マイホーム購入の年齢・年収・貯金などの平均|20代・30代・40代〜購入するメリット・デメリット

マイホーム購入した若い年齢の夫婦

マイホーム購入では、タイミングや予算など考えるべきポイントが多く迷う方がほとんどです。

そこでこの記事では、実際にマイホームを購入した方のデータをピックアップして、年齢・年収・貯金などの要素を1つずつ解説します。

ほかの方のデータを参考にしつつ、マイホーム購入の適切なタイミングや予算を考えられるような構成になっています。

マイホーム計画のはじめの一歩としてお役立てください。

 

このコラムのポイント
  • マイホーム購入のタイミングはひとそれぞれで、年齢・収入・ライフスタイルなどを踏まえて考えることが大切です。
  • 20~40代でのマイホーム購入にはそれぞれメリット・デメリットがあり、ポイントを押さえて取り組むのが後悔を防ぐコツです。

 

目次

マイホーム購入の年齢・年収・貯金などの平均|統計データから解説

マイホーム購入した夫婦

まずは、マイホームを購入する方が多いタイミングや年収について、統計データを分析してみましょう。

今回は、住宅金融支援機構のフラット35を利用した方のデータを参照します。

 

  • 年齢・家族構成平均
  • 世帯年収・住宅ローンの年収倍率平均
  • 頭金の平均額
  • 購入額・返済負担率平均
  • 住宅面積・敷地面積平均

 

上記の順番で1つずつ紹介していきますので、気になる項目をチェックしてみてください。

 

マイホーム購入の年齢・家族構成平均

マイホーム購入した若い夫婦

マイホーム購入の年齢・家族構成平均は、注文住宅のデータを時系列でチェックしてみましょう。

 

 

平均年齢

平均家族人数

2022年度

46.2歳

3.6人

2021年度

45.1歳

3.6人

2020年度

43.4歳

3.6人

2019年度

43.3歳

3.7人

2018年度

42.7歳

3.7人

〈引用〉住宅金融支援機構 フラット35利用者調査

 

マイホーム購入の平均年齢は徐々に上昇していて、2022年は平均46.2歳となっています。

家族構成は3~4人家族が多く、若干減少傾向にあるようです。

 

マイホーム購入の世帯年収・住宅ローンの年収倍率平均

マイホーム購入の頭金イメージ

マイホーム購入の世帯年収、住宅ローンの年収倍率も、注文住宅のデータを時系列でピックアップします。

 

※年収倍率とは

  • マイホーム購入額が世帯年収の何倍であるか表す数値
  • 例:マイホーム購入額3,000万円、世帯年収500万円の場合、年収倍率は6倍

 

 

平均世帯年収

平均年収倍率

2022年度

623.7万円

6.9倍

2021年度

602.2万円

6.8倍

2020年度

594.2万円

6.7倍

2019年度

598.1万円

6.5倍

2018年度

592.8万円

6.5倍

〈引用〉住宅金融支援機構 フラット35利用者調査

 

世帯年収と年収倍率は、材料費の高騰によるマイホーム購入額の上昇を受けて増加傾向にあります。注文住宅の場合、世帯年収600万円前後で購入する方が多いようです。

 

マイホーム購入に必要な貯金額の目安となる頭金の平均額

マイホーム購入資金のイメージ

マイホーム購入に必要な貯金額は、2022年度の住宅ローンの頭金の平均額を住宅の種類別にチェックしてみましょう。

 

住宅の種類

頭金

注文住宅

641.2万円

土地付注文住宅

449.6万円

建売住宅

317.7万円

新築マンション

987.8万円

中古戸建て住宅

274.3万円

中古マンション

528.9万円

〈引用〉住宅金融支援機構 フラット35利用者調査

 

マイホームの頭金は新築マンションが最も多く、購入する住宅の種類によって変動します。

注文住宅を建てる場合は、400~600万円台の頭金を用意する方が多いようです。

 

マイホーム購入額・返済負担率平均

マイホームの返済負担率計算

マイホーム購入額と返済負担率も、住宅の種別ごとにチェックしてみましょう。

 

※返済負担率とは

  • 年収に対する住宅ローンの年間返済額の割合のこと
  • 例:年収500万円、住宅ローン年間返済額125万円の場合、返済負担率は25%

 

住宅の種類

マイホーム購入額

返済負担率

注文住宅

3,715.2万円

21.9%

土地付注文住宅

4,694.1万円

25.6%

建売住宅

3,719万円

23.9%

新築マンション

4,848.4万円

22.1%

中古戸建て住宅

2,703.6万円

20.4%

中古マンション

3,156.9万円

19.7%

〈引用〉住宅金融支援機構 フラット35利用者調査

 

注文住宅の購入金額は、建物のみの場合約3,715万円土地を含めると約4,694万円になっています。返済負担率は20~25%が理想的と言われていますが、どの住宅もおおむね範囲内におさまっていますね。

 

マイホームの住宅面積・敷地面積平均

マイホームの敷地面積

マイホームの住宅面積と敷地面積も、建物の種類によって大きく異なります。

 

住宅の種類

平均住宅面積

平均敷地面積

注文住宅

122.8㎡

252.7㎡

土地付注文住宅

111.5㎡

201.6㎡

建売住宅

101.9㎡

136.9㎡

新築マンション

65.7㎡

-

中古戸建て住宅

114.2㎡

166.1㎡

中古マンション

68.0㎡

-

〈引用〉住宅金融支援機構 フラット35利用者調査

 

平均住宅面積が広いのは戸建て住宅で、敷地面積は注文住宅>土地付建物>中古戸建て住宅>建売住宅の順に小さくなるようです。マンションは新築・中古どちらもほぼ同じ水準で、60㎡台となっています。

 

マイホームを20代・30代・40代〜購入するメリット・デメリット&ポイント

マイホームを購入する年齢に正解はなく、時期によってメリット・デメリットがあります。

実際にマイホームを建てた方の口コミなどを参考に、20~40代でマイホームを購入するメリット・デメリットをまとめました。検討時のポイントも併せて解説します。

 

マイホームを20代で購入するメリット・デメリット&ポイント

20代で購入したマイホームのリビング

20代でマイホームを購入するメリット・デメリットは以下のとおりです。

 

メリット
  • ムダな賃料を払わずに済む
  • 住宅ローンの返済期間を長めに組めるため月額負担を抑えやすい
  • 早めに完済すれば老後の選択肢が増える

 

デメリット
  • 借入可能額が少なく選択肢が狭い
  • 収入や支出が変動しやすい
  • ライフスタイルが変動するため間取りづくりが難しい

 

20代は平均より早めのマイホーム購入となり、完済時年齢まで余裕があるため返済期間を長く設定しやすいのがメリットです。早めに住宅ローンを完済すれば、老後の住み替えやリフォームなど選択肢も広がります。

一方、20代だと収入が上がる前に住宅ローンを組むケースが多く、借入可能額や頭金の用意などが負担になり後悔する可能性があります。

20代のマイホーム購入の後悔を防ぐポイントは、ライフスタイルの変化まで見据えた無理のない資金計画にあります。転職による収入の変化やお子さまの誕生など、住宅ローン返済期間中のライフプランをリアルに考えてみましょう。

 

マイホームを30代で購入するメリット・デメリット&ポイント

30代で購入したマイホームのイメージ

30代でマイホームを購入するメリット・デメリットは以下のとおりです。

 

メリット
  • ライフスタイルが固まり間取りを考えやすい
  • 貯蓄や年収が安定しており住宅ローンを組みやすい
  • 定年前に住宅ローンを完済できる
  • マイホームで効率的に子育てでき思い出も残せる

 

デメリット
  • 教育費とローンの負担が重なる
  • 子供が小さいと家にキズがつきやすい
  • 転勤の可能性がある

 

30代のマイホーム購入は平均より少し早めで、年収が上がってきて貯金にも余裕が出るタイミングなので住宅ローンを組みやすいのがメリット。定年前に住宅ローンを完済する資金計画を組みやすいのも魅力です。

一方、30代は子育てが大変な時期で、学習塾や進学費用など教育費の負担も大きくなる傾向があります。また、転職や転勤なども増えるタイミングなので、収入が変動して住宅ローン返済が負担になるケースも。

30代のマイホーム購入で後悔を防ぐポイントは、これから増える支出や老後のことまで考えることが大切です。30代の場合、住宅ローン完済の時期に定年を迎えるケースが多く、リフォームして住み続けるのか、住み替えるのかまで考える必要があります。

老後まで暮らしやすい間取りの工夫、住宅ローンを返済しつつ貯蓄を積み立てるなど、将来を踏まえたライフプランを考えましょう。

 

マイホームを40代で購入するメリット・デメリット&ポイント

40代で購入したマイホームのリビング

40代でマイホームを購入するメリット・デメリットは以下のとおりです。

 

メリット
  • 頭金を用意しやすく借入金額を抑えられる
  • ライフスタイルが安定して間取りを決めやすい
  • 老後を見据えたマイホームづくりができる

 

デメリット
  • 定年後のローン返済が負担になる
  • 年齢によっては住宅ローン審査が厳しくなる
  • 子供が暮らす期間が短い

 

40代はマイホーム購入の平均的なタイミングで、ライフスタイルや収入が安定するため家づくりに取り組みやすいのがメリット。お子さまがある程度の年齢ならライフスタイルの変化が少ないため、暮らしやすい間取りや老後を見据えたアイデアも採り入れやすいでしょう。

一方、40代後半だと住宅ローンの完済時年齢がハードルになり、審査が厳しくなる傾向もあります。また、お子さまの年齢によっては、子供部屋をつくってもすぐに進学や就職で巣立ってしまうケースも。

40代のマイホーム購入の後悔を防ぐポイントは、老後までの資金計画を含めた家づくりにあります。なるべく頭金を多めに用意して完済時年齢を早めるなど、定年後の負担が少ない資金計画を立てましょう。

 

マイホーム購入のタイミングは5種類

マイホーム契約の様子

マイホーム購入を検討する方が多いタイミングは5パターンあります。

 

  1. 完済時年齢を意識するタイミング
  2. 世帯年収での住宅ローン返済が可能と感じるタイミング
  3. 35年ローンが可能な年齢が近づいたタイミング
  4. ライフステージが変化するタイミング
  5. 賃貸住宅での暮らしに不便・限界を感じるタイミング

 

それぞれのタイミングでのマイホーム購入の考え方をチェックしていきましょう。

 

①完済時年齢を意識するタイミング

住宅ローンを組む際は完済時年齢が重要になりますが、定年までに完済できるタイミングでマイホーム購入する方が多いです。

金融機関によっては完済時年齢の上限を80歳未満に設定しているケースも多いですが、定年後は収入が減るため負担になる可能性があります。一般的な定年である65歳までに完済する計画で住宅ローンを組む方がほとんどです。

 

②世帯年収での住宅ローン返済が可能と感じるタイミング

年齢を重ねて収入が上がり、住宅ローンを無理なく返済できるようになる時期もマイホーム購入のタイミングです。

世帯年収が増えると予算の上限も広がり、理想の家づくりをしやすくなるのも検討する方が多い理由です。

 

35年ローンが可能な年齢が近づいたタイミング

住宅ローンの最長期間である35年の返済期間が選択可能な年齢も、マイホーム購入に踏み切る方が多いタイミング。

金融機関が設定している完済年齢は70〜80歳が一般的です。仮に35歳で35年ローンを組むと、完済時年齢は70歳になります。

 

④ライフステージが変化するタイミング

結婚や出産など、ライフステージが大きく変化したタイミングでマイホーム購入する方も多いです。

お子さまの誕生や成長で住まいが手狭になったり、進学や就職で家を出たりする時期に住み替えを検討する方が多いようです。

 

⑤賃貸住宅での暮らしに不便・限界を感じるタイミング

それまで賃貸住宅で暮らしていて、毎日の生活に不便を感じてマイホーム購入に踏み切るケースもあります。

家族が増えて手狭になったり、防音や断熱性に満足できなかったりする場合、賃貸住宅だと解決できないケースも少なくありません。

部屋数が多く性能の高い賃貸住宅は家賃が高くなる傾向もあるため、住宅ローンでマイホーム購入しても同じくらいの月額負担になることも多いです。

 

購入割合が多い住宅種別ランキング|新築住宅・マンション、中古住宅・マンションなど

ここからは、マイホームとして購入する方の割合が多い住宅のランキング、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。

どの住宅にもそれぞれメリット・デメリットがありますので、フラットな目線で比較検討してみましょう。

 

購入割合が多い住宅種別ランキング

フラット35を利用してマイホームを購入した方の、種類別の割合は次のとおりです。

 

1位(45.7%)

注文住宅(土地付注文住宅を含む)

2位(21.8%)

建売住宅

3位(12.8%)

中古戸建て

4位(11.3%)

中古マンション

5位(8.4%)

新築分譲マンション

〈参考〉住宅金融支援機構 フラット35利用者調査2022年度をもとにノーク・ホームズが集計

 

最も割合が多かったのは注文住宅で、前年度の43.4%から45.7%に増加しています。2位に建売住宅、3位に中古戸建てと戸建てが続きます。

リノベーション目的で購入する方が多い中古戸建てと中古マンションは僅差でした。

 

新築注文住宅・新築建売住宅のメリット・デメリット

新築注文住宅の外観

メリット
  • 広い床面積や敷地面積を確保しやすい
  • ライフスタイルや予算に合わせて選べる
  • 住宅性能や耐震性が高い

 

デメリット
  • 注文住宅は住み始めるまで時間がかかる
  • 建売住宅は理想の物件を見つけにくい

新築の注文住宅・建売住宅はほかの住宅より床面積や敷地面積が広く、のびのび暮らしたい方に向いています。ライフスタイルに合わせて価格帯や間取りも選べるのも新築戸建てのメリット。

注文住宅・建売住宅それぞれにデメリットもありますが、選択肢が多いためご自身に合わせて選びやすいでしょう。

 

注文住宅・建売住宅どちらが良いか迷ったら、知識と経験が豊富な住宅会社に相談してみるのがおすすめです。

ノーク・ホームズは多くの住まいづくりで培ったノウハウをもとに、ライフスタイルやご予算に合わせた選択肢をご提案いたします。

 

 

新築分譲マンションのメリット・デメリット

新築分譲マンションの外観

メリット
  • 耐久性が高く長く暮らせる
  • 設備の使い勝手や防犯性が高い
  • 1からコミュニティを形成できる

 

デメリット
  • 販売価格が高い
  • 人気エリアの物件は見つけにくい
  • 資産価値の下落幅が大きい

新築分譲マンションは現行の耐震性や新しい設備を備えていて、入居も同じタイミングなので1からコミュニティを形成して長く暮らしたい方に向いています。

ただし、新築分譲マンションは価格が高めな傾向があり、築年数が経ったときの資産価値の下落幅が大きいため、住み替えの可能性がある方は要注意。

 

中古戸建てのメリット・デメリット

中古戸建ての外観

メリット
  • 購入費用を抑えやすい
  • 物件数が豊富
  • 自由にリノベーションできる

 

デメリット
  • 雨漏りやシロアリ被害などのリスクがある
  • リノベーション費用の予測が難しい

中古戸建てはマイホームの購入費用を抑えたい方に向いている選択肢。リノベーションしても新築戸建てより費用を抑えられるケースが多いです。

ただし、中古戸建てはコンディションの見極めが重要になり、隠れたトラブルを見逃すと余計なリノベーション費用がかかることもあるので注意が必要です。

 

中古分譲マンションのメリット・デメリット

中古マンションの外観

メリット
  • 購入費用を抑えやすい
  • 物件数が豊富
  • 人気エリアで物件を見つけやすい

 

デメリット
  • リノベーションが制限される物件もある
  • 積立修繕金や共益費が高め
  • 空室が多く管理が行き届かなくなる可能性がある

中古分譲マンションは、初期費用をなるべく抑えたい方に向いている選択肢です。物件数が豊富なので、新築が見つからないエリアでも中古なら出会える確率も高いです。

ただし、マンションの構造や管理規約によってはリノベーションが制限され、理想のマイホームをつくれないケースもあるので注意が必要です。

 

マイホーム購入で後悔しないための注意点

マイホーム購入の注意点

マイホーム購入は人生の中でも大きなイベントですから、後悔しない取り組み方を覚えておくことも大切です。

 

マイホーム購入の最適な年齢・タイミングはご家族それぞれ

今回はマイホーム購入の平均年齢や世代ごとのメリット・デメリットを紹介しましたが、絶対の正解はありません。

価値観やライフスタイルは人それぞれですから、ご自身にとって本当に必要だと感じたときにマイホームを検討するのがおすすめです。

社会情勢によって不動産や建築価格が上昇している今、妥協してマイホームを購入すると大きな後悔をする可能性があります。会社の同僚や友人がマイホームを購入したからと、流されて検討すると後悔が残るかもしれません。

今のライフスタイルや将来のこともしっかり考え、本当にマイホームが必要なタイミングで「買って良かった」と思える住まいを手に入れましょう。

 

資金計画は長期的な視点で|諸費用・マイホーム購入後の費用を含めて検討

マイホーム購入の後悔を防ぐために、トータル費用を把握して長期的な資金計画を立てることも大切です。

転職や定年による収入の変動なども踏まえ、資金計画には余裕を持ちましょう。また、住宅ローン減税や補助金を活用して、費用負担を減らすのもおすすめです。

また、マイホーム購入時は現金が必要になる諸経費もあるので要注意。フルローンを組む場合でも、現金が必要になるケースがあるのです。詳しくはこちらのコラムもごらんください。

>注文住宅をフルローンで建てるなら現金はいくら必要か|支払いスケジュール、ローンのタイミングなど解説

 

マイホーム購入後にかかるランニングコストも、しっかり把握して資金計画に組み込まないと後悔の原因になります。外壁塗装や内装の貼り替えなどリフォーム費用、毎年かかる固定資産税など、どの住宅にもランニングコストが発生します。

家を建てた後にかかるお金についてはこちらのコラムで解説しています。

>家を建てた後にかかるお金|一戸建てに毎月or定期的にかかるお金(ローン以外の税金等)を一覧表で紹介

 

マイホーム・賃貸住宅どちらにもメリット・デメリットがある

マイホームと賃貸住宅はそれぞれメリット・デメリットがあるため、どちらが良いかは断言できません。ご家族の価値観やライフスタイルにマッチする選択をすることが重要です。

 

 

メリット

デメリット

賃貸住宅

  • 気軽に住み替えできる
  • 初期費用を抑えられる
  • メンテナンス費用がかからない
  • 家賃を払っても資産にならない
  • 老後は借りにくい
  • 住宅性能が低め

マイホーム

  • ローン完済後資産になる
  • 住宅性能を高められる
  •  自由にリフォームできる
  •  老後住む場所を失うリスクが少ない
  • 初期費用が多くかかる
  • 売却や住み替えが大変
  • ランニングコストがかかる

 

賃貸住宅は初期費用を抑えられ、住み替えしやすいためライフスタイルの変化に対応できるのが魅力。ただし、家賃を払い続けても資産にはならず、老後は借りられる物件が少ない点に注意が必要です。

マイホームは住宅ローンを払い終われば自分の資産になり、老後もそのまま暮らし続けられるのが大きなメリット。ただしまとまった初期費用がかり、万が一失敗したとき気軽に住み替えるのは難しいです。

それぞれのメリット・デメリットをしっかり把握し、ご自身のライフスタイルに合わせて選びましょう。

 

「周辺環境は変えられない」を念頭に置いて土地・立地選び

マイホームは数十年単位で暮らす場所ですから、周辺環境を変えられないことを念頭に土地を選ぶことも大切です。

どんなに素敵なマイホームでも、日当たりが悪かったり、騒音がうるさかったりすると快適な生活は送れません。敷地や建物の中はリフォームで整備できますが、周辺環境は変えられないため大きな後悔につながる恐れがあります。

マンション・戸建てどちらでも、周辺環境を入念にチェックして後悔のない立地を選びましょう。

 

施工業者選びが重要

後悔しないマイホームを手に入れるためには、施工業者選びにこだわることも重要です。

  • 会社や担当者の対応力
  • デザイン性や提案力
  • 耐震性や断熱性などの住宅性能
  • 補助金申請をサポートしてくれるか
  • 保証体制やアフターフォロー

 

施工業者を比較検討するときは、上記のようなポイントをチェックしましょう。モデルハウス見学では間取りやデザインだけでなく、対応力や性能など見えない部分も要チェックです。

また、2025年省エネ性能義務化に向けて住宅性能の重要性も高まっています。住宅性能に対する取り組み・価値観は施工業者によって違うため、標準仕様の住宅性能を比較検討してみましょう。

2025年省エネ性能義務化の重要性やポイントはこちらのコラムで解説しています。

>「2025年からの省エネ住宅義務化」とは|断熱等の義務化内容、影響をわかりやすく解説

 

ノーク・ホームズは住宅性能・デザイン性のバランスにしっかりこだわり、安心して長く暮らせるマイホームづくりをお手伝いする工務店です。

経験豊富なスタッフがお客様の疑問や不安にしっかり回答し、理想のマイホームづくりをサポートいたします。

 

 

まとめ

マイホーム購入は年齢だけでなく、年収や住宅ローンのバランス、ライフスタイルなども踏まえてタイミングを決めることが大切です。

妥協せずご自身にとって最適なタイミングを考え、理想のマイホームを手に入れましょう。

福井でマイホーム取得をご検討の際は、自由設計の工務店ノーク・ホームズにご相談ください。

スタッフがお客様の状況をしっかりヒアリングし、ライフスタイルやご予算に合うマイホームをご提案いたします。

注文住宅のことはもちろん、マンションや中古住宅などほかのマイホームと迷っている方も、ぜひお気軽にご相談ください。

著者情報

NORQ HOMES ノークホームズ編集部

NORQ HOMES ノークホームズ編集部

福井の高性能注文住宅を建てる工務店ノークホームズが、
家づくりに役立つ情報を発信しています。

登録・免許
【設 計】 福井県知事 第ろ-1394号
【建 設】 福井県知事 (般-1)10791号
【不動産】 福井県知事 (1)第1704号

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