新築の注文住宅に付けて良かった設備10選!いらない可能性がある設備も紹介
注文住宅を新築して暮らし始めてから、「この設備を付けて良かった」と思える設備を選びたいものです。
数多くの注文住宅を手がけてきた福井・石川の工務店「ノークホームズ」が、玄関設備・水回り設備、省エネ設備などを厳選してご紹介します。
設備費用を抑えられるポイントも解説しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
新築の注文住宅に付けて良かった玄関設備
新築で付けて良かったと思える玄関設備として、現代の生活スタイルに合ったものを厳選して紹介します。
- テレビドアホン
- 宅配ボックス
- 土間収納(玄関収納)
- 人感センサーライト
これらの設備を付けるメリットも紹介します。
テレビドアホン
テレビドアホンは、ホームセキュリティに必須の設備です。
- 来訪者をモニターで確認できる
- 室内でご家族と訪問者のやり取りを確認できる
- 不在時の訪問者を録画できる
とくに、お子さまが一人で留守番をすることが多いご家庭では、テレビドアホンがあれば安心して過ごせます。
宅配ボックス
不在時でも荷物を受け取れる宅配ボックスは、外出の多いご家庭で重宝します。
また、宅配業者と対面する必要がないので、入浴中・料理中などの手が離せない場面にも便利です。
宅配の受け取りが多いご家庭へ、ご検討をおすすめします。
土間収納(玄関収納)
玄関に広い土間収納があると、屋外で使うものを室内に持ち込まずに収納でき、玄関周辺を清潔に保てます。
【土間収納に置けるもの例】
- 靴
- ベビーカー
- ゴルフバック
- アウトドアで使う遊び道具
- 自転車
- 車椅子
- キャンプ用品
- 災害時の非常用持ち出し袋
また、土間収納・キッチン収納(パントリー)を隣接させて、買い物帰りに玄関土間からパントリーへ荷物を入れられる間取りも人気です。
玄関・パントリー・キッチンの動線が良い間取り事例を、こちらの記事で確認できます。
>玄関からパントリー・キッチンへの動線が良い間取り事例|玄関・キッチンを直結させるメリット・デメリット
人感センサーライト
人感センサーライトとは人の動きを感知して点灯する照明のことで、玄関ポーチに設置すると便利です。
特に玄関は玄関アプローチ・玄関ポーチ・玄関ホールともに段差が多い部位ですので、転倒などの事故防止にもつながります。
また、夜間の防犯対策が気になる方にもおすすめの設備です。
福井・石川で注文住宅をご希望の方は、ノークホームズへお問い合わせください。
ご家族のご要望をうかがい、機能性・デザイン性を両立したプランを提案いたします。
新築の注文住宅に付けて良かった水回り設備
次に、注文住宅新築の際に、水回りに付けると便利な設備をご紹介します。
- IHクッキングヒーター
- 食器洗い乾燥機(食洗機)
- 浴室乾燥機(浴室エアコン)
- 2階トイレ
安全や健康面を考慮して検討するべき設備もあるので、ぜひご確認ください。
IHクッキングヒーター
IHクッキングヒーターの熱源は電気で、直火を使わないことはもちろん、「空焚き自動停止機能」なども搭載されています。
そのため、ご高齢のご家族・お子さまなどが使用する場合にも、安全性が高い点が魅力です。
また、フラットなデザインでお手入れがしやすいため、キッチンの清潔を保ちやすいですね。
食器洗い乾燥機(食洗機)
食器洗い乾燥機(食洗機)は、「料理を作るのは好きだけど、食器洗いは面倒」と感じる方にとって、付けて良かったと感じる設備の一つです。
水仕事が減ることで手荒れが和らいだり、ご家族と過ごす時間が増えたりするメリットがあります。
浴室乾燥機(浴室エアコン)
浴室乾燥機は、浴室内を換気・乾燥するだけでなく、洗濯物を乾かすこともできます。
そのため、梅雨の時期や花粉が飛ぶ季節に活躍する設備です。
また、暖房機能がセットになっていることも多く、冬場に起きやすい高齢者のヒートショック事故を防止する効果も期待できます。
トイレを2箇所に設置
世帯人数やご家族のライフスタイルによりますが、トイレを2箇所に設置すると、「トイレ渋滞が起きづらい」「感染症対策ができる」などの点で便利です。
トイレを2箇所に設置すると掃除の手間が2倍になるため、「タンクレストイレ」「ふちなしトイレ」など、掃除のしやすい製品を検討しましょう。
ご家族にとって最適なトイレの位置を決める方法を、こちらの記事で確認できます。
>間取りでトイレの位置を失敗しない方法|リビング近く・家の真ん中など位置実例、快適な寸法など解説
新築の注文住宅におすすめの省エネ設備
日本では、「建築物省エネ法」に基づき、環境へ配慮した住まいづくりが広がっています。
「一次エネルギー消費量削減」「CO2排出量削減」などを実現できる住宅設備・住宅家電が多数あり、以下の設備については導入が必須ではありませんが、立地・周辺環境などによっては新築時に付けて良かったと実感できる可能性があります。
- 太陽光発電
- 蓄電池
注文住宅に省エネ性能が高い設備を付けることで、消費エネルギーが減り、光熱費の節約にもつながります。
2025年より、建築基準法上の省エネ基準を満たす住宅以外は新築できなくなります。省エネ基準の詳しい内容を、こちらの記事で確認できます。
>「2025年からの省エネ住宅義務化」とは|断熱等の義務化内容、影響をわかりやすく解説
太陽光発電
太陽光発電は、一次エネルギーである太陽光の熱を利用して電気を創り出す設備です。
太陽光発電の設備費用・設置費用は高額ですが、売電・蓄電どちらの活用方法もあることから、新築時に導入を検討する方が多くいらっしゃいます。
ただし、発電量は立地・周辺環境・天候に左右されるため、「太陽光発電を導入する経済的なメリットが十分にあるか」を試算したうえで、導入を判断して下さい。
蓄電池
蓄電池とは、太陽光発電で作り出した電気や、電力会社から購入した電気を蓄えておくシステムです。
太陽光発電と併用し、電力会社から購入する電気を減らす、災害による停電時に蓄えた電気を使うなど、日常時・非常時どちらにも活用できます。
福井・石川で省エネ性能の高い家をご希望の方は、ノークホームズへお問い合わせください。
「自然光・自然風を活用する設計」「高性能の省エネ設備導入」により、光熱費を抑えながら1年を通して快適に過ごせる家づくりを実現できます。
新築の注文住宅に依頼ない可能性がある設備|コストカット時に検討
注文住宅の新築費用が予算オーバーとならないように、あらためて検討中の設備を見直してみることも大切です。
ここでは、ご家族構成・ライフスタイルになどによっては「いらない」と感じる設備をご紹介します。
- とりあえず付けた窓(浴室・トイレ・天窓など)
- 床下収納や屋根裏収納
本当にご家族の暮らしに必要な設備かどうかを確認してみましょう。
とりあえず付けた窓(浴室・トイレ・天窓など)
窓は設置場所・サイズ・開閉方法によって利便性・防犯性が大きく変化するため、すべての窓が本当に必要かどうかを検討することをおすすめします。
特に浴室・トイレにサイズの大きい窓の設置を検討している場合は、以下の理由から「付けなくても良かった」と後悔するケースがあります。
- 断熱性が損なわれる
- 結露が発生する
- 外からの視線が気になる
- 空き巣などの侵入口になりやすい
窓選びが断熱性に与える影響を、こちらの記事で確認できます。
>高気密高断熱の住宅は換気設備&窓選びで夏の過ごし方が変わる|湿度が下がらないなどの後悔を避ける方法
また、天窓は高い建物に囲まれた立地で採光を確保するといった役割がありますが、以下のようなデメリットがある点も考慮して、設置を検討しましょう。
- 掃除などのメンテナンスをしづらい
- 日射熱が強すぎる場合は、一部の床や家具が日焼けしやすい
- 雨音が気になる
床下収納や屋根裏収納
床下収納・屋根裏収納は、以下の理由から「使い勝手が悪い」と感じる可能性があります。
- いつも手の届く位置に設置する収納ではないため、荷物の出し入れが大変
- 床下収納は湿気がたまりやすく、屋根裏収納は天井高・面積が限られるため、収納できる物が限られる
床下・屋根裏以外にもデッドスペースを活用した収納確保方法はあるため、ぜひ施工業者にアイデアの提案を依頼してください。
福井・石川で注文住宅の新築を検討中の方は、ノークホームズへお問い合わせください。
延床面積を広げすぎず、居住スペース・収納のバランスが良いおしゃれな間取りを提案いたします。
まとめ
新築の注文住宅に付けて良かったと感じられる設備を、玄関・水回り・省エネに分けて紹介しました。
設備は、ご家族構成・ライフスタイルなどに合わせて必要・不要を選別する必要があります。
また過剰な設備・機能は予算オーバーにつながる可能性があるため、ぜひ注文住宅の新築を依頼する施工業者に相談しながら、ご家族にとって最適な選択を検討してください。