平屋はリビング中心の間取りが最強?おしゃれな間取り実例に学ぶ
この記事では、これから平屋を建てる方に向けて、おしゃれで暮らしやすいリビング中心の間取りづくりについて解説します。
バリアフリー・デザイン性・暮らしやすさなど、平屋のメリットはたくさんあります。しかし、開放感があり家族が集まる素敵なリビングに惹かれる方も多いのではないでしょうか。
今回は福井で多くの平屋づくりを手掛けてきたノーク・ホームズが、リビング中心の間取りづくりのポイントを詳しく解説します。
このコラムのポイント |
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目次
リビング中心の平屋間取りが多い理由は?
最近の注文住宅では、ひろびろとしたリビング中心の間取りを採用する方が増えています。
特にここ数年はコロナ過をきっかけにテレワークやリモート学習などの普及が進み、自宅で過ごす時間が多様化したのが大きな理由の一つ。
寝室や子供部屋を充実させるより、リビングに床面積を割いた方が、幅広いライフスタイルに対応しやすくなります。
スマートフォン・タブレットの普及で寝室にテレビを置く方が減ったことも、リビング中心のライフスタイルが主流になったきっかけです。
ワンフロアで家族の距離感が近い平屋は、特に広いリビングをつくるメリットが大きいです。
おしゃれで暮らしやすい平屋を目指すなら、ぜひ開放的で気持ち良いリビングを検討してみてください。
平屋リビングの間取り実例
さっそく、さまざまなパターンの平屋リビングの間取りを見ていきましょう。
中庭のある平屋リビング間取り 19.5帖
玄関ホールから直接リビングにつながる間取りは、廊下を省略できるのが大きなメリット。
LDKからすべての間取りに出入りできる動線は、効率的な移動にもつながります。
リビングに面した中庭のおかげで、明るく開放的な空間になっています。
中庭のある平屋のリビング間取りはこちらでたくさん紹介しています。
2LDKの平屋リビング間取り 25.9帖
リビング・ダイニング・キッチンの順番に並べた間取りで、L字型の形状が特徴的です。
キッチンと横並びのダイニングテーブルは動線効率が良く、リビングから飲み物などを取りに行くときもスムーズ。
L字型のリビング配置は窓の面積が増えるため、明るく開放的な空間づくりにもつながっています。
ご夫婦~3人家族にピッタリな2LDK平屋のリビング実例はこちらをどうぞ。
畳コーナーのある平屋リビング間取り 23.2帖
広々とした23.2帖の平屋リビングに、多目的に使える畳コーナーを組み合わせた間取り実例です。
直接座ったり横になったりできる畳コーナーは、リビングのパーソナルスペースとなり、家族が集まる空間をつくりやすいのがメリット。
本格的な和室をつくるのは難しいけど、畳の間取りは欲しい方は、ぜひリビングの中に組み合わせてみてください。
3LDKの平屋リビング間取り 23.4帖
ダイニングキッチン・リビングをゆるやかにゾーニングして、一体感とそれぞれの独立性をバランス良く両立した間取り実例です。
床面を一段掘り下げたサンクンリビングは、LDKにメリハリを与えておしゃれな雰囲気をつくれるアイディア。
段差に座っておしゃべりするなど、過ごし方のバリエーションが豊富なのもサンクンリビングの魅力♪
3LDKの居室は最小限の広さにとどめ、その分LDKを充実させています。
バランスの良い3LDKの平屋間取り実例はこちらでチェックしてください。
L字型の平屋リビング間取り 24.8帖
ダイニングを中心にリビングとキッチンをL字型に配置した間取りで、動線効率とゾーニングを両立しています。
回遊できるアイランドキッチンに横並びのダイニングは、さまざまなシーンで効率の良い動線を描くことができます。
リビングと軸がずれているので生活感が見えにくく、程よい距離感でそれぞれの過ごし方ができる間取りですね。
LDKを回廊のように使うことで、玄関ホール以外の廊下を無くしているのも効率的な工夫の一つ。
>廊下のない間取り|人気の20坪〜30坪台の平屋・2階建て事例
福井県でおしゃれな平屋を建てるなら、豊富な実績を持つノーク・ホームズにご相談ください。
多くの平屋づくりで培ったノウハウを基に、お客様にピッタリな間取り・デザインをご提案いたします。
平屋リビングの広さの目安は?
最近はリビング単体ではなく、キッチン・ダイニングも一体のLDK全体で広さを考えることが多いです。
先ほどピックアップした平屋LDKの広さは19.5~25.9帖で、平均すると23.36帖でした。
1人~夫婦2人暮らしの平屋LDKなら、20帖前後が一つの目安になりそうです。
一方、3~4人家族でのびのび過ごせる平屋LDKをつくるなら、22~25帖前後の床面積が欲しいところです。
ただし、リビングに必要な広さは、家族構成・ライフスタイル・日当たり・形状などさまざまな要素で変化します。
20帖で十分な場合もあれば、30帖でも狭いと感じてしまう方も居るかもしれません。
ほかの方の間取り実例をそっくりそのままマネするのではなく、ご家族にとってちょうど良い広さを考えてみましょう。
平屋リビングづくりのポイント
実際に平屋のリビング間取りを考えるときは、次のポイントにこだわりましょう。
窓のサイズ・配置で明るく開放的に
窓を有効活用することで、自然光を取り込み開放的なリビングをつくることができます。
リビングには大きな掃き出し窓を付けることが多いですが、天井までの高いサイズにすることで視線抜けと採光性がアップします。
間取り事例で紹介した中庭は、プライバシー性が高くカーテンを開けられるので、さらにリビングを広く見せてくれるでしょう。
ちょうど良い天井高を考える
リビングでの過ごし方やレイアウトとの兼ね合いで、ちょうど良い天井高にするのも大切なポイントです。
屋根形状を活かした勾配天井は高い開放感を得られるため、平屋のリビングで採用されることが多いデザインです。
しかし天井が遠くなると落ち着かない印象を受ける方も居るため、一般的な高さの方が良いケースも。
モデルハウスの天井などを参考にして、理想の高さや形状を考えてみて下さい。
効率の良い動線を考える
リビング中心の平屋間取りを考えるときは、家事・生活に関わる動線効率にもこだわりましょう。
スムーズで短い動線をつくることで、効率的な生活を送ることができます。
効率の良い動線のつくり方はこちらのコラムで詳しく解説しています。
収納で生活感を隠す
リビングで過ごす時間が長くなるとモノが溜まって生活感が出やすくなるため、しっかり収納をつくって上手に隠しましょう。
使いやすい収納があると生活感がなくなり、ホテルライクな空間をキープすることができます。
リビングでの過ごし方と使うアイテムをシミュレーションして、十分な量の収納計画を立てましょう。
お庭とのつながりを活かす
お庭との距離が近い平屋の間取りでは、ウッドデッキや土間のテラスでリビングと外のつながりを活かすのもおすすめ。
リビングのフローリングとフラットなウッドデッキがあれば、お部屋の延長としてさまざまな活用方法が広がります。
パーソナルスペースをつくる
平屋に広いリビングをつくるのなら、パーソナルスペースを意識してみましょう。
例え家族であっても、自分だけの時間を過ごしたいときはありますよね。
そんなときリビングにパーソナルスペースがあると、同じ空間でお互いの存在感を感じながらそれぞれの時間を過ごせます。
逆に言えば、パーソナルスペースが無いと、せっかくの広いリビングもムダになってしまう可能性があるということ。
先ほどの間取り実例で紹介した畳コーナーやオープンデスクなど、ソファやダイニングテーブル以外の居場所を考えてみましょう。
まとめ
平屋のマイホームを検討している方は、ぜひリビング中心の間取りを考えてみてください。
開放感がありさまざまな過ごし方ができるリビングがあれば、自然と家族が集まりコミュニケーションと絆が生まれます♪
必要な広さや適切な間取りは人それぞれなので、いろいろなアイディアを比較検討して理想のリビングを見つけましょう。
福井の平屋マイホームのことならノーク・ホームズにご相談ください。
たくさんの平屋づくりをお手伝いした実績がありますので、お客様にピッタリなデザイン・間取りをご提案いたします。