3LDK〜4LDK平屋の間取り｜20坪〜30坪・南玄関の家事動線が良い人気事例を紹介

2022年11月9日

平屋のマイホームプランを作成する中で、南玄関の間取りを検討中の方へ。

玄関の位置は、間取りや室内環境に大きく影響します。

世代や家族構成を問わず人気が高い30坪前後・3LDK〜4LDK間取りを検討していて、以下のようなお悩みを抱えていないでしょうか。

「南向きの土地なので南玄関がよさそうだけど...」

一番日当たりの良い南に玄関を配置するともったいない気がする
南玄関にするとLDKが狭くなるのでは？　など

そこで今回は、北陸で数多くの平屋を建築してきたノーク・ホームズが、平屋の南玄関間取りについて詳しく解説します！

このコラムのポイント
施工事例（平屋、南玄関、30坪前後、3LDK〜4LDK）で実際の間取りを確認しましょう。玄関の方角別に、メリット・デメリットを紹介します。住宅面積を決めかねている方へ、20坪・25坪・30坪の広さを比較して紹介します。

ご家族全員が快適に暮らせる平屋のマイホームづくりのポイントがわかります。

ぜひ最後までごらん下さい！

1 3LDK〜4LDKの平屋間取り｜20〜30坪前後・南玄関の人気事例
2 玄関の方角別メリット・デメリット
3 20坪・25坪・30坪の広さを比較｜世帯人数・ライフスタイルに合う広さとは
4 まとめ

3LDK〜4LDKの平屋間取り｜20〜30坪前後・南玄関の人気事例

ノークホームズは、北陸でご家族が快適に暮らせる平屋を数多く建築しています。

平屋の中でも特に人気が高い間取り（3LDK〜４LDK、20〜30坪）のおしゃれな事例をピックアップし、間取りのポイントを解説しながら紹介します。

【延べ床面積 24.04坪、3LDK】回遊動線がポイント！家事がスムーズになる間取り

まずはじめに、25坪以下で3LDKを実現した平屋の間取りです。

南玄関を東側に寄せ、コンパクトな面積の中で無駄なく居室・水回り・収納スペースを確保しています。

こちらの住宅は、廊下が無い点もポイントです。

LDKと全ての居室が直結しているため、室内の移動がスムーズですね。

またLDK・水回りが回遊動線となっている点にも注目です！

回遊動線は家事がスムーズに進みますし、行き止まりが無いため1つの場所で人が渋滞することがありません。

お子さまが入浴等をしていても様子がよくわかるため、子育て世帯におすすめの間取りです♪

【延べ床面積 26.30坪、3LDK】大空間が気持ち良い縦長の間取り

次に居室をきれいな長方形の中に収め、玄関を前に出して建築したL字型の平屋です。

間仕切りを収納すると、「LDK＋和室＝30帖以上」の広々とした空間になります。

また壁付けキッチンを採用していることから、空間を最大限確保することへのこだわりがうかがえますね。

LDKと和室の間に収納を設けることで、大空間ならではの「ついモノを出しっぱなしにして散らかる」という悩みも解決できます♪

こちらの記事で、L字型の平屋を特集して紹介しています。おしゃれな外観事例もチェックできるので、ぜひごらん下さい♪

＞平屋・L字型がおしゃれ｜25坪〜35坪の2〜4LDK外観・間取り事例、デメリット解消方法を紹介

【延べ床面積 31.82坪、4LDK】スキップフロアが楽しい！遊び心たっぷりの間取り

最後に、ご家族が楽しく暮らせる遊び心が詰まった住宅です。

住宅の中心に居室がある間取りですが、廊下をコの字型にして窓を設置し、家全体への採光・通風を確保しました。

コンパクトなインナーガレージは、DIY用の車庫です。天気を気にせず、趣味に没頭できるスペースですね。

また脇玄関には大容量の収納スペースがあるため、自転車、ベビーカー、キャンプ用具なども整理して保管できます。

: インナーガレージ

脇玄関からも、リビングにアクセス可能です。

: LDK

住宅の中心にあるスキップフロアも、ご家族や訪れた方がワクワクするポイントではないでしょうか。

スキップフロアは、LDKとプライベートスペースを区切る役割も果たしています。

3LDK〜４LDK・20〜30坪・南玄関の平屋間取りを紹介しました。

「南玄関でいいの？」とお悩みだった方も、「さまざまなバリエーションで間取りを作成できる」と実感できたのではないでしょうか。

ノーク・ホームズには今回紹介しきれなかった、平屋の施工事例がほかにもあります。

おしゃれな外観、内装もチェックできるので、ぜひごらん下さい！

〈施工事例〉

玄関の方角別メリット・デメリット

今回は南玄関の施工事例を紹介しましたが、「別の方角に玄関を配置するのはどうなの？」とお考えの方も多いと思います。

そこで、玄関の方角別にメリット・デメリットを紹介します。

南玄関のメリット・デメリット

まずは、南玄関のメリット・デメリットを改めて確認しましょう。

南玄関のメリット
南にLDKを配置するのが一般的なので、人の出入りを把握しやすい玄関の内側が暖かい（家全体の温度にも影響）
南玄関のデメリット
南向きの居室が狭くなる玄関外側が紫外線を浴びる時間が長いので、玄関ドアの劣化が早い春の終わり〜夏〜秋にかけて玄関の内側が暑くなりすぎる可能性がある

南玄関は日光の恩恵・紫外線の悪影響どちらも受けます。

デメリット対策として、玄関ポーチを屋根や庇で大きく囲う、窓を設置して通風を確保するなどを検討するのがおすすめです。

北玄関のメリット・デメリット

北玄関は、直射日光が当たらない点が特徴です。

北玄関のメリット
日当たりが良い南向き・東向きの居室・水回り面積を確保しやすい玄関に直射日光が当たらないため、玄関ドアの劣化を抑えられる
北玄関のデメリット
直射日光が当たらないので、玄関内部が寒い、暗い冬に冷たく強い風が室内に入り込みやすい湿気がたまりやすい

北玄関を選ぶ場合は、東や南からの採光・通風を確保できる間取りを考えることでデメリット対策が可能です。

直射日光が当たらない利点をいかし、快適な玄関づくりを検討しましょう。

東玄関のメリット・デメリット

東玄関は、午前中に日当たりが良い点が特徴です。

東玄関のメリット
寒い時季の朝でも、午前中の日差しにより玄関の内側が温まる南向きの居室を確保しやすい北・西向きに水回りを集める間取りをつくりやすい
東玄関のデメリット
大きなデメリットはありませんが、あえて挙げるなら東向きの居室が狭くなる点がデメリットです。

東玄関を選ぶと、間取り作成がスムーズに進みやすくなります。

ハウスメーカーに相談しながら、周辺環境や土地の形状に合わせて東玄関がベストかどうかを判断して下さい。

西玄関のメリット・デメリット

西玄関は、夕方に日当たりが良い点が特徴です。

西玄関のメリット
夕方から気温が急激に下る冬でも、夜まで玄関の内側の温度が急激に下がりにくい日当たりが良い南・東向きの居室を確保しやすい
西玄関のデメリット
夕方の強い日差しによって、玄関ドアが劣化しやすい春の終わり〜夏〜秋にかけて、夕方に玄関の内側が暑くなりすぎる可能性がある

西玄関は南玄関と同様に、玄関ポーチを屋根や庇で大きく囲う、通風を意識して窓を設置するなどでデメリット対策が可能です。

紹介したメリット・デメリットを参考にして、玄関の方角を検討して頂けると幸いです。

また「一般的な間取り・玄関の位置」と「ご家族のライフスタイル（朝型の生活・夜型の生活など）が合うとは限らないため、必ず具体的な生活をイメージしてマイホームプランを組み立てて下さい。

20坪・25坪・30坪の広さを比較｜世帯人数・ライフスタイルに合う広さとは

最後に、間取りを考える際の重要ポイントとなる面積についても確認しましょう。

20坪・25坪・30坪の広さの違いを、一覧表にまとめました。

広さ	20坪	25坪	30坪
㎡	約66㎡	約82㎡	約99㎡
畳に換算	約40帖	約50帖	約60帖
イメージ	学校の教室くらい	バレーボールコート半分くらい	学校の音楽室くらい
世帯人数	・大人2〜3人・子ども1人世帯	・大人2〜3人・子ども1〜2人世帯	・大人3〜4人・子供2〜3人世帯