下のとおりです。
(例)
玄関近くの南西側にランドリールームを設けると、一年を通して自然の採光・通風で洗濯物が乾きやすい
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ランドリールーム・脱衣所・お風呂場は隣接していると便利なので、1箇所にまとめる
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ランドリールーム・キッチンの距離が短いと便利なので、近くに配置する etc...
また西玄関ならではの室内環境に配慮して、「24時間換気の給気口・排気口を最適な位置に設置する」などの工夫も必要です。
多岐に渡る視点で間取り作成をする必要があるため、ぜひ施工業者に相談しながら、ご家族にとって最高の家事動線を実現できるプランを組み立てて下さい!
福井で家事動線が良くスムーズに日常生活を送れる家づくりをご希望の方は、ノークホームズにお問い合わせください。
ノークホームズは、ご家族のライフスタイルに沿うプラン提案はもちろん、標準仕様で長期優良住宅を建築できる工務店です。
家事動線の希望、デザインの好みなど、まずはお気軽にご相談ください♪
玄関が西玄関以外の場合の特徴を、こちらの記事で確認できます。
>平屋の玄関位置|外観(玄関ドア、ポーチなど)・間取り(土間、ホールの広さなど)の事例を紹介
まとめ
西玄関の間取りで家事動線の良い家づくりを検討中の方へ、間取り事例、間取り作成のポイントなどを紹介してきました。
家事動線の良い間取りは、土地の状況・住宅面積などはもちろん、ご家族構成・ライフスタイル・周辺環境なども含めて考えながら作成する必要があります。
まずはご家族の中で間取りの希望をまとめて、施工業者のアドバイスも取り入れながら、理想のマイホームを完成させていただけると幸いです!